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2007年夏、ローマの中心街にはられていた政治ポスター。Vogliamo la ta Testaは、あなたの知恵がほしい、という訳だろうか。民主党Partito Democratico のポスターだ。

ポスターといい、その前を歩く女性のファッションといい、夏のローマだな、と思った。
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by bekokuma321 | 2007-07-22 02:06 | ヨーロッパ

イタリアはパリタリア

クオータ発祥の地ノルウェーでは、物事を決める場の少なくとも40%は女性とすると法律で定めている。それを知って度肝を抜いたのは80年代末のことです。

クオータ制は次々に伝播し、多くの国々で女性議員を増やす道具として使われてきました。

そして、時は過ぎ、フランスでは、「パリテ」と呼ばれる男女半々方式をとり、世界をあっと言わせました。40%なんて目じゃない、政治の世界は自然界と同じ50%対50%であるべきだとする哲学です。その哲学を実現するために、憲法まで改正したというのです。

そして、2007年夏、通訳の仕事でイタリアに飛んだ私は、ローマで、イタリア式パリテのポスターに出くわしました。イタリアではフランスのパリテにあたる男女半々にすることを「パリタリア民主主義(Democrazia Paritaria)」と呼んでいました。

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詳しくはインターネット新聞
「男女半々かクオータ制か イタリア女性躍進の道は」
http://janjan.voicejapan.org/government/0707/0707290021/1.php

上のポスターをつくったイタリア女性連合は、1940年代からある歴史ある女性団体で、当時はファシストに抵抗運動をしていたそうです。イタリアの友人に言わせると、当時の熱は70年代のフェミニズムには受け継がれたが、現在は、「男性のフィールドに挑むには、そのルールにのっとって戦うことが必要だという路線に代わってしまった。女性同士の連帯からほどとおくなってしまっている」ということです。でも、政界の半分を女性によこせ、という運動をひっぱるには、女性同士の連帯がないとやれないと思いますが。

追記:
『イタリアの社会』(早稲田大学出版部)の勝田由美著「イタリア女性の現在」によると、戦後のイタリアの女性の権利追及の中心となったのが、このイタリア女性連合UDI。レジスタンスを母体に生まれた共産党系の組織だという。UDIは現在は政党から独立していて、70年代から小さなグループとのネットワークを大切にしている、と記載されている。
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by bekokuma321 | 2007-07-22 01:59 | ヨーロッパ

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女性たちが、空き家を占拠したとき壁に書きなぐった落書き。当時の熱や息吹きが伝わってくる。

唯一読める左下のグラフィティは「ヘテロセクシュアル No」だと思う
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by bekokuma321 | 2007-07-22 01:02 | ヨーロッパ

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空き家占拠したときの記念すべき落書・・・。
「あなたが、なんて人生は素晴らしいんだ、と言えるようになってほしい」――こんな訳だろうか。

ローマの女性センターの壁を飾る記録写真を撮影したもの。

もっとローマの女性センターについて知るには
「女性解放を記録・発展 ローマの女性センター訪問」
http://janjan.voicejapan.org/living/0707/0707219505/1.php
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by bekokuma321 | 2007-07-21 00:59 | ヨーロッパ

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女性たちは、居場所を求めて空き家占拠をした。記念すべき日の晴れやかな表情、不安そうな表情・・・。ローマの女性センターを飾っていた記録写真を撮影したもの
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by bekokuma321 | 2007-07-21 00:55 | ヨーロッパ

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「妊娠中絶の自由を」。大通りいっぱいに横断幕を広げて大デモンストレーション。ローマの女性センターの壁を飾っていた記録写真を撮影したもの

追記:
1970年代の女性運動の最大の課題は、「当時のイタリアでは禁じられていた離婚と中絶の権利要求」であった(早稲田大学出版部『イタリアの社会』 勝田由美「イタリア女性の現在」)。勝田によれば、ヤミ中絶は年間300万件。女性たちは、「自らの身体に関する自己決定権」と、「母性の名のもとに再生産労働を強要する社会構造からの解放」から、中絶の権利を求めて闘った。妊娠中絶が合法となったのは1978年。勝田は、この中絶法は、「法に定められた公立病院や診療所での中絶手術を認め、その費用は国の援助により無料とした」と紹介しつつ、「堕胎罪そのものが廃止されたわけではなく、指定外の医療施設での中絶は、依然として非合法である」と、問題点を指摘している。
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by bekokuma321 | 2007-07-21 00:48 | ヨーロッパ

