徳島県北島町「女性ゼロ議会」脱出なる

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「子育て経験を生かして、子育てしやすい町づくりに力を入れたいです。具体的には保育料の無料化促進です。それに、児童館へ夏休みに通う子どもたちのためのお弁当づくりが、働く母親の負担になっているので改善したいです」

こう抱負を語るのは、北島町有史以来初の女性議員となった中野 まゆみさん(46)。障がい者の介護施設に勤めながら、子ども3人をかかえ、ママさんバレーやバスケットボールなどで活躍してきたスポーツウーマン。

北島町は徳島県にある人口2万余りの町だ。北島町議会は、議員14人、全員男性のいわゆる「女性ゼロ議会」だ。「これでは...」と危惧する人たちが、ここ何年間か立候補する女性を探し続けてきた。親や子どもや夫などの反対にあって、女性の立候補に結びつかなかったという。

そこに先日、亡くなった議員の空席を補充する補欠選挙があった。候補に決まりかけていた女性から「あんたのほうが向いている」と白羽の矢が立ったのが中野さんだ。

徳島市から諏訪公子さん、藍住町から西岡恵子さんらが、告示日の1月16日、中野さんの応援にかけつけ、第1声をあげた。「女性ゼロ議会を無くす徳島の会」のメンバーだ。ところが、当日5時まで立候補者は中野まゆみさん1人しかいなかったため、結局、中野さんは、無投票当選となった。

北島町選管に「北島町には女性議員がこれまでいなかったのは本当か」と聞いた。すると「20年、30年前に女性の立候補者がいたという記録はありますが、当選はしなかったということです」と告げた。

日本政府は、国連から、数えきれないほど「政策決定への女性増を」と勧告を受けてきた。そこで政府は、2020年まで政界、経済界、司法界などあらゆる分野の指導的立場に、女性を30%にする目標を立てた。いわゆる「2020、30」だ。この2020年まで、あと2年しかない。

「徳島県では、まだ女性ゼロ議会があります。三好市・板野町・佐那河内村の3議会です。これからも、市民の立場に立つ女性議員を増やすため頑張ります」と西岡さんは語った。

千里の道も1歩から。中野さんの勇気と決断が、北島町を大きく前に進めた。この1歩が徳島県内の女性ゼロ議会撲滅につながっていくことを!

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by bekokuma321 | 2018-01-17 14:35 | その他