カテゴリ:ヨーロッパ( 281 )

c0166264_23144992.jpgドイツで、女性が最も住みやすい町はドレスデンだそうだ。

働く人の半分以上は女性で、女性の賃金は男性の92%。失業者を調べたら女性は45%しかいない。保育所が充実している。強姦など性暴力が少なく、望まない妊娠をした女性のための妊娠中絶もしやすい。女性の本屋や女性向けのヨガやジムなどリクリエーションが整っている。

「すばらしい! 女性にとっていい町は家族にとっていい町。ということは僕たち男性にとってもいい町ですよ」とは、男性の弁。

この女性にフレンドリーな街づくりの背景には、ドイツ基本法に定められた「男性と女性は同じ権利を持っている」に基づいて、ドレスデン男女平等委員(Equality Officer)が、厳しく目を光らせていることも忘れてはならないだろう。

彼女が代表する男女平等権利局のホームページをのぞくと、もりだくさんの事業に驚かされる。上のロゴ「女の子の日」は、女性のキャリアを広げるキャンペーンのひとつ。

女性の権利のために日夜目を光らせる専任の男女平等委員を持つ自治体は、私の知る限り、日本にはない。

FRAUENFREUNDLICHSTE STADT | Dresden liebt seine Frauen!
Dresden Frauen und Maenner
ベルリン「女の街」が元気
いかれた女よ、臆病者よ・・・
ドイツの町のジェンダー規定
緑の党の全政策に女性の視点を
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by bekokuma321 | 2016-05-30 23:22 | ヨーロッパ

c0166264_16581527.jpgポーランドは、世界でもっとも妊娠中絶に厳しい国になるかもしれない。

メディアによると、カソリックの国ポーランドは、いまでも妊娠中絶に十分厳しいといわれている。妊娠中絶は原則的に禁止されており、例外的に母体が重篤な場合、強姦や親との性交による妊娠の場合、胎児が極端な奇形状態である場合のみ認められるという。

このたび、母体に危険が及ぶ場合以外のすべての妊娠中絶を禁止するという新法が国会に上程された。これでは、海外に行って中絶するか、違法中絶が増えるばかり。海外に行ける富裕層は限られており、とりわけ若い女性たちの悲劇につながるのは目に見えている。

ヨーロッパからのネットニュースは、新法に抗議するポーランド市民のデモを伝えている。手に手にハンガーを持っている。ハンガーは、女たちが命の危険を顧みずハンガーを使って中絶をした暗黒の歴史を象徴する。

現在ポーランドは、首相が右派の「法と正義 (PiS)」のベアタ・シドゥウォ(女性)。権力の座の女性が、幾多の女性たちの自己決定権を奪おうとしているかのようだ。

彼女は、ポーランドで3人目の女性首相。前首相も女性で、中道左派「市民プラットフォーム」のエヴァ・ボジェナ・コパチ。医師の彼女は、カソリック教会からの破門覚悟で、強姦によって妊娠した14歳の少女の中絶にかかわったという。当たり前だが、女性にもタカ派もいればハト派もいるということだ。

ポーランドのこのニュースは、政治権力の姿勢しだいで、女たちの一生が激変することを教えている。

Moves to ban abortion in Poland is dividing opinion
Poland abortion ban would 'aggravate women’s tragedy' say former first ladies
Street protests over abortion law are latest skirmish in battle for Poland’s soul
Thousands React in Outrage Over Poland's Proposed Abortion Ban
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by bekokuma321 | 2016-04-22 17:07 | ヨーロッパ

目にいっぱいの涙は、どんな言葉も及ばない。その恐怖! オーストリア・ウィーン市の「子どもと女性への暴力廃絶」キャンペーンのポスターだ。

子どもの下に書かれたドイツ語を訳すと

 「ベッドから落ちただけ?」
 診断書いわく「上まぶた充血、頭蓋骨出血、半月板損傷」
 両親いわく「眠っていてベッドから落ちたようです」
 子どもへの暴力は隠されることが多いのです。
 女性と子どもへの暴力を撤廃しよう。

