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なくせセクハラ、性差別

c0166264_1785324.jpg女性議員に対する嫌がらせ野次、からだへの接触、性的言い寄りなどが後を絶たない。

全国フェミニスト議員連盟が、現議員や元議員など600人に調査した。それによると女性議員の52%が同僚議員などから「セクハラを受けたことがある」。

セクハラの加害者側には同僚議員だけではなく、自治体職員もいる。複数回答可で、議員67人、職員17人。

セクハラ被害の回数は、50人が「1~5回」、8人が「6~10回」、13人が「数え切れない」となっている。被害の場所は視察先20人、委員会や会議中19人、本会議場12人(複数回答可)。

詳しくは、同連盟発行の『性差別体験アンケート報告集』を。500円(送料別途負担) 。申込は全国フェミニスト議員連盟 info@afer.jp まで。


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▲読売新聞2015.6.25

全国フェニスト議員連盟
戒能民江「セクシュアル・ハラスメントの司法的救済とその限界」
営業ウーマンの逆襲
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by bekokuma321 | 2015-08-23 17:20 | その他

郡山市議選

郡山市議選が今日から始まる。38議席をめぐって62人が立候補する。

掲示板の大きいこと。聞けば、郡山市がひとつの選挙区となって以来、立候補者がもっとも多いとか。

その中に蛇石郁子さんがいる。4期目の挑戦だ。女性の声を政策につなげるNGO「全国フェミニスト議員連盟」の仲間だ。

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東北大震災から5年目。郡山市は除染が進んだとされている。しかし、蛇石さんら「虹とみどりの会」の調査では、まだまだ線量が高い地区が多い。原発事故後の放射線対策は政治の優先課題だ。加えて子育て環境の充実、商店街の活性化、地元産業の育成-などなど。

震災後の対策・復興に粉骨砕身の努力を続けてきた蛇石さん。そんな彼女のもとには、最近もこんな切実な声が寄せられている。

「震災後、福島から離れていて、最近戻ってきたが、すべて一からの出直し。困っている」

「女性のパートを正社員化する方策を」

「夫の帰宅が夜遅い。子ども3人がいるのに父としての役割が果たせないような働き方はおかしい」

「介護の仕事は重労働。なのに給料は他業種より10万円ほど低い」

「子どもの医療費無料化を進めてほしい」

「低所得者の保育料を無料にしてほしい」

蛇石さんのモットーは「困っている人を見捨てない」。困っている人の声を政策に結び付けるのは大変困難な仕事だ。でも、蛇石さんのような視点を持つ女性が議会に3割、4割いたら、きっと前に進む。

郡山市から考えたクオータ制
どう変わった「女性ゼロ議会」「紅一点議会」
女性の約7割、原発NO!
男性偏重政治が原発政策にもたらす弊害
郡山市ビッグパレットの女性たち
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by bekokuma321 | 2015-08-02 08:14 | 紛争・大災害

岩国基地には2014年1年間で「オスプレイが89機、50回飛来」した(朝日新聞)。オスプレイとは、ハワイで着陸に失敗して死亡事故をおこした、あのヘリコプターのような新タイプの航空機だ。

米海兵隊の航空基地は、日本では沖縄と岩国にしかない。岩国の基地は、甲子園球場145個がはいる575ヘクタールの広さだった。埋め立て後はさらに拡大し、792ヘクタールになった。

2015年7月25日、全国フェミニスト議員連盟の乗ったANAが降りた岩国錦帯橋飛行場は、その敷地内だった。民間の飛行場が、滑走路を米軍と共用しているからだ。でも、もし滑走路で事故が起きたら、いっさい日本は立ち入ることができない。

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岩国市議田村順玄さんの案内で、米軍基地岩国の問題点を聞いた。田村さんは、岩国基地問題一筋で闘ってきた。基地の町の苦悩をつぶさに伝える通信『おはよう愛宕山』は、田村さんが取材して執筆して編集発行する。この7月で494号を迎えた。

「年1回、基地を市民に開放する日があるんですが、僕は絶対に招待されない」と、岩国基地の生き証人田村さんは笑った。市民懐柔の日と言っていい、その日を、米軍は友情の日(friendship day)と呼ぶ。

