ホテルの朝食と地球規模の自然保護運動

c0166264_2014169.jpgノルウェーからの報道によると、ノルウェーの大ホテルチェーンが、このたび、朝食の定番とも言えるベーコンやソーセージを撤廃した。

同ホテルのオーナーであるピーター・ストーダーレンは、これまでも世界に先駆けてホテル・チェーンをすべて禁煙にしたり、熱帯雨林保護に成果をあげてきたという。今回、さらに新たなステップに踏み込んだ。ベーコンやソーセージなど肉系に代わって、新しいシリアルや野菜中心のメニューが並んだ。ゲストの反応は、驚いたり、納得したりとさまざまだったという。

彼の決定には、妻のグンヒル・ストーダーレン(写真)の強い影響がある。というより、彼女の思想に従ったのだろう。

彼女は環境運動家であり、医師。自然に囲まれた、人口の極めて少ない所で生まれ育ったという彼女は、長じて自然保護運動家に。運動を広げるために自ら財団を創設した。その名もグンヒル・ストーダーレン財団。

グンヒル・ストーダーレン財団の活動のひとつに、EATというプロジェクトがある。同ホームページによると、EATは、スウェーデン医師会「世界規模の健康―2015年を超えて」や、オクスフォード大学「リソース2012」との連携から、気候と健康と持続をテーマに、食べ物のシステム改革によって安全な食べ物を食べられるようにする運動。スケールは地球規模だ。

ピーターは、グンヒルが代表であるグンヒル・ストーダーレン財団の副代表でもある。彼女とともに、自然保護運動を続けてきたという。

余り食べ物に頓着しない私だが、このごろ、何を食べさせられているかを考えると不安になる。まだ30代だというノルウェー女性医師の野心的で大胆な運動に大いに期待したい。

Norway Hotel-chain Bans Bacon and Sausages
Stordalen Foundation
Kutter ut bacon og pølse til frokosten
ファッションもエコ

【写真:EAT 2015 Johan Lygrell】
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by bekokuma321 | 2015-11-18 20:25 | ノルウェー