日本でも、子どもへの悲惨な暴力が後を絶たない。政治の光が、つまり予算が、子どもや女性の暴力撤廃に注がれないと、とりかえしつかないことになる。日本で10年以上、DV被害者支援を続ける吉祥眞佐緒「エープラス」代表の言葉は耳に痛い。

「もちろん、わが国の公的支援の余りの少なさは痛い。でも、もっと問題なのは、DVが男性と女性の支配・被支配構造から起きる、という理解が、男性はむろん女性にも非常に足りないことなのです」

詳しくは、叫ぶ芸術:ポスターに見る世界の女たち「オーストリア」 (I 女のしんぶん) 

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オーストリア、国会を男女半々にするために
レジスタンスに命をかけた女達
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by bekokuma321 | 2016-03-21 22:17 | ヨーロッパ

c0166264_2194418.jpgさきほど、流れてきたニュースによると、フランスの司法相クリスチアーネ・タウビラが、オランド大統領との政策の違いから、大臣のポストを投げ打った。

彼女は、フランス領ギアナの首都カイエンヌ生まれで、同性婚法成立に尽力するなど進歩的政策で知られていた。

フランス政府は、昨年末、非常事態の発動に関する規定などを盛り込んだ憲法改正案を決めていた。その中には、国家非常事態法に基づく、非常事態宣言下での捜索令状なしの家宅捜索や、テロに関与して有罪が確定した二重国籍者からフランス国籍を剥奪することを可能にする規定もあった。

与党・社会党内からも反対の声があがっていたが、司法大臣の辞任に発展した。

Christiane Taubira_french government
French minister Christiane Taubira resigns after fallout over terror policy
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by bekokuma321 | 2016-01-27 21:12 | ヨーロッパ

ドイツ女性への暴力事件

FEM-NEWSは、新年早々、残念ながら暗い事件から始めなければならない。

報道によると、大晦日から元日の夜、ドイツのケルンにおいて、アラブ人・北アフリカ人と見られる男性たちによるドイツ女性に対する性暴力・強姦・強盗事件が起こった。事件は379件に上り、容疑者の大半は難民申請者と不法移民が占めていたとされている。

現在捜査中らしいが、警察は、事件の40%は性暴力であり、被害者の多数は10代と20代前半のドイツ女性だったという。

2016年1月5日、女性300名が犯行現場そばのケルン大聖堂前で抗議デモをした。ZDF(ドイツ公共放送)が事件を報道したのは非常に遅く、事件後5日経ってからだった。ZDFは大勢の女性が抗議を行っているにも関わらず事件について速やかに報じなかったことを詫びた。

ケルン初の女性市長ヘンリエッテ・レーカーは緊急会見で、暴力事件と難民を結びつける理由はまだないと述べた。彼女自身、10月の市長選直前、ドイツの難民政策に不満を持つ男性に暗殺されかかったが、当選後も難民受け入れに寛容な姿勢を堅持している。とはいえ、女性の行動を縛るような発言をしたことが、ドイツ女性たちの怒りを買った。

欧米の大晦日は、私の知る限り、親しい人や友人たちが集まって、シャンパンをあけて大騒ぎをする。カウントダウンが終わると、「新年おめでとう!」と、だれかれなく抱き合いキスをしあう。きっと、ドイツのケルンでもそうだったのではないか。

そんな楽しい夜に悪夢は起きた。女性への暴力根絶は、世界中が真剣に取りくまなくてはならない大課題だ。難民問題にさわるかもしれないと、軽視されてはたまったものではない。

こうした女性への暴力事件をうけて、ノルウェーにおける女性への暴力を減らすための難民・移民教育が注目されている。

ノルウェーの女性の多くは、自分の好きな格好をして自分の好きな時間に自由に行動する。異性にも同性に対すると同様、女性のほうから話しかけることも多いし、性にまつわる冗談も軽く言い合う。セックスするかしないかなどと関係なく、知り合った男女が同室に宿泊することもある。

そのような女性の多い社会に、ベールをかぶっている女性しか知らない国から若い男性が、放り込まれたらどうなるか。

たとえば、ノルウェーには1987年から、難民移民への受け入れセンターとなっているHeroという会社がある。2010年から、北海油田関連産業で働くために移民男性が多くやってくるスタバンゲルにおいて、研修プログラムが行われている。専門機関と連携をとりながら、ノルウェー文化や法律をテーマにセクシュアリティを強調した対話中心のグループ研修を行って、成果をあげてきたとされている。

