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カテゴリ:その他
2012年のロンドンオリンピックから、女性のボクシングが正式種目となる。これで、すべてのスポーツが男女ともにオープンとなる。記念すべきオリンピックだ。女子ボクシングがオリンピック種目になると決まったのは、2009年、3年前だ。このオリンピックがもうじきロンドンで開かれる。ところが、である。日本の女性は参加できない。 報道によると、ボクシング女子に参加できるための必要な申請を、日本オリンピック委員会JOCが行っていなかった。 日本は女子世界選手権の3階級でいずれもオリンピック出場枠を逃し、出場のチャンスは推薦枠の獲得だけとなっていたという。それすら、逃した。そのせいで、日本の女性ボクサーは、チャンスさえ奪われてしまった。 国際連盟の文書によると、推薦枠を希望する国・地域は国内オリンピック委員会を通じて1月16日までに国際オリンピック委員会に申請する必要があった。しかし、日本連盟はこのことを知らず、日本オリンピック委員会も申請しなかった。 「知らなかった」で済むことではない。不作為による犯罪的行為ではないか。 日本のオリンピック委員会の女性無視に怒りを覚える。何十人もいる理事にも評議員にも女性は1人、2人しかいない。そういう組織体制を改善すべきだ。 ちなみに、ガーディアン紙によると、1720年から女性たちはボクシングをしてきたという。最もきつい競技のひとつが女性に開かれたことで、スポーツ界の男女平等にさらに拍車がかかると期待されている。米団体フェミニスト・マジョリティ・ニュースによると、男性ボクシングは10階級あるにも関わらず、女性は3階級しかなく、門戸が3分の1以下の狭さだ。まだまだ存在する女性差別を撤廃していかなければならない、としている。 ■http://mainichi.jp/sports/news/20120517k0000m050109000c.html ■http://www.joc.or.jp/sports/boxing.html ■http://edition.cnn.com/2009/SPORT/08/13/olympics.2012.london.women.boxing/index.html?eref=edition_sport ■http://glegend-boxing.jp/history.html 三井マリ子+浅倉むつ子 編著『バックラッシュの生贄ーーフェミニスト館長解雇事件』の感想を紹介する。今回は、宮城県の伊藤由子さん。■■国家的プロジェクトの一環だった■■ 「バックラッシュの生贄」を読んだ。フェミニスト館長解雇事件を通して、あぶりだされたものの深さ・広さ・酷さに、ため息が出る。 「すてっぷ」館長であった三井さんを追い詰め、執拗なまでに、彼女の行く手を阻んできたその勢力とその人たちの横暴な手段は、実は、国家的プロジェクトと呼べる組織的な動きの一環であったのだ、という思いを強くした。 実名でつづられた国会議員や市議会議員などバックラッシュ勢力の言動から、七生養護学校と三井さんの事件は直線でつながっているーーとわかった。事実は小説より奇なりである。 事件を解明すべく、しぶとく証拠を追い続けた三井さんと、彼女を支えた仲間たちの信念に脱帽!冷静に緻密に論を組み立てて、隠されていたことを“見える化”にしていった「首切りプロジェクト」年表は、たとえば過重労働・過労死など、権力を持たない側が反証してゆくときのモデルとして使えるのではないだろうか。 また、セクハラ・パワハラで悩んでいる女性たちに役立つと、この本を伝えていきたいと思う。セクハラ・パワハラは人格権侵害であるという立件をしていけるのではないかと思えるからだ。 三井さんはあとがきに、勝利できたのは、4つの奇跡があったからだと書いている。第一は超豪華弁護団に出会えたこと。第二は、ジェンダー法と労働法の権威者が一審の判決を論破してくれたこと。第三は、高裁で塩月秀平裁判長に出会えたこと。第四は、足かけ7年に及んで、全国と豊中市民の会が支えてくれたこと。 力を落とすような事件が多い中、このあとがきを読んで、元気が出てきた。まだまだ捨てたもんじゃない。この国には素敵な仲間がいっぱいいるんだと。 伊藤 由子(宮城県加美町議会議員) ■院内セミナー「 バックラッシュを跳ね返して新しい時代へ 」にどうぞ http://frihet.exblog.jp/17916127/ 6月1日(金)午後5時半衆議院第2議員会館(国会議事堂前下車5分) ●「本裁判は21世紀の女性問題の教科書である」 紀藤 正樹(弁護士) ●「横暴で執拗な言動に負けたのは誰か?」 浅倉むつ子(早稲田大学教授) ●「女叩きの張本人は誰なのか?」 上野千鶴子(東京大学名誉教授) ●「平等社会をつくることは世界との約束です」 三井マリ子(豊中市男女共同参画センター初代館長) (クリックで大きくなります:5月25日朝日大阪版)パブリックコメントを市が求めている真っ最中です。大阪市民でなくてもできます。ひとこと、声を届けましょう。 Eメールの場合、件名を「市政改革プラン(素案)に対する意見・提言」。