23日のフェミ二スト・マジョリティ基金や英米報道によると、オバマ大統領は、Global Gag Rule(世界緘口令)廃止に踏み切った。

この大統領指令によって、世界中の、とりわけアフリカの家族計画・避妊指導が前進し、数え切れない女性たちの命が救われることになる。

Global Gag Rule(世界緘口令)とは、ブッシュ政権が2001年に行った「メキシコ・シティ・ポリシー」を意味し、フェミ二スト団体が名づけたもの。この名の下、女性たちは、8年間、廃絶に向けて運動をしてきた。今回のオバマ大統領指令によって、この「メキシコ・シティ・ポリシー」は廃止される。

「メキシコ・シティ・ポリシー」とは、妊娠中絶に関して研修や広報を専門とする団体に対してのアメリカの資金援助を禁じる政策をさす。このポリシーによって、アフリカでは、中絶や避妊を支援するNGOなどの諸団体は、資金供給、技術支援、避妊薬を断ち切られてきた。その結果、不衛生な中絶、またはHIV感染の増加などにつながり、年間7万人以上の女性が死んでいるとされている。

アメリカの女性団体は、女性運動の勝利であると、オバマ大統領の初の大統領指令を大歓迎している。

http://news.bbc.co.uk/1/hi/world/americas/7847651.stm
https://feminist.org/
http://www.guardian.co.uk/world/2009/jan/23/barack-obama-foreign-abortion-aid
http://janjan.voicejapan.org/world/0811/0811070987/1.php
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# by bekokuma321 | 2009-01-24 09:27 | USA

1月21日、アメリカ連邦上院本会議は、オバマ大統領が任命したヒラリー・クリントン国務長官の人事案を、94対2で可決した。これによってクリントン上院議員は国務長官に就任した。

これに先立って13日、米上院外交委員会で開かれた公聴会において、クリントン上院議員は、女性の権利の向上を強調した。

その部分を日本語にすると、

「世界の何百万人もの抑圧された人びとの人権が現実のものとなることに我々は強く関与している。そのことを外交政策は反映しなければならない。私が特に関心を抱くのは、世界中で、不健康な状態におかれ、学校に通えず、食べ物もなく、賃金ももらえずにいる人たちの大多数を形成している女性や少女たちの苦境である。もしも、世界の人口の半数が経済的、政治的、法的、社会的に片隅に追いやられたままなら、民主主義と豊かさを求める私たちの願いは、深刻な危機に置かれたままであろう。まだまだ道は遠く、アメリカは、世界のすべての国々、すべての地域、すべての大陸において、女性の人権を支援するために ためらうことなく、はっきりとした声を出し続ける必要がある。」

さらに、ヒラリー・クリントンは、自身が参加した1995年北京で開かれた第4回国連世界女性会議に言及。オバマ大統領の母親Ann Dunhamも、北京世界会議に参加予定だったと証言した。

クリントンは、Ann Dunhamが貧しい女性たちが起業を起こすための小額融資マイクロファイナンスについてのフォーラム(北京女性会議の一分科会)に参加予定だったものの、病気のためインドネシアから中国まで旅行できなかったと語り、Ann Dunhamがインドネシアでマイクロファイナンスのパイオニアだったことを紹介した。

こうした国際開発を専門とする仕事をし、女性や弱者に対する関心を持った女性の息子、それがオバマ大統領であり、これは、大統領のヴィジョンに影響を与えたといえる、とした。

日本でも無数のメディアがクリントン国務長官就任について報道しているが、上記の女性についての箇所は、紹介されていないようだ。外交政策について問われる議会の公聴会で、オバマ大統領の母親が北京会議のマイクロファイナンスの分科会に参加しようとしていたことを取り上げた、クリントンの見識と勇気に敬意を表したい。

女性の視点から見て、きわめて示唆に富む演説であり、女性の外交政策というものがあるとすれば、こうしたことを指すと思われる。(和訳と要約は筆者)

http://www.npr.org/templates/story/story.php?storyId=99290981&ft=1&f=1001
http://feminist.org/news/newsbyte/uswirestory.asp?id=11480
http://feminist.org/news/newsbyte/uswirestory.asp?id=11468
http://pomed.org/wordpress/wp-content/uploads/2009/01/pomed-notes_clinton-confirmation-hearing_1_13_09.pdf
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# by bekokuma321 | 2009-01-23 02:19 | USA

■■国際シンポジウム■■

「世界は進む、日本は進まず―パリテ、クオータ、男女共同参画―」

日本の女性議員比率は世界182カ国中139位、全体の9.4%にすぎません(衆議院)。
政策決定の場に10%以下しか女性の代表を送り込んでいないのです。日本の女性
たちが初の参政権を行使した1946年の衆議院選挙における女性議員率は8.4%でし
た。この数字を史上初めて塗りかえたのが先の衆議院選挙。わずか1%増やすた
めに60年間もの年月がかかったのです。

紛争後の国内復興過程で女性議員世界一をなしとげたルワンダ、
元祖クオータ制の国ノルウェー、
性役割の強いラテンの国で女性大統領を誕生させたチリ、
クオータ制を法制化した韓国、
そして、日本。

各国の女性議員増に向けての戦術をうかがいます。
「世界は進む、日本は進まず」から「世界は進む、日本も進む」といえる日をめざして!

