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国際女性デーにちなんで、国際労働機構ILOは、国際的経済不況における女性失業者の問題を公表した。

ILOによると、女性失業者は世界中に2200万人に上る。不安定労働についている女性が多く、不況の波が直撃する。しかも、不況回復の公的施策は女性労働者には直結しない。そもそもこの不況前から女性は低賃金で安全弁のない職場にいた。とりわけ子育て中のシングルマザーの失業回復に向けて特別の女性政策が必要。---と女性に向けた政策の必要性を強調している。

ILOの国際女性デー記念行事は、3月6日ジュネーブ本部において、ノルウェーのシェル株式会社専務取締役などを招いて開かれた。

ILOは、ノルウェーの「取締役クオータ制」に関心を寄せ、数年前から調査・啓発を続けている。「取締役クオータ制」とは、会社の取締役会のメンバーの40%を女性にしなければならないとするもの。経済界の多様性と男女平等を目的にした法律で、ノルウェー国会が、2003年決定した。

ノルウェーの「取締役クオータ制」については、3月6日(金)発売の『週刊金曜日』に詳しい。「『取締役クオータ制』で女性重役急増のノルウェー経済界」(三井マリ子)。

http://www.ilo.org/public/english/bureau/dgo/speeches/somavia/2009/women.pdf
http://www.ilo.org/global/About_the_ILO/Media_and_public_information/Press_releases/lang--en/WCMS_075509/index.htm
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by bekokuma321 | 2009-03-10 08:33 | その他

3月8日は国際女性デー

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●2009国際女性デー:各国の写真
http://www.internationalwomensday.com/gallery.asp
●2009国際女性デー:世界60カ国の914のイベント、国際機関や政府の行事を網羅
http://www.internationalwomensday.com/
●国際女性デーを祝って:働く女性、ジェンダー、男女平等に関するEUROFOUND情報
http://www.eurofound.europa.eu/areas/gender/internationalwomensday2009.htm
●国際女性デーの概略
http://www.internationalwomensday.com/iwd_2009.pdf
●世界各国の男女平等
http://www.wikigender.org/index.php/Category:Country_Focus
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by bekokuma321 | 2009-03-07 02:38 | その他

2月12日、国連薬物犯罪事務所(UNODC)は世界人身売買報告を発表した。155カ国を調査したもの。

それによると、性的搾取が79%と最も多く、次に強制労働という形態である。また、人身売買をされる人の60%は女性であり、13%は少女である。まさに、21世紀の女性問題である。

さらに目をそむけたくなる事実が明らかになった。ジェンダーについて統計を出した国の中で、人身売買の加害者の多くは女性だという点だ。女性は、他のどの犯罪よりも人身売買において、主要な役割を果たしている。

国連薬物犯罪事務所代表は、次のように述べている。
「過去の被害者が加害者となっていることはショックである。なぜ、女性が女性を奴隷に引き込もうとするのか、その心理的、経済的、抑圧的原因を理解する必要がある」

http://www.unodc.org/unodc/en/frontpage/unodc-report-on-human-trafficking-exposes-modern-form-of-slavery-.html
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by bekokuma321 | 2009-02-21 02:28 | その他

世界人権宣言60周年

ガーディアン紙に、平和運動家デズモンド・ムピロ・ツツと、元アイルランド大統領メアリー・ロビンソンが、国連世界人権宣言60周年にあたって寄稿している。

スーダンでのジェノサイドや、家庭における女性への暴力DV、貧困にあえぐ多数の人々について言及し、人権宣言の徹底を訴える。

さて、日本。非正規雇用にゲットー化される女性の貧困、働く女性に冷たく主婦に手厚い(ように見える)法制度、セクハラ・DVなど女性への暴力に対する社会的認識の低さ。こうした女性の人権を擁護する政策の強化をと思う。

