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英国下院、女性が30%に

c0166264_1447395.jpg英国の総選挙が終わった。

報道によると、女性が国会議員の30%を占める見込みだ。

もっと女性を国会に増やそうという世論が政党の女性候補擁立につながり、女性の立候補増に結びついたようだ。

予測では650議席中、女性は190議席を上回りそうだ。うち96議席は、「セーフ・シート」と呼ばれる無風区で当選した。さらに接戦区で女性が16人、当選するもようである。

総選挙のハイライトはスコットランド国民党(Scottish National Party )の大躍進だった。女性党首を囲んで、当選の喜びを表す大勢の女性当選者たちの写真は圧巻だ。

SNP当選者の中でも、注目はマイリ・ブラック(20歳)。グラスゴー大学の女学生だ。イギリス史の過去300年間で最も若い国会議員となるという。

現在、下院に女性は148議席を占める。予測数192議席となると、歴史的快挙と呼べそうだ。192議席、約30%という数字は、世界の国会議員における女性割合ランキングで、36位。これまでイギリスは56位だった。おめでとう!

しかし、フォーセット協会は、「30%? 女性の国会議員がたしかに増えたようですが、男女同数にはほど遠いです」とコメントしている。気に入った。

さすが、フォーセット協会。うむことなく女性解放のために運動してきた女性ならではの発言だ。今回の選挙でも、女性が参政権を求めて運動した昔の衣装を身につけて、女性の投票を呼びかけていた(左上写真)。

Record numbers of women set to become MPs
Election 2015: SNP wins all seven Glasgow seats
Fawcett Society
SNP student Mhairi Black defeats Labour's incumbent Douglas Alexander - video
イギリス元副首相、議会の性差別を指弾
イギリスの政党、女性議員増に動く
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by bekokuma321 | 2015-05-08 14:53 | ヨーロッパ

c0166264_23164564.jpgいかに女性議員が日本に少ないか。このテーマを日本のメディアが報道するようになって、うれしい。

今朝の朝日は、家庭との両立が壁、と多くの女性衆議院議員が応えている、と報道していた。

女性議員の少なさには、そうした意識の問題や慣習のしばりもあるだろう。しかし、日本の政界における女性の少なさの最大要因は選挙制度にある、と思う。

女性議員を増やすには、小選挙区制から比例制に変えることだ。少なくとも、現行の小選挙区比例並立制の比例部分の数を増やすことだ、と思う。

もうじきイギリスの総選挙がある。

有力政党のなかに3人女性党首がいて、討論会では女性の存在も目立つ。労働党は、ピンク色のバスを特注して女性有権者に投票を呼び掛けた。しかし、選挙の争点に女性問題はよく見えない。賃金差別撤廃、DV・セクハラなど女性への暴力根絶、高齢女性の年金の低さ解消など・・・は優先課題に登っていない。

こんな実態に業を煮やしたのか、先日、BBCの人気女性コメディアンSandi Toksvigが「女性平等党 The Womens Equality Party」を創設すると発表した。2020年をめどに、国会に打って出るという。女性は多数派であり、女性の課題を解決することは、女性だけのためでなく、男性のためでもある、と主張する。

北欧では、いち早く「フェミニスト党」ができて、同様の主張で、支持を伸ばしている。

その北欧諸国の政界の女性進出の高さは、他に追随を許さない。スウェーデン、ノルウェー、フィンランドは、内閣の半数が女性であり、国会議員の50%から40%は女性だ。

北欧諸国は、どこも比例代表制選挙だ。国会も地方議会も比例代表制で選挙がなされる。2000人の小さな自治体でも、大きな政党はそれなりに、小さな政党はそれなりに議員を出し、女性議員は4割程度を占める。

今朝、イギリスの市民団体「選挙改革協会」からメールが届いた。

「あと2日で、小選挙区制が、完全に時代遅れであることがはっきりする」と冒頭で述べる。

日本は、1990年代半ば、中選挙制から小選挙区比例代表並立制に選挙制度を変えた。基本は小選挙区制だ。小選挙区制の母国はイギリス。そのイギリスで、「小選挙区制は時代遅れ」の声がどんどん大きくなっているのだ。

