連日  「政治とカネ」 について、報道されています。今日は、小渕優子前大臣の経理担当の家に、強制捜査がはいったそうです。

どうしてこうも、政治家はいいかげんなのか。私など普通のおばちゃんは、家計簿をつけていて1円合わなくても計算し直すものを。

3000万円、5000万円…と、私たちの財布とは桁違いのお金が行方不明とは、あきれかえってしまいます。

政治家の政治資金は、必死になって稼いだお金でないからでしょうね。

でも、「政党交付金」は、私たちが必死で稼いで納めた税金です。こんないい加減な使いかたをするなら、私たちの税金から「政党交付金」を出すのをやめてほしいと思います。

先日、松浦大悟元議員秘書の「有印私文書偽造・同行使・詐欺罪」の刑事事件が不起訴になったと知りました。これも「政党交付金」に関係しています。

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2012年の衆院選後、三井マリ子代表の支部に送金された「政党交付金」の一部が使途不明になっていることに気づいた三井さんが、警察に捜査を依頼していました。

不起訴は証拠不十分だからということですが、これまたおかしいと、普通のおばちゃんの私は思いました。だって、三井さんの全く知らない通帳が出てきたじゃないですか。

起訴されて、政党交付金のしくみがいかにいい加減かをはっきりさせてほしかったです。

もう一つ、民主党秋田2陣営の選挙運動費用の「収支報告書」を虚偽記載したとされる「公選法違反事件」があります。これについて、民主党秋田県連(松浦大悟代表)は調査すると言っていましたが、いまだにちゃんとした説明はありません。

c0166264_134705.jpgこちらは、ポスターを貼ってもいない人に、ポスターを貼りのお金を支払ったことにして領収書をもらっていたという事件です。領収書に書かれた名前の人は、ポスター貼りをしてない人だったのです。つまり、領収書はニセ物だったのです。

そのニセ物の領収書をつけて、「収支報告書」を選挙管理委員会に出したのですから、公職選挙法違反です。

新聞によれば、まだ捜査中ということで、起訴か不起訴か決まってないようです。

HEROの「久利生公平」よ、現実の社会にも表れてほしい。普通のおばちゃんの切なる願いです。

秋田市 佐々木厚子 さみどりの会(*)

【写真:秋田3区の選挙ポスター。積雪のためポスターは男だけ(上)。三井候補知人が雪かきをしたら下段に貼ったポスターが表れた(下)】

(注)衆院選で落選した三井候補は、松浦大悟議員らに不明朗な会計処理をされ心身ともに損害を受けたと提訴した。さみどりの会は三井裁判を支援する会の愛称。「産むならば 世界を産めよ ものの芽の 燃え立つ森の さみどりのなか」という阿木津英の歌がある。女性は子どもだけでなく、世界を産み出すのだという意味だ。三井さんは、選挙演説に引用しては「私は新しい秋田を産み出したいのです」と結んでいた。「さみどりの会」の由来だ。裁判報道は下を。
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「政治とカネ」、秋田衆院選から考える
小渕優子事件と三井マリ子事件の類似点‏
きわめて日本的
私は納得いきません
許せない!幕引き図った検察
裁判と人格攻撃
私も悔しい
改ざんしたかのように言ってきた
青天の霹靂
「政治とカネ」にメスを入れる三井裁判
政党交付金の残金を国庫に返還
今朝の読売を読んで 「解散・返還は当たり前」
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決定的証拠が裁判長に提出された
供託金は秋田おばこのデモクラシーに
秋田おばこのデモクラシーに大賛成
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裁判をしなかったら供託金はどこに?
「供託金もどって一安心」_5.21読売新聞
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供託金、もどった
秋田おばこのデモクラシー
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裁判長提案「供託金戻したら」は当然
お金の流れがよくわかった
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供託金は戻したらどうか、と裁判長提言
ワーキング・ウーマン、三井裁判を女性の視点で見る
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秋田衆参両選挙で4人書類送検
秋田衆参両選挙で関係者送検
三井候補秋田追放事件を究明する裁判 3
三井候補秋田追放事件を究明する裁判 2
三井候補秋田追放事件を究明する裁判
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by bekokuma321 | 2014-10-30 13:56 | 秋田

