娘を強制結婚させようとした父親、実刑

ノルウェーで娘を強制結婚させようとした父親に4年の実刑

6月30日(月)、イラク移民が、当時10代半ばの娘を母国のいとこと強制的に結婚させようとした罪で4年の実刑が決定した。故郷イラクなら昔からの慣行なのだろう。しかし、ノルウェーでは反強制結婚法に基づき犯罪だ。

その父親は、2005年、娘に対して「もし結婚しないならば殺してやる」などと脅迫したり、暴力をふるったりして、「休暇」目的で娘をイラク北部に連れていった。その旅の途中、恐怖を覚えた娘はノルウェー当局に連絡をとって保護された。

強制結婚をなくそうというノルウェー政府の動きは、90年代から具体的に始まった。今、女性への暴力や強制などあらゆる女性差別を葬りさろうとするノルウェー政府の姿勢は、移民社会にも確実に影響力を与えている。それにしても、当時15歳ぐらいだったイラク移民女性が、ノルウェー当局に連絡をとっていなかったらどうなっただろう。ノルウェー政府が身近にそのような情報を日頃から広報していたからこそ、連絡先がわかったのだろうが、彼女の適格迅速な行動にはつくづく感心してしまった。

http://www.aftenposten.no/english/local/article2513960.ece
http://www.regjeringen.no/en/dep/bld/BLD-arbeider-for-at/Organisation/Departments/Department-of-Family-Affairs-and-Gender-Equality/Director-General-Arni-Hole/Combating-forced-marriage-in-Norway.html?id=481298
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by bekokuma321 | 2008-07-05 12:48 | ノルウェー