選挙改革協会によると、比例代表制という公平な選挙制度の支持者は、今回、全体の4分の3に上ったという。

「今日、インデペンダント紙は、第1面トップで、私たちの代表を選ぶもっといい制度を指示する人が圧倒的に多いと報道する」と紹介している。

なぜイギリス国民は小選挙区制に不満なのか。

「票と議席がマッチしない選挙制度に不満をもつ人が増えている」からだという。選挙改革協会は、「今こそ変革の時だ」と唱える。

イギリスでは、「10人に1人が、木曜日、戦術的投票をする」。すなわち、最も支持する候補者ではなくその次の候補者、または3番目の候補者に投票する。気に入らない候補者を落とすためにそうせざるをえないのだという。

ここには、「幻滅への処方箋」しかないという。

すなわち、イギリスでは、木曜日の総選挙を待つまでもなく、「368議席もの多数の議席はすでに決まっている」。その選挙区で当選者を出せないことが確実な政党は、「その選挙区を捨て去って、接戦区に集中する」。だから、選挙に関心など持てるはずがない。そうした有権者は2700万人にのぼるらしい。

最も票をとったひと1人だけが当選する小選挙区制は、多様な意見を持つ人々の代表を選ぶ方法ではない。とりうる制度は、政党の得票に応じて議席が配分される比例代表制だ。

c0166264_21214277.jpgイギリスでは日本のようにしょっちゅう解散・総選挙とはならないらしい。供託金も日本の300万円に対し、7万円程度だ。キャンペーンも戸別訪問が主で、朝から晩までの名前の連呼はない。投票も、候補者名を書くのではなく、政党のシンボルマークにチェックを入れるだけ。なるほど、日本の選挙よりは楽そうだ。それでも、最強の勝者ひとりを選ぶ選挙キャンペーンは、女性には過酷に違いない。

北欧のように、「出産直後に選挙だったが、政党の候補者リストの上位に登載されていたので当選でした」というような女性などありえない。

20年以上前から「女性議員を増やそう」「クオータ制導入を」と運動している全国フェミニスト議員連盟という団体がある。私も、長年、仲間たちと頑張ってきた。国会議員に意見書を出したり、集会を開催したり・・・。女性が5割、4割を占める北欧の政治や選挙システムを調査して紹介もしてきた。

日本の女性の能力、判断力、指導力は男性に比較して決して劣ってはいないし、日本の女性たちが北欧諸国の女性に比べ、劣ってもいない。

問題は、やはり選挙制度だ。

We're on a roll
General Election 2015: Sixty per cent of people want voting reform, says survey
Our electoral system is absurd. Time to change it
Election 2015: Sandi Toksvig launches Women's Equality Party
General election 2015: a campaign full of women but not about them
a fair deal for women
Election 2015: General election FAQs
フランスの政党交付金は男女平等化資金に
小選挙区制は女性の声を捨て去る
比例代表制は女性や弱者が当選しやすい
女性の衆議院議員は1割に満たず
政治は男のものではない
日本の女性国会議員、189カ国中163位
男女平等なくして民主主義なし
女性議員を増やすために ~ノルウェー選挙に学ぶ~
原発事故から考える民主主義
男性偏重政治が原発政策にもたらす弊害
女性の約7割、原発NO!
比例区削減案に反対します!

【写真上:選挙改革協会のメールより転載、写真下:英国の投票用紙。候補者名の横に所属政党のシンボル・マークがあり、その右の空欄に×をつける。日本のように有権者が候補者名を書くことはない。Politics in the UKより】
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by bekokuma321 | 2015-05-06 23:10 | ヨーロッパ

c0166264_612339.jpgイギリスの閣僚サイーダ・ワルシ (Sayeeda Warsi)が、辞任した。

8月5日の朝、サイーダ・ワルシは、ツイッタ―で、「政府のガザ政策をこれ以上支持することはできません、とキャメロン首相に、今朝、辞表を提出しました」と、公表した。

イギリスメディアによると、辞表には、「ガザ地区の危機に対するイギリス政府の対応と表現は、道徳的にまったく弁解の余地のないものです」と痛烈な批判が書かれていた。

敢然と1人、政府内から批判ののろしをあげた勇気をたたえたい。

1971年生まれのイスラム女性サイーダ・ワルシは、パキスタン移民の娘で、弁護士。白人男性が目立つキャメロン内閣にとって、彼女の存在は、多様性と寛容さのシンボルでもあった。

パレスチナ自治区ガザに侵攻しているイスラエル軍は5日、7時間の人道的休戦を行うと発表した。遅すぎる。すでにガザ側の死者1800人以上、負傷者約1万人。うち約7割が市民で、18歳未満の死者は350人以上だ(朝日新聞)。