何より、それに向かっていこうという世論づくりには、メディア報道が不可欠。日本のメディアの関心の低さは致命的だ。メディアよ、もっと働く女性、働く母親に今、何が必要かに目を向けてほしい。たとえば、日本では、女性は低賃金で不安定のパートが多い、しかるに母親がパートなら子どもを保育園に預けられる対象とはならない。こんなばかげた制度がまかりとおっているのだ、この国は。
http://www.guardian.co.uk/commentisfree/2008/dec/07/unitednations-humanrights
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by bekokuma321 | 2008-12-10 13:52 | その他

12月1日の朝刊を見て、びっくり。千葉県白井市長、新潟県魚沼市長に、女性が当選した。この日本列島に1日に二人の女性市長が誕生とは。日本も少しずつ変わり始めたようだ。

白井市長に当選したのは、無所属新人の経営コンサルタント横山久雅子さん(58)=民主、社民推薦。同じく無所属新人の元市議伊藤仁さん(50)との一騎打ちを制した。横山さんは前回2004年の市長選で現職の中村教彰氏に159票の僅差で敗れ、2度めの挑戦。千葉県内では史上初の女性市長だと報道されている。

新潟県魚沼市長になったは、大平悦子さん(52)。こちらは現職に挑戦して倒した。新潟県では初めての女性首長だという。元魚沼市議会議員で会社員。「新市庁舎の建設反対」が公約だったという。まっとうだ。


バンザイ!
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by bekokuma321 | 2008-12-02 00:15 | その他

10月30日、国連人権委員会は、「市民的政治的権利に関する国際規約」(自由権規約)の実施状況に関する日本政府報告書を審査し、結果を公表しました。10年ぶりのことです。

問題は、日本政府に向けられたこの最終見解を、いかに政府に実行してもらうかです。女性運動の出番です。

公表された英文を、要約します。

委員会は、10年前の勧告の多くが実行されていないことを、表明しています。そして、司法界において「市民的政治的権利に関する国際規約」が徹底されていないことが強調されています。

具体的には、下級審(高裁・地裁)が「市民的政治的権利に関する国際規約」違反をしていないかについて報告がないことを指摘し、規約について裁判官、検察官、弁護士への専門的研修に組み入れること、規約を下級審を含むあらゆる司法過程に徹底させるよう、政府に求めています。

司法界に向けては10年前最後のほうでしたが、今回は、指摘・勧告の最初にあげられています。

そして、「慰安婦」問題について、日本政府に立法・行政措置を講じ、被害者への公式謝罪すること、国家による補償などの対応を求めるなど、非常に具体的です。そのほか、民法における差別、政治における女性の不参加、労働における女性差別、性暴力、性的マイノリティなどに対する差別、人身売買、婚外子、在日韓国人の年金権などなどが指摘され、勧告とともに明記されています。

その中から、「政治における男女平等」についてまとめると・・・

国会議員における女性は全体の18.2%、政府のトップポストを占める女性は1.7%にすぎない。その上、数値目標は2010年までに5%と余りに低い設定であると指摘。立法によるクオータ制導入などの特別措置をとること、女性進出の数値目標の見直しをすることによって、政治における男女平等参画を達成するよう、いっそう努力をすべきと求めています。

この男女平等の政治参加の根拠は、「市民的政治的権利に関する国際規約」2条(1)、3条、25条、26条です。

政界への女性参画については、10年前には取り上げられていませんでしたが、今回の最終見解では12項に掲げられています。全体は34項。

【政治における男女平等の原文】
12 The Committee notes with concern that, despite numerical targets for the representation of women in public offices, women hold only 18.2 percent of the seats in the Diet and 1.7 percent of government posts at the level of directors of Ministries, and that some of the numerical targets set in the 2008 Programme for Accelerating Women’s Social Participation are extremely modest, such as the 5 percent target for women’s representation in positions equivalent to directors of Ministries by 2010. (arts. 2 (1), 3, 25 and 26)

The State party should intensify its efforts to achieve equitable representation of women and men in the National Diet and at the highest levels of the government and in the public service, within the timeframe set in the Second Basic Plan for Gender Equality adopted in 2005, by adopting special measures such as statutory quota and by reviewing numerical targets for women’s representation.