これについては、さらに調査して、紹介したい。

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                ▲2015年暮れのローマ(上の事件とは関係ありません)


Cologne New Year violence cases up to 379
Germany after the sex attacks: fences are going up and the mood is ugly
Emma:Denn wir sind kölsche Mädchen...
Classes for minority
Norway Offers Migrants a Lesson in How to Treat Women
ノルウェーの強姦対策
夜を取りもどせ「不安から行動へ」
イスラム教生徒の男女別教育は許されるか否か
ノルウェー選挙:性差も肌の色も越えて
ソマリア女性のソマリア移民社会批判
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by bekokuma321 | 2016-01-11 02:01 | ヨーロッパ

タンゴ・イン・スペイン

c0166264_23111254.jpg見た、笑った、驚いた、感動した。
あ~、なんて楽しい! 思わず3回も見てしまった。
タンゴを踊るストリートダンサーはサラ・パディ。
おんとし81歳。下は私の見たYoutube.
¿Es la edad un estado mental? (Youtubeで世界をとりこにしたサラ・パディ)
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by bekokuma321 | 2015-12-11 19:38 | ヨーロッパ

「国民戦線、勝利」

「フランスの極右政党、国民戦線、地方選で勝利」

こんな見出しで、フランスの地方選挙の結果が流れてきた。パリのテロ事件の後、初めての選挙だった。「失業率の高さなど経済危機と、難民急増への不安」が、極右政党(FN)の票を伸ばしたという。13地域圏のうち6つでトップとなる見込みらしい。

メディアは、国民戦線の党首と副党首の写真でいっぱいだ。2人とも女性だ。

党首は、マリーヌ・ルペン(Marine Le Pen)で、47歳。副党首は、そのめいのマリオン・マレシャル=ルペン(Marion Marechal-Le Pen)で、弱冠25歳。党の創設者ジャン=マリー・ルペン(Jean-Marie Le Pen)の娘が党首であり、孫が副党首だ。

マリーヌ・ルペンは、EU議会議員でありながら、地域圏議員を兼務。今回、地域圏議員の再選めざした。伝統的に左派が優勢だった労働者階級の多い北部地域から立候補し、第1回投票で40%以上の票を獲得した。

マリオン・マレシャル=ルペンは、2012年の国会議員選でデビュー。フランス史上最も若くして国会議員に当選した。今回、立候補した南東部の豊かな人々の住む地域圏の第1回投票で得票率42%をかっさらい、「古い政治は死んだ」と勝利宣言した。

党首のマリーヌよりも副党首のマリオンはハードコアの極右的思想の持ち主のようだ。たとえば、マリーヌは妊娠中絶も同性愛も容認しているが、マリオンは妊娠中絶にも同性愛にも反対を表明し、「伝統的家庭」を好むときっぱり。山谷えり子など日本会議系の日本の国会議員と似ている。

BBCの、マリオン・マレシャル=ルペンについての論評はおもしろい。

肩から流れる長い金髪に魅力的風貌、ポケットに手を入れて話すしぐさ、などメディア受けするための訓練を受けているのは明らかで、若い男性のメディア・アドバイザーたちがいるだろう、と専門家は指摘する。国民戦線は、これまでマッチョなイメージが強かったが、女性党首の下、穏健路線にシフトしてきた。もう一人、若くて新鮮な女性指導者の台頭は、党勢拡大に威力を発揮するだろうーーというのだ。

なるほど。マリオン・マレシャル=ルペンの”女らしさ”は、強硬思想のカムフラージュに効果抜群のようだ。


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憲法違反の政党助成金 世界一高い日本
泥棒に追い銭、政党助成金の即時撤廃
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by bekokuma321 | 2015-12-07 23:16 | ヨーロッパ

