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c0166264_2316189.jpgオバマ大統領の最後の記者晩さん会は、ジョークの連続だった。

ネットで視聴して楽しんだ。ひとつだけ紹介すると、

「今日のネタが上手くいけば、来年、ゴールドマン・サックスで使います。タブマンの紙幣をぼくに稼がせてほしい」(If this material goes well, I’ll use it at Goldman Sachs next year. Earn me some serious Tubman’s.)

ゴールドマン・サックスは、ヒラリー・クリントンへの痛烈な皮肉だ。サンダースが民主党大統領選の討論で、「クリントンは、大手投資銀行ゴールドマン・サックスから講演料60万ドル(約6500万円)を受け取った」と非難したことで私も知った。いくらなんでも破格すぎると誰もが思っただろうが、オバマでなければジョークのネタにはできないだろう。会場は爆笑。

その次の言葉は、もっとオバマらしい。新しい20ドル札に顔が載ることに決まったタブマンを引き合いに出したのだ。タブマンはハリエット・タブマン。私も昨日知ったばかりだが、1820年生まれの奴隷解放運動家だ。

少女のころ、頭が割れるほど殴られて、以来頭痛に苦しんだという。奴隷の身から逃げ出すことに成功した彼女は、地下鉄組織と呼ばれる奴隷を解放させる秘密結社のリーダーになって、南部に戻っては11年間に300人以上の奴隷を南部から北部やカナダに逃がした。懸賞金のかけられる「おたずねもの」だった。

南北戦争中は、看護師や北軍のスパイとして働いた。その後、アメリカ女性の参政権運動に尽力。晩年はニューヨークに住み、身寄りのない黒人のめんどうを見たという。なんという人生だろう。

オバマ大統領がタブマンをさらりと出したとき、大きな拍手が巻き起こったのもうなずける。

20ドル紙幣の顔を、何百人もの奴隷を所有していたアンドリュー・ジャクソン大統領から、奴隷解放運動家タブマンに変える運動をした、アメリカの女性団体の力にも、驚嘆する。

Harriet Tubman
Women on 20s
If you have no idea who Harriet Tubman is, you’re not alone

【写真はハリエット・タブマン Artist: H. Seymour Squyer, 1848 - 18 Dec 1905 - National Portrait Gallery】
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by bekokuma321 | 2016-05-03 23:20 | USA

c0166264_10365992.jpgオバマ大統領は、12月19日、金曜日、歴史に残るような記者会見をした。この日の質問者8人すべて女性にしたのだ。

世界各地からの報道によると、その日の記者会見は、オバマ大統領がハワイで家族と迎えるクリスマス休暇直前の、今年最後の記者会見だった。

「オバマ大統領のリストのおかげで、女性の政治担当ジャーナリストにとっては、最高の年だった」(ガーディアン紙)

「アメリカ大統領をカバーする報道機関には女性が多数いて、夜討朝駆けで激務をこなしています。質問者リストがそろった時点で、特別なチャンスではないかと考えたのです」(ジョッシュ・アーニストホワイトハウス報道官)

質問者は、前もって長いリストからオバマ大統領広報担当官が決める。大統領はそれを承認し、女性ジャーナリストだけだとわかっていた。“計画的”だった。

大統領の記者会見に女性が参加できるようになったのは、1960年代からだという。それまで長い間、ホワイトハウスの報道は男性に独占されていた。今でも、政治報道は男性記者が幅を利かせている。

大統領は、歴史的に排除されてきた人たちに対して“下駄をはかせた”のだ。

英語でアファーマティブ・アクション(積極的差別是正策)と呼ばれている。差別がなくなるまでの、暫定的な特別施策といった意味で、アメリカでは黒人差別を解消するためにはじめられた。しだいに、女性差別解消に世界で実行されるようになった。日本で話題のクオータ制もこの政策の一つと言える。

Women rule at President Obama's final press conference of 2014
President Obama Calls Only On Women During 2014′s Last Press Conference 
That time Obama called on only women at a press conference
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by bekokuma321 | 2014-12-25 10:47 | USA

c0166264_14151648.jpgト二・モリスン(81歳)が、アメリカ大統領選挙について、秀逸な言葉を発している。編集者で作家。アメリカ黒人初のノーベル文学賞受賞者。

彼女の言葉をBBCのメディアから和訳すると――

「政治の季節、選挙キャンペーンになると、アメリカを襲ってきた癌、つまりレイシズム(黒人差別)が、立ち現われるのです」

「治癒に向かわせるのは、時間と世代です」

「現代の若者は、昔の私たちの世代と違って、レイシズムについての話を聞きたくないし、話もしたくないようです。彼・彼女たちをとりまく文化――歌、詩、ダンスすべてアフロアメリカンが湧き出ています」

「だから若者は、不快ではない、怖くないのです。黒人が指導していることに恐怖を抱いている昔の世代とは文化が異なります…バカな黒人は手なずけられます。でも、本当に賢い黒人はこわかったのです」

