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ルワンダの奇跡

c0166264_034224.jpgルワンダは国会における女性の進出率が世界一である。2003年、全国会議員80人の中の女性は39人(48.8%)となり、スウェーデンを抜いてトップに踊り出た。

次の2008年選挙では45人(56.3%)に増えて、天の半分以上を女性が支えることになった。

国会だけではない。内閣の37.1%、知事の33.3%、裁判官は最高裁長官を含め35%が女性である。

1994年のジェノサイドで、夫や家族を殺害され、自らも強姦され、住居を失い、食料不足にあえぐ生活だ。トラウマに苦しむ女性も多い。識字率も低く、HIV・エイズ、マラリア、結核という感染症もまん延した。女性たちにとっては、政治どころではなかったはずである。いったい、ルワンダ女性に何が起こっているのか。

もっと読むには 「ルワンダの奇跡――女性進出いまや世界一!」
http://janjan.voicejapan.org/world/0901/0901296424/1.php

全国フェミ二スト議員連盟の1月24日のシンポジウムから、ルワンダに焦点をあててまとめたもの (写真はルワンダの報告をするアリス・カリケジ弁護士、撮影・高橋三栄子)
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by bekokuma321 | 2009-01-31 00:06 | アジア・アフリカ

1月29日、ジャパン・タイムズに、スタッフライターが記事を書いています。
「女性は未だに政界にいない:日本の国会、女性進出は世界106位」

Women still largely absent from politics
Japan ranks 106th in female participation in national legislature
By KAZUAKI NAGATA

When it comes to female participation in politics, Japan lags far behind other nations.

If Japan is going to catch up with the countries that boast a high percentage of female politicians, women must create a nationwide movement, according to panelists at a symposium advocating more women in politics.

"It's something that has to be fought for and refashioned by each generation," Kari Hirth, an official at the Norwegian Embassy in Tokyo, said at a symposium held Saturday in the capital sponsored by the Tokyo-based Alliance of Feminist Representatives.

続きはhttp://search.japantimes.co.jp/cgi-bin/nn20090129f2.html
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by bekokuma321 | 2009-01-30 11:23 | アジア・アフリカ

女性の政治参加「世界は進む 日本は進まず」―都内で国際シンポジウム
http://janjan.voicejapan.org/world/0901/0901296424/1.php

1月24日、東京・文京区の男女平等センターで、全国フェミニスト議員連盟の国際シンポジウム「世界は進む 日本は進まず-パリテ、クオータ、男女共同参画-」が開かれた。それをカバーしたさとう記者のルポが、インターネット新聞に載った。
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by bekokuma321 | 2009-01-29 23:10 | アジア・アフリカ

ノルウェー王国大使館は、1月24日の国際シンポジウムのPRを、大使館ホームページに掲載していた。いずれ、消えるかもしれないが27日現在クリックするとまだ見られる。

ここ!http://www.norway.or.jp/news_events/2009/gendersymposium.htm

ノルウェーが、駐日王国大使館公式ホームページに、全国フェミ二スト議員連盟というNGOの催し案内を載せ、同連盟HPにリンクまでしている。これは、男女平等を国の方針の優先課題としているのだから、当然といえば当然かもしれない。しかし、日本の実態を見ると、ノルウェーの寛容さが妙にうれしい。

現に、文京区の公式ページにも、会場に選んだ文京区の男女平等センターのホームページにも、このPR文は載ってない。文京区にいたっては、昨年10月頃から当シンポジウム実行員が、後援依頼の交渉を続けてきたが、OKの回答はもらえなかった。男女平等センターにもっともふさわしい催しの一つだと思われるが、文京区男女平等センターからの後援ももらえなかった。また、文京区女性団体連絡会という文京区の女性たちを束ねている団体も後援してもらえなかった(内規で他団体の後援をしないとなっているのかもしれないが、理由は不明)。

しかも会場では、関連資料の販売さえ禁止ということだった。販売要員をセンターに依頼したのでもなく、資料を持ち込んだ人が責任を持って販売し、主催者が責任をとるというのに、その行為自体がいけないのだという。男女平等に関する資料は、マスコミで取り上げられないため、本屋でも置いてないことが多い。だからこそ、こういう場に参加し、休憩時間や帰りがけに求める人が多い。「おせんにキャラメル」というような物品販売とは違って、その日のテーマに関わることを深く知るための関連資料すら、販売が禁止とは――いったいなぜなのか。いったいどういう規則に基づいているのか。

社会のすみずみに男女平等の精神をふきこむのが、男女平等センター・女性センターの役目だ。NGOの活動をホームページに載せるとか、NGO主催の会場では資料販売を許可するとかは、予算もかけずにできる小さな一歩だろう。その小さな一歩を踏み出してほしい、と思う。