kaikakuplan@city.osaka.lg.jp宛 男女共同参画センターは、男女共同参画社会基本法にもとづいて、その法をすみずみに広めるためにつくられました。 女性が差別されずに暮らせるためには、女性蔑視の慣行や、女性差別の法制度を変えなくてはなりません。しかし、日本の女性議員率は、国も地方もわずかに10%。女性の声は決める場に届かないのです。 また、日本の女性の賃金は男性100に対して37。経済力の弱さは、夫や恋人から殴られても、その暴力に対抗する力をそぎます。暴力から逃れるため、家を出ることすらできない女性が大勢いるのです。 こうした女性たちに寄り添い、一緒に悩み、自分自身の尊厳を取り戻し、次の一歩を踏み出す自信をつける、そんな場は絶対必要です。 ◆大阪は、今、大変だ http://frihet.exblog.jp/18002324/ 中川正春男女共同参画大臣の出した参考資料「賃金総額男女比の国際比較」
![]() ◆「女性の活躍による経済活性化に向けて」平成24年5月22日内閣府特命担当大臣(男女共同参画)中川正春 http://www.npu.go.jp/policy/policy09/pdf/20120522/shiryo3.pdf
今朝の朝日新聞。
もっとも遅れていた女性の経済進出政策。政府が、やっと具体的推進策を発表した。「女性の活躍推進・企業活性化推進チーム」という新機構をつくって、進めるという。 内閣の紅一点、小宮山洋子厚労相が、引っ張って進めたに違いない。結果が出ることを期待する。 ![]() ◆国連グローバル・コンパクトの女性のエンパワーメント原則 http://www.unwomen.org/wp-content/uploads/2011/10/WEPs-2nd-Edition_Japanese.pdf ◆国連グローバル・コンパクト参加日本企業 http://www.ungcjn.org/group/glo_04.html ◆国連グローバル・コンパクトの原則 http://www.ungcjn.org/aboutgc/image/GC_leaflet_090423.pdf ◆http://ameblo.jp/anti-backlash/ ◆議事次第 第1回 女性の活躍による経済活性化を推進する関係閣僚会議 http://www.npu.go.jp/policy/policy09/archive09_01.html 今、大阪は大変なことになっている。
橋下徹大阪市長傘下の「大阪維新の会」は、弱い者いじめで経費削減を図ろうとしている。大阪市内の男女共同参画センター5館をすべて廃止。「リバティーおおさか」「ピースおおさか」を廃止。 抗議の声を全国から届けよう。詳しくは下のサイトを。 ■リバティおおさかを応援する! http://blog.zaq.ne.jp/20120529r/ ■大阪の男女共同参画施策をすすめる会ブログ http://creosusume.exblog.jp/ ◆大阪の男女共同参画センター、廃止か http://frihet.exblog.jp/17786163/ ![]() これは、スキャンダルそのものだ。 世界の国会(1院)に女性がどのくらいいるか。世界中を比較した列国議会同盟IPUによると、日本は189カ国のなかで134位なのだ。 2012年3月31日付最新統計によると、日本は、衆議院議員480人中、女性議員は52人、10.8%しかいない。 この10.8%という女性率は、アラブ諸国の平均11.7%より低い。中東のヨルダンと同じ数字だ。インド11%とキプロス10.7%の間に位置する。OECD34カ国では、ハンガリーを除いて最下位。先進8カ国では、掛け値なしの最下位だ。 世界の平均は、19.9%。アジア諸国の平均は18.8%である。日本は、世界の平均からはもちろん、アジア諸国の平均からも、大きく水をあけられた。 世界でもっとも女性の割合が高いのはルワンダの56.3%。ルワンダは、内戦による殺戮の結果、男性人口が極端に減った。その後、憲法で女性割合を保障した。 一方、日本は、人口の半分以上が女性であり、教育程度も高い。なぜ、こんなスキャンダルが起こるのか。 最大の理由は、選挙制度が女性に不利に働いているからだ。政党や国会議員も、物事を決める場の男女平等を真剣に考えてこなかった。メディアの責任も大きい。 ここまで書いて、今、国会に上程されようとしている選挙制度改革を思いだした。民主党は、比例代表制枠を削減したいらしい。 女性議員が多い国の多くは、比例代表制選挙であり、一方、日本のように基本的に小選挙区制をとる国は、女性が少ない。比例代表制選挙のほうが女性の当選につながるーーこれは世界の常識である。 比例区削減、それは、すなわち女性をさらに政治から排除することだ。男女不平等を加速させることに新たに手を染めて、いったいこの国をどこに持っていく気なのだろう。 http://www.ipu.org/wmn-e/world.htm ■比例区削減案に反対します!(全国フェミニスト議員連盟のアクション) http://frihet.exblog.jp/17810544/ ■女性の7割、原発NO! http://frihet.exblog.jp/17662842/ 橋下徹市長が率いる「大阪維新の会」という政党がある。
