政党交付金国庫返還と三井裁判

朝日の「検証 政党交付金20年」は、まだ続いています。私の感想も、続、続、続の続となりました。

今日(9月26日)の見出しは、「政党交付金支出9%減、選挙費は大幅増」「みんな解党8億円返還」。

9月25日、総務省が2014年分の政党交付金使途等報告書を公表。支出総額は325億円で、そのうち、選挙費用は87億円でした。

どうしても三井マリ子さんの衆院選と比べてしまいます。

マリ子さんが代表する政党支部に政党交付金がはいったのですが、通帳を管理していたのは、松浦大悟事務所のひとたち。その人たちは、マリ子さんに、なんと「政党交付金は選挙に使えない」と何回も言っていたのです(証拠あり)。国会議員の秘書の人たちです。政党交付金を知りつくしているはずの人たちが、「政党交付金は選挙に使えない」などと繰り返していたのです。本当に腹が立ちます。

朝日は、解党したみんなの党が、政党交付金を使い残したため、8億2600万円を国庫に返納することも書いています。なんて、いさぎよいこと、と思いましたが、何のことはない、4億7千万円を20人の議員で山分けしていました。1人あたり2千万円以上。山分けした残りが8億円以上あったので返還するというわけです。

政党交付金の根拠となっている政党助成法は、「政党本部や支部が解散した場合、余った政党交付金を国に返還するよう定めている」からです。

それにつけても思い出すのは、昨年11月、マリ子さんが、自分が代表の政党支部を解散して、政党交付金の残りを国に返還するよう民主党本部に預けたことです(↓ 領収書)。

みんなの党みたいに巨額ではないのですが、400万円ほど返還されるはずです。本当に民主党本部は返還したのでしょうか。知りたいです。
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これには裏話があります。

「政党交付金は選挙に使えない」とマリ子さんに言って選挙を仕切った人たちは、政党交付金を使い残しました。そして選挙後5日目、マリ子さんは「ここは12月まで」と、追い出されてしまいます。

こうして秋田を去ったマリ子さん。その後、何度か選挙を仕切った人たちに手紙を出しますが、まったく無視されます。

しかたなく、1人で秋田まで何回か来て、銀行で「会計担当と連絡がつかない」と言ったら紛失届を出すようにアドバイスをされ、紛失届を出しました。

その後、銀行はマリ子さんにこう言ったそうです。

「松浦事務所の人が、わたしどもの窓口においでになって、『口座からお金をおろそうとしたけどおろせない』と苦情がありました」

めでたし、めでたし・・・。

大倉 由紀子 (さみどりの会*)

▼朝日新聞2015.9.26「検証 政党交付金20年」(クリックすると大きくなります)
 

(*)2012年暮れ、2カ月にわたる立候補要請を受けて、三井マリ子さんは秋田移住して衆院選に出た。落選後、松浦大悟議員らに不明朗な会計処理をされ心身ともに損害を受けたと提訴した。さみどりの会は三井裁判を支援する会の愛称。「産むならば 世界を産めよ ものの芽の 燃え立つ森の さみどりのなか」という阿木津英の歌がある。女性は子どもだけでなく、世界を産み出すのだという意味だ。三井さんは、選挙演説に引用しては「私は新しい秋田を産み出したいのです」と結んでいた。選挙・裁判をきっかけにできた、女性と選挙・政治を考えるサイトさみどりの会ホームページには裁判関係の情報が掲載されている。
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by bekokuma321 | 2015-09-26 20:11 | 秋田