カテゴリ:中南米( 25 )

ハイチ女性解放運動家

ハイチは世界最貧国のひとつであり、「失敗国家ランキング」12位の国だ。その国が地震の被害にあった。人々の命はひとたまりもない。

CNNは、ハイチ地震によって死亡した3人の女性解放運動家の生前の活動と信念を報道している。

Myriam Merlet は、ハイチ女性の権利省のチーフスタッフとして働き、その後、EnfofamnというNGOを創設し、女性の意識変革に尽くした。

Anne Marie Coriolanは、Solidarite Fanm Ayisyen (ハイチ女性の連帯)という女性解放運動組織を創設し、女性の地位向上にとりくんだ。

Magalie Marcelinは、弁護士で女優。Kay Fanmを創設し、女性への暴力の撤廃と、女性の起業を支援した。

欧米大国の植民地であった長い歴史、その後の独裁政権、暴動・・・と、経済的にも政治的にも最も底辺にあった国ハイチで、女性の人権のために闘い続けた女性3人を知った。

合掌

■CNNhttp://www.cnn.com/2010/LIVING/01/20/haitian.womens.movement.mourns/index.html?hpt=C2
■世界失敗国家ランキングhttp://www.fundforpeace.org/web/index.php?option=com_content&task=view&id=99&Itemid=140
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by bekokuma321 | 2010-01-23 10:41 | 中南米

リプロダクティブ・ライツ・センターによると、6月18日、ペルーの16歳の少女L.C.は、妊娠中絶を拒絶されたことによって命にかかわる後遺症が残ったとして、ペルー政府を訴えた。訴えた先は、国連女性差別撤廃委員会。

L.C.の主張は、こうだ。ペルー政府は、安全で適確な時期に妊娠中絶手術サービスを受けることなどを保障する妊娠出産に関する女性の権利(リプロダクティブ・ライツ)を、保障しなかった。それは、ペルー憲法と女性差別撤廃条約に違反する。

2006年、リマ近郊の貧困地帯に住む34歳の男性は、隣に住む当時13歳だったL.C.を、繰り返し強姦した。2007年、L.C.は妊娠に気づき、家の屋根から飛び降り自殺をはかった。隣人が病院に運んだが、その病院の医師たちは、背骨の緊急手術が必要であると処方したにも関わらず、「妊娠しているため手術ができない」と手術を拒んだ。しかし、結局、背骨の深刻な障害によって彼女は流産した。その後、病院側は彼女に背骨の手術をしたが、すでに手遅れだった。彼女には深刻な麻痺が残った。

女性差別撤廃条約は、女性のあらゆるステージ、あらゆる分野における性差別を禁止している。ペルー政府は、「女性差別撤廃条約の選択議定書」を2001年に批准しており、ペルー国民の一人ひとりが、権利の侵害を国連機関に訴えることができる。ちなみに、日本は「女性差別撤廃条約」は批准したが、「選択議定書」は未批准。


Center for Reproductive Rights
Committee on the Elimination of Discrimination against Women
Optional Protocol to the Convention on the Elimination of All Forms of Discrimination against Women

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by bekokuma321 | 2009-06-20 10:59 | 中南米

リオの市長

ブラジルのリオデジャネイロ市市長選はおもしろそうだ。ガーディアン紙によれば、当選確実されているFernando Gabeira さんは、急進的な革命家。60年代に、軍事政権を牛耳っているアメリカ政府に抗議し、ブラジル駐在アメリカ大使を誘拐した前歴を持つ。

彼は、犯罪の温床となっている警察がらみの暴力の根絶を公約している。その一方、マリファナの合法化、同性同士の結婚、性産業に従事する人たち(売買春婦)の安全を保障するための法改正に賛成を表明している。

http://www.guardian.co.uk/world/2008/oct/25/fernando-gabeira-rio-de-janeiro
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by bekokuma321 | 2008-10-25 12:05 | 中南米

「マッチョ」なラテンの国チりに女が大統領に就任したというニュースが流れたのは、2年半前だ。シングル・マザーで、小児科医のミシェル・バチェレMichelle Bachelet は、チリ国内の女性たちの圧倒的支持を得、ラテン諸国のみならず世界各地の女性たちに、夢と希望を与えてきた。

ミシェル・バチェレ大統領は、就任してから数々のフェミニスト的政策を実現してきた。開発における女性の権利協会AWID(Associantions for Women's Rights in Development) が、彼女の活動と成果を追っている。

同メディアによると、ミシェル・バチェレ大統領は、これまで次のような政策を実行したという。ブラボー!

1)「正義と美の法」と彼女が呼ぶ、職場での授乳の許可
2)離婚後の女性への慰謝料不払に対しての厳罰化
3)何百もの保育所と、女性と子どもたちのためのDV駆け込みシェルターの新設
4)内閣をはじめ行政トップへの男女平等任命
5)海軍予備校に女性の初入学
6)14歳の女子への避妊薬の無料提供

詳しくは http://www.awid.org/eng/Issues-and-Analysis/Library/Chile-s-Feminist-President/%28language%29/eng-GB
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by bekokuma321 | 2008-10-22 23:58 | 中南米

チリ初の女性大統領ミチェル・バチェレさんが、2008年6月、アメリカ・カリフォルニア州バークレーを訪問した。ラテンアメリカ研究のバークレーセンターで講演をし、「男と女が同一価値の仕事をしているなら、男女同一賃金にすべき。そういう法律を制定する」と語った。

三井マリ子ワールドによると、2006年、チリ初の女性大統領となったミチェル・バチェレさんは、シングルマザーで社会主義者。政治犯として投獄されたこともある。「私が大統領になったら、大臣の半分は女性にします」というクオータ制を公約にしていたが、それを実行し、閣僚の半分を女性にした。就任にあたって「私たちはつらい時代を生きてきた。国民全員が愛せる国をつくろう」と宣言したという。

チリの国会の女性議員は15.8%で、IPUランキングでは94位である。女性半数内閣の組閣に際しては、国会議員以外から選んだと考えられる。女性閣僚はかならずしも国会議員とは限らないにしても、大胆な人事であり、女性運動家ならではの決断だ。

http://www.dailycal.org/article/101891/chilean_president_michelle_bachelet_visits_berkele
http://www.ipu.org/wmn-e/classif.htm
http://www.guardian.co.uk/world/2006/apr/02/gender.chile
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by bekokuma321 | 2008-06-30 14:46 | 中南米