岡崎市議会セクハラ事件

6月2日、中日新聞は、岡崎市議会のセクハラ問題への全国フェミニスト議員連盟の抗議を報道した。

同紙によれば、市議会議長はセクハラを受けた女性議員の訴えや、同紙報道を受け、各会派の代表者会議を開いたのち、「解決に向けた行動をやめた」という。さらに、あろうことか、女性議員に対して、被害を「議会事務局に持ち込まないよう注意を言い渡した」とされる。

引き続いて昨日4日、中日新聞は、被害者である横山幽風(ゆうふう)議員(44)が、記者会見したことを報じた。彼女は、エスカレートしてゆくセクハラ被害を報告し、「セクハラは議会全体の問題。後に続く女性議員のためにも、二度と起きない対策を講じるべきだ」と述べた。横山議員は男性議員2人からセクハラを受けていたという。

セクハラは性暴力であり、女性の働く意欲をそぐ労働問題である。市民の代表としてセクハラをなくすために行動すべき議会が、自らの働く場におけるセクハラ被害をほうむりさろうとしたことは許されない。ことの重要性を認識し報道し続けた中日新聞ーー帯田祥尚記者ーーの見識を評価する。以下、全国フェミニスト議員連盟の抗議文。

■■■ 岡崎市議会におけるセクハラ問題に対する抗議 ■■■

岡崎市議会議長 
蜂須賀喜久好 様

2016年5月30日

私たち全国フェミニスト議員連盟は、日本の政策決定の場である議会にあまりにも女性議員が少ないことから、女性議員をふやしていくため 、1992年に全国の市民や議員がつくった会員組織です。

今般の貴議会でのセクハラ事件報道に接し、怒りを禁じ得ません。

2014年、東京都議会でのセクハラ野次問題を受け、新聞各社が女性議員へのセクハラ・パワハラの現状を報道し、各議会の旧態依然とした体質を変えていかなければならないことが明白になったにもかかわらず、このようなセクハラ行為を数ヶ月(一部報道によれば2012年から)にわたって許してきた貴議会の対応に抗議します。

また5月28日の中日新聞には、2014年にも同女性議員が別の議員によるセクハラ被害を受け、その対応を訴えたにもかかわらず抜本的な解決が図られなかったことが報じられています。

都議会セクハラ野次問題を受け、当連盟は2014年、緊急に女性議員アンケートを実施しました。その結果、回答を寄せた女性議員の過半数以上がセクハラ被害を体験したことがあると答え、その場所は、視察先が20人と、本会議場(12人)、委員会室等(19人)を超えてトップでした。貴議会がこのような実態を把握し、議員・職員に対する研修を行っていれば、今回のような事態は回避できたかもしれないのです。

「セクハラ行為は公然化」していたにもかかわらず、なぜ止めることが出来なかったのか。貴議会の対応が「怠慢」だったと言わざるを得ません。また、セクハラを「個人的問題」として放置してきたことは、重大な人権侵害であるという認識が、議会全体に欠けていたことを指摘しておきます。

セクハラは、男女雇用機会均等法によって使用者責任が問われるものです。議員は雇用・被雇用の関係にはありませんが、何より率先垂範を示し、法令遵守すべき立場にあるのですから、議会として議員に対し、より早期から自覚を促すべきであったと思われます。

また、今回被害を回避するために、被害女性が視察を辞退することになりましたが、本来なら、加害者を辞退させるべきでした。被害者側に不利益を生じさせるような対応は、あってはならないことです。

今後、被害の回復に尽力し、加害者議員を厳重に処罰することを望みます。議員辞職勧告をした上で、DV防止法・ストーカ規制法に習い、被害女性の安全を図るため、加害者には公務はじめ議員活動に必要な立ち回り先への立ち入り禁止処置を課してください。

再発防止のため,全議員・職員への専門家による研修を義務づけることを求めます。

全国フェミニスト議員連盟
共同代表 ひぐちのりこ(宮城県仙台市議会議員)/ 日向美砂子(東京都小平市議会議員)
事務局 小磯妙子(神奈川県茅ヶ崎市議会議員)