■日時   2009年1月24 日(土) 午後2時~5時

■会場  文京区男女平等センター(東京都文京区本郷4-8-3)
http://www.bunkyo-danjo.jp/

■報告者
写真はこちらhttp://www.afer.jp/news/2008/20081124_more.html

ルワンダ:アリス・カレケジAlice Karekezi (国際弁護士)女性国会議員率世
界第1位56%の背景とそのメカニズム

ノルウェー:カーリ・ヒルトKari Hirth (ノルウェー王国大使館)80年代に法
律でクオータ制を定めた元祖クオータ制の国の制度、運動、最新情報

韓国:チャン・ジョンファン(韓国大使館)比例制選挙枠にクオータ制を導入す
るまでの経緯と実行後の女性議員の現状と問題点

チリ:後藤政子(神奈川大学教授):性役割の色濃いラテンの国チリ初の女性大
統領がつくりあげた男女半々内閣に到るまで

日本:赤松良子(WINWIN代表、元文部大臣) 世界139位9.4%と女性議員が極端
に少ない日本。誰が何をどうすればいいのか

■参加費  1000円(資料代を含む)
■主催 全国フェミニスト議員連盟
http://www.afer.jp/
■連絡先/木村民子(全国フェミ二スト議員連盟国際部・事務局)
Eメール info@afer.jp
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# by bekokuma321 | 2009-01-20 11:45 | アジア・アフリカ

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女たちの映像祭が、大阪豊中市のすてっぷにて開かれます。今年は
第4回目。女たちの力、知恵、芸術、友情が、スクリーンにこだまします。
ホームページはhttp://sister-waves.fem.jp/


■日 時: 1月30日(金)~2月1日(日)
■会 場: 大阪とよなか「すてっぷ」
■入場料: (入替制) 当日1200円 前売り、シニア、学生1000円 
3回券2700円

☆交流会 監督、制作者、トーク司会者、スタッフと交流します。
参加費1500円

☆女たちの映像祭・大阪はこれまで一般劇場やマスメディアでは見る機
会の少なかった女たちの歴史や文化などの作品を2年ごとに上映して
きました。

日本、韓国、オランダ、カナダ、スペイン、ドイツ、コロンビアなどの10代
から70代まで、さまざまなライフステージを生きる女たちのメッセージを
お届けします。上映後には必ず会場で話し合いをします。

☆来日監督:「ネイキッド」のミシャ・カンプ(オランダ)、「ファンボさんに春
がきた」チミン(韓国)、「和気あいあい?」チャン・ヒソン、 「女の言葉」ソ
ルダッド・ベラとベッティーナ・フレッセ、日本の監督「ある沖縄女性の物
語」松本真紀子、「ちゃんときいて受け止めて」エンドウノリコ、「kozue
sugiura gender works」杉浦梢 

下記をクリックするとハッとするチラシが見られます。
http://sister-waves.fem.jp/4_09WMSW_omote.pdf
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# by bekokuma321 | 2009-01-20 11:33 | アジア・アフリカ

おじさんネットワーク

「現地ルポ 『ノルウェー民間企業の取締役は4割が女性!!』の背景を見る」
http://janjan.voicejapan.org/world/0812/0812173697/1.php

上記記事に反応をいくつかいただいた。今日は、この取材をするなかで出会った、グッベベルデGubbeveldetというノルウェー語を紹介したい。

Mennsveldeは男性世界だが、そのMennをGubbe年寄り男性に変えて使われている。年寄り男性の世界、すなわち、男性によって決まる男性支配の社会という意味がこめられている。私の友人は、英語のold boys' networkと同じだ、と教えてくれた。

日常的には、「おじさんネットワーク」という感じで使われているようだ。たとえば、こんなふうに。

To kvinner mot gubbeveldet
おじさんネットワークに反対する2人の女性

Sveisen dame mot gubbeveldet
おじさんネットワークに対抗するスイスの女性

Norske kvinners standpunkt mot ”gubbeveldet”
おじさんネットワークに反対するノルウェー女性たちの姿勢(EU加盟に反対する姿勢)

”gubbeveldet i Brussel”
ブラッセルのおじさんネットワーク(EU加盟に反対する北欧女性の心情)

ノルウェーはクオータ制によって、まず政界のGubbeveldetを変えようとした。そして、成功。次に、経済界のGubbeveldetを変えようとしているといえる。 

そう、ノルウェー女性解放運動は、このGubbeveldetに挑む闘いだったのだ。クオータ制という有効な道具を使って・・・。

私たち日本も元気に行こう!
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# by bekokuma321 | 2009-01-18 10:27 | ノルウェー