Lady Warsi resigns over UK’s ‘morally reprehensible’ stance on Gaza
Cameron rejects Warsi criticism over Gaza
In full: Warsi's resignation letter and PM's response
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by bekokuma321 | 2014-08-06 06:14 | ヨーロッパ

7月8日のイギリス国会下院でのスピーチが大きな話題を呼んでいる。

スピーカーはハリエット・ハーマン(1950年生)。イギリスの国会議員。労働党副党首。フェミニスト。労働党政権時代は男女平等・女性大臣などを歴任した。重要な部分を紹介する。

c0166264_8461246.jpg―ゴードン・ブラウン政権時代、私は女性であるために、副首相という高官にあっても、隅に追いやられた。たとえば、G20サミットでは首脳陣の妻たちとの夕食に参加させられただけだった。

―私は、厳しい小選挙区を勝ち抜いて、副首相となった。しかし、ジョン・プレスコット副首相(男、前任者)の後を引き継いだわけではなかった。もしも副首相が男性だったらどうだったか? 私の受けた仕打ちを彼は我慢しただろうか。そうは思えない。

―私と似たような仕打ちを他の職場でされたら、労働裁判所への提訴ものだろう。

―政権のトップの座についても、男女平等には扱われない。

―議員たちは、自分が変わることなど思ってもいないで、男女平等を公言しがちだ。

―私は、あまり女性問題を″打ちかまさない“で、目立たないようにしたほうがいい、社交的な女性だと見えるように居酒屋をぶらついたほうがいいと男性の同僚たちから忠告を受けた。

―不平等をそのままにしておくには、平等は反対だなどと公言しなくてもいい、不平等の現状を変えようとしない人を政治権力の場に据えさえすればいい。

―いまだに女性の国会議員は、結婚しているかいないか、出産したかどうかという履歴で判断される。男性議員にはありえないことだ。

―もっと労働者階級出身の女性が議員に増えたほうがいい。政治に、女性・民族・階級からの代表者を産み出すようになるまで、まだ長くかかる


このところ、都議会のセクハラ野次で、何回か取材を受けたため、都議会議員だったころの数々の性差別がよみがえった。上のハリエット・ハーマンのスピーチには、都議会議員だった私が受けた侮蔑体験とほぼ同じものがいくつかある。

民主主義の母国といわれるイギリスでさえ、政界にはこれほどの男尊女卑がはびこっている、と見るか、女性差別は時空を超えた国際問題である、と見るか。

日本の性差別まんえんの男性主導政治を改革する際のヒントなりそうだ。

Harriet Harman savages Gordon Brown over sexism and inequality
Harriet Harman is right about sexism in politics – let's start a feminist party
都議へのセクハラ研修を
オーストラリア初の女性首相、去る
イタリア黒人大臣、差別にさらされる
A Bigoted Woman 頑迷な女
政治に関するジェンダ―ギャップ
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by bekokuma321 | 2014-07-12 08:59 | ヨーロッパ

23日(水)、1人の女性が、イギリスで開かれた働く父親Cityfathersの集会で、講師の男性に向かって発言した。

c0166264_18444327.jpg「ここにはいないと思うが、あそこには、男が家事育児をすると、“男らしくない”と考えている恐竜たちがまだたくさんいます。あなたのような現代の働くパパたちは、声高らかに、さらに誇らしげに、子育てをしていることや子育てに責任があると言い始めました、そういう男たちは、男性ホルモンのレベルが下がってはいません、女性を本当に平等に扱う男性、それこそボール(cojones)の多い人ではないですか」

cojonesとはスペイン語で、男性の下半身についているあのボールを意味する。女性は、演壇でスピーチした男性に、まだ残るジェンダーの偏見に対してどう考えるか、と回答を求めたのだ。

演壇でスピーチを途中でとめられた男性は、ちょっと苦笑しながら、こう言った。

「あなたの言うことにもちろん全面的に賛成です。男が育児休業をとることは大事なことです。育児をするから男らしくない、とは、キャリアを続けると女らしくない、というのと同じです。馬鹿げた考えです。以前なら、男性は看護師を職業とみなさなかった、でも今は看護の職は男性もたくさんいます。時代は変わってきています」

質問した女性は、ミリアム・ゴンザレス・デュランテスMiriam González Durántez(45歳)。スペイン生まれの法律家で、国際法律事務所に勤務する傍ら、女の子の大志を育てるInspiring Women Networkでジェンダー解消に活動する。

