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10月16日、千葉県市川市で国際セミナー「イタリアの精神科医療改革を知ろう!」が開かれました。精神疾患を持つ人々の社会復帰をめざす「NPO法人リカバリーサポートセンターACTIPS」と「NPO法人NECST」の主催です。

セミナーでは、イタリアから来日したバザーリア財団理事長のマリア・グラッツィア・ジャンニケッダさんとジャーナリストの大熊一夫さんが報告しました。その後、精神疾患を持つ当事者や家族との意見交換の場も設けられ、活発なやりとりがありました。

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今回のセミナーで、60年代のイタリアの精神病院解放運動とその後の地域精神サービスの誕生の背景には女性運動の影響があったことがわかりました。さらに、現在、右派政権による揺り戻しの動きに対しても、家族会に属する女性たちの抵抗運動があることを知らされました。行動するフェミニストでもあるマリア・グラッツィア・ジャンニケッダさんならではの指摘でした。

千葉県で社会的弱者の権利回復に頑張る堂本暁子知事が、このセミナーに聴衆として参加していました。熱心にメモをとっていただけでなく、時折カメラを出して撮影までしていた熱心さをそばで見て、感動を覚えました。
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ボランティアで通訳をして下さった女性2人の貢献なしには、この会の成功はありえませんでした。国際会議でもっとも重要な仕事は通訳です。イタリア人顔負けのダイナミックな身ぶりが魅力的です(右)。
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詳しくはインターネット新聞をhttp://janjan.voicejapan.org/living/0810/0810189690/1.php

写真上:休憩時間に千葉県の地域精神保健サービスについて話し合う3人。左からジャンニケッダさん、堂本暁子知事、伊藤順一郎さん(国立精神・神経センター 精神保健研究所 社会復帰相談部長)
写真中:パネリストの講演をメモをとりながら聞き、時折、カメラを向ける堂本さん
写真下:英語から日本語への通訳なしには、国際会議はなりたたない。パワフルな通訳(右側の2人)
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by bekokuma321 | 2008-10-22 11:33 | ヨーロッパ

イタリアはパリタリア

クオータ発祥の地ノルウェーでは、物事を決める場の少なくとも40%は女性とすると法律で定めている。それを知って度肝を抜いたのは80年代末のことです。

クオータ制は次々に伝播し、多くの国々で女性議員を増やす道具として使われてきました。

そして、時は過ぎ、フランスでは、「パリテ」と呼ばれる男女半々方式をとり、世界をあっと言わせました。40%なんて目じゃない、政治の世界は自然界と同じ50%対50%であるべきだとする哲学です。その哲学を実現するために、憲法まで改正したというのです。

そして、2007年夏、通訳の仕事でイタリアに飛んだ私は、ローマで、イタリア式パリテのポスターに出くわしました。イタリアではフランスのパリテにあたる男女半々にすることを「パリタリア民主主義(Democrazia Paritaria)」と呼んでいました。

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詳しくはインターネット新聞
「男女半々かクオータ制か イタリア女性躍進の道は」
http://janjan.voicejapan.org/government/0707/0707290021/1.php

上のポスターをつくったイタリア女性連合は、1940年代からある歴史ある女性団体で、当時はファシストに抵抗運動をしていたそうです。イタリアの友人に言わせると、当時の熱は70年代のフェミニズムには受け継がれたが、現在は、「男性のフィールドに挑むには、そのルールにのっとって戦うことが必要だという路線に代わってしまった。女性同士の連帯からほどとおくなってしまっている」ということです。でも、政界の半分を女性によこせ、という運動をひっぱるには、女性同士の連帯がないとやれないと思いますが。

追記:
『イタリアの社会』(早稲田大学出版部)の勝田由美著「イタリア女性の現在」によると、戦後のイタリアの女性の権利追及の中心となったのが、このイタリア女性連合UDI。レジスタンスを母体に生まれた共産党系の組織だという。UDIは現在は政党から独立していて、70年代から小さなグループとのネットワークを大切にしている、と記載されている。
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by bekokuma321 | 2007-07-22 01:59 | ヨーロッパ

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女性たちが、空き家を占拠したとき壁に書きなぐった落書き。当時の熱や息吹きが伝わってくる。

唯一読める左下のグラフィティは「ヘテロセクシュアル No」だと思う
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by bekokuma321 | 2007-07-22 01:02 | ヨーロッパ

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空き家占拠したときの記念すべき落書・・・。
「あなたが、なんて人生は素晴らしいんだ、と言えるようになってほしい」――こんな訳だろうか。

ローマの女性センターの壁を飾る記録写真を撮影したもの。

もっとローマの女性センターについて知るには
「女性解放を記録・発展 ローマの女性センター訪問」
http://janjan.voicejapan.org/living/0707/0707219505/1.php
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by bekokuma321 | 2007-07-21 00:59 | ヨーロッパ

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女性たちは、居場所を求めて空き家占拠をした。記念すべき日の晴れやかな表情、不安そうな表情・・・。ローマの女性センターを飾っていた記録写真を撮影したもの
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by bekokuma321 | 2007-07-21 00:55 | ヨーロッパ

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「妊娠中絶の自由を」。大通りいっぱいに横断幕を広げて大デモンストレーション。ローマの女性センターの壁を飾っていた記録写真を撮影したもの

追記:
1970年代の女性運動の最大の課題は、「当時のイタリアでは禁じられていた離婚と中絶の権利要求」であった(早稲田大学出版部『イタリアの社会』 勝田由美「イタリア女性の現在」)。勝田によれば、ヤミ中絶は年間300万件。女性たちは、「自らの身体に関する自己決定権」と、「母性の名のもとに再生産労働を強要する社会構造からの解放」から、中絶の権利を求めて闘った。妊娠中絶が合法となったのは1978年。勝田は、この中絶法は、「法に定められた公立病院や診療所での中絶手術を認め、その費用は国の援助により無料とした」と紹介しつつ、「堕胎罪そのものが廃止されたわけではなく、指定外の医療施設での中絶は、依然として非合法である」と、問題点を指摘している。
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by bekokuma321 | 2007-07-21 00:48 | ヨーロッパ

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スペイン広場Piazza di Spagnaの階段にすわり、女性解放を訴える。スペイン階段のトップに建てられたトリニタ・ディ・モンティ教会前には「女たちの革命!」と大きな横断幕。女性たちが教会を占拠したかのようだ。

スペイン階段といえば、映画「ローマの休日」で、オードリー・ヘップバーンがジェラートを食べながら歩いていた舞台としてあまりにも有名。そして、今は、すぐ前にのびるコンドッティ通りにかけて観光客がひしめく。

写真は、ローマの女性センター壁を飾っている、60年代、70年代のイタリア女性解放運動の記録写真を撮影したもの
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by bekokuma321 | 2007-07-21 00:45 | ヨーロッパ