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第二次大戦後ノルウェー初の戦犯法廷

2008年8月からオスロの裁判所で、バルカン戦争における戦争犯罪が裁かれている。

今回逮捕された男性は、ボスニア・ヘルツィゴビナ紛争中、18人のセビリア市民を虐待し、セビリア女性を強姦した罪に問われているボスニア系ノルウェー人。クロアチア軍で働いていた。無罪を主張している。

一方、被害者の女性は、1992年6月30日わが身に起こった壮絶な事件について語った。真夜中にアパートに押し入った軍隊が、軍服の上着を脱ぎクロアチア軍ロゴのついたTシャツを見せて「俺たちを見ろ」と、殴打し強姦したという。

後、連れていかれたキャンプでは、針を指されたり、大勢の男性に強姦されたり、小便を飲ませられたりもしたという。トラウマは16年後の今も消えていない。

ノルウェーには、元ユーゴスラビアからの戦犯が100人ほど、移民として認められ住んでいるとされている。語るほうはもちろんだが、聞くほうも辛い戦犯法廷に踏み切ったノルウェーの平和への強い意志を感じる。

出典は「アフテンポステン」
http://www.aftenposten.no/english/local/article2677190.ece
http://www.aftenposten.no/english/local/article2647669.ece
http://www.aftenposten.no/english/local/article2620731.ece
http://www.aftenposten.no/english/local/article2551241.ece
http://www.aftenposten.no/english/local/article2534520.ece
http://www.aftenposten.no/english/local/article1760380.ece
by bekokuma321 | 2008-09-27 23:59 | ノルウェー