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先日、全国フェミニスト議員連盟が、滋賀県栗東市に送った抗議と要請文を公開します。男女表現があまりに紋切り型であることを指摘し、それがなぜ問題なのかを詳述しています。

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滋賀県栗東市長 野村昌弘 様
滋賀県栗東市教育長 福原快俊 様

「栗東市 子育てのための12か条」チラシに抗議し 男女平等の視点にたった広報の実施を求める要請書

2016 年10月24 日

私たち全国フェミニスト議員連盟は、女性の政治参画を推進し、真の男女平等を実現するために1992年から活動を続けている、市民と議員による団体です。 貴市教育委員会が作成し市ホームページに掲載している「栗東市 子育てのための12か条」というチラシ(10月24日現在)は、ジェンダーにもとづく偏向があると考え、抗議ならびに要請をいたします。

子どもたちに守ってもらいたいマナーやルールならば、性によって異なってはならないはずですが、このチラシは、全体として性によって異なった印象を与えることから、学校や自治会に配布する啓発教育教材には不適切です。

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具体的には、男の子のイラストに「元気な返事」とあり、女の子には「丁寧に言葉を添えて」などといったように、男の子は元気、女の子は優しくといった紋切り型の男女観が散見されます。また、服装、髪形などに、性による固定的な決めつけが際立ち、さらに描かれている人物は男9:女3と性による人数差があります。

男女共同参画社会の実現は21世紀の最重要課題とされ、多様な性のあり方を相互に認め合う社会の実現が求められています。内閣府男女共同参画局発行の「男女共同参画の視点からの広報の手引き」には、「広報の内容が男女双方にかかわる場合、登場する男女のバランスにも配慮し、いずれかに偏らないよう心がけましょう」と記載されています。

また日本政府は、1995年、第4回世界女性会議において北京宣言及び行動綱領を採択しました。行動綱領は「ジェンダーに対する感受性がメディアに欠如していることは、公共及び民営の、地方、全国及び国際メディア機関に見られる、ジェンダーに基づく固定観念の排除ができなかったことを示している」と指摘し、「メディアにおけるバランスがとれ,固定観念にとらわれない女性の描写を促進すること」と、とるべき行動の順守義務を掲げています(別紙注_左下Moreをクリックすると読める)。

貴市の広報はこの流れに逆行し、行政の刊行物におけるバランスのとれた男女表現の配慮に欠けるといわざるをえません。よって、貴市及び貴教育委員会において、下記を強く求めます。

           記

1 貴市教育委員会が作成した「栗東市 子育てのための12か条」のチラシは、固定的な性別役割分業に則って描かれており、ジェンダーに対する配慮に欠けていることを認識すること。

2 固定的な性別役割分業に基づく表現は、それを受け取る子どもたちに対し、その将来の希望や願いを制限したり、型にはめたりするおそれがあり、行政が発する文書には特に注意が必要であり、それに反する「栗東市 子育てのための12か条」のチラシは撤回すること。

3 今後は、ジェンダーに対する配慮をした広報活動を徹底すること。 以上

全国フェミニスト議員連盟

共同代表 ひぐちのりこ(宮城県仙台市議会議員)
同 上 日向美砂子(東京都小平市議会議員)
事務局 小磯妙子(神奈川県茅ヶ崎市議会議員)

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by bekokuma321 | 2016-11-05 23:44 | その他

11月12日(土)「高校生が議員になれる国 ノルウェーの選挙制度」(三井マリ子)。連続セミナー3回目です。

北欧ノルウェー。日本のような「政治とカネ」とは無縁の国。民主主義度で連続世界一の国です。民主主義政治は、民意を反映する選挙制度から生まれることを、ノルウェーの選挙運動、選挙グッズ、女子高生議員・・・足で取材してきた映像をもとに紹介。

会場は東京ボランティア・市民活動センター(飯田橋駅前)。申込不要。お気軽にご参加を。

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■9月10日 阪上順夫「7月の参議院選挙を振り返る」 終了しました
■10月22日 田中久雄「選挙の制度が変われば政治が変わる」 終了しました

■11月12日(土)18時 東京ボランティアセンター会議室B
「高校生が議員になれる国ノルウェーの選挙制度」講師 三井マリ子
(女性政策研究家、『ノルウェーを変えた髭のノラ』ほか著書多数。元都議)  

