死ぬまで闘いたい

c0166264_20353610.jpgさきほど、選択的夫婦別姓を求めて最高裁で闘った塚本協子さん(写真)と電話で話ができた。

昨日の最高裁の不当判決に落胆しているかと思った。ところが、「昨日、うーんと泣いたから、今日は大丈夫です」と明るい声がかえってきた。

「夫婦別姓の提訴は、自分のためにしたことなのに、日本中に旋風を起こしてしまったみたい。恥ずかしい」などと謙遜した。

私の裁判についても感想を語った。「2度も、裁判で勝ったんだもの、すごい」と言うので、「先月の裁判(秋田での政党交付金裁判)は、勝ったのではなく和解です」と返したら、「でも、勝ったようなものでしょ」と励ましてくれた。

塚本さんは、2007年、富山から大阪まで、私が起こした雇い止め裁判の応援にきたことがある。私は第1審で敗訴。控訴して、高裁で勝訴し、最高裁で確定した。塚本さんは、その第1審にやってきて、敗訴で打ちひしがれていた私の姿を見た。そのとき塚本さんは「私も裁判をするのではないか、と思った」のだそうだ。そして4年後の2011年、塚本さんはついに提訴した。

塚本さんと私の話題は、日本では訴訟件数が欧米に比べ極端に少ないことに移り、裁判を受ける権利は憲法32条で保障されている基本的人権だから、もっと気軽に使うといいね、などと話が盛り上がった。

裁判をやってわかったが、日本は裁判費用が高すぎる(印紙代という)。お金のない市民や労働者にとって弁護士費用も大きな問題だ。公的扶助制度もない。

塚本さんは、「これからも、夫婦別姓のために、さまざまな方法で、死ぬまで闘いたい」と、何度も言った。そうだジュネーブの女性差別撤廃委員会に日本の女性差別を訴えるのもいいな、と私は思った。


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by bekokuma321 | 2015-12-17 20:37 | その他