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     (1月24日、東京都文京区男女平等センター。撮影:高橋三栄子)
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by bekokuma321 | 2009-01-27 17:27 | アジア・アフリカ

オバマ大統領が、家族計画や避妊・中絶センターへの資金援助を再開したことは、http://frihet.exblog.jp/10699111/ で紹介した。

今回は、家族計画や避妊・中絶センターへの資金援助の再開、すなわち「世界緘口令」が廃絶されたことにはどのような意義があるかをまとめる。Barbara Crossetteによる精力的取材記事を下にしたもの。

1)開発途上国において家族計画の啓発指導が再開され、女性に出産するかしないかの選択権へのアクセスが容易になる。それが貧困の減少につながる

2)世界中で、毎分1000万人の女性が出産時に死亡している。その数を激減させる

3)避妊クリニックの閉鎖、クリニック職員の解雇などによって、開発途上国の何百万人の女性たちへの家族計画事業が中止に追い込まれてきた。その現状を改善する

出典http://www.thenation.com/doc/20090209/crossette?rel=hp_picks

レーガン大統領が手をつけ、ブッシュ大統領によってなされてきた悪名高き「世界緘口令」。妊娠中絶について話し合うことすら禁止されたことから、フェミ二ストが名づけた言葉。撤廃に向けて、女性たちは8年間、闘ってきた。それを、23日、オバマ大統領が大統領指令によって廃絶を宣言した。オバマ大統領の親女性政策の最初の快挙である。

オバマ大統領の女性政策全般については、インターネット新聞記事
http://janjan.voicejapan.org/world/0811/0811070987/1.php
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by bekokuma321 | 2009-01-27 11:28 | USA

FEM-NEWSについて

FEM-NEWSは、世界中から届く女たちのニュースを日本語にして届けるブログです。

足で歩いて取材してきたカンと長年のフェミニストの目で選んでいます。大手メディアにひっかからないけれど、これは重要だと思われる情報を中心に・・・。自分の足で取材した記事も多いです。

編集責任者は三井マリ子です。女性政策研究家、ジャーナリストであり、女性運動家です。

原稿や講演のご依頼、性差別のご相談、ご質問は、mariko-m(a)qa2.so-net.ne.jp にお気軽にどうぞ(aをアットマークに変えて)。

2012年1 月の写真(ずっと下)は、ノルウェー国会議事堂の前にあるライオン像に乗って遊ぶ少女たちです。

2011年秋の統一地方選の真っ最中でした。少女たちは、オスロ市の中心にある国会の前でキャーキャー遊んでました。ところが、この後すぐ、彼女たちは、そろってメインストリートに並ぶ政党の選挙小屋のほうに向かいました。

「政党の公約を知るために、インタビューするんです」と私に言うではありませんか。引率の先生が「小学校5年生です。ええ、授業の一環です」と告げました。

ノルウェーの政治は、本当に暮らしに近いと思うことが多いのですが、小学生から自分たちの目線で選挙に関わっている姿には驚きました。

それに、少女たちの肌の色がみな違っています。なにげなくシャッターを切った1枚に、私の好きなノルウェーらしさがあふれていました。

さて私は、都立高校教員、東京都都議会議員(2期)、大学講師、大阪府豊中市男女共同参画推進センター初代館長、福井県武生市初代男女平等オンブッドなどの職を経てきました。

そのかたわら、女性解放運動をつづけてきました。70年代~80年代は「国際婦人年をきっかけとして行動を起こす女たちの会」、90年代からは「全国フェミニスト議員連盟」を中心に女性議員を増やす運動をしてきました。

女性差別裁判をいくつも支援してきました。2004年末、自らが原告となって女性差別を提訴しました。支援する会のHPに詳しいです。2011年1月20日、最高裁で勝利しました。最高裁ニュースは、毎日放送テレビで報道され、YouTubeで今も見られます。http://www.youtube.com/watch?v=LBkvy8Wzg-4です。長い間、ご支援くださった全国の皆さんに心から感謝します。

東京都議会議員時代、東京都労働局に公的にセクシャルハラスメント防止施策を初めて実施させました。当時、ILOから発行されたセクシャルハラスメントをなくすための政策についての国際調査報告書によると、日本で初めて、唯一の制度でした。

東京都のセクシャルハラスメント政策は、全国の自治体に影響を与え、次いで国のほうも関心を持つようになりました。『セクハラ110番』(集英社)を参照してください。1994年発刊の本ですが、日本の変わらぬ実態があるからでしょうか、まだ読まれているようです。