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←全国フェミニスト議員連盟発行の議会におけるセクハラ調査報告冊子
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by bekokuma321 | 2016-06-05 09:41 | その他

c0166264_1785324.jpg陣内やすこさんの「議会におけるセクハラの実態と今後の課題~性差別体験アンケート調査結果を受けて~」が、ネットにアップされた。

陣内さんは、八王子市議会議員で、全国フェミニスト議員連盟の元代表。

地方議会にまんえんするセクハラ(セクシャルハラスメント)の実態をアンケート調査をして、冊子(写真)にまとめた1人。調査のきっかけは、東京都議会で起きた、仰天セクハラ野次だった。セクハラの実態の要約をかいつまんで紹介して、創設以来とりくんできた女性議員増を達成しない限り、セクハラをはじめとする性差別はなくならない、と力説している。

下記で陣内さんの記事全文が読める。クリックしてどうぞ。
シリーズ女性と議会「議会におけるセクハラの実態と今後の課題~性差別体験アンケート調査結果を受けて~」(議員のためのウエブマガジン「議員NAVI」)
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by bekokuma321 | 2015-11-11 13:32 | その他

欧州警察機構が、警察官のセクハラ根絶に向けて国際会議をした。20年以上前のことだ。その時のポスターがこれ。オランダの世界的に著名な風刺画家の作品だ。

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主催は「ヨーロッパ女性警察官ネットワーク」。EU加盟国の女性警察官の地位向上のために創設された女性団体だ。

国際会議が開かれたのは1993年だから、日本ではセクハラという言葉さえ定着してなかったころだ。ましてや女性が極端に少ない警察官の職場で、セクハラ被害を受けてもそれを訴える女性警察官などいなかっただろう。

そんな時代にセクハラをテーマにした国際会議とは驚くが、EUのイニシアティブあっての企画だった。

時を経て、ヨーロッパ女性警察官ネットワークの現代表は、「ヨーロッパでは、警察官全体の30%から40%が女性となった。女性を警察官や幹部にもっと増やして、警察の世界に新しい視点を入れたい」と語る。

c0166264_10423612.jpg毎日、難民の大移動がネットで私のところにも届く。その光景を見ながら、難民キャンプの安全問題、難民女性や少女たちがかかえる身体の問題、難民女性たちへの性暴力対策、さらには難民の家族内暴力への対応まで、女性警察官の国境を越えての出番は、確実に増えていると思う。

日本だが、最新の調査では女性警察官は全体の7・7%だとか。衆院と同じく90%以上が男性だ。警察庁や警視庁が、警察官のセクハラ被害調査をしたというニュースは、まだ聞かない。


詳しくは、I 女性会議 叫ぶ芸術「セクハラに悩む欧州の警察」

【写真下:パリの女性警察官】
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by bekokuma321 | 2015-09-21 20:03 | その他

なくせセクハラ、性差別

c0166264_1785324.jpg女性議員に対する嫌がらせ野次、からだへの接触、性的言い寄りなどが後を絶たない。

全国フェミニスト議員連盟が、現議員や元議員など600人に調査した。それによると女性議員の52%が同僚議員などから「セクハラを受けたことがある」。

セクハラの加害者側には同僚議員だけではなく、自治体職員もいる。複数回答可で、議員67人、職員17人。

セクハラ被害の回数は、50人が「1~5回」、8人が「6~10回」、13人が「数え切れない」となっている。被害の場所は視察先20人、委員会や会議中19人、本会議場12人(複数回答可)。

詳しくは、同連盟発行の『性差別体験アンケート報告集』を。500円(送料別途負担) 。申込は全国フェミニスト議員連盟 info@afer.jp まで。


(クリックすると大きくなります)
▲読売新聞2015.6.25

全国フェニスト議員連盟
戒能民江「セクシュアル・ハラスメントの司法的救済とその限界」
営業ウーマンの逆襲
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by bekokuma321 | 2015-08-23 17:20 | その他

c0166264_0243557.jpg宮城県大衡村(おおひらむら)の村長選に、赤間しづ江前議員(写真)が立候補する決意をした。

報道によると、3月13日、村長からセクハラやパワハラを繰り返されたとして、村役場の50代の女性職員が、村長に対して慰謝料など1000万円の損害賠償を求める訴えを仙台地裁に起こした。