日本142カ国の中で104位

c0166264_20452418.jpgダボス会議で知られる「世界経済フォーラムWorld Economic Forum」から、ジェンダーの世界ランキングが、発表になった。

日本は142カ国中104位(→)。

大きな声では言えないが、昨年は105位だったから、1位上がった。

今年は、朝日新聞が1面に大きく報道した。そのため、「日本ってこんなにひどいんだ」と思った日本人が多少増えただろう。

なぜ日本は104位なのか。

その内訳は、経済活動参加と機会102位、教育93位、健康と生存37位、政治参画129位。政治の世界の著しい立ち遅れが、足をひっぱっている。これは昨年も同様。

日本は、この調査が始まったころの2006年には、115カ国中79位だった。分母も増えたから単純には言えないが、この進歩のなさに、愕然とする。今年の分析によると、2095年には働く場の男女平等がなしとげられそうだが、日本もそうなるのだろうか。

上位にはいつものように北欧の5カ国が並ぶ。

1 アイスランド 
2 フィンランド  
3 ノルウェー 
4 スウェーデン
5 デンマーク

国連やEUなど国際機構は、北欧の男女平等政策をモデルとしているが、日本こそ、北欧の政策を学び、とりいれるべきだ。

えっ、”女性活用”大臣は日本会議メンバー? そりゃ、無理だわ。

The Global Gender Gap Report 2014
The Global Gender Gap Report 2013
日本、世界131カ国中101位
日本の女性議員率、世界163位
1位アイスランド、98位日本
男女平等世界1アイスランド、日本94位
Analyse: Kvinner og menn blir likestilt i 2095

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by bekokuma321 | 2014-10-29 20:53

新聞やTVを賑わしている「政治とカネ」問題。

女性大臣辞任後、望月環境大臣、宮沢経産大臣、有村治子女性活躍担当大臣…。こうも次から次ぎに現れると、政治とカネ問題は、閣僚だから暴露されるのであって、これは氷山の一角にすぎないとわかります。

小渕元経産大臣が、カレンダーを配っていたことが暴露された後、秋田県内でもカレンダーを配布した衆議院議員が出ました。最初は、御法川信英財務副大臣(衆院秋田3区)だけでしたが、冨樫博之衆院議員(秋田1区)、金田勝年衆院議員(同2区)も同様に配布していたことが新聞に出ました。

素人の私は、なんで問題になるのかと思った「うちわとカレンダー」です。でも、よく考えると、選挙区内の有権者に自分の顔写真と名前を書いたカレンダーを配ったのですから、選挙運動とみなされかねません。カレンダーでもうちわでも、作成や配布にはお金がかかりますから、選挙区の大勢の有権者にタダであげたとしたら、買収になりかねません。

c0166264_11432464.jpg


しかも、作成費は、国民の税金「政党交付金」からですから、深刻です。

選挙となると、候補者や回りはあらゆる努力をします。違法ぎりぎり、というより違法だとわかっても、候補者の名前と顔を知らせるいい方法があれば、飛びつくのが選挙のようです。

それにつけても思い出すのは、2012年、秋田で立候補した三井マリ子さんの選挙です。

他の候補者はみな、田んぼや空き地にかかしのように立つ看板に、ポスター(いわゆる事前ポスター)を一定間隔置きに貼っていました。が、三井さんのはありませんでした。「三井さんのポスターがほしい」と私は、どれだけ思ったことでしょう。

選挙後に提訴した三井さんの裁判書面によると、いわゆる事前ポスターは、わずか900枚だったそうです。そのうち3分の2は松浦参議院議員、小原県会議員と一緒のもので、三井さんだけ写ったポスターはたった300枚でした。

