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世界136位。これはスキャンダル以外の何物でもない。

世界の国会(1院)に女性がどのくらいいるか。列国議会同盟IPUによると、日本は190カ国のなかで136位だ。前回は134位だったので、さらにランクが下がった。

2012年7月31日付最新統計によると、日本は、衆議院議員480人中、女性議員は52人、10.8%。

この10.8%という女性率は、世界の平均20.39%、アジア諸国の平均18.5%よりはるかに低い。アラブ諸国の平均14.9%より見劣りする。

世界でもっとも女性の割合が高いのはルワンダの56.3%。ルワンダは、内戦による殺戮の結果、男性人口が極端に減った。その後、憲法で女性割合を保障した。

なぜ、日本にこんなにも女性議員がいないのか。

最大の理由は、選挙制度が女性に不利に働いているからだ。政党や国会議員も、物事を決める場の男女平等を真剣に考えてこなかった。メディアの責任も大きい。

今、民主党は、比例代表制枠を削減したいらしい。だが、待ってほしい。女性議員が多い国の多くは、比例代表制選挙である。日本のような小選挙区制をとる国は女性が少ない。比例代表制選挙のほうが女性が当選しやすいーーこれは世界の常識である。

つまり、今、国会で決めようとしている比例区削減、それは、すなわち女性をさらに政治から排除することになるのだ。

世界のどこよりも、日本は、少子高齢化対策に知恵を絞らなければならない。それなのに、これ以上女性議員を減らそうとするなんて。そんなバカな!

http://www.ipu.org/wmn-e/classif.htm

■世界134位はスキャンダルだ
http://frihet.exblog.jp/17999988/
■男性偏重政治が原発政策にもたらす弊害
http://frihet.exblog.jp/18384122/
■原発事故から考える民主主義
http://frihet.exblog.jp/16079555/
■女性議員を増やすために ~ノルウェー選挙に学ぶ~(朝日新聞2000.5.7「論壇」)
http://www009.upp.so-net.ne.jp/mariko-m/women_assemblyman.html
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by bekokuma321 | 2012-09-30 21:39

c0166264_10453276.jpg今日、届いた「フェミニスト・デイリー・ニュース」によると、ウルグアイの下院が、妊娠初期の中絶を合法化することを可決した。すでに上院では可決している。

しかし、この制度には欠陥がある。それは、胎児の父親の同意を得ることと、3人以上の医学専門家の認可を得ることが条件とされている点だ。

よって、妊娠中絶賛成派も反対派も、現法案に反対だという。

反対派は、中絶そのものへの反対だ(写真)。賛成派は中絶を希望する女性が認可を得なければならないとされている点への反対だ。

妊娠するのは女性だが、男性がいなければ妊娠にはいたらない。しかし、その当の男性が逃げたり、「オレではない」と否認したりする。父親の同意が条件とされると、彼を探したり説得したりに時間がかかり、母体がもたない。妊娠中絶は、できればしないほうがいいに決まっているが、せざるをえない女性がごまんといることも事実だ。その選択は、女性の意思が基本だと思う。

ウルグアイといえば、赤松良子さんが大使となって赴任した南米の国だ。男女雇用機会均等法が日本で成立した後の1980年代だった。

http://translate.google.com/translate?sl=es&tl=en&js=n&prev=_t&hl=en&ie=UTF-8&layout=2&eotf=1&u=http%3A%2F%2Fwww.eluniversal.com.co%2Fcartagena%2Finternacional%2Furuguay-marchas-preceden-votacion-de-despenalizacion-del-aborto-91988&act=url
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by bekokuma321 | 2012-09-29 10:54 | 中南米

c0166264_1117745.jpgうだるような暑さの8月23日(木)、埼玉県で唯一の女性ゼロ市議会羽生市に着いた。人口56500人。

まず羽生市役所を見学した。鉄筋4~5階建ての大きな建物で、「広報はにゅう」も特大判であった。

その後、女性センター・パープル羽生に向かった。2階にて、田沼利之総務部長、今西和雄人権推進課長、田中幸子男女共同参画係長が迎えてくれた。こちらは全国フェミニスト議員連盟ゼロ撲メンバー3人、さらに、同行取材の毎日新聞記者が同席した。

