カテゴリ:北欧( 89 )

百田氏よ、恥を知れ! 

c0166264_19454071.jpg作家の百田尚樹氏が、自民党の勉強会で、小さな国々を口汚い言葉で侮蔑したと報道されている。

世界には軍隊を持たない国が26カ国あることをあげて、ナウル、バヌアツ、ツバルという太平洋の小さな島国ついては、「くそ貧乏長屋」と侮蔑したという。3カ国についてはほとんど知らないが、北欧アイスランドについても「年中、氷。資源もない。そんな国、誰がとるか」と蔑んだ発言をしたらしい。

アイスランドに行ったことがある。まず「年中、氷」ではない。よく調べもせずに、独立国を侮蔑した。その傲慢さにあきれかえる。 訂正して謝罪してほしい。

アイスランドは、北欧5カ国のひとつとして、北欧協議会にはいり、スウェーデン、フィンランド、ノルウェー、デンマークなどと肩を並べるほど充実した福祉政策をとっている。

たとえば、「2014年、世界の男女平等ランキング」でアイスランドは世界のトップである。女性が結婚しても出産しても働き続けられる公的サービスの充実した国なのだ。ちなみに日本は、104位。穴があったらはいりたいほど低い。

「2015年の世界母親ランキング」だってそうだ。1位ノルウェー、2位フィンランドに次いで、アイスランドは3位に輝く。子どもを持つ女性の健康レベル、働く権利、教育程度、政治進出率などを比較した調査だ。日本は32位。

国会議員に占める女性議員の割合も4割を超えるアイスランドは世界10位だ。日本は恥ずべき、151位。これより下のランクは、数えるほどしかないほど下の下だ。

アイスランドは、なんと930年の昔に初の国会が開かれた。国民は、「世界最古の民主議会」だとちょっと誇らしげだ。

そして1986年、レーガン大統領とゴルバチョフ大統領が米ソ緊急会議を開いた歴史的な土地でもある。アイスランドの女性大統領の音頭取りで行われた。この会議が東西の冷戦解消への突破口となったことは、よく知られている。

百田尚樹氏よ、恥を知れ!


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▲アイスランドは世界で最も女性の雇用率が高い(Mini facts about Norway 2015)

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by bekokuma321 | 2015-07-02 18:48 | 北欧

寒い国の温かい政治

北極点近くの3自治体は、母親が働きやすく、女性の労働条件も抜群。

そこは、ノルウェーのフィンマルク県。日本の稚内や根室より、さらに北の北の北。冬は零下50度に下がったこともある。想像を絶する過酷な自然のなかで、女たちの暮らしは、子どもたちの保育、教育は? 

ノルウェー政府は、そのフィンマルク県の県都ヴァドソーを、「女たちにとって住みやすさナンバーワン」と発表した。

その背景には、都会と地方の格差、男性と女性の格差をなくした“へき地政策”がある。

極寒の町に足を運ぶこと2回。寒い国の温かい政治の実態を取材してきた三井マリ子の報告。現地の写真を見ながら、フクシマの女たちの明日のヒントをさぐります。

●2015年7月4日(土)午後2時
●郡山市中央公民館
●虹とみどりの会 TEL024-925-3016
●参加費無料


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by bekokuma321 | 2015-07-01 14:05 | 北欧

国連平和維持軍の蛮行

c0166264_033838.jpg少し前の事件になるが、あらたな展開があったので、要訳して、報告する。

6月15日、スウェーデン外務大臣マルゴット・ウォールストーム(Margot Wallström)は、「アンダース・コンパス(スウェーデン人)を一時帰休させたのはおかしい。国連組織全体への信頼をゆるがすことになる」と国連を厳しく批判した。

彼女は、外務大臣になっても、フェミニストの視点で外交を続ける、たのもしい女性だ。

彼女が守ろうとしているアンダース・コンパスは、ジュネーブの国連人権機関で、30年以上も勤務してきた国連職員だ。彼は、昨年7月、フランスの平和維持軍が、子どもたちへの性的虐待をしたことを明らかにした。