御法川副大臣のカレンダーは3000枚だったそうですが、そのわずか1割です。

もっと驚いた、というか、悔しいのは、公費で作成できる選挙ポスター――町の候補者掲示板にはるもの――ですら、三井さんの場合、なんと公費の半分以下しかお金を使わなかったのです。めちゃめちゃです。

三井さんは、秋田に引越したことすら知られないうちに解散総選挙になってしまいました。本当に気の毒でした。ですから、固辞した三井さんに立候補をせまって翻意させて秋田に連れてきたのは松浦議員なのですから、松浦事務所は、三井さんの顔と名前を知らせる努力を精いっぱいしなければならかったのです。

それなのに、なぜ、これほどまでにケチケチだったのか。

松浦事務所側は、供託金が没収されるとポスターにかかった公費も候補者側が支払うことになることを知っていて、公費分よりも少なく作ったのではないか、と三井さんの書面は言います。話題の「政党交付金」をためこもうとしたのでは、ということなのです。

今は閣僚が攻撃の矢面ですが、「政治とカネ」問題は、役職についていない議員も、過去に政権与党であった政党の議員すべてにあてはまります。

とくに「政党交付金」は税金です。三井マリ子候補の政治活動のために出た資金です。その政治資金を、候補者のための必要最低限のことにすら使わなかったなんて、考えられません。三井候補の政治資金を、次に残そうという魂胆がなければ、こんなめちゃめちゃはありえません。

思えば、行ってもいない旅行に政務活動費を使ったように報告したことが判明し、号泣した元兵庫県議の野々村氏は、反面教師として優れものでしたね。

大倉 由紀子 さみどりの会(*)

【写真:秋田3区の選挙ポスター。掲示板の高さは豪雪地方には低すぎて、雪をかきわけなければ下段の候補者は見えなかった。室内に貼るカレンダーがいかに有効かは一目瞭然】

(注)衆院選で落選した三井候補は、松浦大悟議員らに不明朗な会計処理をされ心身ともに損害を受けたと提訴した。さみどりの会は三井裁判を支援する会の愛称。「産むならば 世界を産めよ ものの芽の 燃え立つ森の さみどりのなか」という阿木津英の歌がある。女性は子どもだけでなく、世界を産み出すのだという意味だ。三井さんは、選挙演説に引用しては「私は新しい秋田を産み出したいのです」と結んでいた。「さみどりの会」の由来だ。裁判報道は下を。
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小渕優子事件と三井マリ子事件の類似点‏
きわめて日本的
私は納得いきません
許せない!幕引き図った検察
裁判と人格攻撃
私も悔しい
改ざんしたかのように言ってきた
青天の霹靂
「政治とカネ」にメスを入れる三井裁判
政党交付金の残金を国庫に返還
今朝の読売を読んで 「解散・返還は当たり前」
澤藤弁護士ブログを読んで
決定的証拠が裁判長に提出された
供託金は秋田おばこのデモクラシーに
秋田おばこのデモクラシーに大賛成
マラッカ海峡より
裁判をしなかったら供託金はどこに?
「供託金もどって一安心」_5.21読売新聞
女は使い捨ての駒か
5月10日のNHK、11日の朝日、読売、魁
供託金、もどった
秋田おばこのデモクラシー
4月15日の毎日新聞
裁判長提案「供託金戻したら」は当然
お金の流れがよくわかった
NHK 「選挙資金裁判 争点絞られる」
供託金は戻したらどうか、と裁判長提言
ワーキング・ウーマン、三井裁判を女性の視点で見る
今朝の毎日新聞
女性記者の目
秋田衆参両選挙で4人書類送検
秋田衆参両選挙で関係者送検
三井候補秋田追放事件を究明する裁判 3
三井候補秋田追放事件を究明する裁判 2
三井候補秋田追放事件を究明する裁判
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by bekokuma321 | 2014-10-29 11:48 | 秋田

c0166264_2054029.jpg昨夜、「環境大臣が緊急記者会見するみたいだよ」と、連れが言った。半分眠っていた私は、「夜中よ、明日の新聞見ればいいんじゃない」とそのまま朝までグーグー寝入ってしまった。