「活力に満ちた人輝く 文化都市羽生」を目指して、羽生市では、各種祭り、各施設、憩いの場などの多彩な取り組みがなされ、ガイドマップだけ見る限り申し分なさそうだ。「はにゅう男女共同参画プラン」では、政策、方針決定過程への男女共同参画の促進が、もちろん明記されてはいる(どこの自治体も作文は立派だった)。

c0166264_11173824.jpgしかし、女性センターに、年間予算14,461,000円、スタップ2人いるにも関わらず、女性議員が、ここ10年近くも不在だという。議員だけではない、PTA会長、自治会長も女性はゼロである。

国立女性教育会館ヌエックが近いというのに、担当女性職員は、ヌエックに研修に行ったことが無いと白状した。女性議員がいないことは問題だという危機感を、所長は持ち合わせていないように私には思えた。憲法14条、男女共同参画社会基本法2条、3条、5条などなど、この地まで届いていないのではないか、と感じる。

人口の半分以上を占める女性の参画なしには、「活力に満ちた人輝く文化都市」は築けないことを自覚されんことを願いつつ、炎天下の丁寧な見送りの中、羽生市を後にした。

勝又みずえ(全国フェミニスト議員連盟、写真も)


◆埼玉県女性ゼロ議会「羽生市」を訪問
http://frihet.exblog.jp/18378718/
(オール男性の議員写真、毎日新聞記事あり)
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by bekokuma321 | 2012-09-29 09:32 | その他

北欧に対する偏見

c0166264_1233824.jpg右翼系の出版物やネットには、北欧嫌いが多い。福祉と平等の国がいやでたまらないようだ。

こうした勢力をバックラッシュという。あきれるのは、この勢力は、虚偽の情報をまき散らしつづけることだ。

たとえば、「スウェーデンは犯罪率が世界一高い」というものだ。もちろん虚偽だ。

左は、『バックラッシュの生贄』(旬報社) に掲載されている、右翼系出版社の定期刊行物の見出しだ。

この手のメディアは、虚偽の前提にたって、さらに「犯罪率が高いのは、北欧女性はみな外で働いていて家庭でのしつけができないから」という暴論を導く。

犯罪率の国際比較は難しい。見つかった比較は以下のOECD諸国の比較だ。これだけ見ても、北欧の犯罪率は世界一でも、二でもない。

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また、「スウェーデンは少年犯罪率が世界一だそうだ」ということも言われた。しかし、それも、私が調べた限りではまったく事実とは異なっていた。

起訴された人の中に、どれだけ少年がいるかの国連調査によると、以下が少年犯罪率上位5か国だ。

ウクライナ44%、スコットランド27%、アルバニア24%、オーストリア21%、タイ20%。

同じ調査によると、北欧の少年犯罪率は高くない。スウェーデン14%、ノルウェー8%、フィンランド5%、アイスランド4%。(デンマークは未調査)。

要するに、右翼系出版物は、女性が社会で活躍する社会を否定したいがために、でっちあげをしているのだ。その嘘がネットで拡散され、それを信じる人がいる。

日本は、女性が働き続けるにはあまりに過酷だ。だから、一日も早く社会的支援策を前に進ませる必要がある。しかし、以上のようなデマに惑わされる政治的指導者や議員が多い。中には、自らまき散らしている政治家も。これでは、前に進まないのは、あたりまえ。

http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/2788.html
International Statistics on Crime and Justice
United Nations Office on Drugs and Crime(UNODC)
2010 
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by bekokuma321 | 2012-09-27 02:20 | その他

今日は魯迅の誕生日

c0166264_103829.jpg今日9月25日は、魯迅(1881~1936)の誕生日だ。

今朝の朝日新聞「天声人語」は、魯迅の「もともと地上に道はない。歩く人が多くなれば、それが道になるのだ」を引用している。

私は、魯迅と言えば、「ノラは家を出た後、どうなったか」という講演を思い出す。

1923年12月26日、北京女子高等師範学校。魯迅は、当時、世界中で読まれていたノルウェーのヘンリック・イプセン作『人形の家』について述べた。

『人形の家』の主人公ノラが夫と子どもを捨てて家を出た後、どうなっただろうか、と魯迅は問うた。彼の回答は、「自分自身であろうとするには、経済力がいる」というものだった。魯迅のこの明言を、離婚したくてもできなかった亡き母を思うとき、私はいつも思い出す。


