カテゴリ:紛争・大災害( 129 )

市民は市政に何を望んでいるかというと、(1)原発事故・放射能対策、(2)子ども子育て支援、(3)障がい者・高齢者対策。

子育て支援策のなかでどんなことを望むかというと、(1)子育て世代の働きやすい環境づくり、(2)医療費無料化の継続と拡大、(3)保育料の無料化。

7月4日、知った、福島県郡山市のあるアンケート調査の結果だ。

一方、こうした市民の声をすいあげて議論し決定する場はどうか。

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郡山市議会は男性34人、女性6人、女性議員の割合は15%だ。市民の2人に1人は女性なのに、議会には7人に1人ほどしか女性はいない。

市議会に座る行政幹部は男性30人、女性0人、女性幹部の割合は0%だ。だから、郡山市議会の光景は男性64人、女性6人、女性の割合は9%だ。

女性だから人権や環境政策に熱心だとは限らない、とわかってはいる。しかし、これは深刻だ。

そんな中、郡山市議の「虹とみどりの会」へび石郁子議員、滝田はるな議員は、右手に環境、左手に人権を掲げて、議会質問を重ねている。6月議会では、「マタハラ」撤廃など子育て支援・障がい者支援の充実、原発事故被害者支援・再除染実施などをとりあげた。

そもそも女性議員の絶対数が少ない上、人権や環境に体をはってガンバル議員が少ないから、2人の多忙さは想像を絶する。滝田議員はさらに小さな子どもの母でもある。

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郡山市は福島県内ではまあまあ多いほうだ。人口3万7千人の田村市、それに原発立地自治体である大熊町、飯館村なども女性議員がひとりもいない。こうした「女性ゼロ議会」は、福島県に25もある。

朝日新聞の調査によると、田村市、国見町、鏡石町、下郷町、檜枝岐村、南会津町、磐梯町、柳津町、三島町、昭和村、中島村、矢吹町、棚倉町、鮫川村、石川町、玉川村、浅川町、古殿町、小野町、富岡町、川内村、大熊町、葛尾村、新地町、飯舘村だ。

東北大震災から4年。へび石議員と滝田はるなさん(その後議員になった)の案内で見た大震災直後とは一変したかのように見える。しかし、2人が強調したように、「事故は矮小化されているだけ」で、内実はそうではない。実際、庭の放射能度は高止まりだったり、自主避難者の住宅が有料化される政策が出されたり、巨額の復興予算を食い物にする業者が多いなど・・・。

男性偏重政治を変えなくては。

国の目標は2020年まで女性議員30%だ。なんと悠長な、とあきれる。それに、30%というクオータ制を実行させるための具体策が決まっていない。予算もついてない。地団太踏む思いだ。

その意味で、先日報道された、超党派の議連による「公職選挙法改正案」に少しは期待する。

政党の公認候補が「原則として男女同数となるよう配慮する」というクオータ制の精神を入れ、さらに衆院選比例代表名簿の登載方法を変更して、女性が比例区の半分ほど当選することをねらうらしい。

実現には道遠いが、国会議員が動いたことは、これまでと違う。郡山から考えた。

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by bekokuma321 | 2015-07-07 18:45 | 紛争・大災害

c0166264_1323321.jpg4月29日、宮城県加美町中新田地区の伝統行事「初午(はつうま)まつり」があった。

そのお祭りに、原発最終処分場建設反対の衣装を身に付けた人たちが表れた。署名活動をするためだった。

衣装のフロントは、「場建設反対」、バックは「最終処分」と、大きな漢字が踊る。人前をこれで歩くのはどうも、と思えるほどのド派手さ、野暮さだ。でも、「最終処分場反対」を主張するのだから、このド派手さと野暮さこそ大事なのだ。

昔からの伝統行事と市民運動はマッチングしないことが多い。うまくいったのだろうか。

結果は、たくさんの人に署名をしてもらえたそうだ。

このド派手衣装のデザイナーは、加美町議会の伊藤由子議員だ。町の議会に女性は彼女1人しかいない。

伊藤由子は、加美町民の意志に反して、加美町を「核のゴミ」の最終処分場にしようとする国の方針に我慢ならない。住民たちと「最終処分場建設断固反対する会」の会員として反対運動をしてきた。

