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国連女性UNWomenができて1年、UNWomen代表のミシェル・バチェレは、国際女性デーにあたって、世界の女性の苦悩を打開しようと、強調した。

「今、世界の最大の課題は、女性が政治へ参画すること、女性が経済力をあげること、そして女性への暴力撤廃です」

3月8日、アメリカの団体Women in th World Foundationは、3回目の国際女性集会をニューヨークで開く。

3月8日の今日、私は、徳島駅でアピールやビラまきをする。詳しくは
http://frihet.exblog.jp/17608154/

下の写真は、2010年の国際女性デー・パレード。東京渋谷で。
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■Evaluating Challenges Women Face
http://www.nytimes.com/2012/03/07/us/07iht-letter07.html?_r=1
■Women in the World Fundation
http://womenintheworld.org/
# by bekokuma321 | 2012-03-08 07:42 | USA

3月8日は国際女性デー!

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3月8日は国際女性デー、international women's day!

1910年に宣言された国際女性デーは、今年102年目。地球のあちこちで、女たちが女であることを祝い、女性差別をなくすことを宣言します。言いたいことのあるあなた、どうぞ!

私は、徳島の国際女性デーに参加します。3月8日5時 徳島駅前。ビラまきをしたり、歌ったりします。 詳しくはhttp://www.norway.or.jp/news_events/policy_soc/equality/International-Women39s-Day-Women-now-Norway-and-Japan/

そのあと、午後6時半からホテルクレメント徳島(徳島市寺町本町西1丁目61)で、北欧ノルウェーの女たちの歩みを映像で見る会があります。時間があったら、のぞいてみませんか。無料。

かつて、貧しさからの解放と参政権を求めて、世界のあちこちで「女性の日」の行動が起きました。この行動は、毎年、絶えることなく、続けられました。日本でもデモ、集会、コンサート、パレードなどが行われてきました。

そして1975年、国際女性年の年、国連は3月8日を「国際女性デー」としました。

1977年、国連は、女たちの自主的な行動を評価し、各国に対し、それぞれの歴史、国民的伝統や習慣に沿った任意の日を、「国際女性デー」と宣言するよう呼びかけました(決議32/142)。

2000年には、アイルランド初の女性代大統領メアリー・ロビンソンが、「女性が権利の獲得に向けたこれまでの歩みを祝い、同時に、女性被害者は、いまだにあとを絶たないことを想起する日」と呼びました。

イタリアでは集会に来る女たちは互いの肩にミモザの黄色い花小枝をつけあうそうです。国連でも記念行事があります。

3月8日は国際女性デー!_c0166264_9473379.jpg100周年だった2010年、渋谷界隈でミモザパレードと名づけたパレードをしました。よびかけたのは「ミモザ パレードの会」。千葉県市川市にオフィスを置く「すぺーすアライズ」がコーディネイトをしてくれました。(国際女性デー・パレード NHKニュースに

デモも集会も行けない? それなら、友人に女性デーのカードを送るのはどうでしょう。京都のmitsu-art制作の国際女性デー・カードを・・・。

国際女性デー・カードはいろいろな種類があります。上記は新作。左は歴史的作。もっと見たいかたはhttp://mitsuart.exblog.jp/

1枚 100円
5枚  500円
10枚 800円

注文はメールで f_mitsuart(a)mac.com まで[ (a)を@に直してください]



http://www.isis.aust.com/iwd/stevens/contents.htm
http://www.internationalwomensday.com/
# by bekokuma321 | 2012-03-06 00:56 | その他

身の毛もよだつ報告

シリア政府による、市民への弾圧は止まない。ホムスの自宅を捨ててレバノンに逃亡する亡命者たちの長い列が続く。女性と子どもが多い。

BBCの記者は報道する。市民と逮捕者が次々に殺戮される町、シリアのホムス。殺戮を続ける軍から逃げて、3日間、歩き続けてきた。電気もなく、寒さと飢えに子どもたちはふるえている。何よりも「父親」がいなくなったことで、恐怖が増す。みな地獄にいるようだ。

