カテゴリ:北欧( 84 )

c0166264_2074869.jpgストックホルムの高校に、自分を男であるとも女であるとも思えない生徒が使える第3の更衣室ができたと紹介した。

今度はトイレだ。男女のどちらとも自分を思えない人のトイレ・サインが登場した。ストックホルムのSigtuna美術館のトイレにあるらしい。

報道には、女性、男性、両性、障がい者の4つのシンボルの画像が紹介されている。

男性でも女性でもない場合、その代名詞を、スウェーデンでは、Henと称される。新語だ。彼とも彼女ともいえないから、いったいどう訳せばいいだろう。

c0166264_2092079.jpgとにかくスウェーデンでは、大議論の末、新語Henは、この4月、スウェーデン・アカデミーの辞書にも載るらしい。

こうした流れを受けてか、このシンボルをつくったデザイナーは、報道にこう答えている。

「女のサインを見ても、男サインを見てもしっくりこない人たちが、気持よく使えるにはどうしたらいいか、悩んできました。他の3つの中では、両性シンボルが一番カッコいいでしょう」

なぜ公共トイレに? との質問には、「そのうち、もっと広まると思います。現実を反映していますから」

いいねぇ!

スウェーデンからの優しい風に吹かれながら、思いだすのは日本のトイレ。

そう、あの大阪府豊中市の男女共同参画センターのトイレ事件だ。今年になって、「男性トイレは青、女性は赤に」に色を変えた。

Hen-skylt på Sigtuna museum
SIGTUNA MUSEUM
ドイツの町のジェンダー規定
髭づらの女性歌手コンチータ、優勝
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by bekokuma321 | 2015-04-17 20:37 | 北欧

c0166264_15221355.jpg「ここには、愛情、家族の信頼があるの」と、女性が話す。

「前の病院施設は・・・こことは違っていました」

彼女は、心の病をかかえているいわゆる“深刻な精神病患者”だ。しかし、彼女は拘束もされず、薬も飲まない。スウェーデンのホストファミリーに迎えられて、ごく普通の暮らしをすごしている。

この素晴らしい現実があると教えてくれたのは、アメリカ人ダニエル・マックラ―(Daniel Mackler)が作ったドキュメンタリー映画「癒しの家(Healing homes)」だ。

映画は、心の病への家族によるケアを、スウェーデン農家のカップルの会話から描写する。

作者ダニエルは、アメリカのセラピストだ。彼は精神病院の実態や、心の病を持つ人たちへのアメリカ式治療を身を持って体験している。

そんな彼は、スウェーデンの家族の試みに、激しく感動する。カメラを回しながら、「涙が出てきます。感動しているんです」と、言う。見ているこちらも胸が熱くなる。

ホストファミリ―には、牛がいて、犬がいるごく一般的な農家で、自分の子どもたちと同じように、“患者”を家族の一員として育てている。

Love(愛情), Solidarity(連帯), Togetherness(一緒)ーーという言葉を使っていたようだ。

心の病を持った家族も、他の家族と同じように毎朝、牛の世話や、掃除や、日々の決まり切った普通の仕事をする。けんかもするし、怒ったり、笑ったりもする。時をともに過ごすのだーー精神的な病を抱えている人たちにもっともよくないのは、隔絶され孤独にされることだと言う。

陰でサポートするのは、ヨ―テボリにある家族ケア財団(The Family Care Foundation)だ。1980年代からの長い歴史と経験がある。何人ものセラピィ―の専門スタッフがいて、定期的にホストファミリーを訪問する。グループ会議を持つ。ホストファミリーに何か困ったことが起きると電話を受けてただちに対応する。

「食べるもの、住むところ、ちょっとした運動、好きな人、この4つがあれば、たいていの問題に対応できるようになります」ーーー財団スタッフの言葉だ。

財団理事でセラピストのカリーナ・ホ―カンソン(Carina Håkansson)は、「これまで全く治る見込みなどない、絶望的だと言われていましたが、それは違う、治るのです」と語る。なんという希望!