提訴を受けて、村議会は3日後の16日、村長に対する不信任決議を賛成多数で可決。ところが、村長はその議会決議を受け入れず、17日に村議会を解散して、対抗した。議員が全員失職となったのだ。その2日後の19日、村長は退職届を提出した。

性暴力を繰り返したと報道されている宮城県大衡村(おおひらむら)の村長の名は、跡部昌洋。66歳。

女性職員の弁護士によると、始まったのは昨年4月。村長の東京出張に同行した彼女は、宿泊中のホテルで村長から性暴力を受けた。それから約半年間、村長は、さまざまな機会をとらえて、彼女に性的関係をくりかえし強要した(弁護士ドットコムニュース)。

セクハラは、卑劣な行為だ。上の地位にいる者が下にいる者に対して、その地位をかさにきて性的嫌がらせを行う。下にいる者は意に反してもはっきり拒否しにくい。それを知って上の者の行為はさらにエスカレートする。「このくらいどうってことない」と。また、セクハラは、最もプライバシーを尊重してほしい性的事件ゆえ、被害にあっても周囲に相談できないことが多い。労働意欲をそがれ、病気になるケースも。

大衡村の女性職員は、意を決して副村長と総務課長に相談したという。するとあろうことか2人は、彼女に「このことは聞かなかったことにする」と返事したという。

2人には職場からセクハラをなくすという重要な責務があるにもかかわらず、加害者が村長と知って火消しに回った。長いものにまかれろの典型だ。

3月13日、彼女は、ついに耐えかねて村長に対して損害賠償請求訴訟に踏み切った。それまでどれだけ怒り、苦しんだことだろう。現在、うつ病になって休職しているというが、泣き寝入りしなかったその勇気に感服する。

村長に立候補予定の赤間しづ江前議員は、3月議会で、跡部村長のセクハラ問題を追及した議員だという(毎日新聞)。

「村長室で性行為を迫られた」宮城・大衡村長をセクハラで訴えた女性の代理人に聞く
宮城県大衡村
宮城・大衡:「セクハラ」提訴の跡部村長が辞職申し出
全国フェミニスト議員連盟 リーフレット『議会でもセクハラ? とんでもない!』
都議へのセクハラ研修を
オスロ副市長「私は強姦されました」
ハラスメントをなくすために
4月6日 営業ウーマンの逆襲(添付:東京都セクハラ相談事例をもとにセクハラの違法性を記載した「東京高裁への上申書」)
里美さんの性暴力裁判

 
(▲クリックすると読みやすくなります。セクハラ村長は別件で書類送検されていた。これも赤間議員が議会で追及。「おおひら議会だより2015/1/29」)
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by bekokuma321 | 2015-03-22 00:56 | その他

最高裁、セクハラにNO!

「彼氏おらへんの」

「結婚もせんで何してんの。親泣くで」

「俺の性欲は、年々増すねん」

「きょうの団体さんのお母さん良かったわ」

これらは、男性社員が、女性派遣社員に対してくりかえしたセクハラ発言だという。うち1人は、女性と2人きりのときに、自分の浮気相手との性的関係について一方的に話したあげく、「夫婦はもう何年もセックスレスやねん」などと言っていたそうだ。

聞かされた女性たちは、どれほど不快だっただろう。

26日、最高裁第1小法廷は、こうしたセクハラ発言で男性社員が降格処分されたのは「妥当」、と大阪高裁の判決を破棄した。

セクハラ発言をくりかえしていたのは、大阪市の水族館「海遊館」の運営会社に勤める男性2人。40代だという。一方、セクハラの被害を受けていた女性は、派遣社員。20代と30代の2人。

加害男性側は上司であり、年上だ。正社員だろう。加害側と被害側の力の差は歴然としている。

会社は、この男性社員2人に、セクハラ行為だったと、10~30日の出勤停止と降格処分をした。当然だ。もっと厳しい処分をすべきだったとさえ思える。

ところが、彼らは反省するどころか、「処分は重すぎる」と会社側を訴えた。高裁では男性側の主張を認め、男性側が勝った。

このたび最高裁は、高裁判決を破棄したのである。本当によかった。

セクハラは、地位の上にいる人が、下の人に対し、「このくらいのことをしたってどうってことない」とたかをくくって行う、卑劣で野蛮な行為だ。上司は男性であることが多い。そうした上下関係のもと、男性には女性を働く同僚と見ず、性の対象と見たりする人が出る。