4月30日の英ガーディアン紙によると、国連は、平和維持軍による子どもへの性虐待疑惑を「注意を怠って無視した」かどで有罪とされている。

ここでの問題は、国連は、そのいまわしい事件を起こした兵士に対処せず、告発したアンダース・コンパスに罪をきせたことだ。簡単にまとめると、彼は、国連の内部報告書を漏えいした罪で、今年3月解雇を言い渡された。それを不服とした彼は、いろいろ訴えて、次に一時帰休を命じられた。それにも不服だった彼は、一時帰休の取り消しを求めた。

アメリカの元外交官ジェームズ・ワッセルストロムは、アンダース・コンパス事件は、国連が内部告発者に背を向けたことを証明している、と語った。彼もまた、かつて、コソボにおいて上司の汚職を告発したら、国連軍によって、彼のほうが解雇されて逮捕された、のだという。

アンダース・コンパスに戻る。彼は、国連の内部報告書(編集前のもの)をパリの検察庁に提出した。その内部報告書には、中央アフリカにおいて、フランス平和維持軍が子どもたちを性的搾取したことが詳細に述べられていた。

昨年の6月に報告書はできあがっていた。しかし、事件は、アンダース・コンパスがフランス当局に直訴するまで明らかにされず防止策もとられなかった。

事態を重く見たフランソワ・オランド仏大統領は、その事件について真剣に取り組むと誓い、「もしも、フランス兵士が悪事をしたならば、容赦しない」と語った。フランスの司法当局は、6人以上の兵士を取り調べ中だという。

英ガーディアン紙によると、国連の報告書のタイトルは「国連軍による子どもへの性的虐待」。すべてのページに「丸秘」スタンプが押されている。空腹で、寝る家もない子どもたちに対して、フランス平和軍の兵士たちが、強姦やソドミーをしたことが詳細に述べられている。2013年12月から2014年6月まで。中央アフリカの首都バングイの空港近くにある「行き場のない人たちのセンター」。

ある子の証言――「1人は背が低くて、煙草をよくすっていた。もう1人はやせていてタバコはすわなかった。何が欲しいかと聞いてきた。私はおなかがすいていると応えた。すると背の低いほうの男が、パンツからペニスを出して、まずこれだと言った」

「痩せたほうの男のペニスは、私の友だちにした」

「ペニスは私たちにまっすぐ出して、口のあたりだった」

戦争の犠牲者である子どもに、なんということだろう。余りの卑劣さに反吐が出る。

国連が正しいか、スウェーデン外相が正しいか。答えは、はっきりしている。

Swedish minister slams UN over abuse leak case
UN accused of 'reckless disregard' for allegations of peacekeeper child abuse
UN aid worker suspended for leaking report on child abuse by French troops
Government Accountability Project
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by bekokuma321 | 2015-06-16 08:12 | 北欧

長靴下のピッピは、1945年5月21日、この世に誕生した。そう、今年、ピッピは70歳になった。おめでとう ピッピ!

産みの親は、スウェーデンのアストリッド・リンドグレーン。

ピッピは、赤毛のおさげ髪で、顔にはそばかす。わんぱくで、力持ちで、ピッピは馬を持ちあげることだってできる。ママは天国に、パパは南の国の王様だ。ちょっとそこらにいない女の子だ。

1945年にスウェーデンで誕生後、翌年にはノルウェーで、すぐフィンランドやデンマークでも出版された。今では、世界中の人気もの。世界100カ国、90カ国語に訳されて、1億冊以上も出版されている。

でも、昔はそうでもなかったという。1951年のフランス語版「長靴下のピッピ」は、厳しい検閲を受けてから出版された。無政府主義的で扇情的な内容だから、と。検閲されないフランス語訳のピッピが出たのは、40年後の1995年だったそうだ。

ちなみに宮崎吾朗監督の人気アニメ『山賊のむすめローニャ』(Ronja Rövardotter)もアストリッド・リンドグレーンの作品。

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▲私の本棚に見つけたピッピ

Astrid Lindgren: Start the journey through time!
Fy fabian! Pippi fyller 70 år
Pippi Langstrømpe fyller 70 år
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by bekokuma321 | 2015-05-30 15:34 | 北欧

スウェーデンは、来年から、16か月の育児休業のうち3か月を父親に強制的に取らせる政策に踏み切った。

スウェーデンには、父母どちらかがとれる親休業は16カ月ある。その2カ月間は父親のみに与えられてきた。父親に育児休業をとらせるために設けられた、いわゆる「パパ月」だ。