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今、最大の問題は、「滑走路移設とニュータウン事業」にからんでの国家プロジェクトだ。異議をとなえる住民たちが2つの訴訟を起こし、現在も係争中だ。ひとつは、7月17日に結審し、10月7日の判決を待つ。

かつての滑走路は住宅地に近く、騒音や危険と隣り合わせの暮らしを強いられていた。そこで決まったのは沖合への大移転計画だった。海を埋め立てるためには土砂がいる。土砂をどこから持ってくるか。それが愛宕山だった。

「未来のモデルとなる住宅地を造るので、土地を売ってもらいたい」。21世紀の「理想の街」となると説得された地権者たちは、慣れ親しんだ里山を手放した。1997年だ。ところが、赤字を理由に県は国に売却。国は、あろうことか米軍の住宅地をつくることに。裏切りではないか、と反対する住民たちは、月3回、愛宕神社前で座り込みを続けている。田村さんの座り込みは、260回を超えた。

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岩国の住民、とくに女性はどう思っているのか。

岩国の人たちは、長く米軍基地を受け入れてきた。「生まれたときから、あるものと思ってきた」と元市職の女性は私に言った。

「海と川で要塞のように、基地が阻まれているから、日常的には見えない、そんな岩国の環境もありますね」そして、「家族の平和を壊せないので・・・」、表だっての反対運動はできずにいる。実名もあかせず、顔写真も出せない。彼女は、基地反対の行動を家族から強く反対されて、つらいこともあった。しかし、それでも自分なりの反対運動をやめずに続けている。「立場をわきまえないと、生きていけない土地なんです」ーー最後に言った。

安倍首相のおひざ元、山口県の苦悩に触れた旅だった。

追跡!在日米軍
朝日デジタル 岩国基地
平和な未来の為に-岩国から
Youtube 岩国:米軍住宅建設の反対集会「市民に返せ」
米国、日本にオスプレイ5機を410億円で売却へ
Friendship Day
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by bekokuma321 | 2015-07-30 18:51 | 紛争・大災害

議員にも産休

5月26日、全国市議会議長会は、女性議員が出産を理由に本会議や委員会を欠席できるよう、規定を変える。

全国町村議会議長会も同様に、可決される見通しだという。

遅きに失した。

女性が参政権を得て70年。議会に女性議員の産休規定すらなかったのだ。議会が、子どもを産みやすい環境に無関心のままで、子どもを産みやすいまちづくり、職場づくりなどつくれるはずもない。

なにしろ、日本に女性議員は余りに少ない。というか、女性が誰もいない「女性ゼロ議会」すらまだ残る。選挙のときだけ「男女共同参画のスイシン」などと口をパクパクしても、当選したら女性政策など歯牙にもかけない議員の多いこと。

今回の改正は、上からの通達だが、これで、選挙に出てみようと思う若い女性が増えることにつながると思う。

報道によると、「規則はこれまで、欠席が認められるのは『事故』の場合だけと定めてきた。女性議員は議長に『事故』と届け出れば産休による欠席が認められていたが、『産休を事故と位置づける考え方は市民感覚とかけ離れていると判断した』(担当者)という」

全国フェミニスト議員連盟は、昨年、この件に関して全国議長会に意見書で、要望していた。下記参照。

=====

2014 年 8 月 30 日

全国都道府県議会議長会 林正夫 様
全国市議会議長会 佐藤祐文 様
全国町村議会議長会 蓬清二 様

全国フェミニスト議員連盟 共同代表 会津素子(千葉県成田市議会議員)
共同代表 皆川りうこ(東京都国分寺市議会議員)
事務局 小磯妙子(神奈川県茅ヶ崎市議会議員)
茅ヶ崎市鶴が台 14-5-202 T/F 0467-52-673