議会活動だけでも多忙なのに、最終処分場建設反対集会に出たり、署名を集めたり、仲間を激励したり・・・毎日大忙しのようだ。超多忙な中、秋田市で開かれた三井候補秋田追放事件を究明する裁判の傍聴にも来た。

c0166264_11394473.jpgそんな伊藤由子の仕事ぶりについて、今朝の朝日新聞が大きく報道していた(2015.5.1)。

題して「養護教諭から議員:女性の視点生かして変える」。小・中学校の養護教員時代に保健室で撮影した写真つき。

記事によると男の牙城である議会で、ごく当たり前だった因習を、伊藤は少しずづ変えている。

やる気のある女性議員たった一人誕生しただけで、これだけ変わるのだ。北欧諸国のように女性議員が40%近くいたら、日本だって変わると思う。

宮城と福井の反原発運動
国連防災世界会議と女性
「女はみくびってもいいのだ」という意識
チーム・ウルフ:女たちの支援
三井さんにアクセスするまで(『教育労働ネットワーク』 2006)
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by bekokuma321 | 2015-05-01 12:06 | 紛争・大災害

国連防災世界会議と女性

c0166264_1251432.jpg仙台で、第3回国連防災世界会議が開かれている。

国連事務総長特別代表(防災担当) マルガレータ・ワルストロム(注)は、「世界の防災における女性の果たす役割の重要性」を、こう述べている。

「女性の実績と経験が全く有効に活用されていない実態があった」
「男性偏重ではなく男女バランスのとれた会議ブログラムにすべき」
「女性たちは組織の運営、地域貢献などに重要な役割を担っているが、しかし指導的役割についていない」

本当に同感だ。女性の意見がもっと原発政策に反映していたら、こうもやすやすと原発再稼働とはならなかっただろう。日本の防災政策ににジェンダーの視点を入れなくては持続可能な町づくりはできない。

では仙台の会議ではどうだったか。

c0166264_13213351.jpgその観点から、宮城県加美町の伊藤由子議員は、3月14日(土) 同会議で報告した。彼女は加美町議会たった1人の女性議員。

(スピーチ草稿は左下Moreをクリック)

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by bekokuma321 | 2015-03-15 12:54 | 紛争・大災害

宮城と福井の反原発運動

c0166264_18112241.jpg小さな町の住民が、政府の身勝手な動きを止めた。

指定廃棄物の最終処分場のため、環境省は、2014年1月、宮城県内で3候補地を選んだ。指定廃棄物? 福島第一原発事故によって放射性物質で汚染された廃棄物のうち、一定ベクレル以上のものを指す。

3候補地とは、栗原市深山嶽、加美町田代岳、大和町下原。

3市町とも基本的に建設反対だったが、栗原市と大和町は3カ所の足並みがそろうならばと、環境省の現地調査を容認した。

しかし、加美町は、すごい。調査自体を断固拒否した。

2014年7月、環境省は仙台市で町村長会議を開催。石原伸晃環境大臣が来て、宮城県知事に「調整依頼」して帰った。

その後、環境省による現地調査や、冊子の各戸配布などが、加美町の町民の意思とは無関係に続けられた。それに負けじと、加美町の反対の声はどんどん大きくなった。

「環境省は10月末、3候補地で一斉にボーリング調査を始める予定だったが、猛抗議で延期となった。農業へ深刻な影響が懸念されるだけに、農家側は『一歩も譲れない』」 こう、農業新聞は報道した(2014年11月5日)。

11月24日には「最終処分場建設断固反対する会」の反対集会には1200名が集まった。加美町にたった一人の女性議員、伊藤由子(写真上)もその1人。彼女は、町民の連帯をこう知らせてきた。