先日、ノルウェーの刑務所を紹介した。ノルウェーの刑務所も、スウェーデンの家族ケアも、「同じ人間だ。かならず治ってここを出ていく」と信じているところが、すごい。

いいドキュメンタリーだった。

FAMILY CARE FOUNDATION
Healing homes: full documentary film here (alternative healing for “serious mental illness”)(ドキュメンタリー映画「癒しの家」)
In Gothenburg, Ordinary Homes Serve as Havens for Healing
OPEN DIALOGUE
Carina Håkansson - Healing Psychosis - February 27, 2014
Open approach to mental healthcare
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by bekokuma321 | 2015-04-05 15:28 | 北欧

先日、国際セミナー「女性はすべてを手に入れられるか?フィンランドとノルウェーの経験を、日本と韓国のために」があった。講師は5人。

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フィンランドから、元首相マリ・キヴィニエミOECD事務次長、ノキアソリューションズ&ネットワークスのウッラマイヤ・シモラ営業部長。

ノルウェーから、スタート・オイル アジアパシフィックのヒルデ・メレーテ・ナフスタ社長、IMFアジア太平洋地域事務所オッドパー・ブレック所長(司会)。

日本から、IMFアジア太平洋地域事務所木下裕子次長、ANAホールディング株式会社の小林いずみ社外取締役、 OECD東京センター村上由美子所長(あいさつ)。

結婚・出産しても働き続けることが当たり前になっているフィンランドとノルウェー。それに対して、いわゆるM字型雇用から抜け出られない日本と韓国。この著しい差異が明らかになってからずいぶん経つ。

今回のシンポジウムで、現状打破には2つ緊急課題があるとあらためて認識した。

ひとつは、女性の非正規雇用を少なくすること。もうひとつは、学童保育を含む保育所を充実させること。

どちらも実現には、政治的意思と行動が欠かせない。

c0166264_19135020.jpgフィンランド元首相のマリ・キヴィニエミ(左)は、「フィンランドでは、保育所を希望するすべての子どもがはいれる保育所を用意しなければなりません。法律で地方自治体に義務づけられています。いい法律をつくることが大事です」と強調した。

「フィンランド女性はフルタイム勤務が多い。非正規雇用は基本的に認められないとする法があるんですよね」とマリ・キヴィニエミに私は尋ねた。「そうです、労働法があります」と応えた。

主催は、国際通貨基金(IMF)、経済協力開発機構(OECD)、駐日フィンランド大使館、駐日ノルウェー王国大使館の4者。

会場には、今、世界で話題の、フィンランド「育児パッケージ」が展示されていた。「赤ちゃんボックスbaby box」とも呼ばれる。

赤ん坊が生まれたすべての家庭に、平等に無料で渡される段ボール箱だ。中にはおむつや、毛布、ベビー服、帽子、靴下、ミトン、絵本など赤ちゃんに必要な品と、ブラジャーやコンドームなど親に必要な品までどっさりはいっている。

中身を出したら、段ボール箱は、赤ちゃんのベッドになる。これで、生まれた時から、親と添い寝をせず、赤ちゃんだけで寝るくせがつくのだという。
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「育児パッケージ」は、1938年に貧しい家庭への政府からの贈り物として誕生した。が、1949年から収入の差に無関係に全家庭に平等に贈られるようになった。

フィンランドは、2014年世界母親ランキングで第1位となった。BBCによると、「仕事に忙しい私にとって、赤ちゃん用品のショッピングに時間を使わすにすんでとても助かった。世界一幸せな母親と聞いて、すぐ育児パッケージを思い出しました」と30代の母親は言った。

「『育児パッケージ』こそ、フィンランドの平等を表すシンボルです」とヘルシンキ大学のPanu Pulma歴史学教授は語る。

生まれたときから、どんな親のもとに生まれようと全員が平等に祝福される長い伝統。これが、フィンランドの男女平等を尊重する政治や働く場をはぐくんできたに違いない。


Why Finnish babies sleep in cardboard boxes
Finnish Baby Box
The babies who nap in sub-zero temperatures
Child and Family Policy in Finland(フィンランド社会保健省の子どもの福祉に関する法律などのガイドブック)
日本はフィンランドとノルウェーの女性活躍推進法から学べるか
妊娠した女性が差別される国、されない国
ノルウェーのワーキング・マザー(6人目が出産まぢかでも正規雇用で働くノルウェー・ママについて)
Early Childhood Education and Care in Finland  
Child day care in early childhood education in Finland
Finnish Labour Legislation and Industrial relations
Temporary emloyment in Finland
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by bekokuma321 | 2015-04-04 19:28 | 北欧