性差別や人権侵害等のない、女性が安心して参画できる議会にすることを求める意見書

私たち全国フェミニスト議員連盟は、女性の政治参画を推進するために活動している市民と議員(超党派)による団体で、会員は約 200 人です。

過日の東京都議会における性差別ヤジ問題に端を発し、日本の議会における同様の言動があきらかになりました。これらは女性に対する性差別、人権侵害であり、議会の品位をも貶めるものです。

かねてより、当連盟内では議会での性差別的状況が話題になっており、今回改めて、「自治体議会における性差別体験アンケート」を実施したところ、134 件の回答のうち半数以上が性差別を体験していたという結果となりました。(資料参照)

上記の結果から、私たちは日本の自治体議会においても、性差別や人権侵害のない議会、女性が安心して参画できる議会にする方策が必要であることを痛感いたしました。

列国議会同盟(IPU)は 2012 年 10 月 26 日、「ジェンダーに配慮した議会のための行動計画」を全会一致により採択しました。参加各国には、可能な限りその周知を図り、国レベルでこれを実施することを 強く要請されているものの、日本では議会への周知や広報および取組みも殆どなされていない状況です。

そこで、当連盟では、先述のアンケート結果も踏まえ、早急に全ての自治体議会において、上記行動計画に基づく方針に取り組み、議会が襟を正す姿勢を市民に示すよう、議長会としての対応を求めます。


1.議会会議規則に、「人権侵害・差別的言動をしてはならない」旨の項目を追加するよう、議長会としての見解を示すこと。
2.全ての議員や議会スタッフが、あらゆる形態の差別やハラスメント(性的嫌がらせを含む)のない環境で仕事ができるよう行動規範を定め、国際基準である「ジェンダーに配慮した議会」への認識を深めるための研修等を行うこと。
3.議会会議規則の会議欠席理由に「産休」を含め、母体保護のため前後16週の産休を認めるよう、議長会としての見解を示すこと。

以上

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世界で母親がもっともハッピーな国ノルウェー
ノルウェーのワーキング・マザー
ノルウェー、父親の育休14週間に
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by bekokuma321 | 2015-05-27 15:16 | その他

今年の3月8日は日曜日にあたった。そして今年は、日本の女たちが参政権を獲得して70周年。

女性議員を増やそうと、1992年から運動をしてきた全国フェミニスト議員連盟は、その記念すべき2015年3月8日に、こんな素敵なカードを作った。

デザイン・制作はMitsuart

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3月8日正午から、東京・渋谷にて、「さよならセクハラ議会」「なくせ女性ゼロ議会」をかかげたデモをする。ぜひ参加を。

3月8日は、世界中で、女性たちが女性であることを祝い、女性差別への怒りをあらたにする日だ。女性が参政権を得て70年たつのに、国会にも地方議会にも女性はわずか1割前後しかいない。この「男強女弱」の政界に怒ろう!

c0166264_14304116.jpg女性の3人に1人が暴力を受けている。世界でも日本でも。

ところが、政治は女たちの痛みにそっぽ向いているだけ。だから女性への暴力反対を政策化する人を、1人でも多く議会に送ろう。

渋谷では、ダンスによるフラッシュ・モブ(インターネットを通して集まってアピールすること)もある。

Let's dance together under the sky!

祝!3月8日国際女性デ―
ブログ「女性と政治キャンペーン」
One Billion Rising flash mob(サンフランシスコで行われた女性への暴力反対キャンペーン・フラッシュモブ Youtube)
The Guardian:International Women's Day
A global hub for sharing International Women's Day news, events and resources

【写真上:Mitsuart提供、下:会津もと子成田市議提供】
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by bekokuma321 | 2015-03-05 11:50 | その他

c0166264_1117745.jpgうだるような暑さの8月23日(木)、埼玉県で唯一の女性ゼロ市議会羽生市に着いた。人口56500人。

まず羽生市役所を見学した。鉄筋4~5階建ての大きな建物で、「広報はにゅう」も特大判であった。

その後、女性センター・パープル羽生に向かった。2階にて、田沼利之総務部長、今西和雄人権推進課長、田中幸子男女共同参画係長が迎えてくれた。こちらは全国フェミニスト議員連盟ゼロ撲メンバー3人、さらに、同行取材の毎日新聞記者が同席した。

