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岡崎市議会セクハラ事件

6月2日、中日新聞は、岡崎市議会のセクハラ問題への全国フェミニスト議員連盟の抗議を報道した。

同紙によれば、市議会議長はセクハラを受けた女性議員の訴えや、同紙報道を受け、各会派の代表者会議を開いたのち、「解決に向けた行動をやめた」という。さらに、あろうことか、女性議員に対して、被害を「議会事務局に持ち込まないよう注意を言い渡した」とされる。

引き続いて昨日4日、中日新聞は、被害者である横山幽風(ゆうふう)議員(44)が、記者会見したことを報じた。彼女は、エスカレートしてゆくセクハラ被害を報告し、「セクハラは議会全体の問題。後に続く女性議員のためにも、二度と起きない対策を講じるべきだ」と述べた。横山議員は男性議員2人からセクハラを受けていたという。

セクハラは性暴力であり、女性の働く意欲をそぐ労働問題である。市民の代表としてセクハラをなくすために行動すべき議会が、自らの働く場におけるセクハラ被害をほうむりさろうとしたことは許されない。ことの重要性を認識し報道し続けた中日新聞ーー帯田祥尚記者ーーの見識を評価する。以下、全国フェミニスト議員連盟の抗議文。

■■■ 岡崎市議会におけるセクハラ問題に対する抗議 ■■■

岡崎市議会議長 
蜂須賀喜久好 様

2016年5月30日

私たち全国フェミニスト議員連盟は、日本の政策決定の場である議会にあまりにも女性議員が少ないことから、女性議員をふやしていくため 、1992年に全国の市民や議員がつくった会員組織です。

今般の貴議会でのセクハラ事件報道に接し、怒りを禁じ得ません。

2014年、東京都議会でのセクハラ野次問題を受け、新聞各社が女性議員へのセクハラ・パワハラの現状を報道し、各議会の旧態依然とした体質を変えていかなければならないことが明白になったにもかかわらず、このようなセクハラ行為を数ヶ月(一部報道によれば2012年から)にわたって許してきた貴議会の対応に抗議します。

また5月28日の中日新聞には、2014年にも同女性議員が別の議員によるセクハラ被害を受け、その対応を訴えたにもかかわらず抜本的な解決が図られなかったことが報じられています。

都議会セクハラ野次問題を受け、当連盟は2014年、緊急に女性議員アンケートを実施しました。その結果、回答を寄せた女性議員の過半数以上がセクハラ被害を体験したことがあると答え、その場所は、視察先が20人と、本会議場(12人)、委員会室等(19人)を超えてトップでした。貴議会がこのような実態を把握し、議員・職員に対する研修を行っていれば、今回のような事態は回避できたかもしれないのです。

「セクハラ行為は公然化」していたにもかかわらず、なぜ止めることが出来なかったのか。貴議会の対応が「怠慢」だったと言わざるを得ません。また、セクハラを「個人的問題」として放置してきたことは、重大な人権侵害であるという認識が、議会全体に欠けていたことを指摘しておきます。

セクハラは、男女雇用機会均等法によって使用者責任が問われるものです。議員は雇用・被雇用の関係にはありませんが、何より率先垂範を示し、法令遵守すべき立場にあるのですから、議会として議員に対し、より早期から自覚を促すべきであったと思われます。

また、今回被害を回避するために、被害女性が視察を辞退することになりましたが、本来なら、加害者を辞退させるべきでした。被害者側に不利益を生じさせるような対応は、あってはならないことです。

今後、被害の回復に尽力し、加害者議員を厳重に処罰することを望みます。議員辞職勧告をした上で、DV防止法・ストーカ規制法に習い、被害女性の安全を図るため、加害者には公務はじめ議員活動に必要な立ち回り先への立ち入り禁止処置を課してください。

再発防止のため,全議員・職員への専門家による研修を義務づけることを求めます。

全国フェミニスト議員連盟
共同代表 ひぐちのりこ(宮城県仙台市議会議員)/ 日向美砂子(東京都小平市議会議員)
事務局 小磯妙子(神奈川県茅ヶ崎市議会議員)

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←全国フェミニスト議員連盟発行の議会におけるセクハラ調査報告冊子
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by bekokuma321 | 2016-06-05 09:41 | その他

新聞報道によれば、男子学生5人が女子学生に性暴力をふるったかどで、警視庁に逮捕された。東京地検は、うち3人を起訴。他2人を不起訴処分にしたが、なぜか不起訴理由を明らかにしなかった。(以下、全員、敬称略)

