地中海の美しい海、風にそよぐ椰子の木々・・・レバノンの首都ベイルートの海岸だ。そこにズラリとつるされた白いウェディングドレスの数々。大勢の花嫁が首つりをしているようにも見える。

今日のBBCによると、レバノンには、男性は女性を強姦しても、その被害女性と結婚したら、強姦罪を免れることができる---こんな法律があるという。

レバノンの女性団体は、「石器時代の遺物」のような刑法522条の廃絶を求めて運動を続けてきた。この海岸のパフォーマンスは、同法の改正案が国会で審議される5月に向けて、行われている。

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抗議のビデオも、昨年末、作られた。そこに写るのは、強姦された後、白い花嫁衣装に身をつつんだ女性の深い悲しみに満ちた目。

「このウェディングドレスを私たちは522と名づけています。刑法522条は20世紀初頭からありますが、レバノンのわずか1%の人しか、その存在を知りません。私たちはまず刑法522条の存在を知らせたい、次にその撤廃を運動したいのです」とビデオは語る。

レバノン政府よ、女性に、いつまでこんなむごい仕打ちをする気か! こうした悪法の存在を知らせてくれた、レバノン女性団体とBBCに感謝を、そして今この瞬間も困難な闘いを続けるレバノン女性に連帯を表したい。

Lebanese women came out to protest against rape law
(上の写真は同動画より)
Lebanon rape law: Wedding dresses hang in Beirut sea front protest
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by bekokuma321 | 2017-04-23 12:54 | 中東