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スペイン広場Piazza di Spagnaの階段にすわり、女性解放を訴える。スペイン階段のトップに建てられたトリニタ・ディ・モンティ教会前には「女たちの革命!」と大きな横断幕。女性たちが教会を占拠したかのようだ。

スペイン階段といえば、映画「ローマの休日」で、オードリー・ヘップバーンがジェラートを食べながら歩いていた舞台としてあまりにも有名。そして、今は、すぐ前にのびるコンドッティ通りにかけて観光客がひしめく。

写真は、ローマの女性センター壁を飾っている、60年代、70年代のイタリア女性解放運動の記録写真を撮影したもの
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by bekokuma321 | 2007-07-21 00:45 | ヨーロッパ

ローマの女性センター

c0166264_0131172.jpg ローマの女性センターの名は「女たちの家」。カーサ・デッレ・ドンネ Casa delle Donneという。男子禁制、女性だけが安心して泊まれるホテルが併設されている。壁には、3月8日国際女性デーの写真が


c0166264_22121679.jpg 朝食後のひととき、ダイニングルームで憩う世界の女たち


c0166264_0135388.jpg  ミモザ館と名づけられた喫茶室。ミモザは、3月8日の国際女性デーのシンボルフラワー。壁には何年のものか不明だが、国際女性デーの巨大なポスターが掲げられている


c0166264_01442100.jpg これまでの無数の活動のスナップをアレンジして大きな1枚の布に。当時の人にはなつかしい思い出となり、若い人たちには先輩たちの苦労が教訓に・・・


c0166264_0151263.jpg美術工芸室の前には、女性の大きなオブジェが待ち受けていた。「女侍という名前なんですよ」と言った


c0166264_0212888.jpg盛夏、クーラーもないセミナー室で、時間がすぎても誰も席を立とうとしない企画があった。イタリア人の超まじめな一面を見た


c0166264_0163844.jpg 「女たちの家」という垂れ幕が掲げられた正面入り口。全体で約4000㎡の敷地。大きく3つの機能を持つ。1つは、セクハラや夫からの暴力など女性の抱えるあらゆる悩み事への相談と支援の場。2つ目は世界の女性たちの集いの場、3つ目はイタリアの女性解放運動を記録し発展させる場。
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by bekokuma321 | 2007-07-21 00:09 | ヨーロッパ

全国フェミニスト議員連盟夏合宿が7月7日から8日、秋田県北秋田市鷹巣であった。

恒例の夏のイベントで、女性議員ゼロの議会をなくし、ジェンダー平等の民主主義社会をつくることを目標に、毎夏、地方の持ち回りで開催されている。

北秋田市は、鷹巣町を含んで合併された新しい自治体だ。

全国から集まった参加者は、鷹巣町時代、全国のモデルとされた老人保健介護施設「ケアタウンたかのす」を視察。岩川徹・前鷹巣町長が住民の声を吸い上げて、1999年オープンした。

続いてパネルディスカッション「女性議員の役割と福祉のまちづくり」。パネリストは4人。

小田美恵子さん。自民党所属の秋田県会議員。秋田県女性議員の会会長。「私は老親を在宅で診てきた。福祉や介護は個人の課題だ」などと発言。会場に首を傾げる人が多かった。

佐藤加代子さん。秋田・女性議員を増やす会。老親介護をかかえてパート職を続けることの困難を訴えた。

石崎たかよさん。千葉県市川市議を経て、市川市の介護施設がアクセスの困難なところに設置されているなど問題点を指摘した。

瀬野喜代さん。東京都荒川区議。障がい者介助ボラなどの経験も踏まえもっと福祉に財源をと訴えた。

私がコーディネイターを務めた。


◆秋田で全国フェミニスト議員連盟の夏合宿(さとうしゅういち)http://janjan.voicejapan.org/government/0707/0707088685/1.php
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by bekokuma321 | 2007-07-09 20:46 | その他