実は、彼女はイギリスの副首相ニック・クレッグ(写真)の妻でもある。

この日、彼女が質問した相手は、ほかならぬ彼女の夫ニック・クレッグだった。副首相の妻が、大勢の参加者にまじって参加して、挙手してマイクを握り、副首相に質問したのだ。

この日、副首相は、彼が先頭に立って推し進めた男女ともの育児休業政策の大切さについて語った。3人の男の子がおり、自分たち2人で子育てをしたという。

彼女の発言は、もちろん働く母親から大喝采をあびた。

現在イギリスは、首相が保守党党首デーヴィッド・キャメロン、副首相は、この自民党党首ニック・クレッグだ。同じ保守政権と言っても、日本のそれとはだいぶ質が異なる。ちなみにニック・クレッグは、社会的弱者が当選しやすい比例代表制選挙を推奨する。

Nick Clegg's wife hails 'cojones' of men who do childcare
Miriam González Durántez: the Michelle Obama of the coalition
世界で最も家事をしない男性は日本人
比例代表制は女性や弱者が当選しやすい
イギリスの政党、女性議員増に動く
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by bekokuma321 | 2014-04-26 18:45 | ヨーロッパ

c0166264_871271.jpgロンドンの北東にあるスタフォードシャーのあちこちの町で、「人前で母乳をあげて何が悪い」と授乳デモが行われた。今朝のBBCニュース。

発端は、エミリー・スロウ(27)が、3月7日(国際女性デーの前日)、匿名で、母乳している写真をネットにのせたこと。

写真は、8か月の赤ちゃんをつれて買い物途中の彼女が一休みして、”お行儀よく”母乳をあげているものだった。

その写真に、「ふしだらだ」と書きこまれた。それに怒った彼女は、授乳デモを企画してフェイスブックに投稿。すると、たちまち「いいね」。

国立出産トラスト、国立授乳ホットライン、さらに、いくつかの市議会も、彼女の抗議にすばやく賛成を表明した。こうして「抗議のデモをしよう」はどんどんと伝えられ、母子や支援者による数千人のデモに広がっていった。

BBCに掲載された写真は圧巻。女たちがズラリと道路を占拠し、子どもに母乳をあげている。おじさんたちのたまり場である飲み屋の前も占領したりして。いいねぇ。

Thousands protest in support of breastfeeding 'tramp'
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by bekokuma321 | 2014-03-16 08:12 | ヨーロッパ

イギリスは、来年、国会議員選挙だ。女性国会議員をいかに増やすか、各政党は対応をせまられている。

というのも、イギリスで、女性国会議員は下院650議席中146議席、22.5%。IPUによると188カ国中69位だ。とはいえ、大きな声では言えないが、わが日本の女性国会議員(下院)は、480議席中39議席、8.1%、世界155位だ。

c0166264_215264.jpgそんな中、英保守党の前環境大臣のキャロライン・スペルマンは、かくなる事態を変革するため、「女性だけの優先リストを否定はしないが、50%対50%の男女半々優先リストがいい」と、新たに提言した。

2010年の国会議員選挙で、保守党のキャメロン党首は、ほぼ男女半々が並ぶ「優先リスト」を採用した。その結果、17議席から48議席が女性国会議員となった。割合にして15.7%。

ところが、保守党は、この「優先リスト」の採用をやめた。その結果、来年の国会議員選挙には、女性はわずか10人あたり3人以下しかいない。

c0166264_11521917.jpgイギリスは、ヨーロッパでは珍しい小選挙区制をとる。選挙区から最も大量得点をとった候補者1人しか当選しない。小選挙区制では、候補者は各政党から1人にしぼられるため、まず党内の争いに勝たねばならず、当然女性は出にくい。比例代表制とは異なる。

それを解消する方策が、ショートリストと呼ばれる優先リストだ。現役優先は世界共通だが、引退などで候補がオープンの場合、優先リストから選ぶことにし、そのリストを男女半々にするというものだ。

野党になった労働党はどうか。労働党女性は国会議員の31%を占め、他党に比べると割合は高い。とはいえ、目標とする男女半々には遠い。目標達成には、女性のみの優先リストしかないという声が大きい。

現実はどうか。2015年の選挙の勝てる選挙区(労働党有利の地区)の候補者のほとんどは男性である。前回の選挙後、新たにオープンになった18選挙区のうちなんと17に男性が選ばれている。

これまで候補が決まった40選挙区のうち、女性に決まったのは23選挙区で、うち22は、女性のみの優先リストを採用した選挙区だった。つまり、女性のみの優先リストでなければなかなか女性が候補者になれない。