起訴された男性は、東大生の松見謙佑容疑者(22)、河本泰知(22)、東大院生・松本昂樹(23)。性暴力による心の傷は生涯癒えることがない。被害女性の屈辱は察するに余りある。加害者への厳正な裁きと更生教育を徹底すべきだ。

さて、不起訴2人のうち1人は、国家公安委員長だった山谷えり子の親戚にあたることをフェイスブックで知った。地検が前国家公安委員長山谷えり子の意向を忖度した? もしそうなら、とんでもないスキャンダルだ。

私は、かねてから山谷えり子の言動は国民の代表にふさわしくないと思ってきた。理由は、以下の通り(旬報社『バックラッシュの生贄』三井マリ子・浅倉むつ子編参照)。

c0166264_1712729.jpg1)山谷は福井出身であり、同郷の増木重夫一家とは懇意。増木重夫は在特会関西支部長(注)、その他さまざまな右翼的組織を動かす。豊中市の男女共同参画推進センター・すてっぷ館長だった私は、増木一家やその周辺の「自称市民団体」や市議らによって悪質なデマを流布され、いやがらせをされた。山谷は、その増木関連団体が主催する集会に何度もやって来ては、男女平等推進行政をやっつけた。

2)山谷は国会で「過激な性教育」「夫婦別姓は家庭を崩壊する」などとレッテルはりをして、科学的性教育を教える教員や、同姓強制に困っている女性たちをズタズタにしてきた。同じころ増木らは、高く評価されていた吹田市(豊中市に隣接)の性教育を担当する教員を恫喝。あげくに教員を口汚くののしり憎悪に満ちた“ヘイト・ビラ”を配布した。

3)山谷は、自民党の東京都参議院比例区第84支部の支部長である。この支部には、国民からしぼりとった公金である「政党交付金」が入金される。政党交付金は、「政党の健全な活動のため」という美名のもと、毎年政党に320億円が送金されて政党支部に還流されるからだ。使い残したら国庫返還が原則だ。しかし、舛添都知事の公私混同ぶりで明らかなように、国会議員の多くは国庫返還せず、貯めこんでいる。

山谷の貯めこみは、尋常ではない。以下、総務省の「使途等報告書」より。

2014年 2705万1161円
2013年 2018万3827円
2012年 1333万5194円
2011年  820万8802円
2010年  443万3405円

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▲2013(平成25)年分の使途等報告書。小川恵理子という本名が書かれている(山谷は、夫婦別姓に猛反対しながら、自らは夫の姓である小川を名乗らない)

山谷えり子国家公安委員長と在特会幹部増木重夫の関係
「日本会議」に向かって闘いを挑んだ本:『バックラッシュの生贄』を読んで
祝! ヘイトスピーチは人種差別の判決

【注:在特会とは、在日特権を許さない市民の会】
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by bekokuma321 | 2016-06-04 17:20 | その他

痛みを力に

佐藤かおりさんが、参院選に立候補を決意した。東京選挙区。佐藤かおりさんは、職場のセクハラと闘い続けた。なんと12年間。そしてセクハラによる心身障害を労災認定させた。

日本の職場は男性中心。女性たちは苦しんでいる。女性に働きやすい職場にするには、システムを変えなくては。それには、ヤル気のある女性、わが身に痛みを持つ女性を政治の場に送りこむことが一番。

佐藤かおりさんは、1967年、北海道生まれ。東京で労働相談やセクハラ相談を続けて、女性たちを励ましてきた。きっと今の政治に言いたいことがたくさんあるだろう。

6月11日夜、東京・文京区民センターで、こんな集いがある。ぜひご参加を!

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by bekokuma321 | 2016-06-03 11:49 | その他


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『バックラッシュの生贄』(三井マリ子・浅倉むつ子編、旬報社)を一日で読み終えた。不謹慎かもしれないが、まるで推理小説を読んでいるような錯覚を覚えた。

「ジェンダー」「フェミニスト」そして「バックラッシュ」。最近これらの言葉が、普通に新聞や雑誌に登場するので、いつの間にか、それらを知っているというより理解しているつもりになっていた。

が、いざ「それらは何ですか?」と問われたら、実はなにも答えられないというのが私の場合だった。しかし、 『バックラッシュの生贄』を読み、その具体的内容がわかった。

「はじめに」で、浅倉むつ子さんが、バックラッシュとは、「フェミニズムが力を得て、男女平等意識が高まり、女性の社会進出が進みました。ところが、それを阻む『反動、揺り戻し』が起き、ファルーディはこれを『バックラッシュ』と呼んだのです」と解説している。