この「パパ月」は、1995年に1ヵ月とされ、2002年からは2カ月に延ばされた。ただ、パパ月以外の育児休業の75%は、女性がとっていて、「平等とはいえない」という声が上がっていた。

今回の改正で、3カ月は「パパ月」となり、3カ月は両親がとり、10カ月は父母のどちらかがとってもいいこととなる。「パパ月」は、パパに強制する休業なので、パパが取らなければ、無効となる。

「うちの夫の会社は休めないので、私が代わりに」とママがとることはできない。

「3か月目の父親育児休業は、ずっと待ち望んでいたもので、もっともっと男女平等の社会に向かわせるカギとなります」と 社会保障大臣のアニカ・ストランホ―ルAnnika Viktoria Strandhällは、スウェーデン放送で語った。

北欧諸国は、外交・軍事など一部を除いて政策のすりあわせをしながら共同歩調をとっている。たとえば、ノルウェーでも、育児休業は1年以上あり、父親だけの育休「パパ・クオータ」もある。

ノルウェーで「父親のみの育児休業」が制度化されたのは、スウェーデンより早く1993年だった。当時、ノルウェー政府の男女平等大臣は、パパへの育児休業を「愛のムチ」と称した。そのねらいを「男女ともに、子どもの親となった後も、仕事と家庭を両立できるようにすること」と語っていた(明石書店『ママは大臣 パパ育児ーーヨーロッパをゆさぶる男女平等の政治』)。

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▲イチゴを口の中で小さくほぐしてから子どもにあげるノルウェーのパパ。写真は育休中ではないが、育休で育児経験をたっぷり積んだパパのやることは違う。

Swedish fathers to get third month of paid paternity leave
Dags för en tredje pappamånad
Nå skal mor få overta fars permisjon
議員にも産休 
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男女平等大臣、クオータ制反対を公言
パパ・クオータ、7月1日から14週間に
ノルウェー、父親の育休14週間に
福祉は経済を発展させる
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Gender in Norway National Legislation
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by bekokuma321 | 2015-05-29 21:00 | 北欧

c0166264_2074869.jpgストックホルムの高校に、自分を男であるとも女であるとも思えない生徒が使える第3の更衣室ができたと紹介した。

今度はトイレだ。男女のどちらとも自分を思えない人のトイレ・サインが登場した。ストックホルムのSigtuna美術館のトイレにあるらしい。

報道には、女性、男性、両性、障がい者の4つのシンボルの画像が紹介されている。

男性でも女性でもない場合、その代名詞を、スウェーデンでは、Henと称される。新語だ。彼とも彼女ともいえないから、いったいどう訳せばいいだろう。

c0166264_2092079.jpgとにかくスウェーデンでは、大議論の末、新語Henは、この4月、スウェーデン・アカデミーの辞書にも載るらしい。

こうした流れを受けてか、このシンボルをつくったデザイナーは、報道にこう答えている。

「女のサインを見ても、男サインを見てもしっくりこない人たちが、気持よく使えるにはどうしたらいいか、悩んできました。他の3つの中では、両性シンボルが一番カッコいいでしょう」

なぜ公共トイレに? との質問には、「そのうち、もっと広まると思います。現実を反映していますから」

いいねぇ!

スウェーデンからの優しい風に吹かれながら、思いだすのは日本のトイレ。

そう、あの大阪府豊中市の男女共同参画センターのトイレ事件だ。今年になって、「男性トイレは青、女性は赤に」に色を変えた。

Hen-skylt på Sigtuna museum
SIGTUNA MUSEUM
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by bekokuma321 | 2015-04-17 20:37 | 北欧

c0166264_15221355.jpg「ここには、愛情、家族の信頼があるの」と、女性が話す。

「前の病院施設は・・・こことは違っていました」

彼女は、心の病をかかえているいわゆる“深刻な精神病患者”だ。しかし、彼女は拘束もされず、薬も飲まない。スウェーデンのホストファミリーに迎えられて、ごく普通の暮らしをすごしている。