イギリスでも、女性候補者が出にくいのは保守革新に限らないようだ。しかし、政党がその改善策をひねりだし、実行している点は、日本とはまったく異なる。

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▲「労働党はもっと女性議員増に何かすべきか?」 55%が「はい、党はもっと何かすべきだ」 (労働党2月11日調査)

【2番目の写真:「おやじクラブではないか」と非難されたイギリス国会の保守党最前列。男性のみの国会映像に慣れている日本人にはごく当たり前の光景だが】

http://www.theguardian.com/politics/2014/feb/13/call-conservatives-50pc-female-shortlists#
http://www.theguardian.com/politics/2013/mar/15/labour-all-women-shortlists-election
http://www.theguardian.com/politics/2014/feb/06/david-cameron-male-bench-ed-miliband
http://www.ipu.org/wmn-e/classif.htm
http://labourlist.org/2014/02/labour-must-do-more-to-increase-the-number-of-women-in-parliament-say-labourlist-readers/
比例代表制は女性や弱者が当選しやすい
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by bekokuma321 | 2014-02-15 02:02 | ヨーロッパ

「政権をとった暁には、保育園(幼稚園)をタダにしたい」

こんな公約こそ、少子化に歯止めをかける最も効果的な政策だ。というより、これ以上有効な方法などありえない。しかし、日本の政界では、こうした政策は隅に追いやられている。世界で最も少子高齢化に悩む国のひとつというのに…。

一方、イギリスは違うようだ。冒頭の「保育園の無料化」は、つい先日、イギリス労働党党首エド・ミルバンドが新年に向けて述べた公約だ。

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ミルバンド党首を支える影の保育大臣ルーシー・ポーウェルは「保育に公的資金を回すことは、長い目でみてかならず報われる。なぜなら母親たちが労働市場に増えるから」

「しかし、全員無料の保育園にはいれるようにするには、きわめて膨大な予算がいる。一朝一夕ではなしえない」と長期的展望でと、くぎを刺した。

とはいえ、すでに労働党は、銀行への課税金を使って、1週間に25時間分を無料にするという具体策に取り組んでいる。さらに、労働党が議会を握るマンチェスターでの「シュア・スタート・サービス」の経験も生かすという。

「シュア・スタート・サービスSure Start Serevice」は、すべての子どもが、最善の人生のスタートを切れるようにする公的プログラムだ。5歳以下の子どもやその親たちが利用する。幼児教育、育児、健康、家庭支援など子育てのありとあらゆることに関して、あちこちに設置されたシュア・スタート・サービス・センターに連絡すると、幅広く柔軟に手助けが得られる。

労働党の影の保育大臣は、こうも語る。

「無料の保育園が提供されるなら、子どもたちが幸福になるだけではなく、経済効果もあがる」

「OECD内で母親の就労率が最悪の部類にはいっている。それが解消される。すると、女性が中途退職をしなくなるから、国庫に収入を増やすことになる。長い目で見て得だ」

日本は、女性の6,7割が第1子出産後に離職する稀有な国だ。私たちに最も必要な政治は、こういう政策を唱え実行する政治ではないか。

来年も、また、しつこく、繰り返し言って行こう!

◆Labour sets its sights on free childcare for all
http://www.theguardian.com/politics/2013/dec/30/labour-free-universal-childcare-miliband
■福祉は経済を発展させる
http://frihet.exblog.jp/17581845/
■日本男性の家事時間、OECD加盟国で最短
http://frihet.exblog.jp/20325708/
■男女賃金格差100対37 
http://frihet.exblog.jp/18011136/
■OECD事務総長「日本の最優先課題は、女性の社会復帰」
http://frihet.exblog.jp/17895410/
■保育園と職場のある町が若いママをひきつける
http://frihet.exblog.jp/18060220/
http://www.asahi.com/diversity/data/
http://www.european-agency.org/sites/default/files/Gen_Education_in_Norway.pdf

【写真はオスロの一家族。左端は4人の子の母。彼女の生き方については→シングル・マザー、107倍の難関に合格
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by bekokuma321 | 2013-12-31 11:48 | ヨーロッパ

c0166264_1839558.jpg女性器切除は子どもに対する虐待であるーーーこんな衝撃的報告書が、イギリスで提出された。

今日のガーディアンによると、イギリスにおける女性器切除の慣行を撤廃していく急進的一歩となると、保健専門家連合は推称する。この報告書の執筆者の一人であるジャネット・ファイルは語る。