ジェンダーについては、三井マリ子さんが、1995年の国連世界女性会議で採択された「北京行動綱領」を例に出して説明している。社会的文化的につくりだされた性のことだという。

フェミニストとは、「サッカーよりもママごと遊びをしたい男の子がいてもいいではないか、男の子だからって男らしくあれと強制されるのはおかしい、と言ってるのだ」という三井さんの言葉のように、性による押しつけはおかしいとする主張する人だ。

本書を読んで、これらの言葉の重みを知るとともに、それを主張するためには「反動、揺り戻し」勢力と闘わなければならないこと、しかもその闘いがいかに困難なものであるかを知った。

三井マリ子さんはその闘いに挑んだ。本書で、明らかになったのは、三井さんは、日本最大の右翼組織である「日本会議」の思想や実践に向かって闘いを挑んだということだ。てごわい敵だ。

先頭に立って闘う人だから、前線において実弾を受けて負傷する。しかし負けてはいない。怪我をものともせず、再び闘いに身を投じてゆく。

その闘う姿にどれだけ多くの女性が力を得ていることだろう。少なくとも私も応援する一人の人間として、三井さんから勇気をもらった。

加島 康博(秋田市、さみどりの会

読者は二つの怒りを体験する:『バックラッシュの生贄』を読んで(高坂明奈)
標的は憲法9,24条: 『バックラッシュの生贄』を読んで(高開千代子)
インパクションに『バックラッシュの生贄』(田中玲)
一気に読んだ、勉強した、考えた:『バックラッシュの生贄』を読んで(小枝すみ子)
バックラッシュ思想は女性のあらゆる権利を奪う(森崎里美)
豊中バックラッシュは国家的プロジェクトの一環だった:『バックラッシュの生贄』を読んで(伊藤由子)
今も続く右翼的攻撃の楯となる本:『バックラッシュの生贄』を読んで(岡田ふさ子)
男女平等を嫌う反動勢力の実像~日本にはびこるバックラッシュ現象~(三井マリ子)
ファイトバックの会(館長雇止めバックラッシュ裁判)

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by bekokuma321 | 2016-05-25 11:16 | その他

比例区、またまた削減

衆院の定数が削減された。確実に女性議員減につながる比例区削減も強行された。

衆院で審議はわずか3日間だった。参議院での結果は、あまりにも小さな記事だったため見逃しそうだった。

選挙法は憲法に等しいくらい大切な制度だ。それが、こんなに暗いやり方で、とおってしまうとは。

女性議員増を求めて20余年の全国フェミニスト議員連盟は、衆院での決定を受けて、抗議文を送った。連戦連敗ではあるが、絶対にあきらめずに、声をあげ続けよう。


■■女性議員減につながる比例区削減をした定数削減衆院委可決への抗議■■
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2016 年 5月10日

衆議員議長  大島理森 様
参議院議長  山崎正明 様
内閣総理大臣  安倍晋三 様
総務大臣    高市早苗 様
一億総活躍大臣 加藤勝信 様
                
2016年4月27日、衆議院の選挙制度改革を審議する衆議院特別委員会は、衆議院定数を、「小選挙区6減、比例区4減」とする法案を可決しました。翌28日、衆院本会議を通過したことによって、衆議院は465議席となり、人口が現在の半分だった1925年の466議席より少なくなりました。

しかも、女性候補者当選率の高い比例区の定数を減らして、“女性の声の反映する政治”を求める国際社会の潮流に背を向けました。比例枠削減を含む本法案の可決は、女性や社会的弱者の民意を切る改革であることを指摘し、ここに強く抗議をします。
 
日本の女性が初めて参政権を行使した1946年、衆議院において466人中女性は39人で8.4%、現在は475人中45人で9.5%。70年間でわずか1%増でしかありません。

背景には、日本の選挙制度を含む社会システムが、女性議員増を阻んできた事実があります。

国連女性差別撤廃委員会は、かねてから日本政府に対して「クオータを含む暫定特別措置を通じて、政治的公的活動における女性参画増加のための努力」を求めてきました。クオータ制は、比例代表制と親和性があり、比例代表制選挙をとる北欧をはじめ世界各国において絶大な効果をあげています。