この素晴らしい現実があると教えてくれたのは、アメリカ人ダニエル・マックラ―(Daniel Mackler)が作ったドキュメンタリー映画「癒しの家(Healing homes)」だ。

映画は、心の病への家族によるケアを、スウェーデン農家のカップルの会話から描写する。

作者ダニエルは、アメリカのセラピストだ。彼は精神病院の実態や、心の病を持つ人たちへのアメリカ式治療を身を持って体験している。

そんな彼は、スウェーデンの家族の試みに、激しく感動する。カメラを回しながら、「涙が出てきます。感動しているんです」と、言う。見ているこちらも胸が熱くなる。

ホストファミリ―には、牛がいて、犬がいるごく一般的な農家で、自分の子どもたちと同じように、“患者”を家族の一員として育てている。

Love(愛情), Solidarity(連帯), Togetherness(一緒)ーーという言葉を使っていたようだ。

心の病を持った家族も、他の家族と同じように毎朝、牛の世話や、掃除や、日々の決まり切った普通の仕事をする。けんかもするし、怒ったり、笑ったりもする。時をともに過ごすのだーー精神的な病を抱えている人たちにもっともよくないのは、隔絶され孤独にされることだと言う。

陰でサポートするのは、ヨ―テボリにある家族ケア財団(The Family Care Foundation)だ。1980年代からの長い歴史と経験がある。何人ものセラピィ―の専門スタッフがいて、定期的にホストファミリーを訪問する。グループ会議を持つ。ホストファミリーに何か困ったことが起きると電話を受けてただちに対応する。

「食べるもの、住むところ、ちょっとした運動、好きな人、この4つがあれば、たいていの問題に対応できるようになります」ーーー財団スタッフの言葉だ。

財団理事でセラピストのカリーナ・ホ―カンソン(Carina Håkansson)は、「これまで全く治る見込みなどない、絶望的だと言われていましたが、それは違う、治るのです」と語る。なんという希望!

先日、ノルウェーの刑務所を紹介した。ノルウェーの刑務所も、スウェーデンの家族ケアも、「同じ人間だ。かならず治ってここを出ていく」と信じているところが、すごい。

いいドキュメンタリーだった。

FAMILY CARE FOUNDATION
Healing homes: full documentary film here (alternative healing for “serious mental illness”)(ドキュメンタリー映画「癒しの家」)
In Gothenburg, Ordinary Homes Serve as Havens for Healing
OPEN DIALOGUE
Carina Håkansson - Healing Psychosis - February 27, 2014
Open approach to mental healthcare
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by bekokuma321 | 2015-04-05 15:28 | 北欧

先日、国際セミナー「女性はすべてを手に入れられるか?フィンランドとノルウェーの経験を、日本と韓国のために」があった。講師は5人。

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フィンランドから、元首相マリ・キヴィニエミOECD事務次長、ノキアソリューションズ&ネットワークスのウッラマイヤ・シモラ営業部長。

ノルウェーから、スタート・オイル アジアパシフィックのヒルデ・メレーテ・ナフスタ社長、IMFアジア太平洋地域事務所オッドパー・ブレック所長(司会)。

日本から、IMFアジア太平洋地域事務所木下裕子次長、ANAホールディング株式会社の小林いずみ社外取締役、 OECD東京センター村上由美子所長(あいさつ)。

結婚・出産しても働き続けることが当たり前になっているフィンランドとノルウェー。それに対して、いわゆるM字型雇用から抜け出られない日本と韓国。この著しい差異が明らかになってからずいぶん経つ。

今回のシンポジウムで、現状打破には2つ緊急課題があるとあらためて認識した。

ひとつは、女性の非正規雇用を少なくすること。もうひとつは、学童保育を含む保育所を充実させること。

どちらも実現には、政治的意思と行動が欠かせない。

c0166264_19135020.jpgフィンランド元首相のマリ・キヴィニエミ(左)は、「フィンランドでは、保育所を希望するすべての子どもがはいれる保育所を用意しなければなりません。法律で地方自治体に義務づけられています。いい法律をつくることが大事です」と強調した。

「フィンランド女性はフルタイム勤務が多い。非正規雇用は基本的に認められないとする法があるんですよね」とマリ・キヴィニエミに私は尋ねた。「そうです、労働法があります」と応えた。