今朝、10月28日の新聞を見た。我が家の朝日新聞朝刊には、それらしき記事はなかった。そこでネットを開いた。あった、あった。額に汗をびっしょりかいて、望月義夫環境相が記者会見をしている動画が。

ネットには静止画も載っていて、毎日新聞の撮影時刻は10月28日午前0時13分だった。ほんとに望月環境大臣は真夜中に記者会見したのだ。

毎日新聞は10月28日1時15分付けで、こう報道する。深夜会見の1時間後に記事を配信した記者魂に感銘をうけつつ、紹介したい。

「2008年と09年の後援会の政治資金収支報告書に、新年の『賀詞交歓会』にかかった経費として約305万円と359万円をそれぞれ計上したにも関わらず、収入が記載されていなかったと発表した」

つまり、新年会を開くために664万円の経費を使ったが、その一方、参加費など収入の記載が何もないというのだ。

毎日は、続けて、「(望月大臣は)賀詞交歓会は実行委員会形式で開いており、後援会に経費を記載したのは誤りだったと説明した」と書いている。これって、政治資金収支報告書の虚偽記載ではないか。

後援会ではなく実行委員会が主催したのだから、後援会(=政治資金団体)の収支報告書に、新年会の支出を書く必要はなかった、と彼は言いたいらしい。これを言い逃れと言わずして何という。

どこが主催したにせよ、新年会(=賀詞交歓会)をやったことは否定できない。その収入は、「参加者は1800人程度で、1人2000円の参加費を受け取っていた」ので、「ほぼ過不足ない状態で運営されている」という。あらら、うまく辻褄あわせをしたのね。

そして、ほら、来た、収支報告を担当した人の記載ミスだというのだ。環境大臣の場合、経理は、妻がしていたらしい。しかも、、妻は「2010年に死去」したという。

毎日は、さらに今日の11時53分(最終更新 13時04分)に、続きを配信している。望月環境大臣は、深夜の会見後に妻の献身ぶりを書いた資料を配ったのだというのだ。

「望月氏は(午前0時からの)記者会見を20分ほどで打ち切り、その後に説明資料を報道陣に配った。資料では、2010年末に亡くなった妻真由美さん(当時62歳)について『(旧清水)市議に当選して以来35年あまり、ずっと私の政治活動を支えてくれた』『(09年の落選後も)私の再起を信じてくれた』と感謝をつづっている。」

ウッ、35間年も、大変だったろうねぇ、望月真由美さん。私は思わずホロリ。しかし、私のこのシンパシーは、「まじめで献身的な妻は、後援会の金を(適正に)使ってくれていたと確信している」との大臣発言でシラけとんだ。

なんだ、「死人に口なし」、亡くなった妻に己の全責任をなすりつけただけじゃないか。

生前は議員の夫をかげにひなたに支え続け、死後は夫の疑惑隠しに”女性活用”されて。これでは安らかに休めやしない。ですよね、望月真由美さん。


望月環境大臣が会見 収支報告に事実と異なる記載
望月環境相:別の会合に支出 賀詞交歓会収支で虚偽記載
望月氏「妻が付け替えた」 政治資金、660万円記載

【写真:望月義夫議員ホームページより】
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by bekokuma321 | 2014-10-28 21:11 | その他

英紙Timesの特派員リチャード・ロイド・パリは、右翼的日本政府に向かって、再び鋭い矢を放った。

10月17日の英紙Times。「日本版BBC、戦時中の“性奴隷”への言及禁止」というタイトルだ。日本版BBCとはNHKのこと。首相安倍晋三のドアップ写真が添えられている。記事の書き手はリチャード・ロイド・パり。