■市民的政治的権利に関する国際規約(和訳)
http://www.nichibenren.or.jp/ja/kokusai/humanrights_library/treaty/liberty_convention.html

■国連人権委員会による日本政府報告書に対する「最終見解」全文http://www2.ohchr.org/english/bodies/hrc/docs/co/CCPR-C-JPN-CO.5.doc

■日本政府報告書
http://daccessdds.un.org/doc/UNDOC/GEN/G07/415/73/PDF/G0741573.pdf?OpenElement

■国連人権委員会から日本政府への質問
http://www2.ohchr.org/english/bodies/hrc/docs/AdvanceDocs/CCPR-C-JPN-Q5.doc

■日本政府から国連人権委員会への回答
http://www2.ohchr.org/english/bodies/hrc/docs/AdvanceDocs/CCPR-C-JPN-Q-5Add1.doc

■国連人権委員会・94回詳細(13-31 October 2008, Geneva)
http://www2.ohchr.org/english/bodies/hrc/hrcs94.htm

■アジア女性資料センターがいち早く一部を和訳し、コメントとともに公表しています。
http://ajwrc.org/jp/modules/bulletin3/index.php?page=article&storyid=36

■10年前の日本政府に対する国連人権委員会の見解http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/kiyaku/2c2_001.html (この時の勧告がほとんど守られていないことがわかる)
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by bekokuma321 | 2008-11-02 23:55 | その他

全国フェミニスト議員連盟夏合宿が7月7日から8日、秋田県北秋田市鷹巣であった。

恒例の夏のイベントで、女性議員ゼロの議会をなくし、ジェンダー平等の民主主義社会をつくることを目標に、毎夏、地方の持ち回りで開催されている。

北秋田市は、鷹巣町を含んで合併された新しい自治体だ。

全国から集まった参加者は、鷹巣町時代、全国のモデルとされた老人保健介護施設「ケアタウンたかのす」を視察。岩川徹・前鷹巣町長が住民の声を吸い上げて、1999年オープンした。

続いてパネルディスカッション「女性議員の役割と福祉のまちづくり」。パネリストは4人。

小田美恵子さん。自民党所属の秋田県会議員。秋田県女性議員の会会長。「私は老親を在宅で診てきた。福祉や介護は個人の課題だ」などと発言。会場に首を傾げる人が多かった。

佐藤加代子さん。秋田・女性議員を増やす会。老親介護をかかえてパート職を続けることの困難を訴えた。

石崎たかよさん。千葉県市川市議を経て、市川市の介護施設がアクセスの困難なところに設置されているなど問題点を指摘した。

瀬野喜代さん。東京都荒川区議。障がい者介助ボラなどの経験も踏まえもっと福祉に財源をと訴えた。

私がコーディネイターを務めた。


◆秋田で全国フェミニスト議員連盟の夏合宿(さとうしゅういち)http://janjan.voicejapan.org/government/0707/0707088685/1.php
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by bekokuma321 | 2007-07-09 20:46 | その他

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2007年6月、神奈川県大磯町で、選挙が行われ、14人中女性が8人(57.1%)当選しました。日本の政治史上初めて、女性が過半数の議会が誕生したのです。歴史をつくった大磯町議員の渡辺さん(左)と浅輪さん

詳しくは
日本初! 大磯町議会で女性議員が過半数占める
http://janjan.voicejapan.org/election/0707/0707100771/1.php
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by bekokuma321 | 2007-06-30 15:24 | その他

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4月8日に投票が行われた44道府県議選。立候補者3770余人が2544議席をめぐって戦った。うち女性は367人で、全候補者の1割にも届かなかった。