最終学歴は、アメリカNYコロンビア大学MA修了(フルブライト奨学生)です。ノルウェー・へードマルク大学のvisiting fellow として、ノルウェー地方自治体の女性政策研究をしたこともあります。

著書は
『ノルウェーを変えた髭のノラ』(明石書店) おかげさまで第2版!
『ママは大臣 パパ育児』(明石書店)
『男を消せ!--ノルウェーを変えた女のクーデター』(毎日新聞社)
『セクハラ110番』(集英社)
など多数。

『男を消せ!』には、多くの読者が感想を寄せて下さいました。その一部、『男を消せ!』の感想に載せています。

趣味は推理小説を読むこと、ジョギング、ハイキング。好きな色は緑、赤。

家族は、無類の料理好きのサンボー(事実婚のパートナー)に、猫2匹。サンボーも私もバツイチです。サンボーはジャーナリストで、名は大熊一夫、愛猫は兄がルーナ、妹がマンリーコ。

こうした経験が、FEM-NEWSの記事に影響を与えていると思います。ノルウェーに関係する記事が抜群に多いと言われますが、ノルウェーとノルウェーの人々が大好きです。

2011年9月、ノルウェーの極北の地について書いた「世界で最も住みやすい町」が、週刊金曜日ルポルタージュ大賞に入賞しました。10月は、栃木県の女性団体による「ノルウェー女性の生き方を探る旅」の企画をお手伝いし、視察に随行しました。

URL http://www009.upp.so-net.ne.jp/mariko-m/index.html
(ごめんなさい、更新数が滞っています)

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by bekokuma321 | 2009-01-27 01:06 | FEM-NEWSについて

c0166264_5142799.jpg1月24日、「世界は進む 日本は進まず―パリテ、クオータ、男女共同参画」と題するシンポジウムが開かれた。企画・主催は全国フェミ二スト議員連盟

世界182カ国の女性議員数を比較したIPU調査がある。それによると、1位はルワンダ、10位はノルウェー、95位はチリ、104位は韓国。そして、目をおおいたくなるほど下の下、136位に位置するのが日本だ。

「クオータ制を含む積極策の実行を」という勧告が国連から日本政府に届いているが、政府はなんら対策をとっていない。では、いったいどうすればいいのか。4大陸4カ国からヒントを聞き、日本での女性議員増運動をいっそう強化しようと、開催された。

報告したのは、ルワンダのアリス・カレケジ(国際弁護士)、ノルウェーのカーリ・ヒルト(大使館参事官)、韓国の張宗完(大使館立法官)。そして、チリに詳しい後藤政子(神奈川大学教授)、日本の赤松良子(WINWIN代表)。

特に感動したのは、アリス・カレケジ弁護士の報告だ。カレケジ弁護士は、ルワンダの伝統的裁判である「ガチャチャ法廷」の研究で博士論文を執筆しており、ルワンダ復興の専門家だ。

1994年のジェノサイド後、女性たちは、政治、法曹、経済、教育などありとあらゆる場のリーダーとして活躍している。金字塔は、2003年に制定された新憲法。その9条4項には、意思決定機関のすべてのポストの少なくとも30%を女性にするというクオータ制が明記されている。

法律にはあっても実際にそうなってないことが多いのが世の常だ。しかし、ルワンダは違う。ルワンダ国会は、2003年、女性議員が48.8%(80人中39人)を占め、2008年には56.3%(80人中45人)までになった。女性議員が男性議員を、数の上で上回り、女性議員率世界一の国となった。

世界の奇跡ともいえる偉業に到るまでには何があったのか。そのコアとなったものは、女性たちのpolitical will (政治的意思)であると、アリス・カレケジ弁護士は強調した。

アリス・カレケジ弁護士の報告に基づいて、その社会的背景を5点あげる(原語は英語、訳は筆者)。

1)連帯:
40(資料によっては48)もの女性団体が連合をし、国際的な規約CEDAWなどを使って、国際的連帯と国内の草の根の女性の力をまとめ、政府や指導的立場にいる男性にプレッシャーをかけ続けた。政党や人種を超えて、「Twese Hamwe (一緒にAlltogether)」というルワンダ語の下、まとまとまった声として、キャンペーンをした。ルワンダ全土において、女性、平和、発展を促進することが使命。連合体は“Pro-Femmes Twese Hamwe ”(女性のための連帯)と名づけられ、1992年に作られた