NHK内の極秘内部文書によると、日本政府は、NHKが、南京大虐殺、戦時中の性奴隷問題、中国との領土問題などに言及することを禁止している、とパリはいう。

そして「イギリスで話題になっていることも取り上げられない」とパリは述べる。

ここまで来たか、NHKよ。

パリ――君の名は忘れられない。9月25日、日本外国特派員協会で、国家公安委員長山谷えり子に、まっさきに質問をした勇敢な記者だ。

山谷えり子に、在特会元幹部・増木重夫を知っているか、増木といつからつきあってきたか、在特会についてどう思うか、と食い下がった。山谷は、まともに応えられず、歯を見せて笑って逃れようとした。

山谷は、ご存知、安倍のおともだちだ。”従軍慰安婦”への日本軍の関与を否定してきた。「ジェンダーフリーは男女でトイレを同じにし、社会に混乱を招く」などというデマを飛ばし、男女平等を目の敵にしてきた。

c0166264_1753356.jpgさて、一方、日本人にも、こうした安倍晋三の政治的圧力に、体をはって批判するジャーナリストがたくさんいる。

その1人は、原寿雄。

彼は、「日本軍の性奴隷制を裁く女性国際戦犯法廷」に関するNHKの番組が、安倍晋三らの政治的圧力によって、見るも無残に改変させられた事件について、こう書く。

「被害者のNHKは、加害者側と一緒になって『政治的圧力などなかった』『番組手直しはすべて自主的判断で行われた』と説明する。そのため、『真相はやぶの中』になってしまう」

「番組改変は、NHKに対する右翼と自民党右派の反対の中で起きた。安倍官房副長官は、慰安婦問題をNHKがとりあげることに反対してきた国会議員グループのリーダーである」

「ジャーナリズムの自由にとって、最大の外敵は権力による介入であり、政治的圧力である」

原寿雄のこの文章は、2010年に出版された『暴かれた真実 NHK番組改ざん事件』(現代書館)収録の「ETV番組改変裁判で考えたこと」から引用した。

タイムズ特派員パリの指摘するNHK問題、吉田証言に矮小化されようとしている”慰安婦問題”を考える時、この1冊は非常に貴重だ。編集した西野瑠美子、東海林路得子に頭が下がる。


Japan’s ‘BBC’ bans any reference to wartime ‘sex slaves’

パリ記者の言う内部文書と思われる。クリックすると拡大される

女たちの戦争と平和資料館
アジア女性資料センター
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by bekokuma321 | 2014-10-27 18:01 | ヨーロッパ

c0166264_20534337.jpg今朝――10月25日――イランでレイハネ―・ヤバ―リ(Reyhaneh Jabbari)の死刑が執行された。彼女は弱冠26歳だった。

BBCやガーディアンによると、レイハネ―・ヤバ―リは、2007年、イラン情報省職員を殺害した罪で逮捕された。ただちに彼女は、独房に幽閉され、2カ月間、弁護士にも家族にも合うことを許されなかった。

2008年、レイハネ―は法廷に立った。彼女は、イラン情報省職員によって性暴力を受けており、それをかわそうと、背後から刺したが、正当防衛だったと自供した。さらに、その部屋には、もう一人男性がおり、その男性が殺害した疑いがあるとも述べた。

しかし、この自白は極限のストレスと脅迫によるものであり再審理が必要であること、真相解明のために何の捜査もなされていないことが、アムネスティによって報告されていた。

なんとかして死刑をとめようと世界的運動がまきおこっている矢先の、死刑執行だった。どれだけ無念だったことか。

BBCは、このニュース報道の最後に、2013年の死刑執行数の多い国を順に掲載している。9番目にあるのは、わが日本だ。

中国1000+、イラン369+、イラク169+、サウジアラビア79+、アメリカ39、ソマリア34+、スーダン21+、イエメン13、日本8

Iran: Halt execution of woman set to be hanged at dawn
Iran executes Reyhaneh Jabbari despite global appeals for retrial
Iran hangs Reyhaneh Jabbari despite campaign
https://www.facebook.com/SaveReyhaneh
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by bekokuma321 | 2014-10-25 20:50 | 中東

c0166264_16135819.jpg「完全に治って、自分がエボラ出血熱の患者だったと信じられないほどです。しかし、アフリカでエボラ出血熱にかかった人たちは、私とは全く異なる環境に置かれています」