保育園はまったく足りない。学童保育も待機児童が列をなしている。介護に苦しむ家族を助ける施設やホームヘルパーは不十分。しかも介護職の報酬はきわめて低い。働く女性が抱えるこうした問題は無数にある。女性の立場を考えた政策がほしい。しかし、女性が選挙権を獲得して60年以上もたったというのに、女性都道府県議は、日本全土をおしなべてわずかに5%程度。これでは大きな社会変革は望めない。

この後を読むには
■道険し、女性の政界進出~県議選候補者の1割に満たずhttp://janjan.voicejapan.org/election/0704/0704083362/1.php

写真は山梨県甲府市の県会議員選挙ポスター
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by bekokuma321 | 2007-04-11 23:14 | その他

戦争といえば誰もがイラクや北朝鮮を思い浮かべますが、戦場は、私たちの足元にもあるのです。

今日、私は、みなさんと、女性への宣戦布告のない戦争について、考えてみたいと思います。つまり、憲法9条を24条の光をあててみてみたいのです。

戦争には、侵略、殺戮、暴行、強盗、強姦、強制がつきものです。これらは、他を圧倒的に支配している状況の中で起こります。支配する関係ではなく共存関係、主従関係ではなく対等な関係をつくりあげない限り、戦争を免れることは不可能なのです。

それでは、男性と女性の関係を考えてみましょう。女性を抑圧し、強制し、暴行し、強姦する男性はあとを絶ちません。ここには、一般的に考えている戦争と同じ支配と服従の構造、対立構造があります。つまり男性と女性は戦争状態なのです。しかし、支配されていると思わない人、強制されていると感じない人には、戦争状態ではなく平和だと映ることもあるでしょう。

ですから、支配する側の人々にとっての平和ということならば、支配されていると感じない人、戦争状態だと感じない人をできるだけ多く作ることがきわめて重要です。

戦後の男女平等の憲法、教育基本法のおかげで、「他人に指図されずに自分で自分の人生を決めたい」と考える女性たちが増えてきました。それには、経済的自立が不可欠です。しかし、それが、気に入らない勢力があります。

政府が男女共同参画社会基本法をつくり、地方自治体が男女共同参画条例をつくって、行政としても女性が男性と対等に生きられるしくみを手がけようとしている矢先、その勢力は、議会を中心にその牙をむき出しにしてきました。

私は、豊中市が作った男女平等を進めるセンターの館長をしていました。豊中市は人口40万人の大阪の典型的ベッドタウンで、市民運動が盛んなところです。2000年、全国公募で60人以上の候補者から選ばれた私が、3年7ヶ月後の2004年3月に首になりました。

この私の首切りの背後に、男女平等を忌み嫌う「右翼勢力」の存在がありました。伝統的な性別役割を固持し、社会的文化的につくり出された男女の特性を強調し、女性の地位向上、男女平等の推進を一網打尽に始末しようとする動きです。

衆参両院から地方議会まで、男女平等つぶしに執念を燃やす右派議員からの継続的な攻撃。これはほんとにすごい。世界でバックラッシュ(backlash 反動)と呼ばれる現象です。

多くの議会を男女平等攻撃勢力が支配するには、広範囲なオルグ活動、継続的なキャンペーン活動がなければ不可能です。全国にはりめぐらされた組織力とそれを支える資金も必要です。それに呼応する自治体の首長や行政幹部もいなければなりません。多くの議員に賛成してもらうためには、その自治体の住人が数多く参加していなくてはなりません。

これまでの調査によれば、その背後には、改憲を最終目的とする日本最大の右派集団と称される「日本会議」と、従軍慰安婦などが記述されている教科書は〝偏向〝だと攻撃する「新しい歴史教科書をつくる会」がいると考えられます。NHK番組に圧力をかけたとされる安部晋三、中川昭一両議員もお仲間です。

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by bekokuma321 | 2001-06-19 15:49 | その他