カテゴリ:ヨーロッパ( 267 )

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空き家占拠したときの記念すべき落書・・・。
「あなたが、なんて人生は素晴らしいんだ、と言えるようになってほしい」――こんな訳だろうか。

ローマの女性センターの壁を飾る記録写真を撮影したもの。

もっとローマの女性センターについて知るには
「女性解放を記録・発展 ローマの女性センター訪問」
http://janjan.voicejapan.org/living/0707/0707219505/1.php
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by bekokuma321 | 2007-07-21 00:59 | ヨーロッパ

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女性たちは、居場所を求めて空き家占拠をした。記念すべき日の晴れやかな表情、不安そうな表情・・・。ローマの女性センターを飾っていた記録写真を撮影したもの
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by bekokuma321 | 2007-07-21 00:55 | ヨーロッパ

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「妊娠中絶の自由を」。大通りいっぱいに横断幕を広げて大デモンストレーション。ローマの女性センターの壁を飾っていた記録写真を撮影したもの

追記:
1970年代の女性運動の最大の課題は、「当時のイタリアでは禁じられていた離婚と中絶の権利要求」であった(早稲田大学出版部『イタリアの社会』 勝田由美「イタリア女性の現在」)。勝田によれば、ヤミ中絶は年間300万件。女性たちは、「自らの身体に関する自己決定権」と、「母性の名のもとに再生産労働を強要する社会構造からの解放」から、中絶の権利を求めて闘った。妊娠中絶が合法となったのは1978年。勝田は、この中絶法は、「法に定められた公立病院や診療所での中絶手術を認め、その費用は国の援助により無料とした」と紹介しつつ、「堕胎罪そのものが廃止されたわけではなく、指定外の医療施設での中絶は、依然として非合法である」と、問題点を指摘している。
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by bekokuma321 | 2007-07-21 00:48 | ヨーロッパ

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スペイン広場Piazza di Spagnaの階段にすわり、女性解放を訴える。スペイン階段のトップに建てられたトリニタ・ディ・モンティ教会前には「女たちの革命!」と大きな横断幕。女性たちが教会を占拠したかのようだ。

スペイン階段といえば、映画「ローマの休日」で、オードリー・ヘップバーンがジェラートを食べながら歩いていた舞台としてあまりにも有名。そして、今は、すぐ前にのびるコンドッティ通りにかけて観光客がひしめく。

写真は、ローマの女性センター壁を飾っている、60年代、70年代のイタリア女性解放運動の記録写真を撮影したもの
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by bekokuma321 | 2007-07-21 00:45 | ヨーロッパ

ローマの女性センター

c0166264_0131172.jpg ローマの女性センターの名は「女たちの家」。カーサ・デッレ・ドンネ Casa delle Donneという。男子禁制、女性だけが安心して泊まれるホテルが併設されている。壁には、3月8日国際女性デーの写真が


c0166264_22121679.jpg 朝食後のひととき、ダイニングルームで憩う世界の女たち


c0166264_0135388.jpg  ミモザ館と名づけられた喫茶室。ミモザは、3月8日の国際女性デーのシンボルフラワー。壁には何年のものか不明だが、国際女性デーの巨大なポスターが掲げられている


c0166264_01442100.jpg これまでの無数の活動のスナップをアレンジして大きな1枚の布に。当時の人にはなつかしい思い出となり、若い人たちには先輩たちの苦労が教訓に・・・


c0166264_0151263.jpg美術工芸室の前には、女性の大きなオブジェが待ち受けていた。「女侍という名前なんですよ」と言った


c0166264_0212888.jpg盛夏、クーラーもないセミナー室で、時間がすぎても誰も席を立とうとしない企画があった。イタリア人の超まじめな一面を見た


c0166264_0163844.jpg 「女たちの家」という垂れ幕が掲げられた正面入り口。全体で約4000㎡の敷地。大きく3つの機能を持つ。1つは、セクハラや夫からの暴力など女性の抱えるあらゆる悩み事への相談と支援の場。2つ目は世界の女性たちの集いの場、3つ目はイタリアの女性解放運動を記録し発展させる場。
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by bekokuma321 | 2007-07-21 00:09 | ヨーロッパ