「アフリカの患者たちは、病に苦しむだけにとどまらないのです。姉妹を失い、父母を失い、隣人を失うことなのです」

「6歳の子どもが、誰も知っている人のいないところに閉じ込められるのです。その子の親たちは非難攻撃されるのです。暑くて、ぎゅうぎゅうづめの、隣のベッドには死人がいる、そういうテントで、固いベッドに1人ぽっちで横たわる。それでも、ベッドに寝ることができれば幸せなほうです」

「国際社会からの反応が何一つない中、どんどん病人が増え続けていることに、恐怖とフラストレーションを覚えました」

「感染者の増大に、私も、同僚たちも、無力さを感じるだけでした」

「世界中で、ノルウェーからも、たくさんのボランティアが西アフリカに向かおうという人たちがいることはうれしいです」

「みなさんが、エボラに感染した私を怖がってないことはうれしいです。ありがとうと言いたいです」

以上は、10月20日月曜の夜、ノルウェーの医師セリエ・レーネ・ミカルセン(Silje Lehne Michalsen)が記者会見で述べたことの私流の訳である。

ノルウェーは、このところ、西アフリカに派遣されて、エボラ出血熱患者のケアに携わってきた医師や看護師から生の声を報道している。そこには、日本の報道が伝えないアフリカの真実が見える。

出典はEbola doctor now ‘fully recovered’Silje (30) overlevde ebolasmitten

ミカルセン医師は、10月5日、派遣先シエラレオネでエボラ出血熱と診断され、2日後、特別機で帰国した。オスロのウレヴォール病院の隔離病棟で治療に専念していた。病院側は「完全に回復しました」と発表、退院となった。退院を前に、これまで匿名にされていた彼女は、自ら記者会見にのぞんだ。

6月2日、ミカルセン医師は、国境なき医師団の1人として、シエラレオネに赴任した。当初はエボラ出血熱の手当とは言われていなかったが、すぐにエボラ出血熱患者が増え続け、仕事のほぼすべてがエボラ出血熱患者対応になったという。

彼女は、「匿名に」という願いを聞き入れてくれたノルウェー医師団・関係者、それに協力したノルウェー・メディアに感謝すると言った。

最後に、記者会見を終える直前の彼女の言葉を翻訳紹介する。恐怖におびえる人たちに向けての、力強いメッセージだ。

「西アフリカへの最初の任務は私が思ったようにはなりませんでした。でも、私はできるだけ早く、現地、西アフリカにもどりたいと思っています」

Ebola doctor now ‘fully recovered’
Silje (30) overlevde ebolasmitten
Vi fikk bare plass hvis vi stablet de døde
エボラから考えた水の平等&性の平等
Brende prøvde verneutstyr mot ebola
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【写真:エボラに感染したノルウェー医師を完治させたオスロの病院】
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by bekokuma321 | 2014-10-25 16:49 | ノルウェー

10月23日の最高裁の判決後の女性のコメントに胸がうたれた。

 「あきらめず、声をあげてよかったと、喜びの気持ちです。これまで何度も憤り、傷つき、悔しい思いをしてきました。新しい命を宿した女性がこのような苦しみを受けることはあまりに酷です」(朝日新聞)