「今年ほど、早く山に雪が降ってほしいと思ったことはなかった――『最終処分場断固反対する会』会長の言葉であるが、山に座り込んでいた住民の誰もが同じ思いであった。勤務を割いて短時間だけでもと山に駆け付けたり、出勤前に駆け付けたり、山まで来られない人の思いを届けたり・・・抗議の形態はさまざまであった。晩秋の現地、座り込むには冷たい地べたであったが、不思議と寒さを感じなかった。何度も会っているうちに連帯感が生まれてきて敷物を貸しあったり、食べ物を分け合う姿が見られた」

c0166264_1812435.jpgもうひとつは、福井県の動き。

2014年12月、福井県高浜原発3,4号機の安全審査書案が了承された。鹿児島県の川内(せんだい)原発に続いて2つめだ。

安倍首相は、2015年春以降には再稼働したいと、勝手に考えているようだ。

しかし、そうはさせないぞという動きが起こった。

その運動体のひとつが、原発再稼働に反対する声を集約する、「もう動かすな原発! 福井県署名運動」だ。すでに20万人以上の署名を集めた。福井といえば、日本会議御用達議員と言える、稲田朋美の選挙区であり、山谷えり子の出身地だ。

武生市・越前市の議員歴の長い大久保恵子(写真右)は、その運動の共同代表4人の1人だ。県民運動の先頭に立って、署名活動をひっぱってきた。

「現在国内で原発は一基も動いていませんが電気は足りています。福島の事故を教訓に、将来に向かって『本当の豊かさとは』、『ほんとに大切なものとは』を真剣に問い直し、原発に頼らない社会をめざしたい」と語る。

昨年夏には、武生と今立の商店街を4日間、8時間ほど署名の意義を伝えながら歩いた。「福島の現状、避難計画が十分でないなかで、国は原発の再稼働を考えています。“再稼働を認めないで下さい”と知事へのお願いの署名です」と。

伊藤由子も大久保恵子も、たぐいまれなネットワ―カ―だ。生活感覚を政治に持ち込み、声なき人たちの権利を政治をつなぐために頑張ってきた。

こうした女性たちによる反原発運動が続く限り、日本も捨てたものじゃない。


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▲朝日新聞世論調査(2012年3月13日朝日新聞より)。こうした調査は何故かこのごろ掲載されない。

http://www.agrinews.co.jp/modules/pico/index.php?content_id=30635
http://fukui.jpn.org/
http://fukuikenminsyomei.web.fc2.com/
http://uisystem.jp/kaze/cosmos
男性偏重政治が原発政策にもたらす弊害
8月25日 男性偏重政治が原発政策にもたらす弊害
女性の約7割、原発NO!
女性記者の質問に答えない東電
原発事故から考える民主主義
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by bekokuma321 | 2015-01-31 18:14 | 紛争・大災害

c0166264_19205457.jpg今夏、埼玉県ヌエックで「男性偏重政治がもたらす原発政策の弊害」と題するセミナーがあった。パネリストの一人、福井県小浜市議の能登恵子さんが、1枚の資料を配った。福井新聞記者小木曽美和子さん(1936-2012)についてだった。

能登さんは、「小木曽さんは、この6月に癌で亡くなりました。反原発運動と女性というテーマは、彼女を抜きに考えれません」と言った。

資料によると、小木曽さんは早大政治学科修士卒業後、民主主義を立て直すには地方からの世論づくりが必要と福井新聞記者に。ベトナム戦争に批判的なメディアへの言論統制が始まり、マスコミ争議が多発。そのひとつ福井新聞争議で、婦人対策部長だった小木曽さんは、不当解雇される。

小木曽さんは提訴して解雇無効を勝ち取り、福井新聞社に復帰した。筆者も解雇され裁判をしたが、ついこのあいだのことだ。小木曽さんの提訴は今から40年前。女性の新聞記者はほとんどいなかった時代だ。どれだけ“村八分”にあっただろう。

70年にはいると、日本原電敦賀1号、関西電力美浜1号の運転が開始。ほどなく放射能放出や労働者被ばくが表面化する。原発に疑問・異議を抱く全県民の団体がなかったため、小木曽さんは、その組織化に動く。1976年に「原子力発電に反対する福井県民会議」創設に加わり、85年まで事務局次長、85年から事務局長。