2)女性協議会:
「発展におけるジェンダーと女性省」がジェノサイド直後、女性協議会Women's Councilを創設した。これは、地方議会と同様の機能を持つ女性だけの組織で、女性の問題を扱い、また地方議会について学習・訓練をしたり、女性の意識向上に取り組んだ。女性協議会の代表は自動的に地方議会に議席を有するため、女性協議会の声を地方議会につなげることができた

3)経済的支援:
1999年の相続法改正は、それまで女性に認めてなかった相続権を女性に認めるという大改革だった。これによって女性の経済的自立の土台ができた。さらに、女性の起業化に向け特別ローンや女性向け基金で経済的支援が行われた

4)国会議員女性特別枠:
ジェノサイド以来、女性議員増がいくつか試みられ、その一つとして、女性の問題についてのみ働くために選ばれる女性国会議員2名枠が新設された。この2人は政党の候補でなく、全国の草の根の女性たちとつながっている「女性協議会」のような組織からの候補である。これが憲法の30%クオータ条項につながっていった

5)女性国会議員フォーラム:
女性国会議員でつくる女性国会議員フォーラムFWRPがある。これは単に国会議員の集まりではなく、全国40の女性団体とつながっていて、女性の利益を国会に届ける役割を持っている。すべての政策に男女平等の視点がはいるように監視もする。さらに、このフォーラムは、全国の草の根の教育のない女性たちとつながり、女性たちへの啓発、訓練、情報伝達を担い、女性候補擁立に大きな役割を果たした


世界一の女性国会議員の陰には、以上のような具体的な活動があったのである。ジェノサイドという想像を絶する悲劇の後、反軍政・反戦ムードが広がっただろう、親女性的空気が国をおおっただろう、男性が激減しただろう。当然である。しかし、それだけで世界一は決して成し遂げられない。女性たちの不屈の闘いなしに、この偉業はありえない。世界の模範を作り上げたルワンダの女性たちに、心の底から敬意を表したい。

(写真はアリス・カレケジ弁護士。文京区男女平等センターにて。高橋三栄子撮影) 

参考
●DVD Rwanda Women Celebrating Achievements Directed & Produced by Eric Kabera, A Link Media Production for the Rwanda Women Parliamentarian Forum, 2007
http://www.international-alert.org/pdfs/Rwanda%20-%20Gacaca%20meeting.pdf
http://www.ipu.org/splz-e/kigali01.htm
http://www.idea.int/publications/wip2/upload/Rwanda.pdf
http://www.quotaproject.org/CS/CS_Rwanda_Kanakuze_2004.pdf
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by bekokuma321 | 2009-01-26 05:27 | アジア・アフリカ

23日のフェミ二スト・マジョリティ基金や英米報道によると、オバマ大統領は、Global Gag Rule(世界緘口令)廃止に踏み切った。

この大統領指令によって、世界中の、とりわけアフリカの家族計画・避妊指導が前進し、数え切れない女性たちの命が救われることになる。

Global Gag Rule(世界緘口令)とは、ブッシュ政権が2001年に行った「メキシコ・シティ・ポリシー」を意味し、フェミ二スト団体が名づけたもの。この名の下、女性たちは、8年間、廃絶に向けて運動をしてきた。今回のオバマ大統領指令によって、この「メキシコ・シティ・ポリシー」は廃止される。

「メキシコ・シティ・ポリシー」とは、妊娠中絶に関して研修や広報を専門とする団体に対してのアメリカの資金援助を禁じる政策をさす。このポリシーによって、アフリカでは、中絶や避妊を支援するNGOなどの諸団体は、資金供給、技術支援、避妊薬を断ち切られてきた。その結果、不衛生な中絶、またはHIV感染の増加などにつながり、年間7万人以上の女性が死んでいるとされている。

アメリカの女性団体は、女性運動の勝利であると、オバマ大統領の初の大統領指令を大歓迎している。

http://news.bbc.co.uk/1/hi/world/americas/7847651.stm
https://feminist.org/
http://www.guardian.co.uk/world/2009/jan/23/barack-obama-foreign-abortion-aid
http://janjan.voicejapan.org/world/0811/0811070987/1.php
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by bekokuma321 | 2009-01-24 09:27 | USA

1月21日、アメリカ連邦上院本会議は、オバマ大統領が任命したヒラリー・クリントン国務長官の人事案を、94対2で可決した。これによってクリントン上院議員は国務長官に就任した。

