赤いバラの闘い

c0166264_15361495.jpg「 I 女のしんぶん」(2016年4月10日号)を開いて、何よりも最初に「叫ぶ芸術のポスター」に引き寄せられた。

今回のポスターは「赤いバラの闘い(アムネスティ)」だ。

胸の奥にヒリヒリした傷みを感じて非常に辛かった。記事を読み進めていくうちに、傷みとともに怒りが湧き上がってきた。

21世紀の現在で、世界30カ国の少女・女性が犠牲になっていて、毎年300万人が、この危険な目に遭っていると書かれている。にわかには信じがたい数字である。

これほど女性に犠牲を強いている事実を、単に風習・伝統だからと、片づけていいのか。多くの女性が声をあげられないのは理解できる。では、男性は、どのように受け止めているのか。女性器切除の理由・根拠のひとつが、男性の快楽のためであることに、人間として、怒りとやりきれなさを覚える。

出産時に、女性器の一部にハサミを入れられることがある。ハサミと書いている今でさえ、私の胸にズキンと痛みが突き刺さってくる。しかし、それは胎児の安全のためだ。だから、女性たちは縫合などの後々の手当てにも必死で耐える。

しかし、この女性器切除は、本人のためでも胎児のためでもないのだ。ポスターには、小さい字でメッセージが書かれている。

「これは明らかな人権侵害である。
いかなる政府もこの犯罪に目をつむってはならない。
少女・女性への暴力を許さない、このたたかいに力を」

字は小さいが、問題はとてもなく大きい。私もこの闘い(女性器切除反対の闘い)にともに声をあげたい。

伊藤 由子 宮城県加美町町議

【新聞は白黒ですが、近日中「I 女性会議」の「叫ぶ芸術」において、カラーで(!)見ることができます:FEM-NEWS編集部】
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by bekokuma321 | 2016-04-11 16:01 | アジア・アフリカ