21世紀のマリアンヌ

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「21世紀のマリアンヌは、私たち」

こんなスローガンを掲げて、非白人のフランス女性たちがデモをした。

マリアンヌという女性名は、フランスを擬人化した名前。かつて女優のブリジット・バルドーとかカトリーヌ・ドヌーブが代表していたという。

でも、今やフランスは大の多民族国家。「21世紀のマリアンヌは、私たち」と言うのは、アフリカ、中近東、アジア系フランス人たち。

彼女たちの多くは、郊外に建設された大規模住宅群に住んでいる。そこは犯罪、とりわけ少女たちへの性犯罪の多発地帯。家に帰れば、「いい子は家にいるもの」という親たち。はみ出し女はレイプされても当然という空気が蔓延している。失業率も高い。若い女たちのフラストレーションは高まるばかりだ。しかし、人権の国フランスは、何もしてくれない。

2003年2月、こうした非白人女性たちがかかえる深刻な問題を社会に認知させようと、ある女性がサイレント・デモを組織した。「主婦でも売春婦でもなくNi Putes Ni Soumises (Neither Whores Nor Submissives) 」と名づけられた。

女性差別と民族差別との二重の偏見におかれている女たちの現実に目を向けよ、というデモンストレーションは続いた。移民住居が多い地区のあちこちで・・・。そして2003年3月8日、パリで3万人のデモ行進となって大爆発。彼女たちの力強いデモは、首相にも迎えられた。

そして2003年7月14日、パリ革命記念日に、「主婦でもなく売春婦でもなく」は、14人のマリアンヌの巨大なポスターで国会議事堂を被うというプロジェクトを実現させた(上の写真)。

2003年7月のパリ、セーヌ河。出張中の私の目の前に国会議事堂が現れた。そこには「21世紀のマリアンヌ」が掲げられていた。女たちは、みな自由の帽子(*)をかぶっている。国会議事堂にぶら下がっていた、女たちのポスターに、どれだけ驚いたことか。2003年7月、訪仏の奇跡。

関連サイト
http://www.nationmaster.com/encyclopedia/Ni-Putes-Ni-Soumises
http://www.taiga-press.com/features/ni_putes/
http://www009.upp.so-net.ne.jp/mariko-m/FranceDietBuilding.htm

「*」自由帽子はフリジア帽のこと。赤い三角帽。
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by bekokuma321 | 2003-10-06 00:14 | ヨーロッパ

アテネ宣言

女性と男性間の平等は、公式、非公式を問わず基本的な人権であり、
女性は、人類の半分以上を占めており、
民主主義は、国の代表ならびに行政に同数の代表を必要としている。

女性は、人類の潜在能力ならびに人類の技能の半分を代表しており、
意思決定においてその代表が少ないことは、社会全体の損失であり、
意思決定の場に女性の代表が少ないことは、
人類全体のニーズと利益を考慮に入れることを阻害し、
意思決定に女性と男性がバランスよく参画することは、
女性、男性を問わずすべての人に公平でバランスのとれた社会に
ふさわしい多様な考え、価値観、態度を生み出すことになる。

それゆえ、
我々は、政治権力ならびに公権力が女性と男性間で
バランスよく配分されることをここに宣言する。
我々は、政治や公的意思決定の場への、女性を男性の
平等参加をここに要求する。
我々は、この男女平等を実際に確保するため、
意志決定過程の構造を変える必要があることを
ここに強く主張する。


第1回欧州サミット「政治権力と女性」にて採択
(1992年11月3日 ギリシャ・アテネ、原文は英語、訳三井)

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by bekokuma321 | 2001-06-19 15:40 | ヨーロッパ