「活力に満ちた人輝く 文化都市羽生」を目指して、羽生市では、各種祭り、各施設、憩いの場などの多彩な取り組みがなされ、ガイドマップだけ見る限り申し分なさそうだ。「はにゅう男女共同参画プラン」では、政策、方針決定過程への男女共同参画の促進が、もちろん明記されてはいる(どこの自治体も作文は立派だった)。

c0166264_11173824.jpgしかし、女性センターに、年間予算14,461,000円、スタップ2人いるにも関わらず、女性議員が、ここ10年近くも不在だという。議員だけではない、PTA会長、自治会長も女性はゼロである。

国立女性教育会館ヌエックが近いというのに、担当女性職員は、ヌエックに研修に行ったことが無いと白状した。女性議員がいないことは問題だという危機感を、所長は持ち合わせていないように私には思えた。憲法14条、男女共同参画社会基本法2条、3条、5条などなど、この地まで届いていないのではないか、と感じる。

人口の半分以上を占める女性の参画なしには、「活力に満ちた人輝く文化都市」は築けないことを自覚されんことを願いつつ、炎天下の丁寧な見送りの中、羽生市を後にした。

勝又みずえ(全国フェミニスト議員連盟、写真も)


◆埼玉県女性ゼロ議会「羽生市」を訪問
http://frihet.exblog.jp/18378718/
(オール男性の議員写真、毎日新聞記事あり)
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by bekokuma321 | 2012-09-29 09:32 | その他

c0166264_9321438.jpg8月25日に開催された「男性偏重政治が原発政策にもたらす弊害」の報告者のひとり勝又みずえさんから。


◆もはや手遅れ、にもかかわらず

昨年3月11日の東日本大災害、福島原発事故以来、全国フェミニスト議員連盟女性ゼロ議会撲滅キャンペーンとして初めての対外的企画でした。

地震・津波・原発事故、放射能漏れについて、私が人様の前で語る資格はないのではないかと、人知れず悩みました。そんな私が1ヶ月間あまり調査学習し、理解した、その結論は、これからの行政は原発事故処理問題に追われ日本に明るい未来はないーーこう言わざるを得ないものでした。それを私は報告しました。

原発立地近くの議員さんたちの報告は、さすがに生々しく、その大変さはこれからまだまだ拡大かもという、なんとも重い報告にならざるを得ませんでした。さらに、これからの行政は原発事故処理問題に追われ、未来への投資のための種はほとんど蒔けないという見通しも明らかになりました。にもかかわらず、脱原発ときっぱり言わない日本政府であり、これまでの選挙結果で見せた国民の姿勢です(たとえば山口県知事選挙)。

私が担当した女性議員と原発政策の関係については、特に青森県下北半島1市3町4村が、女性議員比率1,85%と極めて少ない。これでは女性の声は全く届かなかったといえます。福島第一原発から半径30キロ圏内市町村、3市6町2村の女性議員比率は、7,56%。特に原発立地大熊町はゼロ、同じく双葉町は1人。こうした、女性議員の少ない自治体は、「命より金」という、危険な行政が行われがちであると私は思いました。

さて、ワークショップのタイトルは「男性偏重政治が原発政策にもたらす弊害」でした。 このタイトルについて、黒岩秩子さんが、会場から「とても素晴らしいタイトルだ」と褒めてくれました。このすぐ後に「私は、この程度では、まだ甘いと思う」という厳しい意見がありました。ヌエックフォーラム全体のたくさんの企画の中では、きついタイトルのようですが、こうした意見を聞き、心強く、おもしろく思いました。

最後になりますが、私は、8月25日の企画は成功させなければと、23日夜、24日一杯は25日の宣伝一筋。チラシ200枚を、神永礼子さん、能登恵子さん、三井マリ子さんと手分けして配りぬきました。本番2時間はもちろんですが、人集めも同じ程度に重要。会場が充実して始めてしっかりした本番が実現します。その結果、まずまずの約60人の参加者を得ました。