「ものの道理から考えてみますと
ノラには実際にふたつの道しかなかった

堕落するか
そうでなければ家に帰る

それより仕方がなかったかも
しれないのであります

はたして
かの女は覚醒した心のほかに
何を持っていきましたか

何か持っていなければならない

はっきり申せば
『金銭』が必要です」 (魯迅)

日本では、21世紀の今なお、働く女性の約7割が、第一子出産後、離職する。恐るべき現実だ。社会的サポートが不十分なうえ、職場環境も不寛容だからだ。

子育てが一段落した後、職場にもどろうとしても、離職前と同じような仕事はない。その結果、派遣など非正規で働く女性は約1200万人を超える。女性雇用者の54%だ。(男性19%)。この現実を変えない限り、男女平等は絵空事だ。

■女性の54%が非正規
http://frihet.exblog.jp/18213612/

■参考:中川正春男女共同参画大臣の出した参考資料「賃金総額男女比の国際比較」
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http://frihet.exblog.jp/18011136/ より)
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by bekokuma321 | 2012-09-25 10:09 | その他

c0166264_2352799.jpgEU行政機関といえるヨーロッパ委員会は、2020年までにすべてのEU加盟国の取締役の40%を女性にすることを定める新法を準備している。

欧州連合EUの女性政策をロビイング活動団体「ウィメンズ・ロビー」からのニュース。「ウィメンズ・ロビー」は、ヨーロッパ委員会や、EU議会議員に精力的に運動を続けてきた。

◆Quotas only way to 'shatter the glass ceiling' for women
http://www.euractiv.com/socialeurope/campaign-group-boardroom-quotas-news-514952
◆Women on Boards in Europe: From a Snail’s Pace to a Giant Leap? (2012)http://www.womenlobby.org/spip.php?article3188&lang=en
■“取締役クオータ制”、ついにEUに
http://frihet.exblog.jp/16802719/
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by bekokuma321 | 2012-09-24 23:53 | ヨーロッパ

c0166264_159231.jpg「ノルウェーは、発展途上国に対するローンの監査を世界で初めて実施し、この分野で画期的な規範を作ることになるだろう」

ノルウェーのハイキ・ホルモース国際開発大臣は、こう言った。

8月20日、駐日ノルウェー王国大使館は、「国際社会の長年の課題に関し、ノルウェーが一歩踏み出しました。」と報じた。同大使館ホームページによると、さらに、国際開発大臣は、こうコメントしている。

「ノルウェーはこれからも責任ある融資を行っていきます。この作業がきっかけとなり、他の債権国が同様の監査を開始し、よりよい融資が行われるようになることを望んでいます」

「責任ある融資」とは、融資の際に債権国の輸出権益に注目するのではなく債務国の優先事項を考慮に入れること、また貧困国の債務返済能力を考慮すること、公開・透明性を大事にすることなどが含まれるという。ノルウェーは、この「責任ある融資」を率先して進めてきた。

さて、ノルウェー国際開発省は、出版物、『開発援助における女性の権利と性の平等のための行動計画ーAction Plan for Women’s Rights and Gender Equality in Development Cooperation』で、こう強調する。

「ノルウェー政府は、女性の権利と男女平等推進の、恐れを知らない先導者である。したがって、女性の参画と女性の影響力こそ、ノルウェー開発援助施策のコアである」(国際開発大臣)

ノルウェー政府の姿勢が、このローンの監査には、どう反映されるか、私は興味深々だ。

『開発援助における女性の権利と性の平等のための行動計画』には、発展途上国の援助について、女性の権利と性の平等(Gender Equality)の推進の視点で実践する必要性と具体策が、るる書かれている。たとえば・・・。

