「これでいいのか日本の政治家」を読んで

タブレットで、『ルポ:平等の国ノルウェーの選挙』の「第25話 これでいいのか日本の政治家」(注)を読んでいます。

映画「選挙」(相田和弘撮影・監督)を題材にして、三井マリ子さんが日本の選挙制度について書いたものです。 僕も映画「選挙」を鑑賞したことがあります。主人公の山内和彦さんとも数回会いました。

この映画をノルウェー人に見せたときの、彼・彼女らの驚きの反応を、皮肉たっぷりに紹介していて、実に痛快です。

「これが選挙? 彼はほんとに候補者?」、「“乞食”から“センセイ”に」「体操しても政策は広まらない」などなど、いやあ、もう、感動の連続ですよ!

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第25話を読了し、今、「第24話 死に票がない比例代表選挙」を読んでいます。ノルウェーは約100年も前から比例代表制。なぜ比例制に変えたのかが書かれています。これこそ、今の日本に広めていかなければならない著作です。

日本を救うのは、この三井さんの連載を読み、その主旨をつかみ、次に私たちはいかなる姿勢で、どんな投票行動を取ったらよいのかを考えて、行動することだと思います。日本の世直しは、この著作抜きにしては考えられません。

いつ単行本になるのでしょうか。あるいはブックレットにして出版ができないでしょうか? できるだけ早急に出版してほしいです。

選挙権が 18才以上になりましたが、主権者教育ばかり叫ばれていても、肝心の「選挙制度」については、いい情報がありません。大人も含めて、こんなにも民意を反映しない小選挙区選挙について、ほとんど誰もきちんと考察も批判もしていません。それなくして、ただ単に「投票に行こう」はない。口を開けば「無党派層をいかにとりこむか」なんて、おかしいです。

比例代表選挙に変革したいという人を増やすためにも、僕は 三井マリ子さんの、この連載を広げる運動をしていきたい。この連載を土台にして議論しあうのです。本当の世直し改革の方向性がここにあります。"共に"頑張りましょう。

田口 房雄 (緑の党 Greens Japan 会員)

【写真:第25話に登場するヒシュティ・グロンダ―ル。教員のとき保育園不足に悩み保育園増設運動から市議に。後、国会議員、そしてノルウェー初の女性の国会議長に。足もとにあるリュックサックを背負って電車通勤。女性運動家が議員になれるのも比例代表選挙のおかげ】

(注)さみどりの会ホームページ 「連載 衆院秋田3区の政党交付金」に保管されている。c0166264_15134969.jpg
2012年暮れ、2カ月にわたる立候補要請を受けて、三井マリ子さんは秋田移住して衆院選に。落選後、松浦大悟議員らに不明朗な会計処理をされ心身ともに損害を受けたと提訴。さみどりの会は三井裁判を支援する会の愛称。さみどりの会ホームページは女性と選挙・政治を考えるサイト。裁判は2015年11月和解で終わった
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by bekokuma321 | 2016-05-04 23:44 | ノルウェー