さらに、正社員には男性、派遣社員など非正規職員には女性が多い。派遣社員はいつ辞めさせられるかわからないきわめて弱い立場に置かれている。だから嫌なことがあっても、ぐっと我慢する。今回の事件でも、セクハラは1年も続いたという。つまり男性側は、女性が派遣だと思うと、さらに軽くみて、卑劣さをエスカレートさせる傾向がある。

セクハラ被害にあってもぐっと我慢してきた女性たちは数えきれない。勇気をふりしぼって裁判に訴えても負けてしまう女性も数えきれない。

だから、最高裁に心から乾杯!

「営業ウーマンの逆襲」リコー子会社のセクハラ・パワハラの730日
セクハラ、パワハラ、不当解雇裁判傍聴記
都議へのセクハラ研修を
都議会セクハラ野次を放置するな
営業ウーマンの逆襲 リコー本社前で 
全国フェミニスト議員連盟「性差別体験アンケート結果」(2014年8月30日)
東京都議会セクシュアルハラスメント発言に対する抗議および要請
ハラスメントをなくすために
3月8日「2015女性と政治キャンペーン」東京行動

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by bekokuma321 | 2015-02-26 21:29 | その他

c0166264_531576.jpg「この太ったブタめ」

「ペニスに飢えたフェミニスト」

「お前なんか強姦されてしまえ」

女性に対して投げつけられた残酷なセクハラの数々だ。

1番目の言葉以外は、私も同じ捨て台詞を受けたことがある。しかし、実は上の3つの差別言葉をあびせられたのは、日本の女性ではない。ノルウェーの女性だ。

ノルウェーは、政財界での女性の活躍度で、世界1,2を誇る。首相をはじめ大臣の半数、国会、県会、市会の約4割が女性だ。

1番目の言葉を投げつけられたのはノルウェー首相アーナ・ソールバルグ、2番目は野党国会議員、3番目は与党国会議員だ。それぞれ自らが、これまで受けたセクシャルハラスメントを明らかにした。

この企画は、ノルウェーの有力メディア「ヴェー・ゲーVG」による。ノルウェー社会を動かす代表的女性9人から、彼女たちのセクシャルハラスメント体験を引き出して、特集を組んだ。

「ともに闘おうーー残酷なセクハラハラスメント」。ジーンと来るタイトルだ。女性と男性の記者3人による共同取材であるところもいいなぁ。

女性が政界や実業界で活躍していても、セクハラはなかなかなくならない。あらゆる場面で男女平等がなしとけられない限り、根絶は難しいのだろう。だからこそ、事態を深刻にとらえ、社会に警鐘を鳴らす必要がある。その担い手は、メディアのはずだ。

日本のメディアは、どうだ。

Den brutale hetsen
Oss fitter og horer imellom
Slik blir de hetset på nett
オスロ副市長「私は強姦されました」
ノルウェー新内閣は保守連立男女半々内閣
女性2人が担うノルウェー新政権
ノルウェー国会のセクハラ
トニーの性差別
『セクハラ110番』(集英社、三井マリ子)
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by bekokuma321 | 2014-08-12 05:51 | ノルウェー

都議へのセクハラ研修を

「マリ子が、議員だったころを思い出した」

「三井さんが野次られて20年以上になりますが、変わってないんですね」

「恥ずべき男性都議。21世紀にまだいるんですね」

先週から、こんなメールがいくつか私に届いている。東京都議会のセクハラ野次の報道が、国内外で報道されたためらしい。報道関係者からも、私が都議だったころのセクハラについて取材を受けた。

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                  (東京都議会本会議場)

20年以上を経て、都議会には、いまだに女性を侮辱してうさをはらそうという男性議員がいることに、強い憤りを覚える。野次の主は無論のこと、周辺で笑って同調した議員たちも同じだ。ここまで事が大きくならなかったら、塩村議員がなぜ涙を浮かべたかに思いを寄せることなどなかっただろう。

セクハラは、多くの場合、地位が上にある男性から、下にいる女性に対して行われる。「この女にはこのくらいのことをしてもどうってことない」と、たかをくくって行う、実に卑劣な行為だ。今回の場合、同じ議員同士だったが、彼は、数で彼女を圧する男性に属している。しかも、与党多数派の自民党だ。そのパワーバランスが、セクハラを生みだす温床となる。