しかるに、日本では、小選挙区比例代表並立制の当初原案は、比例区250でしたが、1994年200に削減して成立。2000年180とさらに削減。それが、女性参政権70周年という記念すべき本年、176に切り捨てられることになりました。

女性議員の割合が世界190カ国中155位(衆院)の最下位ブロックの日本でこそ、女性や社会的弱者が当選しやすい比例代表制への抜本的変革が求められています。にもかかわらず、小選挙区制を維持したまま、比例枠を減らすという選挙制度関連法の改正案が可決されたことは、時計の針を逆に回すことです。

最後に、「選挙制度」という重要法案が、女性1人のみの委員会で審議されたこと、女性市民の声を参考人として聴取するどころか、市民への周知徹底が全くなされないままたった3日間の審議で結論を出したことに異議を申し述べ、委員の猛省を求めるとともに、参議院においては上記の点に考慮し、慎重な審議がなされることを強く求めます。                          

全国フェミニスト議員連盟
共同代表 会津 素子(千葉県成田市議会議員)/ 皆川りうこ(東京都国分寺市議会議員)
事務局 小磯妙子 (神奈川県茅ヶ崎市議会議員)  
神奈川県茅ヶ崎市鶴が台14-5-202

【写真:70年前、衆院に当選した39人の女性のひとり「和崎ハル」。秋田からの初の女性国会議員。当時の選挙は大選挙区の連記制だったから女性が今よりも当選しやすかったといわれている】

「身を切る改革」どころか「民意を切る改革」
小選挙区制は女性の声を捨て去る
 比例代表制は女性や弱者が当選しやすい 
女子差別撤廃委員会への政府回答のお粗末さ
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by bekokuma321 | 2016-05-24 00:29 | その他

強姦され殺害された20歳

この数日、沖縄の米軍関係者による強姦殺人事件に、怒り心頭だ。この抑えられない感情を表現できずに何日間か過ごしている。

もうじきオバマ大統領が来日する。彼は、これまでの言動から、女性差別に敏感だと信じている。とくに強姦や性暴力に対して、彼は、強い憤りを示してきた。訪日したら、これまでの感情をそのまま率直に、表現してほしい。

今日、沖縄タイムズや琉球新報の報道に接し、さらなる怒りがわいてきた。沖縄タイムズの社説は、私の憤激を代弁してくれた。引用させていただく。

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■社説[不明女性遺体で発見]米軍がらみ 最悪の結末■

今、こうやってパソコンに向かっている間も、打つ手の震えを抑えることができない。どうか無事でいてほしいという家族や友人、多くの県民の思いは粉々に砕かれてしまった。

うるま市の会社員、島袋里奈さん(20)が行方不明になっていた事件で、県警は元米海兵隊員で嘉手納基地で軍属として働く32歳の男を死体遺棄の疑いで逮捕した。供述に基づき、恩納村の雑木林から島袋さんの遺体が見つかった。

今年成人式を迎えたばかりの若い命である。直面した恐怖や絶望を思うと気持ちの持って行き場がない。

島袋さんは行方不明になる直前の4月28日午後8時頃、「ウオーキングしてくる」と、交際相手の男性へLINEで連絡している。趣味のウオーキングに出掛ける、いつもと変わらない日常だった。

勤めるショッピングセンターでの働きぶりは真面目で、明るくて気配りのできる女性だったという。

県警によると容疑者の男は、殺害をほのめかす供述をしている。またも繰り返された米軍関係者による凶悪犯罪。

若い女性の命が奪われたというニュースに、県民は悲しみと怒りと悔しさが入り交じった衝撃を受けている。

米軍基地が集中するために脅かされる命と女性の人権。米兵や米軍属の犯罪におびえて暮らさなければならない日常が戦後71年たっても続くというのは、あまりにも異常である。

■ ■ ■

1972年の復帰から2015年までの43年間の米軍関係者による犯罪検挙件数は5896件。うち殺人、強盗、強姦、放火などの凶悪犯は574件と10%近くを占めている。米兵に民間人が殺害される事件も12件発生した。

「基地・軍隊を許さない行動する女たちの会」が掘り起こしてきた戦後の米兵による性犯罪の記録には、「検挙」にいたっていない被害も数多く並ぶ。

こんな地域がほかにあるだろうか。米軍占領下も復帰後も米兵による性暴力や米軍関係者の事件事故におびやかされる地域がほかにあるだろうか。怒りがこみあげてくるのを禁じ得ない。 

