ノーベル平和賞授賞式に先だって

c0166264_21232396.jpgノルウェーのオスロ市庁舎で、もうじきノーベル平和賞授賞式が行われる。今年はどんなスピーチが披露されるのだろうか。

それに先立って、水曜日、ノーベル平和研究所において、ノーベル平和賞受賞者であるチュニジアの「国民対話カルテット」の記者会見が行われた。

NRKの報道をもとに、要訳・紹介するとーーー。

「ノーベル平和賞に感謝している。この賞は、私たちが平和と民主主義のために闘い続けなければならないという責任をさらに強くするものです」ーーこれが4人のまとめ。

労働総連盟のフ―シン・アバッシ(Houcine Abassi):
「ノーベル平和賞を受賞したと知らされて、涙がとまりませんでした。私たちの感じた誇らしい気持ちをどう表していいかわかりません。しかし、この賞は私たちにさらなる強い責任をもたらしました。いまだ危険でおおわれており、さらなる対話が必要とされています。平和の大使となった今では、私たちを選んだノーベル平和委員会をけがさないことを誓います」

人権擁護連盟のベンム―サ(Ben Moussa):
「世界の平和の首都オスロに来られたことを喜んでいます。平和賞は、チュニジア人すべての人たちに与えられた賞です。なにより、チョクリ・ベライド(Chokri Belaïd)とモハムド・ブラ―ミ(Mohamed Brahmi)のように偉大な犠牲者たちが認められたことでもあります」

産業商業手工業連合のブーシャマウイ(Bouchamaou):
「国際的に認められたことです。チュニジアのことをすべての人が聞いたのです。ですから、世界の人たちよ、私たちに手を差し伸べてほしい。チュニジアは極めて困難な道を歩んできました。私たちは、テロにノ―という道を見つける必要があります。銃にノ―、戦争にノ―という道を」

全国弁護士会マフード(Mahfoudh):
「チュニジアだけにとどまらず全世界の平和を求めて闘い続ける責任が、われわれにはあると、強調します。今日、私は世界の人々に訴えたいことがあります。それは、対話によって克服できない相違はないのだ、ということです」

どのスピーチを聞いても、日本の憲法9条の尊さにたどりつく。

Denne fredsprisen er til alle tunisiere
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by bekokuma321 | 2015-12-10 21:23 | ノルウェー