真っ赤なリュージュで男女平等

今日のポスターは、先月、「フィンランド女性会議」から贈られてきた。

「100年の歴史。女性の言葉と行動」というフィンランド語にはさまれて、投票箱が置かれている。おもしろいのは、票を入れるところが、真っ赤なキスマークになっていることだ。

c0166264_22583444.jpgフィンランドは、2006年、女性参政権100周年を迎え、もりだくさんの記念行事があったが、それを知らせるために作られたのだという。カタログには、「人口の51%は女性だから、国会の101人は女性が好ましい」と書かれている。フィンランドの国会議員は200人なので、101人すなわち51%を女性にしよう、というのだ。

フィンランドの女性たちが、「国会の半分を女性に」という目標を掲げたのは、20年以上も前だった。

国政選挙を翌年に控えた1994年、私は、ヘルシンキにある「フィンランド女性会議」のオフィスを訪問した。事務局長は言った。「フィンランドの女性は、1906年、ヨーロッパでどの国よりも早く参政権を獲得しました。初めての選挙で女性は19人、11%でした。今、私たちの目標は、国会の半数にあたる100人を女性にしよう、です」。

絵ハガキを2枚もらった。1枚は「国会に100人の女性を」。もう1枚は「女性であるって素敵」とあって今日のポスターとまったく同じ真っ赤なキスマークが描かれていた。「真っ赤なルージュは、女性の言葉、女性の発言を意味します」と言った。私は、一瞬ハッとした。

もっと読むには、■叫ぶ芸術「ポスターに見る世界の女たち」ーリップスティックで男女平等を!(フィンランド)
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by bekokuma321 | 2015-11-23 23:09 | 北欧