つい2カ月前にも那覇市内のホテルで米兵による女性暴行事件が起きている。

県と市町村、外務、防衛両省、米軍が事件事故防止に向け対策を話し合うワーキングチームの会合を4月19日に開いたばかりである。

■ ■ ■

事件の詳細が明らかになっていないため、現時点で予断をもって語ることは戒めなければならないが、容疑者の供述した場所から島袋さんが遺体で見つかったのは、はっきりしている。動機や殺害にいたったいきさつなど事件の全容解明を急いでもらいたい。

米国から帰国し会見した翁長雄志知事は「言葉が出てこない」と絶句した。

事件事故のたびに日米両政府に抗議し、大会を開き、綱紀粛正と再発防止を求めてきたが、これまでのようなやり方ではもうだめだ。もはや再発防止要請ですますレベルではない。

(2016年5月20日 沖縄タイムス)
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by bekokuma321 | 2016-05-23 23:17 | その他

衆院補欠選挙の結果

c0166264_2512817.jpg衆院補選が4月24日投開票され、北海道5区では池田真紀候補の当選はならなかった。

池田候補は、福祉の仕事と子育てをしながら、独学と通信教育で「大検」を取得し、北大大学院修了。「社会福祉士」「精神保健福祉士」などたくさんの資格をとった頑張り屋さん。何より評価したいのは、幼いころの父親のDVを公にした強さである。

彼女のような経験の持ち主が議員になって国会で発言してくれたら、女性政策の重要性がよく見えてくると、期待していた。

北海道の私の友人たちは、早朝から夜までビラ配りやスタンディング、電話かけなどの選挙運動を手伝っていた。無所属なので、選隊車は1台しか出せないなど選挙活動制限が多いなか、シンボルカラーのピンクのウインドブレイカーを着て、「選挙に行こう」と叫び続けたらしい。老若男女、無数の勝手連が動いたものの結果は惜敗。残念だ。

京都は、予想通り民進党公認で前職の泉健太氏が、おおさか維新の新顔らを引き離して当選した。自民党は、妻の妊娠中に別女性との「不適切行為」がばれて辞職した宮崎謙介議員の後ゆえ候補を出せなかった。

投票率は北海道5 区57.63%、京都3区30.12%。参院選の前哨戦と注目されたわりには、投票率はあがらなかった。なかでも京都3区は、3人に1人しか投票していない。衆院補選での戦後最低記録を更新したという。勝者が決まっている選挙は、どうしても投票に行こうという熱がさめる。今回は補選だが、小選挙区制になってから投票率の低下が目立つのも、ここに原因があるに違いない。
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by bekokuma321 | 2016-04-25 02:52 | その他

西岡議員、勝訴

2016年4月22日、徳島地裁は、西岡恵子議員の訴えを認めた。相手は藍住町議会。

2014年8月、西岡議員は、「水道や電気の使用量が少ないので町で生活実態がない。ゆえに被選挙権がない」とされて議員を失職させられたことは不当だ、失職を取り消してほしい、と訴えていた。裁判長は「光熱費が少ないだけでは住んでないとはいえない」と判断した。至極まっとうな決定である。

西岡議員は、「ここまで裁判を続けてこられたのは、私は何も悪いことはしていない!の精神と、私を心配・励まし・支えて頂いた皆様のお陰です」と喜んでいる。

西岡恵子議員の職務を奪い取った議会は、2010年にも、彼女を失職させている。そのときも彼女は裁判に訴えざるを得なかった。徳島地裁では勝訴したが、高裁では敗訴となり、最高裁は上告棄却とした。しかし、彼女は、町民の信を選挙で得ようと、2016年2月の町議会議員選挙に打って出た。そして、苦闘のなか、5回目の当選を勝ち取った。

藍住町議会は“紅一点議会”である。女性は西岡議員ひとり。彼女は町民の半数を占める女性の代表でもある。控訴などせず、町民が選び続けてきた西岡議員にのびのびと仕事をさせてほしい。議会は、本来の職務を全うすべきである。

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▲毎日新聞 20160423(提供東條恭子)

徳島県女性ゼロ議会減に貢献した藍住町議選
女性ゼロ議会、5議会にひとつ
唯一の女性議員を追放した藍住町議会
まるで魔女狩り――徳島県藍住町の紅一点議員追放事件
I love aizumi.com
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by bekokuma321 | 2016-04-24 11:03 | その他