■11月25日(金)18時半 日比谷図書文化館4Fスタジオ・プラス小ホール
映画『不思議なクニの憲法』  この会のみ入場料1000円(前売)

会 場: 映画を除くすべて、東京ボランティア・市民活動センター  JR飯田橋駅西口。飯田橋セントラルプラザ庁舎棟10階  地図

問合せ:選挙検定協会TFE 〒145-0065 大田区東雪谷2-28-6草野気付  TEL:090-3960-0158(阪上)  選挙検定協会ホームページ


参考リンク
あざやかな歴史
民主主義の力を養うノルウェー自治体の1週間
民主主義度1位ノルウェー、23位日本
選挙における清廉性プロジェクト
世界一民主的な国
北欧福祉社会は地方自治体がつくる
世界一民主主義の国はノルウェー、日本は22位
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by bekokuma321 | 2016-10-24 15:10 | その他

c0166264_9265257.jpg東京都の八王子市議会、文京区議会、小金井市議会が、女性議員増のための法制度を求める意見書を可決した。こうした意見書が、全国フェミニスト議員連盟など女性団体から出たことはあっても、地方議会から次々に出ることはきわめて珍しいと思われる。

以下、2016年9月、文京区議会に提案・可決された文案。

===政治分野への男女共同参画推進のための法律制定を求める意見書(案)===

今年は女性参政権行使から70年の節目の年を迎えました。しかし、我が国の女性議員の割合は、衆議院で9.5%(2016年)、参議院では20.7%(2016年8月)です。

参議院の20.7%は世界平均の22.0%に近づきつつあるとはいえ、衆議院の9.5%は、列国議会同盟(IPU)の調査によれば、二院制の国での下院あるいは一院制をとる191か国中155位(2016年6月現在)と世界の最低水準です。

一方、地方議会においても、女性議員の割合は12.1%と一割強に過ぎず、女性議員が一人もいない「女性ゼロ議会」は、全自治体の20.1%にも上ります。

政治は私たちの暮らしに直結し、社会の意思決定を行い、これを実現する重要な役割を担っています。少子化、高齢社会の問題など、暮らしに関わる事柄が重要な政治課題となっている今日、社会のあらゆる場で女性の活躍推進を掲げている政権下において、政策を議論し決定する政治の場への女性の参画は不可欠です。

そのために、法制度に女性議員の増加を定めることは、国、自治体のいずれの議会においても女性議員増加の実現に向けての確かな方策となり得ます。

よって、文京区議会は、国に対し、女性議員の増加を促し、政治分野への男女共同参画を推進するための法律制定を女性参政権行使70年のこの年にこそ実現されることを強く求めます。

以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。

2016年9月  日                   文京区議会議長名

内閣総理大臣 
内閣府特命担当大臣(少子化対策・男女共同参画)   
内閣府特命担当大臣(地方創生・規制改革)
法務大臣 
衆議院議長
参議院議長

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▲日本の議会はほとんど一方の性によって占められている。衆議院は作成時より女性がさらに減り9.5%でしかない。2011年3月、全国フェミニスト議員連盟作成の「女性議員率円グラフ」
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by bekokuma321 | 2016-09-22 09:33 | その他

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■9月10日(土)13時 東京ボランティアセンター会議室C
「7月の参議院選挙を振り返る」 講師 阪上順夫
(東京学芸大学名誉教授、『現代選挙制度論』ほか著書多数。選挙検定協会TFE代表)  

■10月22日(土)18時 東京ボランティアセンター会議室B
「選挙の制度が変われば、政治が変わる」 講師 田中久雄
「変えよう選挙制度の会」主宰、選挙市民審議会メンバー)

■11月12日(土)18時 東京ボランティアセンター会議室B
「高校生が議員になれる国ノルウェーの選挙制度」講師 三井マリ子
(女性政策研究家、『ノルウェーを変えた髭のノラ』ほか著書多数。元都議)  

■11月25日(金)18時半 日比谷図書文化館4Fスタジオ・プラス小ホール
映画『不思議なクニの憲法』  この会のみ入場料1000円(前売)