「オバマが大統領選挙に勝利して、カンザスにいた彼の母親と祖母、二人とも白人ですが、もしも彼女たちが生きていて、ホワイトハウスを訪れたり住んだりしたら、どうだったでしょうか。どういう言葉が発せられたでしょうか」

◆Nobel laureate Morrison on race in contemporary America
http://www.bbc.co.uk/news/world-radio-and-tv-19827316
◆Can Google Predict the Impact of Racism on a Presidential Election?http://www.theatlantic.com/politics/archive/2012/06/can-google-predict-the-impact-of-racism-on-a-presidential-election/258322/

■男女平等主義者オバマ 初の黒人大統領の陰に4人の女性ありhttp://janjan.voicejapan.org/world/0811/0811070987/1.php
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by bekokuma321 | 2012-10-07 14:19 | USA

c0166264_10211027.jpg米ミズーリ州選出のトッド・エイキン下院議員の強姦発言に対する非難はやまず、彼は上院選から撤退を迫られている。

BBCによると、オバマ大統領は、月曜日、ホワイトハウスで、「彼のコメントは、政治家がーーその多くは男性だがーー女性に代わって健康問題を決定すべきでないことを、強調するものだ」と、述べた。

さらに、こう批判した。

「彼の考えは不快である」

「強姦は強姦である。どんな強姦かなどと解説したり、種分けしたりすることは、アメリカ国民にとって意味のないことであり、僕にとっては全く意味を持たない」

c0166264_14213911.jpg問題発言は、テレビインタビューに答えて、共和党のトッド・エイキン下院議員がした。その和訳は:「合法的強姦の場合、女性の身体は、望まない妊娠を防ごうという力が働く」

政治家の無知もうまいな発言に対して、ただちに的確な表現で明快に批判したオバマ大統領を評価する。

◆Congressman Todd Akin told to quit over rape gaffe
http://www.bbc.co.uk/news/world-us-canada-19326666

■米下院議員の強姦発言に激怒
http://frihet.exblog.jp/18364600/
■京都教育大強姦事件
http://frihet.exblog.jp/16729392/
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by bekokuma321 | 2012-08-21 10:28 | USA

5月9日、オバマ大統領は、同性婚を支持すると公表した。

アメリカを二分する議論となっているテーマで、半年後に控えた大統領選挙への影響が注目される。

同性婚は、ニューヨーク、ニューハンプシャ―、マサツ―セッツ、アイオワ、バーモント、ワシントンDC,コネクティカット、メリーランド、ワシントンやアイオワの9州で合法化されている。一方、キリスト教の保守派の反対の声が根強い31の州が、州法などで同性婚を禁止している。

世界で初めて同性同士の結婚の権利を法的に認めた国は、オランダ。10年以上前だ。その後、ベルギー、スペイン、カナダ、南アフリカ、ノルウェーと続く。

■Obama says same-sex couples should be able to marry
http://www.bbc.co.uk/news/world-us-canada-18014102

◆世界初の同性婚から10年
http://frihet.exblog.jp/16137905/
◆保育園の教材に同性愛登場
http://frihet.exblog.jp/14329208/
◆アメリカのバーモント州議会、同性婚法を可決
http://frihet.exblog.jp/11251807/
◆ノルウェー新婚姻法
http://frihet.exblog.jp/10573646/
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by bekokuma321 | 2012-05-11 14:06 | USA

アンソニー・ウェイナーが連邦下院議員を辞職すると発表した。

彼は、次期ニューヨーク市長と有望視されていた民主党の米連邦議員。彼の妻フマ・アバディーンは、ヒラリー・クリントン国務長官補佐官である。第1子を妊娠中だと報道されている。

原因は、この5月、インターネットで送信した下半身を露出したわいせつ写真などが公になったことだ。オバマ大統領は「僕が彼の立場なら辞職する」と語っていた。

インターネットTVで、「自分の侵した個人的な過ち、恥ずかしい行いに対して、ここにお詫びします」と述べた。

昨今の男性政治家の下半身スキャンダルは、低劣すぎて話にならない。


■US lawmaker Anthony Weiner resigns after sex scandal
http://www.bbc.co.uk/news/world-us-canada-13797040

■アンソニー・ウェイナー下院議員、涙の記者会見
http://frihet.exblog.jp/16438987/
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by bekokuma321 | 2011-06-17 10:44 | USA

3月8日は国際女性デー。その日を含む3月は女性月間(Women's Month)である。アメリカ大使館から情報が届いた。日本でも、3月6日、全国フェミニスト議員連盟など女性たちによる「2011女性と政治キャンペーン さらば黒い議会」がある。

オバマ大統領は、3月をWomen's History Month(全米女性史月間)とする大統領宣言を出した。米国内だけでなく世界中で、女性の地位を向上させるため、開発支援、紛争の防止、女性への暴力撲滅などの分野において、国連と協力していくことが述べられている。

ホワイトハウスと商務省は3月1日、連邦政府では初めてとなる女性の地位に関する報告書を公表。収入、教育、雇用など、米国人女性の地位に関するさまざまなデータが、過去50年分収録されている。

参考サイト:一番下の「2011女性と政治キャンペーン」以外は、アメリカの情報

■大統領宣言
http://www.whitehouse.gov/the-press-office/2011/02/28/presidential-proclamation-womens-history-month-2011

■女性の地位に関する報告書
http://www.whitehouse.gov/sites/default/files/rss_viewer/Women_in_America.pdf (PDF 2.03 MB, 97p.)