主催は、国際通貨基金(IMF)、経済協力開発機構(OECD)、駐日フィンランド大使館、駐日ノルウェー王国大使館の4者。

会場には、今、世界で話題の、フィンランド「育児パッケージ」が展示されていた。「赤ちゃんボックスbaby box」とも呼ばれる。

赤ん坊が生まれたすべての家庭に、平等に無料で渡される段ボール箱だ。中にはおむつや、毛布、ベビー服、帽子、靴下、ミトン、絵本など赤ちゃんに必要な品と、ブラジャーやコンドームなど親に必要な品までどっさりはいっている。

中身を出したら、段ボール箱は、赤ちゃんのベッドになる。これで、生まれた時から、親と添い寝をせず、赤ちゃんだけで寝るくせがつくのだという。
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「育児パッケージ」は、1938年に貧しい家庭への政府からの贈り物として誕生した。が、1949年から収入の差に無関係に全家庭に平等に贈られるようになった。

フィンランドは、2014年世界母親ランキングで第1位となった。BBCによると、「仕事に忙しい私にとって、赤ちゃん用品のショッピングに時間を使わすにすんでとても助かった。世界一幸せな母親と聞いて、すぐ育児パッケージを思い出しました」と30代の母親は言った。

「『育児パッケージ』こそ、フィンランドの平等を表すシンボルです」とヘルシンキ大学のPanu Pulma歴史学教授は語る。

生まれたときから、どんな親のもとに生まれようと全員が平等に祝福される長い伝統。これが、フィンランドの男女平等を尊重する政治や働く場をはぐくんできたに違いない。


Why Finnish babies sleep in cardboard boxes
Finnish Baby Box
The babies who nap in sub-zero temperatures
Child and Family Policy in Finland(フィンランド社会保健省の子どもの福祉に関する法律などのガイドブック)
日本はフィンランドとノルウェーの女性活躍推進法から学べるか
妊娠した女性が差別される国、されない国
ノルウェーのワーキング・マザー(6人目が出産まぢかでも正規雇用で働くノルウェー・ママについて)
Early Childhood Education and Care in Finland  
Child day care in early childhood education in Finland
Finnish Labour Legislation and Industrial relations
Temporary emloyment in Finland
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by bekokuma321 | 2015-04-04 19:28 | 北欧

2014年のトップはフィンランド。その後に、ノルウェー、スウェーデン、アイスランド、オランダ、デンマークと続く。

2012年まで連続して首位を誇ったノルウェーは、2013年3位にダウンしたが、2014年は挽回して第2位になった。

日本は、32位だった。健康や教育は非常に高いが、女性の政治参加が10.8と、ガーナと同じ程度でソマリアやコンゴより下であるという極端な低さが要因であろう。

Save the Childrenが毎年公表している。

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State of the Worlds Mothers
世界でもっとも母親がハッピーな国はフィンランド
パパ・クオータ、7月1日から14週間に
日本は母親が最も働きにくい先進国
ママが世界一幸せな国はノルウェー(2012年までのState of World Mothersランキング)
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by bekokuma321 | 2015-04-03 11:52 | 北欧

なんて素敵なパパたち!

北欧から、480日間のパパ・クオータをとっている男性とその子どもたちの写真が届いた。題して「1年半の育児休暇をとっているパパたちの様子」 

こちら⇒This Is What It Looks Like When Men Are Allowed To Take 480 Days Of Paternity Leave

撮影者は、写真家 Johan Bävman。男性に育児休暇を奨励している世界の国々での子育てパパをドキュメントしているらしい。

子どもたちへの授乳、おしっこ、入浴、遊び・・・に苦闘して、苦笑して、安堵するパパたち。その真剣な顔、顔、顔が、なんともほほえましい。そしてとってもクール! 


ちなみに下は、私がノルウェー滞在中に撮影したパパ・クオータ中のパパと子どもたち。

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 ▲結婚パーティに参加中。産まれたばかりの赤ちゃんを抱っこしてそっとトイレに移動しておむつを変えるパパ

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 ▲朝食時。イチゴを1個ずつ口の中でグチャグチャにほぐしてから子どもの口に入れてあげるパパ

父の日に
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by bekokuma321 | 2015-03-28 20:10 | 北欧