妊娠して差別されるのはおかしい、と立ちあがった女性に心から感謝したい。と同時に、提訴してまで闘わなければならない、この国に生きる不幸をのろった。

雇用機会均等法は、妊娠・出産を理由に、女性への不利益処遇を禁じている。これと、もうひとつ重要な国際法規がある。女性差別撤廃条約だ。

日本政府が批准してからもうじき30年になる。批准したからには守るべき責務がある。

女性差別撤廃条約は、第11条で、こう記す。

(1)国は、雇用における男女平等推進、女性差別撤廃のためにあらゆる措置をとらなければならない、とうたっている。

その上で、(2)婚姻又は母性を理由とする女性差別を防止し、かつ、女性に対して実効的な労働の権利を確保するため、次の4つの措置をとりなさい、とうたう。

「妊娠又は母性休暇を理由とする解雇及び婚姻をしているかいないかに基づく差別的解雇を制裁を課して禁止する」

「給料又はこれに準ずる社会的給付を伴い、かつ、従前の雇用関係、先任及び社会保障上の利益の喪失を伴わない母性休暇を導入する」

「親が家庭責任と職業上の責務及び社会的活動への参加とを両立させることを可能とするために必要な補助的な社会的サ-ビスの提供を、特に保育施設網の設置及び充実を促進することにより奨励する」

「妊娠中の女性に有害であることが証明されている種類の作業においては、当該女性に対して特別の保護を与える」

日本政府は、30年も前に、以上を守りますと国内外に表明したのだ。いったい、これまで政府は何をしてきたのか。

FEM-NEWSは、今夏、ノルウェーから妊娠中の働く女性を紹介した。

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彼女は、6人目の出産を控えて、休暇にはいる直前だった。その職場でフルタイム職員に雇用されて6年になるが、その間、2度、妊娠出産。育児休業を取りながら働き続けてきた。

「本当は、上司から嫌み言われたんじゃない?」と、私は食い下がった。彼女の答えはこうだった。

「嫌み? え~ッ、そんなことは一度もありませんよ」
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by bekokuma321 | 2014-10-24 21:32 | ノルウェー

驚きましたねー。

小渕優子議員が経済産業大臣に就任した時、記者会見をTVで見ながら、これから女性の地位向上にも取り組んでくれるだろうと思っていました。それからたいして日がたってないのに、今度は大臣辞任の会見でした。

私も、女性の1人として、政治信条は別ですが、残念です。

小渕優子さん本人の知らないところで多額のお金が動いていたとは…。3000万円、いや5000万円という巨額のお金が使途不明になっているとは。

小渕さんの政治資金収支報告書に載っている会計責任者は、名前だけの名義貸しだったと報道されています。実権を握る人物が他に居て財布を自在に動かしていたのでしょうね。

報道によると、群馬県中之条町町長だったようです。町長が、衆議院候補の会計責任者であると記載するのはヤバイと考えて、別の人にしたのでしょう。

私も最近知ったことですが、政治家の政治資金って、大半は国民の税金から賄われているんですね。政党交付金です。

政党交付金は、それぞれの選挙区の衆議院候補者が代表となっている総支部(または支部)に入金されます。そして、その総支部の代表を中心とした政治活動に使われるのだそうです。

小渕さんが代表となっている総支部は、「群馬県第5選挙区支部」。そこに政党交付金が定期的に送金されているのです。共産党を除いて、どの党も同じようなしくみらしいです。

政党交付金は公金ですから、不正は許されません。小渕さんの不明金は、ウン千万円です。これだけの大金が、本人にわからないということなどあるのでしょうか。本人の知らない隠し口座が開設されていたのでは、と疑ってしまいます。

ここで、「民主党秋田県第3総支部」の代表だった三井マリ子さんの事件とオーバーラップしました。

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三井さんは、「私には3冊の通帳を開設すると言いながら、私に隠していた口座がもう1冊あって、全部で4冊開設していた」と一貫して主張しています。

そして、財布を握っていた松浦大悟参議院議員事務所の人たちに不明朗な使われかたをされた、それによって心身ともに傷ついた、と訴えています。今、秋田地裁(写真)で係争中ですが、民主党秋田県連代表の松浦大悟前参議院議員も被告のひとりです。

その彼が、今朝の読売新聞に、女性閣僚の辞任に関して、コメントを出しています。そのまま引用します。

【民主党県連の松浦大悟代表は「(辞任は)政治に緊張感がなくなれば腐敗することをよく表している。県政も長きにわたり一強多弱が続き、緩んでいる」と指摘し、統一地補選での変革が必要との見方を示した。県議会で政務活動費の使途が問題になったことにも触れ「地方議員は注目されている。高い倫理観が求められており、私たちも自身を律したい」と述べた。】(2014年10月21日)