朝日新聞によると、大阪市鶴見区の市立茨田北(まったきた)中学校の寺井寿男校長が、全校生徒の前で「女性にとって最も大切なことは、子どもを2人以上産むこと。仕事でキャリアを積むこと以上に価値がある」などと発言した。

3月12日の同紙によると、記者の直接取材に、「人口が減るなかで、日本がなくならないためには女性が子どもを産むしかない。間違った発言とは思わない」と、開き直ったらしい。

教育者としてあるまじき発言だ。ただちに辞職すべきだ。

2007年のことだ。柳澤伯夫厚生大臣(当時)が、松江市内で開かれた自民党県議の決起集会の講演で、女性について「産む機械、装置の数は決まっているから、あとは一人頭で頑張ってもらうしかない」などと発言した。大きな抗議運動に発展した。私も抗議に加わったことを覚えている。

そして、その数年前、大阪府豊中市の北川悟司議員(当時)は、毎日テレビの「VOICE」で、こう発言していた。

「オスとメス、…男性は小さいうちから男性の自覚を、女性も自覚を育てていくべき…。 もっともっと女性は家庭を子どもを大切にして、そして、いい子どもを作って下さい」
 
同じく大阪選出の西村真悟議員(当時)は、同番組でこう言った。

「女性が家庭を維持するために大きな役割を担っている。これ当たり前じゃない。私、あえて申しますよ。世の中で一番素晴らしいことは、愛する子どもを育てることですよ。このことがなかったら、社会自体も存続しません。女性が安心して出来るよう、男はある意味、命を捨てても働くということ」

忘れてならないのは、民主党の中山義活議員。経済産業省大臣政務官だった2010年、「日本女性は家庭で働くのが喜びである、文化だ」と、国際会議で暴言をはいた。

国会、地方議会、教育界を問わず、このような考えの男性指導者がまだ幅をきかせている。子どもを産みたくても産めない女性たち(いや男性たちも)の心を傷つけ、働く女性たちの足を、これでもかとひっぱる。

子どもを産みたくなるような社会には何が必要なのか、それにメスをいれなければ少子化はさらに進む。大事なことは、子どもが2人以上いても、働き続けられるような社会をつくることなのだ。

寺井寿男校長、「保育園落ちた日本死ね!」という叫び、あなたには聞こえないのか!?

世界で母親がもっともハッピーな国ノルウェー
妊娠した女性が差別される国、されない国
ノルウェーのワーキング・マザー
企業の4分の1以上「育休より退職を」
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by bekokuma321 | 2016-03-14 18:42 | その他

天をつく憤怒の声を、やっと紹介できる。今、評判の「保育園落ちた日本死ね!」だ。
子育ては女だけの責任じゃない。40年前、教員組合で、女性団体で、仲間たちと訴えた。
30年前、議会で訴えた。20年前、・・・。
まったく、この日本は、何をしているんだ。
日本政府よ、議員たちよ、女たちの慟哭を聞け。

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(以下は上記ブログに書かれた匿名記事。上にポインターをあてるとリンク先につながる)

「何なんだよ日本。

一億総活躍社会じゃねーのかよ。

昨日見事に保育園落ちたわ。

どうすんだよ私活躍出来ねーじゃねーか。

子供を産んで子育てして社会に出て働いて税金納めてやるって言ってるのに日本は何が不満なんだ?

何が少子化だよクソ。

子供産んだはいいけど希望通りに保育園に預けるのほぼ無理だからwって言ってて子供産むやつなんかいねーよ。

不倫してもいいし賄賂受け取るのもどうでもいいから保育園増やせよ。

オリンピックで何百億円無駄に使ってんだよ。

エンブレムとかどうでもいいから保育園作れよ。

有名なデザイナーに払う金あるなら保育園作れよ。

どうすんだよ会社やめなくちゃならねーだろ。

ふざけんな日本。

保育園増やせないなら児童手当20万にしろよ。

保育園も増やせないし児童手当も数千円しか払えないけど少子化なんとかしたいんだよねーってそんなムシのいい話あるかよボケ。

国が子供産ませないでどうすんだよ。

金があれば子供産むってやつがゴマンといるんだから取り敢えず金出すか子供にかかる費用全てを無償にしろよ。

不倫したり賄賂受け取ったりウチワ作ってるやつ見繕って国会議員を半分位クビにすりゃ財源作れるだろ。

まじいい加減にしろ日本。

追記
https://twitter.com/hoikuenochita 」
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by bekokuma321 | 2016-03-10 08:46 | その他