反逆する聖なる女性器

c0166264_20284849.jpgスペインからのニュース。

スペインで、3人の女性が、女性器を形どったオブジェを担いでデモ行進したとして告訴された。

報道によると、昨年5月1日のメーデーのときと、4月に女性労働者の解雇に反対するデモで、主催した労働組合の承諾を得て、女性たちがデモ行進をしたとされる。

3人は、セルビアの女性団体所属で、「反逆する聖なる女性器」(FEM-NEWS訳)と呼ばれるデモ行進をして、宗教的感情を侮辱したというもの。

訴えたのは、キリスト教法律家協会だという。来年2月、女性たちはセルビアの法廷で陳述する予定だとか。

Youtubeによると、女たちのデモは、セマナ・サンタと呼ばれるスペインのイースターでの祭りに似せたもの。セマナ・サンタは、キリスト像とマリア像が、日本の山車のような大きな台に飾られ、信者が担いで、大聖堂まで街を練り歩く宗教的なお祭りだ。

女性器のオブジェは、そのマリア像に似せた形につくられた巨大なもの。「聖マリア」ならぬ「聖ヴァギナ」だ。デモ隊には、プッシー・ライオッツのような目だけを出したフードをかぶっている女性もいる。これも、ヤマナ・サンタの際、アメリカの人種主義団体KKKがかぶるような、目だけあいたフードをかぶって行進する人たちとそっくりだから愉快だ。

この「反逆する聖なる女性器」のデモ行進は、セルビアだけではない。ネットを検索すると、2013年3月8日の国際女性デーに、やはりスペインのマラガで、女たちは、「反逆する聖なる女性器」をかついで、デモ行進をしていた。目的は、妊娠中絶の権利の保障、女性への暴力根絶や学校の中の性による分離への反対。ごくごくまっとうな主張だ。

Youtubeで、いくつものバージョンが見られるが、通行人の多くは、ほほ笑んでいる。

スペインの女たちのアイデアは、なんとも並外れている。日本の女たちも、このくらい“度をこしたアイデア”で大空に向かって訴えないとダメではないか。

La juez ordena identificar a las feministas que sacaron en procesión el ‘Santísimo Coño Insumiso’
Imputadas las tres feministas que procesionaron el ‘Santísimo Coño Insumiso’ en Sevilla
Imputan a tres mujeres por sacar una gran vagina en procesión
Hermandad del Santo Coño Insumiso(Youtube)
楽しい!スウェーデン子ども番組「性器の歌」
『週刊金曜日』、ろくでなし子さんと北原みのりさんの逮捕に抗議
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by bekokuma321 | 2015-12-04 20:29 | ヨーロッパ

11月7日、イタリア映画「むかしMattoの町があった」(*)を観ました。

「Mattoの町」とは精神病院の事。そこは、「自由はく奪、管理、隷属、抑圧」の集合で、治療の場では全くありませんでした。

1978年イタリア中の精神病院を廃止する新しい精神保健法(180号法)が、国会でほぼ全会一致で成立。精神保健改革の父、バザーリア医師の名で、バザーリア法とも呼ばれています。比べて日本の精神病院主義の構造は変わっていません。しかし、この映画の見事な表現力は、日本人をも変える力があると思いました。

精神医学界の第一人者金子準二精神科医(1890-1979)の言葉が、映画の後のトークで講師三井マリ子さんより紹介されました。三井さんは国会図書館で、「日本精神病院協会」創設者の1人、「東京精神病院協会」2代理事長である、金子準二の本を読んで見つけたそうです。彼は、著書でこう書いています。

「この種解放的婦人の精神状態については、幾多の意見もあるが、そのうちに幾割かの精神病的素質濃厚の婦人が混在していることには、精神病学者間に異論のないところである。ある学者は『解放的婦人は時代の産物であって、精神病的変質徴候である。』と評価しているのである。」(『現代犯罪の精神病学的研究』)

「現代の女権拡張論にも性欲異常と共存する精神病的素質に発した病的症状があり、犯罪精神病学的に、一種の偏執病と診断せざるを得ないものがあろう。」(同上)

「ヒステリーは男には女より少なくて、男1人に対して女5人の割合であるとの統計があるのであります。何れに致しましても、ヒステリーも精神異常でありますから犯罪とは常に深い関係があります。」(『女性と犯罪』)

これでは、フェミニストは異常で犯罪者になり得る素質があるかのようです。精神科医は、自分の理解を超える者に異常のレッテルを貼り格子付きの病室に閉じ込め本物の心の病人にすることが可能です。金子医師の論理でいくと、フェミニストである三井さんも私も精神病院に閉じ込められそうです。

