「マッチョ」なラテンの国チりに女が大統領に就任したというニュースが流れたのは、2年半前だ。シングル・マザーで、小児科医のミシェル・バチェレMichelle Bachelet は、チリ国内の女性たちの圧倒的支持を得、ラテン諸国のみならず世界各地の女性たちに、夢と希望を与えてきた。

ミシェル・バチェレ大統領は、就任してから数々のフェミニスト的政策を実現してきた。開発における女性の権利協会AWID(Associantions for Women's Rights in Development) が、彼女の活動と成果を追っている。

同メディアによると、ミシェル・バチェレ大統領は、これまで次のような政策を実行したという。ブラボー!

1)「正義と美の法」と彼女が呼ぶ、職場での授乳の許可
2)離婚後の女性への慰謝料不払に対しての厳罰化
3)何百もの保育所と、女性と子どもたちのためのDV駆け込みシェルターの新設
4)内閣をはじめ行政トップへの男女平等任命
5)海軍予備校に女性の初入学
6)14歳の女子への避妊薬の無料提供

詳しくは http://www.awid.org/eng/Issues-and-Analysis/Library/Chile-s-Feminist-President/%28language%29/eng-GB
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# by bekokuma321 | 2008-10-22 23:58 | 中南米

10月16日、千葉県市川市で国際セミナー「イタリアの精神科医療改革を知ろう!」が開かれました。精神疾患を持つ人々の社会復帰をめざす「NPO法人リカバリーサポートセンターACTIPS」と「NPO法人NECST」の主催です。

セミナーでは、イタリアから来日したバザーリア財団理事長のマリア・グラッツィア・ジャンニケッダさんとジャーナリストの大熊一夫さんが報告しました。その後、精神疾患を持つ当事者や家族との意見交換の場も設けられ、活発なやりとりがありました。

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今回のセミナーで、60年代のイタリアの精神病院解放運動とその後の地域精神サービスの誕生の背景には女性運動の影響があったことがわかりました。さらに、現在、右派政権による揺り戻しの動きに対しても、家族会に属する女性たちの抵抗運動があることを知らされました。行動するフェミニストでもあるマリア・グラッツィア・ジャンニケッダさんならではの指摘でした。

千葉県で社会的弱者の権利回復に頑張る堂本暁子知事が、このセミナーに聴衆として参加していました。熱心にメモをとっていただけでなく、時折カメラを出して撮影までしていた熱心さをそばで見て、感動を覚えました。
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ボランティアで通訳をして下さった女性2人の貢献なしには、この会の成功はありえませんでした。国際会議でもっとも重要な仕事は通訳です。イタリア人顔負けのダイナミックな身ぶりが魅力的です(右)。
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詳しくはインターネット新聞をhttp://janjan.voicejapan.org/living/0810/0810189690/1.php

写真上:休憩時間に千葉県の地域精神保健サービスについて話し合う3人。左からジャンニケッダさん、堂本暁子知事、伊藤順一郎さん(国立精神・神経センター 精神保健研究所 社会復帰相談部長)
写真中:パネリストの講演をメモをとりながら聞き、時折、カメラを向ける堂本さん
写真下:英語から日本語への通訳なしには、国際会議はなりたたない。パワフルな通訳(右側の2人)
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# by bekokuma321 | 2008-10-22 11:33 | ヨーロッパ

国連の広報によれば、コンゴにおける反乱軍やコンゴ軍によって、女性への強姦や性的虐待は、くり返し、繰り返し行われている。強姦被害にあった女性の年齢は、下は6歳から、上は74歳まで。

マチルダ・ムヒンドMathilde Muhindo は、コンゴで最も歴史ある女性団体のひとつであるCenter Olame代表だ。彼女は、女性への性的虐待の実態を国際社会に知らしめるため運動を続けてきた。彼女は次のように証言する。

「集団強姦は1996年の内乱から始まりました。組織的、計画的、支配的であり、公人による集団暴行という特徴を持ちます。『戦争の中の戦争』と言えます」

2003年、コンゴは表面上停戦状態となったが、鉱物資源の豊富な東部地域は停戦に至らなかった。その地に23以上の軍隊がおり、火薬庫状態だとされている。その東部の病院に駆け込むことが禁止されたことから、被害者たちは行き場を失い、絶望状態に陥っている。

「いつ強姦や性的虐待が終わるのでしょう。コンゴだけの恥ではなく、全人類の恥です」とマチルダ・ムヒンドMathilde Muhindo さん。

女性団体の絶えまぬ運動や働きかけにより国連も動き出したが、まだまだ世界はこの悲劇を知らない。

http://www.theglobeandmail.com/servlet/story/RTGAM.20081017.wcongo18/BNStory/International/home
http://www.thegreatestsilence.org/main.html
http://www.hrw.org/reports/2005/drc0305/4.htm
http://www.refugeesinternational.org/content/article/detail/10589/
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# by bekokuma321 | 2008-10-20 23:53 | アジア・アフリカ

2008年9月18日から15日に行われたルワンダの国政選挙で、80議席中女性が45議席、56.25%となった。これは、世界初の快挙。1994年の大虐殺後、2回目の選挙だった。

ルワンダ憲法は、国会議員の30%を女性女性に与えるというクオータ制をさだめているため、少なくとも24議席は女性となる。

男女平等や女性解放をめざす運動家たちは、選挙候補者リスト作成にあたって、女性が男性と平等に扱うだけではなく、女性をリストの上位に登載するように政党に強く働きかけてきた。

このたびの選挙で、最大政党のRPFは、女性をリストのトップにし、当選者42人中女性が17人に上った。それに加えて、女性3議席が一般選挙で全政党から選ばれた。

24人の女性国会議員選は、CNF(全国女性審議会)からの推薦による間接選挙によるものだった。

EUの選挙監視委員長ミカエル・キャッシュマンは、ルワンダの国会における女性代表の成果を心から賞嘆したと報道されている。


http://www.unifem.org/news_events/story_detail.php?StoryID=736
http://news.bbc.co.uk/2/hi/africa/7620816.stm
http://news.bbc.co.uk/2/hi/africa/7616133.stm
http://news.bbc.co.uk/2/hi/africa/3204401.stm
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# by bekokuma321 | 2008-10-16 11:55 | アジア・アフリカ

ノーベル平和賞

日本人がノーベル賞物理学賞受賞をした。さて、数あるノーベル賞のうち平和賞だけは、スウェーデンではなくノルウェーで行われる。今年の発表は10月10日だという。

その平和賞発表の直前に、ノルウェー平和審議会の名誉会長で平和運動家のフレドリック・S. ヘッファメールFredrik S. Heffermehlは、「最近の受賞者はノーベルの意志に合致しているとはいえない」と批判した。

彼は、近著『ノーベルの意志Nobels vilje』で、ノーベルの意志と遺言に合致した受賞者は、1901年から1945年まで85%いたが、第2次世界大戦後には45%しかおらず、最近7年間ではわずか1人だけであると指摘している。

「ノーベルの意志は軍縮と軍事化反対である。平和賞を創設したのではない。特別な地域や方法において平和を促進することが彼の遺言である」と、彼は批判する。

詳しくは
http://www.aftenposten.no/english/local/article2694859.ece
http://nobelpeaceprize.org/
http://www.peaceispossible.info/
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# by bekokuma321 | 2008-10-08 06:19 | ノルウェー