■プレスリリースPress Release
http://www.whitehouse.gov/the-press-office/2011/03/01/white-house-releases-first-comprehensive-federal-report-status-american-

■議会図書館の全米女性史月間に関するサイト
http://womenshistorymonth.gov/

■商務省国勢調査局による女性に関する統計のファクトシート
http://www.census.gov/newsroom/releases/archives/facts_for_features_special_editions/cb11-ff04.html (HTML)
http://www.census.gov/newsroom/releases/pdf/cb11ff-04_women.pdf (PDF 88 KB, 6 p.)

●日本「2011 女性と政治キャンペーン さらば黒い議会」
http://jyoseitoseiji.jugem.jp/
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by bekokuma321 | 2011-03-03 17:30 | USA

全米女性同盟NOWの代表が、オバマ大統領の一般教書演説を批判した。英語の草稿を要訳する。

◆女性にとってこそスプートニクの時だ◆

一般教書演説で、オバマ大統領は、アメリカは今、スプートニクの時だと強調した。大統領が星に到達しようとするように、全米女性同盟は、この国の女性たちもともに星に到達するようがんばることを誓う。

大統領は、研究開発部門に投資を増やし、エネルギー産業を増強、自然科学インフラストラクチャーを土台に、雇用を創出する、と語った。価値ある目標ではあるが、これらの分野は男性によって占められていることを忘れてはならない。これらの雇用創出を男女平等にするためには、STEM(サイエンスのS、テクノロジーのT、エンジニアリングのE、マスマティックスのM)など、なすべきことが多くある。。

たとえば「緑の仕事」を見よう。WOW(女性への広い機会を)によると、全女性の3分の2は、500の緑の仕事のわずか21種類にしか集まっていない。もしアメリカの未来を勝ちとろうというのなら、女性をその中に増やさずには、未来とは言えない。

経済復興によって、実は女性の仕事がなくなっている現実に気づいていない人が多い。NWLCの調査によれば、2009年から2010年にかけて、女性は、公務分野257000職種の99.6%を失ったのである。そして長期間失業に女性たちはさらに苦しんでいる。

私たち女性は、オバマ大統領が、社会保障制度を強化するといったことに元気づけられた。女性たち、とりわけ黒人女性たちは、社会保障を頼っている。退職後は、唯一の収入源という女性も多い。ビジネスではなく人々を助ける政府の施策に敵対する人ひとに立ち向かい続けてほしい。

「我々は大きなことを成し遂げる」と大統領は言った。アメリカならびに世界中の女性たちに雇用機会と、安心と、平等を保障すること以上に、「大きなこと」などあるというのだろうか。

http://now.org/press/01-11/01-26.html
http://www.wowonline.org/
http://www.nwlc.org/
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by bekokuma321 | 2011-01-27 17:39 | USA

オバマ大統領は、連邦最高裁判所判事に、元ハーバード大学法科大学院学部長エレナ・ケーガンを指名した。ニューヨーク生まれのユダヤ系アメリカンだ。このポストは終身制。50歳である彼女は連邦最高裁で史上最も若い判事となる。

オバマ大統領による女性の連邦最高裁判事指名はこれで2人目。これで最高裁判事9人のうち、女性は3人。過去最多だ。

http://news.bbc.co.uk/2/hi/americas/8671668.stm
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by bekokuma321 | 2010-05-11 14:27 | USA

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最近の調査によると、オバマ大統領よりも、クリントン国務長官の人気が高い。しかし、レポーターによれば、この調査は、オバマ大統領のノーベル賞受賞ニュース前なので、その後に調査したら、また逆転するかもしれないという。

続きはhttp://www.politico.com/blogs/laurarozen/1009/Clintons_popularity.html

BBCもクリントン特集記事を掲載した。国のトップとの公式日程だけだったライス国務長官と異なり、クリントン長官は、どこの国に出向いても、学生、女性運動家、人権活動家などとの話し合いを日程に含めているとしている。最近は、ダブリンやベルファストで、パブに飛び込みビールを飲み交わした。ライスもクリントンも女性の国務長官だが、クリントン方式こそ、“女性の外交”といえるのではないだろうか。

続きはhttp://news.bbc.co.uk/2/hi/americas/8312913.stm
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by bekokuma321 | 2009-10-20 02:14 | USA