フェミニズムを生きた女たちは、今も各界で活躍しているのは誰もがよく知ることです。男権拡張論者は、英雄色を好むと称賛されます。一方、金子医師によると、女権拡張論者は、精神病質者で偏執病とされてしまうのでしょうか。これこそ女性差別そのものです。しかも恐ろしいことに金子準二医師は、今も日本の精神医学界に強い影響を与えているらしいことです。

一般社会に目を移してみると、女性解放運動家を精神病だと言わないまでも、毛嫌いする傾向は依然として存在しています。

日本の男女平等度は145カ国中101位です。先進国で最下位です。女性の能力を生かすことは平和にも通じます。物事の決定権者に女性の割合を増すクオータ制度を進めていくことが必要ですが、女性の解放を否定的にとらえる人が減らない限り道は遠いのではないでしょうか。

立花 トシ子(クオータ制度研究会)

c0166264_956957.jpg (*)イタリア語Mattoは狂気を持つ人、Mattoの町は精神病院。イタリアは精神病院を廃止した。革命とも称される精神病院解体。そこに至るまでをドラマにしたイタリア映画。NHKにあたる公共テレビRAIで放映され、21%の高視聴率をあげた。今、世界中で自主上映されている。

上記映画会は、11月7日、八王子勤労者福祉会館が「女たち、女親の視点から」見ようと企画した。主催者によると、「三井マリ子さんは、バザーリア法を日本に紹介した大熊一夫さんと2010年4月、英語版の本映画を見て、日本上映のきっかけをつくった。誰にも感動と勇気を与えるこの作品を、女性の視点から見て、当事者のかかえる問題と社会の課題を考える」(上映会チラシ)。


映画「むかしMattoの町があった」を女性の視点で見て
映画「むかしMattoの町があった」と女たち
バザーリア映画を上映する180人のMattoの会
映画「むかしMattoの町があった」
精神病棟を使わずにクライシスに対峙するには
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by bekokuma321 | 2015-12-04 13:46 | ヨーロッパ

「パリのすべての若い人たちに訴えます。
パリで生まれようとまたはパリ以外で生まれようと、
パリにずっと住んでいようと短期間であろうと、
何を信じていようと、どんな階級であろうと、
今、パリにいる若ものたちに訴えます。

すべてのみなさんを、私は支援したい
とりわけ、友人や同僚や近親者を失ってしまった人たちを支援したいのです。
あなたは1人ではありません。パリのひとたちはあなたと共にあります。
何にもまして、あなたがたを誇りに思っていると伝えたいのです。
心配でいっぱいのはずです、心配でないはずはありません。
それでも、断固たる態度で、何よりも立ち上がっています。

あなたがあなたであること、
あなたの愛するもの、
あなたの仕事をあきらめてはなりません。
自分の旅路を、自分の見つけたことを、
好奇心いっぱいに、人には寛容で、生意気に、反抗的に、断固続けてください。
これがあなたたちに送ることばです。

パリをおおっている恐怖は当然ながら安全策を必要とします。
でも、この安全策は、あなたを拘束したり制限したりするものではありません。
コミュニティに自由と生活をとりもどすためのものです。」

c0166264_0511070.jpg11月26日、パリ市長のアンヌ・イダルゴが若者たちに向けて訴えたビデオ・メッセージだ。

テロの手に落ちた130人の命を追悼しつつ、
「生意気に、反抗的に」自分自身の夢を追い続けてほしい、と訴えている。

彼女は、パリで初めての女性の市長。しかも移民だ。

フランコの弾圧から逃れる両親に連れられて、スペインのサン・フェルナンドからやってきた。2歳だった。最初の夫との間に娘と息子1人ずつ、2番目の夫との間に13歳の息子がいる。

在日韓国女性が東京都知事になったようなもの。日本にその日がいつか来ることを祈りながら、彼女の感動的スピーチを和訳してみた。

La Maire de Paris s'adresse à la jeunesse parisienne
パリのテロから考えたこと
21世紀のマリアンヌ
パリ市長に移民女性か
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by bekokuma321 | 2015-12-04 00:57 | ヨーロッパ