会 場: 映画を除くすべて、東京ボランティア・市民活動センター  JR飯田橋駅西口。飯田橋セントラルプラザ庁舎棟10階  地図

問合せ:選挙検定協会TFE 〒145-0065 大田区東雪谷2-28-6草野気付  TEL:090-3960-0158(阪上)  選挙検定協会ホームページ
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by bekokuma321 | 2016-08-15 12:49 | その他

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「女性議員がゼロであることについて、市として問題になったことはありません」
「女性議員を増やそうということについて、啓発広報は行ったことはありません」
「DVやセクハラなど性暴力に関して、議会で質問されたことはありません」

女性ゼロ議会・栗原市の佐藤勇市長や行政幹部は、全国フェミニスト議員連盟の質問に対して、上のように答えた(写真上、発言しているのは市長。右側は連盟メンバー)。

予想はしていたものの、栗原市に足を運んで行政トップから直接、このような回答を聞いて、愕然とするばかり。とともに、日本のかかえる「政治分野の女性不在」をどう解消していくか、をあらためてつきつけられた。

全国フェミニスト議員連盟の最重要課題のひとつは「なくそう!女性ゼロ議会」。7月29日午後、連盟の「増やせ!女性議員、なくせ!女性ゼロ議会」プロジェクトは、宮城県栗原市を訪問した。市役所2階会議室に通され、1時間にわたってヒアリングが行われた。

栗原市は、秋田県、岩手県に隣接した宮城県北西部のまち。人口約7万人。男性約33000人、女性約36000人。市議会は26議席。男性議員26人。女性議員ゼロ。2013年の選挙では、立候補者にも女性はいなかった。

行政幹部からの説明や話し合いを終えてから、議員との話し合い、女性市民との話し合いがそれぞれ別々に行われた。

議員3人は、「女性に出てくれる人がいない」と嘆いた。しかし、本気で支援してくれる人たちや組織がなければ、多くの女性は立候補に二の足を踏むだろう。

また、「合併によって、それまで女性議員が出ていた小さな自治体からの立候補者が男性だけになってしまった」という事情もあるようだ。

栗原市の女性たちとは、女性の農業委員たちが一堂に会してくれたため実現した(写真下)。

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栗原市の農業委員における女性の数は県内屈指を誇る。44人中8人だ。女性委員たちの発言から、市の基幹産業である農業の政策決定に、女性の声を反映しようという使命感、責任感が伝わってきた。

「あの農業委員の女性たちには、やる気が感じられた。あの女性たちから、次の市議選には立候補する人がでてきてほしい。あの女性たちが市議会の一角を占めたら栗原市はよくなると思う」と、中嶋里美同メンバーは言う。

現政府は、2020年まで政策決定の場に女性を少なくとも30%に、という目標を踏襲してはいる。しかし実際は、30%どころか、栗原市をはじめ、日本の地方議会の約20%は女性議員ゼロだ。2015年調査で、379議会ある。

世界は、男女半々議会をめざしている。議会の半数を女性にすることは、民主主義の要請であるばかりではない。少子高齢社会にどう対応していくか、保育・介護・教育など暮らしの基本をどう解決するかに、必要不可欠である。

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▲栗原市の女たちはどこに? 上左:人口、上右:農業委員、下左:区長、下右:議会。赤が女性、緑が男性。(市の調査結果をもとにFEM-NEWS作成)


女性議員増とメディアの関心
全国813市区「女性議員比率」ランキング 1位45%から0人の自治体まで独自調査 by東洋経済『都市データパック』編集部
地方議会選挙を終えて思う「日本の選挙って変だ」
郡山市議選
仙台市議会、4人に1人が女性に
女性ゼロ議会、5議会にひとつ
道府県議 政党別男女比
ノルウェー地方選:名簿変更権を使おう
ノルウェー地方選レポート1:「女のクーデター」 再び
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by bekokuma321 | 2016-08-04 13:25 | その他

仙台市地下鉄のポスター

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2人の男性のポスターが飛び込んできた(上)。駅窓口で案内する男性と、電車の運転をする男性だ。

地下鉄駅務員・運転士を募集中であることを知らせるポスターだ。募集期間は2016年7月21日から8月26日まで。募集人数は5人程度。募集しているのは仙台市交通局 。