女性は叫ぶ。「私たちは家を奪われた。なぜって? 私たちは自由を求めたからだ」。数日間歩き続けてきた女性は、「わが息子は、のどを掻き切られた。わずか12歳だ」と。

検問所で、羊の首を掻き切るように、夫たちの首が掻き切られた。「さあ、これはお前の願っている“自由”だ」と言って、銃殺された。

国連事務総長潘基文(パン・ギムン)は、シリアの市民への虐殺や残酷な殺戮を批判し、人道への深刻な危機だと訴えた。「身の毛もよだつ報告grisly reports 」とも評した。 しかし、問題は国連が何も決定できていないことだ。

先月、そのホムスで殺されたメリー・コルビン記者の最後の記事は壮絶だった。「未亡人の地下」と呼ばれる隠れ家で、戦火の中、からくも生き延びた女性や子ども・・・。出産した女性。恐怖のあまり母乳が出ず、砂糖水をもらって赤ん坊にあげた・・・。


■Fleeing Homs, with tales of slaughter
http://www.bbc.co.uk/news/world-middle-east-17255717
http://www.reuters.com/article/2012/03/02/syria-idUSL5E8E235T20120302?feedType=RSS&feedName=cyclicalConsumerGoodsSector
■シリアで外国特派員死亡
http://frihet.exblog.jp/17522156/
# by bekokuma321 | 2012-03-05 21:51 | 中南米

「パパに会うために、何千マイルもひとり旅」

今朝のNRK特集記事である。10歳の女の子が、パパとひしと抱き合っている写真つき。

離婚増はとまらず、「ハーグ条約」批准をめぐっての対応も待ったなしーーそんな日本の今後に役立ちそうだ。要約してみたい。

親の離婚・別居による子どものひとり旅の実態・対策を精力的な取材と調査によって、報道する。

離婚家庭の子どものひとり旅_c0166264_1535656.jpgサンナ・エイリン(10歳)は、6歳のときから、パパに会うために1人旅をしてきた。兄ホルボー(14歳)と姉インガー(16歳)も、他の誰よりも1人旅をよく知っている。インガーは7歳ごろまでは、ホルボーと一緒に車に乗って移動したが、7歳からひとり旅を始めたという。長い時間、車内ですごすのは退屈だけど、飛行機は快適だという。

ママとパパが別居を始めたのは9年前。インガーは小学校に入学したころで、サンナはわずか2歳だった。ホルバーとインガーは、パパと同居を決めた。パパはいう「それが、全員にとってもっとも便利だと考えて決めました」。ママは、サンナといっしょにママの新しい家族と一緒にAustlandetに住む。

サンナは何週間か、パパの家に住むときは、その土地の学校に通う。「私には、2つ学校があるのよ。とっても素敵」とサンナは言う。

しかしながら、現実は、みなサンナたちのようポジティブであるわけではない。

アフテンポステン紙の子どもたちからのページ「PÅ SKRÅSS」担当するジャーナリストのサイモン・F・デヴォールは、両親の間を行ったり来たりする子どもの中には、キツイと思っている子どもが多い、という。

「たくさんの子どもが、親の離婚を機に、親と親の間を行き来することについて書いてくる。子どもが一定の住居に住み、親のほうが旅行してくることを勧めたい。子どもたちは誠実です。ママとパパを傷つけないように仮面をかぶっている。でも、絶望状態の子どもから多数の手紙がくる。新生活が問題だとは思いませんが、問題なのは、大切に思っているすべてのことにひっきりなしにさよならを言わなければならないことです。これをうまくやってのける子もいますが、ダメな子もいるのです」