さらに、小木曽さんは、社会党福井県本部書記長でもあった。1979年当時、全国初の女性書記長だったという。

1985年、動燃と国を相手に「もんじゅ」原子炉設置許可の無効確認と建設・運転差し止め訴訟を提訴。その原告団事務局長でもあった。

国の原発政策の反対運動の先陣を切って、76年間、走り続けた。彼女の連れ合い(夫)は事実婚で苗字が違っていた。さすが時代を超えた女性だ。

さて、東北6県で原発がないのは岩手と秋田だ。

貧しい自治体が、金ほしさに原発誘致をした、と言われているが、岩手も秋田も貧しさにかけては他にひけをとらない。なぜ2県に原発がないのか。大きな反対運動があったのか。

ネット情報によると、岩手県は鈴木善幸元首相の政治姿勢があったのではないかと書かれている。舘崎正二ブログに詳しい。

秋田県は、東北で初めて原発誘致宣言をした県だという。1960年のことだ。朝日新聞は「県では本県に『第二の東海村』も夢ではないと言っている」などと書いている。

そんな時代に、本庄市議・逸見久吉(共産党)は、原発反対の質問をした。1963年3月だ。由利本庄市議・さくさべ直のブログに当時の彼の質問が出ている。朝日新聞デジタル版にもある(こちらはじき消えるかも)。

どうも岩手と秋田が原発を免れたのは、「大きな反対運動があった」からでは決してないようだ。岩手や秋田には小木曽さんのような女性がいたという話も入ってこない。つまり、当時、「大きな原発誘致運動がなかったから」ではないか。

■小木曽美和子さんを偲ぶ会(左写真は、同会で映写された小木曽さんの在りし日)
http://www.youtube.com/watch?v=VW5SeC0mYUg

■男性偏重政治が原発政策にもたらす弊害
http://frihet.exblog.jp/18384122/

■「時代を駆ける」舘崎 正二 ブログ
http://blog.livedoor.jp/sho923utg/archives/51704009.html
http://blog.livedoor.jp/sho923utg/archives/51703736.html
http://blog.livedoor.jp/sho923utg/archives/51703454.html

■さくさべ直の日常活動記録
2011-07-27 原発誘致に反対意見
http://d.hatena.ne.jp/naoshi11/20110727

■朝日新聞:秋田と原発
http://mytown.asahi.com/akita/news.php?k_id=05000871203220002
http://mytown.asahi.com/akita/news.php?k_id=05000871203240001
http://mytown.asahi.com/akita/news.php?k_id=05000871203120001
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by bekokuma321 | 2012-09-10 19:28 | 紛争・大災害

原発ゼロ、政党内比率

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朝日新聞によると、自民党の「原発ゼロ」支持者は、ほぼゼロだ。当たり前だ。この自民党による長期政権が、54基もの原発を乱立させてきた元凶だ。

そんなとんでもない政党が、次の選挙で政権を返り咲いたら・・・・。

朝日の8月26日記事によると、2030年時点の原発割合など新しいエネルギー政策について、朝日新聞社は全国会議員を対象にアンケートを実施した。原発割合「0%」を支持する意見が全体の42%。民主党でも40%を占め、「脱原発」の志向が強まっていることがわかった。ただ、自民党はわずか4%にとどまった。

7月下旬から衆参両院の721人に書面で質問し、25日までに記者会見などでの取材を含め計434人(60%)から回答を得た。

今年初めの朝日新聞世論調査は下。圧倒的に女性は原発反対だ。そうした声を代弁する女性議員の比率も自民党は非常に少ない。

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■男性偏重政治がもたらす原発政策の弊害
http://frihet.exblog.jp/18384122/
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by bekokuma321 | 2012-08-28 20:37 | 紛争・大災害

c0166264_9321438.jpg8月25日に開催された「男性偏重政治が原発政策にもたらす弊害」の報告者のひとり勝又みずえさんから。


◆もはや手遅れ、にもかかわらず

昨年3月11日の東日本大災害、福島原発事故以来、全国フェミニスト議員連盟女性ゼロ議会撲滅キャンペーンとして初めての対外的企画でした。

地震・津波・原発事故、放射能漏れについて、私が人様の前で語る資格はないのではないかと、人知れず悩みました。そんな私が1ヶ月間あまり調査学習し、理解した、その結論は、これからの行政は原発事故処理問題に追われ日本に明るい未来はないーーこう言わざるを得ないものでした。それを私は報告しました。