男女雇用機会均等法第5条で、募集の性差別は禁止されている。広告は明文で禁止されていないからいいだろうと計算したかどうかは知らないが、これでは「地下鉄は男の職場」と言わんばかりだ。

ちなみに、一方の性が他の性より好まれていることを示唆するような募集広告、逆に一方の性の応募意欲がそがれるような募集広告は、多くの国々で違法である。

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地下道を少し歩いたら、今度は、萌えキャラの可愛い女性のポスターが飛び込んできた(上)。「鉄道むすめ 青葉あさひ」と名前までついている。

地下鉄は安全で快適であることを知らせるために、同じく仙台市交通局が作成した。こちらは、可愛い娘に、清潔さと安全を保ってますと言わせている。地下鉄で働く既婚女性が排除されているようにも見える。

これらが、少年少女たちに送るメッセージは……。
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by bekokuma321 | 2016-08-01 23:48 | その他

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私は日本会議系の政治家を恐れる。

彼・彼女らは、改憲、元号法制化、国民の国防義務化、夫婦別姓反対などバックラッシュ(反動)の先兵である。「優勢」と報道される都知事候補小池ゆり子さんは、その日本会議につらなる政治家だ。

日本会議は、とりわけ男女平等が嫌いである。夫婦同姓を強制する現民法を改正して夫婦別姓を選択できるようにしようという動きに対しては、「夫婦別姓は家庭を崩壊する」という。これが本当なら、西欧諸国はとっくに消滅しているはずだ。こんなデマゴーグに252万もの署名を集めたというから、この国はどうなってしまったのだろうか、と改めて思う。

地方議会の日本会議系議員たちは、「議会質問」という名で行政に圧力をかけ、職員たちを震えあがらせる。この手口で、男女共同参画推進条例が骨抜きにされた自治体がいくつかある。

この系列の政治家の国会での集合体が「日本会議国会議員懇談会」で、副会長が小池さんだ。『日本会議・日本会議国会議員懇談会設立十周年記念大会』では、「誇りある国づくりのため、皆様の叡智を結集していただけますよう祈念しています。貴会議の今後益々のご発展と、ご参集の皆様の尚一層のご健勝をお祈り申し上げます」と挨拶している。

国連は、こうした日本のバックラッシュを懸念して、日本政府に対する「所見」でこう指摘している。

「委員会は、締約国において男女間の不平等が根強く存在しているにもかかわらず、女性の人権の認識と促進に対する『バックラッシュ』が報告されていることに、懸念を有する。」(2009年8月、国連女性差別撤廃委員会CEDAWの総括的所見 第29項)

都知事候補のなかで、男女平等政策や人権政策に強い関心を寄せているのは、私の見るところ鳥越俊太郎さんである。彼は、「社会的に不利な立場の人々」のために働いてくれそうな気がする。

2016年7月25日 三井マリ子(元東京都議会議員)


山谷えり子国家公安委員長と在特会幹部増木重夫の関係
安倍改造内閣の女性たち
男女平等を嫌う反動勢力の実像~日本にはびこるバックラッシュ現象~
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by bekokuma321 | 2016-07-26 11:26 | その他

鳥越都知事候補を応援して、男女平等の東京をつくろうーーこんな女性勝手連ができた。フェイスブックをクリックして、「いいね」しよう! 鳥越候補にとどける声をあげよう!

東京から男女平等を実現する女性勝手連(フェイスブック)

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都知事候補鳥越さんへ(女性地方議員らからの緊急提言)
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by bekokuma321 | 2016-07-22 21:20 | その他

都知事候補鳥越さんへ

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by bekokuma321 | 2016-07-19 17:51 | その他

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今回は、比例区よりも選挙区のほうが、女性の当選がわずかながら多いと、「参院選2016年と女性(3)」で嘆いた。とはいえ、やはり、比例区は女性にとって貴重である。

票を見てわかるように、比例区では、改憲に反対する政党の女性候補が当選している。比例区があったればこそ、共産党(田村智子、岩渕友)、社民党(福島みずほ)、生活の党(青木愛)の女性4人は議席を得ることができた。

比例区よ、ほんとにありがとう!
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by bekokuma321 | 2016-07-12 13:33 | その他