これに先立って13日、米上院外交委員会で開かれた公聴会において、クリントン上院議員は、女性の権利の向上を強調した。

その部分を日本語にすると、

「世界の何百万人もの抑圧された人びとの人権が現実のものとなることに我々は強く関与している。そのことを外交政策は反映しなければならない。私が特に関心を抱くのは、世界中で、不健康な状態におかれ、学校に通えず、食べ物もなく、賃金ももらえずにいる人たちの大多数を形成している女性や少女たちの苦境である。もしも、世界の人口の半数が経済的、政治的、法的、社会的に片隅に追いやられたままなら、民主主義と豊かさを求める私たちの願いは、深刻な危機に置かれたままであろう。まだまだ道は遠く、アメリカは、世界のすべての国々、すべての地域、すべての大陸において、女性の人権を支援するために ためらうことなく、はっきりとした声を出し続ける必要がある。」

さらに、ヒラリー・クリントンは、自身が参加した1995年北京で開かれた第4回国連世界女性会議に言及。オバマ大統領の母親Ann Dunhamも、北京世界会議に参加予定だったと証言した。

クリントンは、Ann Dunhamが貧しい女性たちが起業を起こすための小額融資マイクロファイナンスについてのフォーラム(北京女性会議の一分科会)に参加予定だったものの、病気のためインドネシアから中国まで旅行できなかったと語り、Ann Dunhamがインドネシアでマイクロファイナンスのパイオニアだったことを紹介した。

こうした国際開発を専門とする仕事をし、女性や弱者に対する関心を持った女性の息子、それがオバマ大統領であり、これは、大統領のヴィジョンに影響を与えたといえる、とした。

日本でも無数のメディアがクリントン国務長官就任について報道しているが、上記の女性についての箇所は、紹介されていないようだ。外交政策について問われる議会の公聴会で、オバマ大統領の母親が北京会議のマイクロファイナンスの分科会に参加しようとしていたことを取り上げた、クリントンの見識と勇気に敬意を表したい。

女性の視点から見て、きわめて示唆に富む演説であり、女性の外交政策というものがあるとすれば、こうしたことを指すと思われる。(和訳と要約は筆者)

http://www.npr.org/templates/story/story.php?storyId=99290981&ft=1&f=1001
http://feminist.org/news/newsbyte/uswirestory.asp?id=11480
http://feminist.org/news/newsbyte/uswirestory.asp?id=11468
http://pomed.org/wordpress/wp-content/uploads/2009/01/pomed-notes_clinton-confirmation-hearing_1_13_09.pdf
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by bekokuma321 | 2009-01-23 02:19 | USA

■■国際シンポジウム■■

「世界は進む、日本は進まず―パリテ、クオータ、男女共同参画―」

日本の女性議員比率は世界182カ国中139位、全体の9.4%にすぎません(衆議院)。
政策決定の場に10%以下しか女性の代表を送り込んでいないのです。日本の女性
たちが初の参政権を行使した1946年の衆議院選挙における女性議員率は8.4%でし
た。この数字を史上初めて塗りかえたのが先の衆議院選挙。わずか1%増やすた
めに60年間もの年月がかかったのです。

紛争後の国内復興過程で女性議員世界一をなしとげたルワンダ、
元祖クオータ制の国ノルウェー、
性役割の強いラテンの国で女性大統領を誕生させたチリ、
クオータ制を法制化した韓国、
そして、日本。

各国の女性議員増に向けての戦術をうかがいます。
「世界は進む、日本は進まず」から「世界は進む、日本も進む」といえる日をめざして!

■日時   2009年1月24 日(土) 午後2時~5時

■会場  文京区男女平等センター(東京都文京区本郷4-8-3)
http://www.bunkyo-danjo.jp/

■報告者
写真はこちらhttp://www.afer.jp/news/2008/20081124_more.html

ルワンダ:アリス・カレケジAlice Karekezi (国際弁護士)女性国会議員率世
界第1位56%の背景とそのメカニズム

ノルウェー:カーリ・ヒルトKari Hirth (ノルウェー王国大使館)80年代に法
律でクオータ制を定めた元祖クオータ制の国の制度、運動、最新情報

韓国:チャン・ジョンファン(韓国大使館)比例制選挙枠にクオータ制を導入す
るまでの経緯と実行後の女性議員の現状と問題点

チリ:後藤政子(神奈川大学教授):性役割の色濃いラテンの国チリ初の女性大
統領がつくりあげた男女半々内閣に到るまで

日本:赤松良子(WINWIN代表、元文部大臣) 世界139位9.4%と女性議員が極端
に少ない日本。誰が何をどうすればいいのか

■参加費  1000円(資料代を含む)
■主催 全国フェミニスト議員連盟
http://www.afer.jp/
■連絡先/木村民子(全国フェミ二スト議員連盟国際部・事務局)
Eメール info@afer.jp
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by bekokuma321 | 2009-01-20 11:45 | アジア・アフリカ