原発と放射能汚染の問題は、半永久的な問題です。今後も定期的に集会を持ち、真剣に考える必要があると、痛感します。全国フェミニスト議員連盟創設20年。それなりの信用を壊さないように、今後も、全力を尽くしましょう。

勝又 みずえ(山口県岩国市民)


◆男性偏重政治が原発政策にもたらす弊害
http://frihet.exblog.jp/18384122/
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by bekokuma321 | 2012-08-28 09:13 | 紛争・大災害

c0166264_14305457.jpg2012年8月25日(土)15:30、ヌエックにて、「男性偏重政治が原発政策にもたらす弊害」があった。場所は、埼玉県嵐山町菅谷728 国立女性教育会館。

報告者は、山口県の勝又みずえさん、宮城県の伊藤由子さん、福島県の蛇石郁子さん、福井県の能登恵子さんの4人。現場の実態、住民の日々の苦悩を直接知る女性議員・運動家でなければ話せない珠玉の内容だった。

c0166264_14312275.jpg最後に野田総理大臣への要望書(下記)を採択して終わった。

■■■ 要 望 書 ■■■

内閣総理大臣 野田 佳彦 さま                 

私たちは、2012年8月25日、緑豊かな埼玉県嵐山の国立女性教育会館(ヌエック)で開かれたワークショップ「男性偏重政治が原発政策にもたらす弊害」に参加しました。

昨年3月11日の東北大震災、その後の原発メルトダウンをきっかけに、日本の存亡さえ脅かすに至った原発行政に強い疑問を抱きました。そして、持続可能なエネルギー政策、ならびにいかなる地方に住む人(男女)でも自立して暮らせる雇用労働政策に向けて、生命と暮らしに直結した声を政策に反映させなくては未来はない――こう確信しました。

国会の女性議員は約1割(衆議院)。これは「世界191カ国のうち134位」でわかるように異常な少なさです。暮しに身近な市町村議会にも女性議員は1割程度しかいません。女性議員が誰もいない「女性ゼロ議会」は、全市町村の約4分の1にのぼります。とりわけ原発立地自治体の女性議員の少なさは特筆すべきです。たとえば福島県の大熊町・富岡町はゼロ、双葉町・楢葉町・浪江町は1人です(3.11後)。これでは、一方の性が関心を持つ政策に著しく傾くのは当然です。

4人の報告者は全て、原発の近隣または原発予定地近くに住む議員ならびに市民運動家です。原発メルトダウン後、獅子奮迅の働きを続ける福島県郡山市の蛇石郁子さん、原発14基が立地する若狭湾の中心地・福井県小浜市の能登恵子さん、甚大な津波被害とともに女川原発をかかえる宮城県加美町の伊藤由子さん、30年間原発反対を貫く祝島に近い山口県岩国市の勝又みずえさん。

放射能汚染による家族離散、家族や家・仕事場を奪われた人々の避難生活、子ども・妊婦・高齢者・原発労働者たちをはじめ市民の健康と安全の崩壊、美しい自然の破壊。莫大な交付金による依存生活、「トイレなきマンション」と比喩される放射性廃棄物問題、賛否によって余儀なくされた友人どうし家族どうしの分断、裏金が流れ妨害が多発する選挙・・・原発推進策がもたらした負の遺産をいったいどう解決すべきか。祈りにも似た叫びが会場に響きました。心身がずたずたにされて、いったい何の発展がありましょう。

野田総理、私たちは、女性差別撤廃条約はもとより、男女共同参画社会基本法にそって、国会、地方議会のあらゆる政策決定の場に男女がともに参画してこそ、生命や暮らしの香りのする調和のとれた政策が産み出されると考えます。野田総理、クオータ制など政策決定の場への女性参画のための具体策を実行して下さい。ここに要望致します。

2012年8月25日

女性ゼロ議会をなくそう! 女性議員を増やそう!「男性偏重政治が原発政策にもたらす弊害」参加者一同 

(連絡先:全国フェミニスト議員連盟女性ゼロ議会撲滅キャンペーン担当 東京都八王子市議会議員陣内やす子  電話090-4125-9259  Email jinnaiya@mbk.nifty.com )

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■仙台市議会議員ひぐちのりこブログ「機械は使えば使うほど、調子が良くなるのです」
http://nohiguchi.jugem.jp/?eid=2022
■郡山市議会議員へび石郁子のチャレンジ「ヌエックフォーラム2012に参加」
http://h-cosmos.blog.ocn.ne.jp/ikuko/2012/08/post_60e0.html
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by bekokuma321 | 2012-08-26 14:40 | 紛争・大災害

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ヌエックフォーラム

女性ゼロ議会をなくそう! 女性議員を増やそう!

