叫ぶ芸術「警察官のセクハラ防止会議」

欧州警察機構が、警察官のセクハラ根絶に向けて国際会議をした。20年以上前のことだ。その時のポスターがこれ。オランダの世界的に著名な風刺画家の作品だ。

c0166264_19484670.jpg

主催は「ヨーロッパ女性警察官ネットワーク」。EU加盟国の女性警察官の地位向上のために創設された女性団体だ。

国際会議が開かれたのは1993年だから、日本ではセクハラという言葉さえ定着してなかったころだ。ましてや女性が極端に少ない警察官の職場で、セクハラ被害を受けてもそれを訴える女性警察官などいなかっただろう。

そんな時代にセクハラをテーマにした国際会議とは驚くが、EUのイニシアティブあっての企画だった。

時を経て、ヨーロッパ女性警察官ネットワークの現代表は、「ヨーロッパでは、警察官全体の30%から40%が女性となった。女性を警察官や幹部にもっと増やして、警察の世界に新しい視点を入れたい」と語る。

c0166264_10423612.jpg毎日、難民の大移動がネットで私のところにも届く。その光景を見ながら、難民キャンプの安全問題、難民女性や少女たちがかかえる身体の問題、難民女性たちへの性暴力対策、さらには難民の家族内暴力への対応まで、女性警察官の国境を越えての出番は、確実に増えていると思う。

日本だが、最新の調査では女性警察官は全体の7・7%だとか。衆院と同じく90%以上が男性だ。警察庁や警視庁が、警察官のセクハラ被害調査をしたというニュースは、まだ聞かない。


詳しくは、I 女性会議 叫ぶ芸術「セクハラに悩む欧州の警察」

【写真下:パリの女性警察官】
[PR]
by bekokuma321 | 2015-09-21 20:03 | その他