2016年 08月 16日
日韓政府間合意は、「慰安婦」の被害回復にほど遠い
記念する講演会とデモ行進が、全国各地で、あった。主催は、過去から現在に至る軍隊による性暴力を根絶するめに活動を続けてきた諸団体。
2015年12月28日の日韓政府間合意により日本軍「慰安婦」問題は「最終的・不可逆的に解決」されるーーーこんな報道が多くを占め、このままでは私たちはそれを既成事実にしてしまいそうになる。
しかし、そこに被害者である女性たちの訴えが反映されていない、としたらどうか。主催者はいう。
「私たちが知っている事実は、
1991年8月14日、韓国の「慰安婦」被害者・金学順さんが名乗り出て、
各国の被害者が続々と後に続き、被害回復を求めて四半世紀もの間
たたかってきたという事実である」
講演会やデモに行けない多くの人たちに対しても、「ともに行動してくださることを願います」と、ホームページから訴える。そのひとつは、右上のスティッカーのネットプリントだ。誰でも簡単にネットからプリントアウトして、身の回りに貼って意思を示すことができる。
■韓国挺身隊問題対策協議会
■「戦後70年、東アジアフォーラム‐過去・現在・未来‐」
■全国行動抗議声明 被害者を欺き分断する「和解・癒し財団」に抗議する
■ネットプリントできます 【8・14日本軍「慰安婦」メモリアル・デー】
■第14回日本軍「慰安婦」問題解決のためのアジア連帯会議 決議および行動計画
■Breaking the History of Silence (Youtubeによる「女性国際戦犯法廷」)
■女性国際戦犯法廷
■原告 松井やより 陳述書