原発立地近くの議員さんたちの報告は、さすがに生々しく、その大変さはこれからまだまだ拡大かもという、なんとも重い報告にならざるを得ませんでした。さらに、これからの行政は原発事故処理問題に追われ、未来への投資のための種はほとんど蒔けないという見通しも明らかになりました。にもかかわらず、脱原発ときっぱり言わない日本政府であり、これまでの選挙結果で見せた国民の姿勢です(たとえば山口県知事選挙)。

私が担当した女性議員と原発政策の関係については、特に青森県下北半島1市3町4村が、女性議員比率1,85%と極めて少ない。これでは女性の声は全く届かなかったといえます。福島第一原発から半径30キロ圏内市町村、3市6町2村の女性議員比率は、7,56%。特に原発立地大熊町はゼロ、同じく双葉町は1人。こうした、女性議員の少ない自治体は、「命より金」という、危険な行政が行われがちであると私は思いました。

さて、ワークショップのタイトルは「男性偏重政治が原発政策にもたらす弊害」でした。 このタイトルについて、黒岩秩子さんが、会場から「とても素晴らしいタイトルだ」と褒めてくれました。このすぐ後に「私は、この程度では、まだ甘いと思う」という厳しい意見がありました。ヌエックフォーラム全体のたくさんの企画の中では、きついタイトルのようですが、こうした意見を聞き、心強く、おもしろく思いました。

最後になりますが、私は、8月25日の企画は成功させなければと、23日夜、24日一杯は25日の宣伝一筋。チラシ200枚を、神永礼子さん、能登恵子さん、三井マリ子さんと手分けして配りぬきました。本番2時間はもちろんですが、人集めも同じ程度に重要。会場が充実して始めてしっかりした本番が実現します。その結果、まずまずの約60人の参加者を得ました。

原発と放射能汚染の問題は、半永久的な問題です。今後も定期的に集会を持ち、真剣に考える必要があると、痛感します。全国フェミニスト議員連盟創設20年。それなりの信用を壊さないように、今後も、全力を尽くしましょう。

勝又 みずえ(山口県岩国市民)


◆男性偏重政治が原発政策にもたらす弊害
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by bekokuma321 | 2012-08-28 09:13 | 紛争・大災害

c0166264_14305457.jpg2012年8月25日(土)15:30、ヌエックにて、「男性偏重政治が原発政策にもたらす弊害」があった。場所は、埼玉県嵐山町菅谷728 国立女性教育会館。

報告者は、山口県の勝又みずえさん、宮城県の伊藤由子さん、福島県の蛇石郁子さん、福井県の能登恵子さんの4人。現場の実態、住民の日々の苦悩を直接知る女性議員・運動家でなければ話せない珠玉の内容だった。

c0166264_14312275.jpg最後に野田総理大臣への要望書(下記)を採択して終わった。

■■■ 要 望 書 ■■■

内閣総理大臣 野田 佳彦 さま                 

私たちは、2012年8月25日、緑豊かな埼玉県嵐山の国立女性教育会館(ヌエック)で開かれたワークショップ「男性偏重政治が原発政策にもたらす弊害」に参加しました。

昨年3月11日の東北大震災、その後の原発メルトダウンをきっかけに、日本の存亡さえ脅かすに至った原発行政に強い疑問を抱きました。そして、持続可能なエネルギー政策、ならびにいかなる地方に住む人(男女)でも自立して暮らせる雇用労働政策に向けて、生命と暮らしに直結した声を政策に反映させなくては未来はない――こう確信しました。

