2017年 01月 16日
アメリカ国務長官のLGBTIに対する謝罪
「国務省長官を含む、これまでのキャリアを通じて、私は、人権の尊重は個々人すべての人を尊重することであるとの認識に立って、レズビアン(女性同性愛者)、ゲイ(男性同性愛者)、バイセクシュアル(両性愛者)、トランスジェンダー(出生時に診断された性と自認する性の不一致)、インターセックス(両性具有者)グループを支持する立場を堅持してきた。
しかしながら、さかのぼれば1940年代、いやその後、何十年間も、性的指向にもとづいて、そうした人に辞職を強要したり、そうした応募者を雇わないようになど、雇用ならびに採用の際、差別をしてきた、すべての雇用主のひとつ、それが国務省だった。
こうした行為は、今日と同様に当時も間違った行いである。国務省を代表して、過去の行為によって影響を受けた人たちに謝罪する。」
英文は、Apology for Past Discrimination toward Employees and Applicants based on Sexual Orientation
【追記:トランプ政権は、ただちにオバマ政権時代の連邦政府ホームページを刷新した。上記のスピーチは削除されて読めない。2017年1月23日】