離婚家庭の子どものひとり旅_c0166264_15331051.jpgノルウェー統計局によると、4人に1人がひとり親と住む。その数、2011年では275500人。車による長時間旅行よりも飛行機が好まれ、SASだけで、毎年9万人の子どもがひとりで搭乗する。うち6万人は海外からノルウェー、ノルウェーから海外だ。ワイドルーには、昨年18000人の子どもがひとりで搭乗した。国鉄と長距離バスは統計をとっていないが、多数の子どもがひとりで乗車したと言う。

「私の人生は移動ばかり。決して落ち着くということはありません。ある期間、母親から離れて父のもとに行き、ある期間、父親から離れるのです」(14歳の子どもの声)

記事は、子どもたち(上記)、飛行機会社の子ども対策担当、子どもオンブッド、子どものひとり旅の研究者など・・・への取材に移る。それぞれが、どうしたら安全に、気持ちより移動できるかについて、大人たちへの具体的なアドバイスをする。

以上の背景に、ノルウェーの「子ども法」の規定がある。それには「両親が別居しても、子どもは両方の親に会う権利がある」と明記されている。16歳以下の子どもがいて離婚・別居する場合、どちらがどのくらいの頻度で子どもを訪問するかなど書面で取り決めないといけない。それなしには離婚・別居ができないのだ。(ノルウェーの「離婚と子どもの救済」については、明石書店『ノルウェーを変えた髭のノラ』p122~)

子どもの人権ナンバーワンと称される国だ。

■Har reist tusenvis av mil åleine mellom pappa og mamma
http://www.nrk.no/nyheter/distrikt/nrk_sogn_og_fjordane/1.8018475
■På Skråss
http://www.paskrass.no/OmPS.htm

写真左上:UM(付き添いなしの子ども)という規定用紙。5歳から11歳までのひとり旅に必須。それには、子どもの氏名・社会保障番号・搭乗時の親などの名・着陸時に迎えに来る親などの名を明記することになっている。

写真左下:ひとり親家庭の変遷。法律婚の家庭(濃い赤)が多かったが、事実婚の家庭(朱色)や最初からひとり親の家庭(水色)が増えている。
# by bekokuma321 | 2012-03-04 15:18 | ノルウェー

福祉は経済を発展させる

3 月1 日の北欧ニュースから。

2 月29日、ニューヨークで開かれている北欧会議に出席したUNWomen代表のミシェル・バチェレは、北欧諸国の男女平等推進政策を称賛した。この北欧会議は、国連女性の地位向上委員会CSWにあわせて、北欧諸国が主催して開かれた。

北欧諸国の政策は、日本の未来をともす光となる。たとえば、今回の代表スピーチにある次の言葉に、私はとても勇気づけられた。

「私たちは、福祉国家を作り上げたので豊かな国々になりました。福祉とは、親休暇、保育園、保健・介護サービスなどの政策をさします。それらは、私たちの働く場の機会を広げるために、そして、自由な労働力となるために、なくてはならない政策なのです」

つまり、福祉は経済を繁栄させるといっているのだ。

ついで、北欧会議に出席したノルウェー子ども・平等・社会省の事務局長アルニ・ホールは、北欧の男性たちは、社会的プログラム、教育、保育などをずっと支援してきたと告げ、こう答えた。

「なぜ、男性政治家が男女平等を支援するか? そうですね、両性の権利は守られてほしいと、男性も考えているからです」

経済危機の中、男女平等では世界でナンバーワンのアイスランド。この国の男女平等センター長は、「UNDPの結果を誇りに思う。世界一ではあるが、まだまだやらなければならないジェンダーの課題が山積している」と語った。

日本の男性議員よ、政党関係者よ、耳の穴をほじくって聞け、と言いたい。

■Gender Equality – The Nordic Way" Nordic ministers' fringe event with UN Women
http://www.norden.org/en/news-and-events/news/nordic-region-praised-by-un-chief
# by bekokuma321 | 2012-03-02 11:14 | 北欧