この「大阪維新の会」の大阪市会議員団は、議会に、家庭教育支援条例(案)提出しようとした。そのむちゃくちゃな条例文にたいして、反対がうずまいた。日本児童青年精神医学会は、次のような反対の声明を送った。 ■■■大阪維新の会大阪市会議員団が提出を予定した条例案に関する声明 平成24年5月11日 日本児童青年精神医学会 理事長 齊藤万比古 当学会は児童期および青年期の子どもの精神障害の病態を解明し、適切な治療・支援法を開発・普及させることを目指す医師、研究者、心理職者、教師などの専門家が参加する学術団体です。今回,大阪維新の会大阪市会議員団が提出を予定し,その後に白紙撤回された「家庭教育支援条例(案)」について以下のとおり見解を表明いたします。 「家庭教育支援条例(案)」には,全文にわたって発達障害をめぐる重大な誤解があります。 特に,第15条の「乳幼児期の愛着形成の不足が軽度発達障害またはそれに似た症状を誘発する大きな要因である」という記述、および第18条の「わが国の伝統的子育てによって発達障害は予防、防止できるものであり」という記述に問題があります。 (つづきは、左下のMoreをクリック) More ![]() 先月、三井マリ子+浅倉むつ子 編著 『バックラッシュの生贄ーーフェミ ニスト館長解雇事件』が出版された。 昨年、バックラッシュ勢力に屈して、女性 センター館長を排斥した事件への判決が、 最高裁で確定した。 それを闘った本人によるドキュメントだ。 裁判は、足かけ7年におよんだ。判決は、 バックラッシュ勢力の陰湿で組織的な攻 撃を詳しく認定し、それに屈した豊中市 が館長に対して行った言動を、厳しく断罪した。 その本の感想が寄せられている。その中から、いくつかを紹介する。 今回は、相模原市の赤倉昭男さん。 ■■■ 行政の愚かさにあきれました ■■■ 『バックラッシュの生贄』を読みました。何とストレートで正直な記述に満ちたレポートかと驚きました。また、三井さん排除にかかわった行政マンや行政ウーマンたちの愚かさにはあきれました。 それにしても、最高裁で勝ち取るまでの三井さんはじめ支えてきた皆さんのめげない迫力には感銘を覚えました。逆転勝訴判決を出した、大阪高裁の裁判長も偉かったです。 赤 倉 昭 男(相模原市議会をよくする会) ■院内セミナー「 バックラッシュを跳ね返して新しい時代へ 」のご案内 http://frihet.exblog.jp/17916127/ 三井マリ子+浅倉むつ子 編著『バックラッシュの生贄ーーフェミニスト館長解雇事件』の感想を紹介する。今回は、「館長雇止め・バックラッシュ裁判を支援する会」の世話人だった、名古屋の岡田ふさ子さん。 ■■■ 今も続く右翼的攻撃の楯となる本 ■■■ 最高裁で確定した、バックラッシュによる解雇事件を、原告自身がつづった本です。バックラッシュとは、男女平等の流れを押しとどめようとする流れのことです。 昨年1月、最高裁は、大阪高裁が下した判決――行政による数々のうそ、隠蔽工作、バックラッシュ勢力との裏取引(密約)などは原告三井さんに対する人格権侵害である――をすべて認めました。しかも判決は、男女平等に反対する政治勢力、すなわちバックラッシュ勢力が、三井さんたちに対して行った陰湿かつ組織的な言動を、驚くほど詳細に認定しました。これは、弁護士によると、日本初の歴史的判決です。 バックラッシュという言葉を、まだ知らない人も多いのですが、その中心は、「日本会議」を司令塔とする、改憲を狙う右翼的政治勢力であることは、この裁判ではっきりしました。2000年頃から、バックラッシュ勢力のターゲットは、男女平等推進政策となったのです。 この裁判を闘った三井さん本人によって、バックラッシュ勢力の横暴で、陰湿な手法が、息づまるタッチで生々しく描きだされます。 たとえば、デマ情報を流して市民に畏怖感を与えたり、机を強打して脅したり、自分たちの気に入らない講演を中止させたり、シェンダーフリーと名のつく書籍を図書館から撤回させたり、良質の性教育を中止に追い込んだり、条例を改悪させたり・・・。 日本列島を席捲したバックラッシュ攻撃ですが、その具体的方法や、それが自治体に与えた影響は明らかにされてきませんでした。それを、初めて明らかにしたきわめて意義深い出版物、それがこの本です。 地方自治体を中心に今もバックラッシュ攻撃は続いています。それへの楯となる1冊だと思います。 岡 田 ふ さ 子(ワーキング・ウーマン男女差別をなくす愛知連絡会) ■院内セミナー「 バックラッシュを跳ね返して新しい時代へ 」のご案内 http://frihet.exblog.jp/17916127/ < 前のページ次のページ >
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2012年のロンドンオリンピックから、女性のボクシングが正式種目となる。これで、すべてのスポーツが男女ともにオープンとなる。記念すべきオリンピックだ。
6月1日(金)午後5時半