「保健関係者が子どもへの虐待の事実を警察署に報告しないなんて信じられないことですが、それと同様に、FGMの事実を警察に報告しないこともそうあるべきです」

「子ども保護法を適用する場合、私たちの追及する子どもに対してどんな犯罪であるかを選ぶことはできません。私たちはお金や法律を求めているのではないのです。子ども保護法は、すべての子どもたちに適用されるべきだと求めているのです」

イギリスとウェールズで66000人以上の女性がFGMをされ、少女24000人は15歳以下で切られたという。世界では1億3000万人の少女・女性が被害者だという調査がある。

ガーディアンはFGM特集を組み、内外の貴重なニュースやヴィデオに常にアクセスできるようにしている。その中のイラク北部クルディスタンでのドキュメンタリー映画を見た。幼い女の子たちの火のついたように泣いている声が、なかなか耳から離れない。

■FGM: the film that changed the law in Kurdistan
http://www.theguardian.com/society/video/2013/oct/24/fgm-film-changed-the-law-kurdistan-video
■Female genital mutilation (FGM)
http://www.theguardian.com/society/female-genital-mutilation
■Report calls for female genital mutilation to be treated as child abuse
http://www.theguardian.com/society/2013/nov/04/uk-mutilation-girls-report?CMP=EMCNEWEML6619I2&et_cid=54807&et_rid=bekokuma@hotmail.com&Linkid=http%3a%2f%2fwww.theguardian.com%2fsociety%2f2013%2fnov%2f04%2fuk-mutilation-girls-report
■FGM を廃絶しよう!
http://frihet.exblog.jp/13588723/
■ウガンダ、女性器切除FGM違法へ
http://frihet.exblog.jp/13271286/
■スーダン、ソマリアの女性器切除
http://frihet.exblog.jp/10534467/
■FGM廃絶を支援する女たちの会
http://www.jca.apc.org/~waaf/
■FGMに関するユニセフ最新報告書
http://www.unicef.or.jp/library/pres_bn2013/pdf/FGCM_Lo_res.pdf
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by bekokuma321 | 2013-11-04 18:40 | ヨーロッパ

c0166264_11211026.jpg先週、BBCは、日本にも大ファンの多いシャルロット・チャーチ(27歳)のライブを放送した。

流れてきたのは、天使の歌声ではなく、女性蔑視が日常化しているポップ界批判だった。

シャルロット・チャーチは、キビキビした口調で、ポップ界の現状を語った。

「ポップ界の女性蔑視文化はあまりに深く浸透しており、日常茶飯事となっています」

「女性シンガーたちは、超セックスオブジェクトとして、非現実的あれ、マンガ的(つくり物のように)であれ、と奨励されています」

「女性たちは、音響ビデオという手段によって、おなじみの3つのカテゴリーに分けられています。第1は、“女の子のなかの女の子”、第2は、“犠牲となったシンガー”、第3は、“この世にありえないセックスボット”です」

シャルロット・チャーチは、3つ目の“この世にありえないセックスボット”に最も苦しめられたと告げた。セックスとロボットをあわせた造語と思われる。

バルバドス出身のリアーナや、マイリー・サイラスを例にあげ、彼女たちはキャリアのために、セックスアピールを強調するよう強要されているとも言った。

彼女は、スピーチの後半で、「ロックの殿堂」入りしたアーティストとその作品295のうち259は男性である、と述べ、この業界にいかに女性が少ないかを指摘した。そうした業界において、女性アーティストたちの優れた功績をたたえることも忘れなかった。

ポップ界は、世界中の若者や子どもたちに強い影響力を持つ。しかも、巨万の富を得る大産業だ。このシャルロット・チャーチの魂の叫びは届くだろうか。

私は思う――超人気歌手のなかに、こうした発言をする女性がいる国、このようなまっとうな発言を企画・放送するメディアのある国は、健康な国だ。

http://www.bbc.co.uk/programmes/b03d4d76 (10月15日から放送。明後日まで)
http://www.digitalmusicnews.com/permalink/2013/10/15/church
http://www.theguardian.com/music/2013/feb/24/charlotte-church-leveson-changed-outlook
http://www.theguardian.com/music/2013/oct/03/sinead-o-connor-open-letter-miley-cyrus?CMP=EMCNEWEML6619I2&et_cid=51547&et_rid=5170193&Linkid=http%3a%2f%2fwww.theguardian.com%2fmusic%2f2013%2foct%2f03%2fsinead-o-connor-open-letter-miley-cyrus
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by bekokuma321 | 2013-10-20 11:25 | ヨーロッパ