2014年のトップはフィンランド。その後に、ノルウェー、スウェーデン、アイスランド、オランダ、デンマークと続く。

2012年まで連続して首位を誇ったノルウェーは、2013年3位にダウンしたが、2014年は挽回して第2位になった。

日本は、32位だった。健康や教育は非常に高いが、女性の政治参加が10.8と、ガーナと同じ程度でソマリアやコンゴより下であるという極端な低さが要因であろう。

Save the Childrenが毎年公表している。

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State of the Worlds Mothers
世界でもっとも母親がハッピーな国はフィンランド
パパ・クオータ、7月1日から14週間に
日本は母親が最も働きにくい先進国
ママが世界一幸せな国はノルウェー(2012年までのState of World Mothersランキング)
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by bekokuma321 | 2015-04-03 11:52 | 北欧

なんて素敵なパパたち!

北欧から、480日間のパパ・クオータをとっている男性とその子どもたちの写真が届いた。題して「1年半の育児休暇をとっているパパたちの様子」 

こちら⇒This Is What It Looks Like When Men Are Allowed To Take 480 Days Of Paternity Leave

撮影者は、写真家 Johan Bävman。男性に育児休暇を奨励している世界の国々での子育てパパをドキュメントしているらしい。

子どもたちへの授乳、おしっこ、入浴、遊び・・・に苦闘して、苦笑して、安堵するパパたち。その真剣な顔、顔、顔が、なんともほほえましい。そしてとってもクール! 


ちなみに下は、私がノルウェー滞在中に撮影したパパ・クオータ中のパパと子どもたち。

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 ▲結婚パーティに参加中。産まれたばかりの赤ちゃんを抱っこしてそっとトイレに移動しておむつを変えるパパ

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 ▲朝食時。イチゴを1個ずつ口の中でグチャグチャにほぐしてから子どもの口に入れてあげるパパ

父の日に
女性が働きやすい国、日本はブービー賞
ノルウェー、父親の育休14週間に
パパにもっと時間ができた!
ほらね、パパ・クオータはうまくいった!
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by bekokuma321 | 2015-03-28 20:10 | 北欧

北欧諸国は女性が働きやすい国をつくりあげるためにがんばってきた。あらゆる国際調査で、北欧諸国は男女平等度の上位ランクを占める。

なかでもスウェーデンは、その旗振り役だ。女性は、内閣の50%、国会議員の45%を占める。

c0166264_18363678.jpgさきほど入ってきたニュースによると、スウェーデンの首都ストックホルムは、さらなる男女平等の町づくりに着手した。

スポーツからお祭りまで、ストックホルム市内で何かイベントをするときは、ジェンダーにどのくらい敏感に対応しているかの書面を提出しなければいけない、というものだ。

つまり、会社や団体のイベントがいかに「男女平等」であるか、それが応募する際の条件となる。

ストックホルム経済界のCEOは、「会議の結果、我が町は、すでに男女平等度が進んでいるので、さらにそれを進めて、女性が最高に働きやすい町、これをセールスポイントにしよう、となりました」と語っている。

わが町のセールスポイントは男女平等、とはなんて素敵!

「おもてなし」とかいうキャッチフレーズで、オリンピックを東京に誘致した日本。女性が排除されたり小馬鹿にされたりせず、過剰に丁寧に扱われたりもせず、男女ともに気分良く参加できるオリンピックにすることが、21世紀の「おもてなし」だ。ストックホルムのプランに学んだらどうだろうか。

いや、それより日本オリンピック委員会の役員の女性数を増やすほうが先か。現在、32人のうち女性はわずか3人、10%のようだ。

Genuskrav införs för evenemang i Stockholm
Feminism Comes to the Forefront of Swedish Politics

【写真:15年ほど前のスウェーデンのポスター。女性は男性より25%賃金が低い現実を強調した不平等賃金をなくすキャンペーン】
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by bekokuma321 | 2015-02-05 18:49 | 北欧

c0166264_1849427.jpg昨日、スウェーデンからおもしろいアニメ動画が届いた。

漫画家ろくでなし子の作品ととてもよく似た女性器が画面に出てきた。こちらは男性器も一緒で、底抜けに明るい歌にのせて、踊ったりしている。

スウェーデン語はできないので意味はよくわからないものの、見ていると、のりのりの音楽にあわせ、つい体を動かしたくなる。

"Snoppen och Snippan“という言葉が何度もでてくる。スウェーデン語で、スノッペンSnoppenが男性器で、スニッパンSnippanが女性器らしい。