「女性の権利、女性の参加、女性の影響力は、政府の発展途上国協力のコアであるとする」

「ジェンダーの視点が、計画段階から評価段階まで、あらゆるステージでメインストリーミング化されること」

「妊娠中絶や同性愛問題など、多くの国でまだ違法状態にある課題に関しては、この2分野において人権を促進している組織やプロジェクトに、人道的・経済的支援を提供する」

一方、日本の開発援助ODAはどうか。女性の視点、性の平等の視点がほとんどなく、女性に役立つ援助にはほど遠い。こうした開発援助の女性軽視が、今、東北震災復興に表れている。ちなみに、援助額も1人当たりで比較すると、非常に少ない(↓)。

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◆ノルウェー、世界で初めて発展途上国へのローンの監査実施へhttp://www.norway.or.jp/news_events/policy_soc/policy/Audit-of-loans-to-developing-countries-for-the-first-time-Press-Release-Norway-the-world39s/
■Action Plan for Women’s Rights and Gender Equality in Development Cooperation”(2007—2013)
http://www.regjeringen.no/upload/UD/Vedlegg/Utvikling/Kvinner%20og%20likestilling/Handlingsplan_kvinner_Eng0510.pdf
■Equality 2014
http://www.regjeringen.no/upload/BLD/Action_plan_2014.pdf
■Seek: Norway
http://www.donortracker.org/sites/default/files/SEEK%20Donor%20Profile%20Norway%20May%202012.pdf
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by bekokuma321 | 2012-09-24 15:23 | ノルウェー

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大阪の「慰安婦」写真展は、ニコンによって中止になっていた。上は、21日の朝日新聞記事。

下を見てほしい。写真展の写真は、高齢女性たちだ。彼女たちは、第二次大戦の時、従軍慰安婦として、朝鮮から中国に連行され、そこで日本軍から売春を強要され、あげくの果て置き去りにされた。壁の右に見える大きいサイズに写っている女性は、13歳で朝鮮半島から連れ去られ、見知らぬ中国の地で、17歳まで4年間、日本軍の性暴力の対象とされた。

(クリックすると大きくなります)

この事件は、東京ニコンの中止宣告から始まる。ニコン側が、新宿にあるニコンサロンでの写真開催まじかにせまったとき、中止を言ってきた。

在特会などによる執拗な圧力に、ニコン側が屈したにちがいない。その筋の人たちは、ニコン側に、「売国的だ」などと執拗に攻撃をした。写真を見れば、わかる。いったいどこが「売国的」なのか。全くのいいがかりにすぎない。

写真家の安さんは、泣き寝入りしなかった。中止しないよう東京地裁に仮処分申請。東京地裁は、ニコンに対し、「会場使用を認めなさい」と仮処分決定を出した。こうして、やっと6月、新宿のニコンサロンで写真展が開かれた。

しかし、写真展を開いたニコンサロンには在特会らしきメンバーが押しかけ、ものものしい雰囲気につつまれたらしい。同時に開催するはずだったトークもできなかった。

そこで9月、江古田にあるギャラリー古籐が、独自に、「慰安婦」写真展と、トークをシリーズで開催。その1人に、私も招かれた。

私のタイトルは、「慰安婦写真展を中止したかったのは誰か」。男女平等や在日外国人を毛嫌いする政治勢力について、「バックラッシュ裁判」でわかったことを、報告した。

「バックラッシュ裁判」は、昨年1月、最高裁で勝った。判決は、横暴で執拗な右派勢力の攻撃のほぼすべてを驚くほど詳細に認定した。その暴力的攻撃をした人は、写真展に圧力をかけた在特会などと同じメンバーだ。その裏に存在する、日本会議につらなる組織的政治的動き・・・。そこには、安倍晋三、石原伸晃、橋下徹などの姿がちらついていた。


【写真は、9月7日、江古田のギャラリー古藤にて。撮影:高橋三栄子】


■ニコン「慰安婦」写真展とバックラッシュ事件をつなぐもの
http://frihet.exblog.jp/18432050/
■橋下徹市長の「慰安婦」発言に抗議を
http://frihet.exblog.jp/18414770/
■石原伸晃議員、橋下徹市長とバックラッシュ
http://frihet.exblog.jp/18441393/
■今晩7時 「写真展を中止しようとしたのは誰か」
http://frihet.exblog.jp/18428394/
■今日、豊中すてっぷ、14時~
http://frihet.exblog.jp/18166731/
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by bekokuma321 | 2012-09-22 10:03 | その他

c0166264_123998.jpgノルウェーの平等・反差別オンブッドは、今、差別根絶のために全国各地を回っている。その様子が、フェイスブックに日記風に次々と投稿される。