男性偏重政治が原発政策にもたらす弊害


日時 :2012年8月25日(土)15:30~
場所 :埼玉県嵐山町菅谷728 国立女性教育会館(東武東上線武蔵嵐山駅から徒歩12分)
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by bekokuma321 | 2012-08-21 13:02 | 紛争・大災害

c0166264_858301.jpg秋田県南の羽後町は、女性ゼロ議会である。人口は16000人余り。町議会議員16人に女性は1人もいない。

7月23日、その実態を聞くため、全国フェミニスト議員連盟として町長に面会を申し込んだ。

羽後町は、周囲を山に囲まれた古い町で、主要産業は農業と観光。とくに「西馬音内の盆踊り」は有名で、たくさんの観光客が訪れる。町の庁舎の前には、盆踊りをする女性を描いた大きな看板があった。

秋田魁新報社の記者と、地元の女子高校生が同席した。この女子高生が、将来、議会の議席に座る1人になってほしいと思いながら、話を進めた。

c0166264_8514629.jpg少子高齢化は女性の生き方に大きく関わる問題である。町のありかたを決める議会の場に、女性の代弁者がいなくては、住みやすい町への政策づくりに対応できない。候補者に女性が出やすくなるような啓発や工夫をしてもらえないか・・・などと口火をきった。

町長からは、次のような趣旨の答えが返ってきた。
「16人の議席に16人の候補者しか出ず選挙がない。男性の候補者ですら探すのが大変なのだから、女性どころではない」「女性を増やすには国で何割を女性にという法律をつくるのが早い、こういう町では困難だ」

国の政策で「2020年まで30%を女性に」という方針があることも、力説した。しかし、「女性の意識がそうなっていない」とにべもない。とはいえ、「選挙になると、住んでいる地域ごとに候補者が決まるので・・・」と言った。女性の出る幕がない候補者選定過程の問題点が浮かび上がってきた。

女性が立候補するには、この慣行を破らなければならないのだ。いかに困難を強いられるか、想像に難くない。

c0166264_92126.jpg羽後町長との面談は、男女平等政策に関心の高い加藤麻里秋田県会議員が車を運転して同行してくれたから、可能になった。

加藤議員は、「人口の少ない羽後町のようなところでは、あそこの嫁さんは、あそこの娘さんはこういう人だとか、みなわかってしまう。こういうところで町の議会に女性が進出するのは、非常に難しい」と語った。

c0166264_1544165.jpg盆踊りで町の観光を引き受けてきた女性たちの経験や知恵を、町の活性化政策につなげたら、さらに発展するはずだ。

町の生き残りには、女性の声が必要なのだ。「学校では女の子がどんどん生徒会長を引き受けています」と町長が言ったが、学校ができて議会ができないはずはない。ガンバレ、羽後町!

【写真上】手をあげているのが大江町長。後ろの歴代の町長写真。男性ばかりだ。
【写真中】盆踊りの女性をシンボルにした町の観光宣伝用看板。右は加藤麻里議員
【写真下】市役所敷地内に設置された銅像。上半身裸の若い女性の像。題は「ブルージーンズ」。作家は男性。いつ頃、誰が、どのような場で、どのような意義をこめて、このような銅像を置くことを決めたのだろうか。盆踊りの看板、上半身裸の銅像ーー女性は男性の対象物として存在する。そして議会には誰一人いない。
【写真最下】羽後町長室にて、加藤議員、三井、地元の女子高校生(これのみ秋田魁新報社記者撮影)
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by bekokuma321 | 2012-07-24 07:40 | その他