セクハラ野次をとばした議員、それを許容した議員は自分の行為を反省し、謝罪してほしい。さらに都議会は、彼らはむろん、全議員に対して何がセクハラなのか、なぜセクハラをしてはいけないのか、などセクハラ研修は急務だ。セクハラは働く女性に意欲を失わせたり、女性の人間としての尊厳を奪う、女性への暴力なのだ。職場で、セクハラに泣く女性たちはおびただしい数に上る。

議会で働く女性の場合、議会質問において、ジェンダーやセクシュアリティにかかわる政策テーマはやめておこう、という委縮効果となる。それが、社会にとってどれだけ損失かは言うまでもない。
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    (2011年熱海町議選。女性候補は1人。これでは女性議員は増えない)

さて、都議会の野次について、過去の実例を紹介したい。拙著『ノルウェーを変えた髭のノラ』(明石書店、2010)最終章「100年遅れを挽回するには」から引用する。 【続きは左下More】

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by bekokuma321 | 2014-06-25 22:36 | その他

■私たちは、都議会本会議内で女性差別発言をした自民党都議会議員を特定し厳正に処分するよう、自民党東京都連に対して強く求めます。

関心のある方は、上のリンク先をクリックを。あなたの声をネットで届けることができます。

6月18日、東京都議会で少子化・晩婚化対策を質問した塩村あやか議員に対して、「自分が早く結婚すればいい」「産めないのか」というセクハラ野次が議場から飛んだ。それに笑って同調した議員もいたという。

塩村議員はセクハラ野次をとばした議員の特定と処分を都議会議長に申し入れたが、議長は受け入れなかったという。

日本では、働く女性の6,7割が第1子出産後に退職するといわれている。女性が子どもを産んでも気持よく働き続けられないからだ。

少子化を食い止める最も効果のあること、それは、子どもを産んでも働き続けられるような社会にすることだ。議員なら、そのための政策やサービスを進める先頭に立つべきだろう。塩村議員は、出産機能を持つ女性の立場から、関連の質問をしたまでだ。

今、日本中から、この都議会セクハラ野次に対して抗議の声があがっている。この事実を受けとめ、当該議員は、自ら名乗り出て謝罪してほしい。都議会は、2度とこのようなことが起きないよう、全議員へのセクハラ防止研修をしたほうがいい。

塩村文夏都議への「セクハラヤジ」 都議会に抗議が殺到
『セクハラ110番』(集英社)
ハラスメントをなくすために
企業の4分の1以上「育休より退職を」
東横インで起きた性暴力
オバマが選んだジョゼフ・バイデン
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by bekokuma321 | 2014-06-22 00:18 | その他

セクハラを受ける男性

c0166264_12543353.jpgごくごく普通の生活。違うのは、男と女の役割が交換していること。男性が性差別や性的侮辱を受けながら暮らす。

短編映画「抑圧された多数派」だ。700万人近い人が見たという。2010年Eléonore Pourriat監督作の英語版。大雪で“籠城”中のため、私もゆっくり観た。笑えた。

私も、仕事場や通勤途中で何回もセクハラを受けた。抗議しても「なんだこれくらいで」「セクハラされるうちが花」「そんなに怒っちゃ可愛くないよ」などと言われ、くやしい思いをした。「お前を強姦してやる」と脅迫されたこともある。警察署に通報しても、「それでどんな被害を受けたか」と聞かれ真面目にとりあってもらえなかった。

この短編映画を見たら、セクハラや性役割を押しつけられている女性たちの現状はおかしいと思ってくれるだろうか。とくに、男性国会議員は観るべきだ。言うまでもないが、日本はセクハラを法律で禁止していない。

【写真:保育室に子どもを預けた後、自転車で仕事場に向かう男性(右)。彼に「フフーン。いいケツだよ」とふざける女性(左)】

◆短編映画「抑圧された多数派」(Youtube)
OPPRESSED MAJORITY (Majorité Opprimée English), by Eleonore
http://www.youtube.com/watch?v=V4UWxlVvT1A

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by bekokuma321 | 2014-02-17 13:06 | ヨーロッパ