目的は、各自治体の病院や保育園など保健福祉サービス機関において、性、障がいの有無、年齢、肌の色などによって差別的な扱いをうけてないか、を知ることだ。

オンブッドの事務所はオスロにある。ノルウェーは広い。こうしてオンブッド自身の足で、地方の現場に出向くことは大きな意義がある――実際に差別された人の話を聞く。サービス提供者から話を聞く。「差別をなくした、いい実例についてのセミナー」に参加する・・・・。

2010年就任したオンブッドは、とりわけ病院や保健サービス施設における平等待遇に焦点をあてている。昨年は、マニュアル本『どんな人にも平等なサービスを』を発行した。

それには、1)平等なサービスとは何で、なぜ必要なのか、2)どのようにしたら平等なサービスになるのか、3)なぜ差別が起こるのか、4)どんな責務があるか、についてわかりやすく解説されている。イラストがおもしろい(↓)。

ノルウェーの平等は、世界でトップクラスだ。なぜか? それは、平等をつかさどる国のトップが、デスクに座ってペーパー作成をするだけでなく、自分の足で、目で、耳で、差別を見抜こうとする、不断の努力がなされているからだ。


(クリックすると大きくなります)


(クリックすると大きくなります)

イラストのノルウェー語の意味:
【上】まずは受付で話をしてください(壁のはりがみ)
そこで、「こんにちは」というと、受付は「そこにある用紙に書きこんでください」
【下】右の女性も、左の男性も「胸が苦しいんです」。同じ症状を訴える。医師は、女性に「またぶつぶつか」。男性に「男はめったにぶつぶつ言わない」。その結果、女性に「家に帰って休みなさい」。男性に「詳しい検査をしましょう」

http://www.ldo.no/no/Aktuelt/Nyheter/Arkiv/Featured-news/Trondheim-vil-bli-foregangskommune/

■ノルウェー地方選挙レポート2011
第1回 「女のクーデター」 再び --平等・反差別オンブッドは語る
http://www.norway.or.jp/news_events/policy_soc/equality/Norway-election-report/2011-1/
■ノルウェーの新「平等と反差別オンブッド」、決まる
http://frihet.exblog.jp/12980664/
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by bekokuma321 | 2012-09-21 01:34 | ノルウェー

c0166264_1371294.jpgソマリアの人権活動家ハワ・エデン・モハンムドが、今年のナンセン難民賞に選ばれた。

ソマリアにおいて、彼女は、何千人もの女性や少女たちに教育を受けさせ、生きていける力を与えてきた。それが受賞理由。女性たちの多くは戦争や飢饉から命からがら逃げてきた難民ばかりだという。

ソマリア女性の惨状は、こうだ。

●15歳から24歳の女性の4分の1しか読み書きができない。
●中学に入学できる女の子はわずか5%しかいない。
●18歳までに少女の45%が結婚する。
●女性は、生涯平均6人の子どもを出産する。
●15歳から49歳までの女性の98%が、性器切除(FGM)をする。

ナンセン難民賞は、国連難民高等弁務官事務所UNHCRの委員長が代表だが、独立した選考委員会において、推薦候補から毎年1人が選考される。ナンセンは、ノルウェーの探検家、外交官、人道主義者。「難民の父」と呼ばれている。1861年生まれ。

◆2012 Nansen Refugee Award
http://www.unhcr.org/nansen/503625396.html
◆Nansen Refugee Award winner brings knowledge and hope to displaced Somalis
http://www.unhcr.org/50583e076.html
◆Prize for Somali woman whose life work has focused on empowering women
http://www.guardian.co.uk/global-development/2012/sep/18/somali-woman-wins-refugee-award

■隣人愛こそ政治
http://frihet.exblog.jp/16251869/
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by bekokuma321 | 2012-09-20 13:12 | アジア・アフリカ