この裁判からわかったこと

三井マリ子さんが松浦大悟前参議院議員らを提訴していた裁判は、和解でした。

11月30日(月)、その裁判の意義や問題点を、三井さんや近江直人弁護士・森田祐子弁護士から伺う会を開きます。お気軽においでください。

裁判長は、和解調書で、三井さんの長年の運動に共感するかのように、次のように書いています。

「原告は、女性議員の増加という使命感のもと『当選の見通しがない』なかで
立候補を決意したものであり、女性議員の増加は一朝一夕に実現するもので
ないにしても、原告の立候補はその一里塚となった。」 (和解条項 p3)

裁判長が書くように、三井さんは全く勝ち目のない選挙にあえて立候補しました。そして選挙区に引っ越してわずか1ヵ月にも関わらず、供託金没収ラインを上回る票をとりました。

ところが、選挙後5日目の夜、前触れなくやってきた松浦議員ら5人に「あなたがいると票が減る、今後いっさい連絡しないように」「ここは12月まで」と、追い出されてしまいます。選挙収支報告を見せてほしいという要求まで無視された三井さんは1人で調査を開始。政党交付金の不透明な使われた方を発見していきます。

その膨大な証拠物件をもとに弁護士の法的支援を得て、提訴しました。しかし、残念ながら勝訴には至らず、和解というかたちで終わりました。

では、この裁判から何がわかったのでしょうか。11月30日の会にぜひご参加ください。お待ちしております。

大倉 由紀子 (さみどりの会*)

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(*)2012年暮れ、2カ月にわたる立候補要請を受けて、三井マリ子さんは秋田移住して衆院選に出た。落選後、松浦大悟議員らに不明朗な会計処理をされ心身ともに損害を受けたと提訴した。さみどりの会は三井裁判を支援する会の愛称。「産むならば 世界を産めよ ものの芽の 燃え立つ森の さみどりのなか」という阿木津英の歌がある。女性は子どもだけでなく、世界を産み出すのだという意味だ。三井さんは、選挙演説に引用しては「私は新しい秋田を産み出したいのです」と結んでいた。選挙・裁判をきっかけにできた、女性と選挙・政治を考えるサイトさみどりの会ホームページには裁判情報が掲載されている。
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by bekokuma321 | 2015-11-18 12:43 | 秋田