作ったのは、スウェーデンテレビSVTの子ども番組。日曜日の夕方に流されているそうだ。SVTは、BBCとかNHKと同じ公共放送である。このアニメの目的は、子どもに自分の体を知ってもらうためだという。

一方、所変わって、漫画家ろくでなし子は、昨年12月、女性器をかたどった「作品」を陳列したという理由で、わいせつ物陳列の罪で、逮捕され、起訴された。

私は、『週刊金曜日』に連載しているろくでなし子の漫画をよく見ていた。ファンだ。彼女の性器をデザインにした「作品」についても、「あら、かわいい」と思ったことはあったけれど、わいせつだなどと思ったことなどなかった。だから、逮捕の報道に本当に驚きあきれた。

何をもってわいせつだ、わいせつでないと決めるのか。まったく日本の警察は権力をかさにきてとんでもないことをするものだ。

「私のからだですので、性器は私の一部でわいせつではない」と、ろくでなし子は言っていた。こんな当たり前のことを主張するのに、裁判で闘わなくてはいけないとは。情けない国だ。

ろくでなし子逮捕・起訴への怒りをダウンさせるため、さきほどスウェーデンのアニメをもう一度見た。みなさんも、クリックしてどうぞ(↓)。

http://www.svt.se/barnkanalen/bacillakuten/
『週刊金曜日』、ろくでなし子さんと北原みのりさんの逮捕に抗議
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by bekokuma321 | 2015-01-20 18:51 | 北欧

c0166264_21195040.jpgスウェーデンは、今秋、久しぶりに社会民主党党首が首相となった。ところが、少数与党を率いる首相スティファン・ロベーンは、政府予算案が否決されていまい、議会解散を表明した。

大喜びするのは、政府予算案を否決した極右の民主党ではなく、国会に議席をまだ持たないフェミニスト党だ(写真上)。フェミニスト党は、前回選挙の票に6万票上乗せすると、一挙に17議席誕生となるらしい。

ノルウェーの有力紙アフテンポステンによると、フェミニスト党創設者のGudrun Schymanは、今、スウェーデン政界の最大の争点は、極右政党がしがみつく移民反対問題であり、移民に寛容な制度を求めるフェミニスト党こそ、正しい方向に政策のかじ取りができると強調する。

スウェーデンは世界1、2の男女平等国家だ。国会における女性議員も43.6%だ。日本からしたら夢のような男女平等国に、なぜフェミニスト党が台頭するのかといぶかしく思うかもしれない。しかし、男女平等社会に近づいているからこそ、その先の、さらなる平等の実現を求める潮流が生まれる、と見ていい。

c0166264_21204459.jpg同じ国会の女性問題だが、お国変わると扱われ方が全く違ってくる。

中東のイスラム社会ヨルダンの国会で、女性をめぐって激しい議論が繰り広げられた。BBCによると、女性国会議員al-Fayezは、男性議員al-Saudから「座りなさい」と命じられたが、座らなかった。

すると激こうした男性議員は、「クオータで国会にいるすべての議員に神の報復あれ」と脅した。

さらに彼は、「神は、女性を化粧して夫のために料理をするように創りたもうた」と告げた。

日本にもよくあるが、「女は男の言うことを聞くもの」という凝り固まった頭の男性は、女性が思い通りにならないと、怒鳴りちらしたり、「女は男の従属物」ととんでもないことを言い出す。

ヨルダンは、クオータ制によって国会の105議席中15議席が女性に割り当てられている。通常の選挙によって女性が3人当選したため、現在、国会に女性は18人、17%いる。

ヨルダンの、この女性侮蔑国会中継がYouTubeで流れている。男性議員がものすごい剣幕で怒鳴りちらしている。大勢の男性議員のなかに女性がたった1人、果敢に闘っている。(写真下.黄色マル以外全て男性)。

