アメリカ大統領選と「嫌な女」

昨夜、アメリカの友人からメールがきた。

「この1年間、心臓がつぶれそうな思いですごしてきました。あの男性は、へどが出るような生き物です。万が一、彼のような人種差別主義者、性差別主義者、同性愛差別主義者、白人至上主義者の男性が大統領に選ばれたなら、アメリカというわが祖国を心から心から恥ずかしく思います。11月9日、史上初の女性大統領を選んだ国で、朝を迎えられますように」

下の新聞記事は、先月、3回目の討論会で、共和党候補ドナルド・トランプが、民主党候補ヒラリー・クリントンに向かって、「なんて嫌な女だSuch a nasty woman」と言ったとき、一気に書いた。クリントンは、「富裕層に増税をして社会保障にもっとお金を投入すべきだ」、と討論会で提案した。その最中だった。トランプは、最後まで彼女に言わせてなるものか、とかぶせた。下の記事テーマは大統領選に関係ない。

 
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明日はアメリカ大統領選投票日だ。これでテレビをつけたら下劣な差別語をはく男性の顔が飛び込んでくることもなくなる。とはいえ、まだ結果はわからない。

3回目の討論会で、彼は司会から「選挙に負けたら、それを認めるか」と聞かれて、最後まで「認める」とは言わなかった。彼が絶対に負けたくない相手は「オンナ」なのだ。「オンナ」に負けるなんてことは、最大の恥辱であり絶対に認められない。それが、性差別主義者の性差別主義者たるゆえんだ。

それにしても2大政党のひとつが、大統領という最高権力者に、彼のような人物を選んだアメリカという国。その底流には、どうにもならならないほどの極端な格差社会があるという見方は、あたっていると思う。
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by bekokuma321 | 2016-11-08 20:41 | USA