「私たちも自身を律したい」ではなくて、「私たちも自身を律します」ではないでしょうか。

先日、松浦事務所の事務所員は、書類送検されたものの証拠不十分のため不起訴という決定がありました。それに自信をつけたかのような口ぶりだなあ、と胡散臭さを感じながら読みました。

大倉 由紀子 さみどりの会(*)

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(注)衆院選で落選した三井候補は、松浦大悟議員らに不明朗な会計処理をされ心身ともに損害を受けたと提訴した。さみどりの会は三井裁判を支援する会の愛称。「産むならば 世界を産めよ ものの芽の 燃え立つ森の さみどりのなか」という阿木津英の歌がある。女性は子どもだけでなく、世界を産み出すのだという意味だ。三井さんは、選挙演説に引用しては「私は新しい秋田を産み出したいのです」と結んでいた。「さみどりの会」の由来だ。裁判報道は下を。
c0166264_15134969.jpg
きわめて日本的
私は納得いきません
許せない!幕引き図った検察
裁判と人格攻撃
私も悔しい
改ざんしたかのように言ってきた
青天の霹靂
「政治とカネ」にメスを入れる三井裁判
政党交付金の残金を国庫に返還
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マラッカ海峡より
裁判をしなかったら供託金はどこに?
「供託金もどって一安心」_5.21読売新聞
女は使い捨ての駒か
5月10日のNHK、11日の朝日、読売、魁
供託金、もどった
秋田おばこのデモクラシー
4月15日の毎日新聞
裁判長提案「供託金戻したら」は当然
お金の流れがよくわかった
NHK 「選挙資金裁判 争点絞られる」
供託金は戻したらどうか、と裁判長提言
ワーキング・ウーマン、三井裁判を女性の視点で見る
今朝の毎日新聞
女性記者の目
秋田衆参両選挙で4人書類送検
秋田衆参両選挙で関係者送検
三井候補秋田追放事件を究明する裁判 3
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by bekokuma321 | 2014-10-22 17:33 | 秋田

女性閣僚辞任と政治資金

10月18日、山谷えり子、有村治子、高市早苗の3閣僚は、そろって靖国を参拝した。その2日後の20日、小渕優子と松島みどりの2閣僚は、そろって辞任した。

女性5閣僚のうち、辞任した2人は、日本最大の右翼組織「日本会議」に所属していない。ごぞんじ「日本会議」は、選択的夫婦別姓を目の敵にするなど、「女性差別撤廃条約」を否定してきた。

これで、女性閣僚といえば右翼3人となった感がある。ちなみに新法務大臣に任命された上川陽子議員も日本会議とかかわりのある神道政治連盟(安倍晋三代表)所属だ。

首相安倍晋三が、閣僚に女性をある程度入れたのは、2つ理由が考えられる。

ひとつは国際的圧力。国連から勧告を繰り返し出されるなど、日本政府は男女平等の国際潮流を受け続けてきた。アベノミクスをぶちあげた経済大国の首相なのに、女性差別大国と言われては国際舞台でいい格好したくてもできっこない。潮時だった。

もうひとつは、彼の悲願である改憲と原発推進を実行に移すためだろう。改憲と原発推進のこの2課題、ともに男性より女性に受けが悪い。女性向けの陽動作戦が必要だった。

しかしながら、大臣の母集団となる国会議員に女性は余りに少ない。見渡せば、自分と同じ日本会議や神道政治連盟のお仲間だらけ。いくらなんでも、お友だちだけではまずい。そこで白羽の矢が立ったのが小渕と松島。急ぐ余り、ちゃんとした身体検査をしてなかったのだろう。

今回、注目すべきは、松島より小渕のほうだ。

小渕は、「小渕優子後援会女性部大会」という集いを、毎年、1000人規模で開いている。(続きはMore)

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by bekokuma321 | 2014-10-21 23:27 | その他