以上、世界のホットニュース。日本の国会がどちらに近いか、それは言うまでもない。

Svenske feminister jubler over ny valgsjanse
#BBCtrending: The political gender spat that sparked endless memes in Jordan(ヨルダンの女性侮蔑国会中継YouTubeはlここ)
https://www.facebook.com/video.php?v=899750403377196
フェミニスト党EU議会に当選
アバのベニー・アンダーソン、フェミニスト党を支援
アテネ宣言
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by bekokuma321 | 2014-12-06 21:22 | 北欧

c0166264_10315810.jpgスウェーデンは、今秋、政権交代だろうと言われている。すると、スウェーデンの次期首相には、社会民主党の党首が就任する。

社民党党首はステファン・レヴェンStefan Löfven。彼に関する報道が、ノルウェーから届いた。

日曜日の演説で、ステファン・レヴェンは、「スウェーデンは世界のフェミニスト・モデルとなるべきだ」と唱え、数々の男女平等政策を力説し、聴衆から拍手喝さいをあびた。

いわく、すべての職場に男女平等のメスを入れる
いわく、すべての労働者はフルタイムであるべきだ
いわく、男女同一価値労働同一賃金を実現する
いわく、女性の仕事の価値を低く見ることをやめるべきだ

そして、「わたしたちが最も弱いとき、国は最も強くあるべきだ」と、福祉の重要性を強調した。

いったい、この男性は、どんなふうに育ってきたのだろうか。

彼は1957年ストックホルム生まれ。生まれてまもなくみなしごとなり、孤児院(児童養護施設)に入れられた。その後、養親に育てられた。高校卒業後、大学入学するも中退し、エルンシェル ツ ビクで溶接工に。1980年代初め、溶接工の組合代表となり、労働組合の要職を歴任。その後、金属業労働者連合のオンブズマン、そしてスウェーデン金属産業労働組合(IF Metall)の会長。2006年に社民党本部幹部に就任し、政界にはいった。2012年、社民党党首に選任された。

履歴を見ると、「溶接工から首相に」となる。いや、正確には「溶接工からフェミニスト首相に」だ。スウェーデンという平等社会の申し子のようだ。

彼の男女平等政策は、社民党のベテラン政治家Margareta Winbergからの薫陶による、とノルウェー紙は報道している。

最後に、彼の鮮烈なフェミニスト路線に忘れてならないのは、5月に行われたEU議会選挙だ。スウェーデンでは、緑の党やフェミニスト党など左派の人気が高まり、社民党のおかぶが奪われそうだったのだ。背後には、政治をあきらめない女性たちの力がある、と言える。

Sverige skal bli et feministisk forbilde for hele verden
Møt barnehjemsgutten som skal reparere det svenske folkhemmet
Samtal om mäns våld med Stefan Löfven
スウェーデン社民党は“おやじ政党”
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by bekokuma321 | 2014-06-30 10:36 | 北欧

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1位フィンランド、2位ノルウェー、3位スウェーデン、4位アイスランド、5位オランダ。

2014年「世界の母親レポート」の母親ランキングだ。毎年、母の日にちなんで、セイブ・ザ・チルドレンが、世界各国の母親の健康・教育程度、子どもの健康、経済状況、政治的地位を調査して発表する。

このところノルウェーは、フィンランドに首位を譲っている。それはともかく今年も、北欧諸国の母親が世界で最もハッピーであることは証明された。

日本は32位で、昨年の31位、一昨年の30位から、少しずつランクを落としている。

最も母親ランキングが低かった国はソマリア。178位のソマリアの母親の置かれている現実は目を覆いたくなる。16人に1人の母親が出産時に死亡、5歳までに死亡する子どもが15%に達し、子どもは平均2年半しか通学してない。ソマリアに次いで、母親がアンハッピーな国はコンゴ、ナイジェリア

1位のフィンランドは、母親の出産時死亡は12000人に1人以下、5歳までに亡くなる子どもは345人に1人いるかいないか。同じ地球に産まれた命の重さが、これほどまでに違うとは。ショックだ。

http://www.savethechildren.org/
フィンランド、母親がもっともハッピーな国
ママが世界一幸せな国はノルウェー
世界一ハッピーな母親の国は?
男女格差、世界136カ国中105位
日本の女性議員率、世界163位
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by bekokuma321 | 2014-05-06 23:18 | 北欧