c0166264_1330113.jpgこの20余年、世界の行く先ざきで集めたポスターを、女性紙「I 女のしんぶん」に紹介している。

女性たちが何に怒り、何を求めていたかーー社会的背景がわかると、ポスターから女性たちの叫びが聞こえてくる。

世界の女性ポスター・シリーズ「叫ぶ芸術」。今日の1枚は、オーストリア。題して「レジスタンスに命をかけた女達」。

1930年代、オーストリアはヒトラー・ドイツに併合された。ヒトラーは、ユダヤ人、共産主義者、社会主義者、自由主義者、女性解放運動家を次々に逮捕し投獄した。

戦後、レジスタンス運動の掘り起こしが始まり、無数の本や映画が世に現れた。しかし女性といえば、レジスタンス闘士の男を陰で支えた妻、母、娘役ばかり。

そこで、新しい企画「女性を目立たせよう」がウィーンに誕生した。このポスターはその一環でつくられた。ポスターを目にしたウィーンっ子は、命がけでファシズムと闘ったたくさんの女性たちを、あらためて知ることになった。

女性紙「I 女のしんぶん」のホームページに、ポスター縮小版と解説の一部が載っている。全文を読んでみたいかたは、同紙の購読を。

「叫ぶ芸術:ポスターに見る世界の女たち」
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by bekokuma321 | 2014-04-22 13:43 | ヨーロッパ

(クリックすると大きくなります)

I 女のしんぶん 6月25日号。

最新刊『バックラッシュの生贄』発行にちなんで、中村ひろ子記者が、最高裁勝利裁判についてインタビューしてくれた。

本は、『バックラッシュの生贄ーフェミニスト館長解雇事件』(旬報社) をクリックしてどうぞ。

ファシズム的政治勢力が、全国の地方自治体で、どのように男女共同参画つぶしをしたか。闇につつまれていた政治と行政の男女平等つぶしを初めて明らかにした本。

橋下徹や石原慎太郎周辺のファシズム的勢力について知りたい方にとっても必読。
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by bekokuma321 | 2012-07-12 20:22 | その他

c0166264_15464366.jpgきのう、6月30日、すてっぷで開いた集会「バックラッシュをはねかえそう!」には、おかげさまで74人もの方が参加してくださいました。心強かったです。

開演30分前から席が埋まりだし あっという間に椅子がなくなりました。2時間半、充実した内容でした。

三井マリ子さんのパワーポイントを使った熱のあるお話。参加者は 豊中市のバックラッシュ勢力と、全国組織された民主主義に敵対する勢力との連動をよく理解できたことでしょう。

『バックラッシュの生贄』 に示されている、ウンベルト・エーコのファシズムの特徴を三井さんはあげました。それを聞いた参加者はこう思ったに違いありません―――「大阪市長やん!」「都知事やん!」

 
「知的社会に猜疑心を持ち
 女性や弱者を蔑視し
 対立する意見に耳を貸さず
 人種差別主義で
 陰謀の妄想にとりつかれ
 平和主義を悪とし
 伝統を崇拝する」

c0166264_155172.jpgその方法は、「時にはなにげない装いで」
「これ以上ない無邪気な装いで」 

(ウンベルト・エーコによるファシズムの特徴)

続く、フリークの元店主和田明子さん、木村真豊中市議、「慰安婦問題」ネットワーク、クレオ廃館問題の報告も大変力のこもった心を打つものでした。意見交換の場で岡田ふさ子さんが本の紹介をしましたが、よく練られたスピーチで、本を読んでみたいという人を増やすことに大きな貢献をしたと思います。

バックラッシュに どれほど市民の力を結集して闘い民主主義を守っていくか、市民一人ひとりが問われているのだと思います。三井さんが闘って勝ち取った判決の重みを糧に、これからも連帯し前進する勇気をもらった集会でした。ありがとうございました。 

山田 千秋(非正規雇用を考える会、豊中市民)  


[写真上は、司会役の筆者山田さんと、挨拶をした坂本保子さん。踊っているように見えますが違います。下は三井さん。撮影:坂本洋]
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by bekokuma321 | 2012-07-02 16:01 | その他

c0166264_131365.jpg先月、旬報社から発行された三井マリ子+浅倉むつ子 編著『バックラッシュの生贄ーーフェミニスト館長解雇事件』。感想が少しずつ舞い込んでいる。

ムラタ・キョウコさんという方がネットに感想を寄せていた。共通の知人が教えてくださった。こういう読後感をいただくと、筆者冥利につきる。


■■ そうだ、私たちはファシズムと戦っているのだ ■■

この事件についてはMLで逐一報告されていたのを途中からだけどリアルタイムで追っていて、今回一冊にまとめてもらったって感じでした。

しかし改めてまとめて読むと、攻撃してくる側(バックラッシュ勢力)がいかに卑劣な手を使うかということでガク然と…。

特別なことを言っているのではなくて、単純に「平等にして」「公平に扱って」ということがどうしてこうまで叩かれなくてはならないのか…。でも、公民権運動しかり、歴史上、そういうことはずっと行われてきたのだなぁとも改めて思った。

「自分はファシズムの生贄だった」という筆者の三井さんの言葉が心にささった。そうだ、私たちはファシズムと戦っているのだ。「戦いにあきらめは禁物」という言葉も肝に銘じておきたい。

巻末の、「永遠のファシズム」という本からの抜粋、ファシズムの特徴「知的社会に猜疑心をいだき」「女性や弱者を蔑視し」「対立する意見に耳を貸さず」「人種差別主義的で」「陰謀の妄想に取りつかれ」「平和主義を悪とし」「伝統を崇拝する」……。

ああこの道はいつか来た道なのか…という危機感で、最近気持ちが暗くなって仕方ないんだけど、とりあえず自分のできることから。おかしいと思うことはおかしいと言う、ということだけでも自分は折れずにいようと思った。

ムラタ・キョウコ
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by bekokuma321 | 2012-05-03 17:47 | その他