国会の女性議員は約1割(衆議院)。これは「世界191カ国のうち134位」でわかるように異常な少なさです。暮しに身近な市町村議会にも女性議員は1割程度しかいません。女性議員が誰もいない「女性ゼロ議会」は、全市町村の約4分の1にのぼります。とりわけ原発立地自治体の女性議員の少なさは特筆すべきです。たとえば福島県の大熊町・富岡町はゼロ、双葉町・楢葉町・浪江町は1人です(3.11後)。これでは、一方の性が関心を持つ政策に著しく傾くのは当然です。

4人の報告者は全て、原発の近隣または原発予定地近くに住む議員ならびに市民運動家です。原発メルトダウン後、獅子奮迅の働きを続ける福島県郡山市の蛇石郁子さん、原発14基が立地する若狭湾の中心地・福井県小浜市の能登恵子さん、甚大な津波被害とともに女川原発をかかえる宮城県加美町の伊藤由子さん、30年間原発反対を貫く祝島に近い山口県岩国市の勝又みずえさん。

放射能汚染による家族離散、家族や家・仕事場を奪われた人々の避難生活、子ども・妊婦・高齢者・原発労働者たちをはじめ市民の健康と安全の崩壊、美しい自然の破壊。莫大な交付金による依存生活、「トイレなきマンション」と比喩される放射性廃棄物問題、賛否によって余儀なくされた友人どうし家族どうしの分断、裏金が流れ妨害が多発する選挙・・・原発推進策がもたらした負の遺産をいったいどう解決すべきか。祈りにも似た叫びが会場に響きました。心身がずたずたにされて、いったい何の発展がありましょう。

野田総理、私たちは、女性差別撤廃条約はもとより、男女共同参画社会基本法にそって、国会、地方議会のあらゆる政策決定の場に男女がともに参画してこそ、生命や暮らしの香りのする調和のとれた政策が産み出されると考えます。野田総理、クオータ制など政策決定の場への女性参画のための具体策を実行して下さい。ここに要望致します。

2012年8月25日

女性ゼロ議会をなくそう! 女性議員を増やそう!「男性偏重政治が原発政策にもたらす弊害」参加者一同 

(連絡先:全国フェミニスト議員連盟女性ゼロ議会撲滅キャンペーン担当 東京都八王子市議会議員陣内やす子  電話090-4125-9259  Email jinnaiya@mbk.nifty.com )

(クリックすると大きくなります)

■仙台市議会議員ひぐちのりこブログ「機械は使えば使うほど、調子が良くなるのです」
http://nohiguchi.jugem.jp/?eid=2022
■郡山市議会議員へび石郁子のチャレンジ「ヌエックフォーラム2012に参加」
http://h-cosmos.blog.ocn.ne.jp/ikuko/2012/08/post_60e0.html
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by bekokuma321 | 2012-08-26 14:40 | 紛争・大災害

c0166264_13352052.jpgBBCによると、シリア北部の都市アレッポで8月20 日、日本人ジャーナリスト、山本美香さん(45)が銃撃死した。

山本さんは、戦争特派員。テレビにニュースやドキュメンタリーを提供する独立系通信社ジャパンプレスに所属。同社の佐藤和孝さんとシリア内戦を取材していた。1995年の入社以来、アフガンやイラクの紛争を報道してきたベテラン記者。

"勇気あるジャーナリスト賞″に推挙したい活躍ぶりだったようだ。心からお悔やみ申し上げる。

シリア内戦では、すでに18000人が死亡、170000人が国外逃亡、250万人が緊急援助を必要としている。

◆Japanese journalist killed covering fighting in Syria
http://www.bbc.co.uk/news/world-asia-19328199

■シリアで外国特派員死亡
http://frihet.exblog.jp/17522156/
■シリア大統領夫妻のメール
http://frihet.exblog.jp/17682124/
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by bekokuma321 | 2012-08-21 13:38 | 紛争・大災害

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ヌエックフォーラム

女性ゼロ議会をなくそう! 女性議員を増やそう!

男性偏重政治が原発政策にもたらす弊害


日時 :2012年8月25日(土)15:30~
場所 :埼玉県嵐山町菅谷728 国立女性教育会館(東武東上線武蔵嵐山駅から徒歩12分)
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by bekokuma321 | 2012-08-21 13:02 | 紛争・大災害