イタリア選挙改革:全政党リストのトップ4割が女性に

イタリアのレンツィ内閣は、選挙法改正案を成立させた。2016年7月から執行される。

イタリアは、上下院2院制で、選挙はどちらも完全比例代表制である。

今回の改正によって、40%に届いた最高得票の政党は自動的に過半数議席を得ることになる。どの政党も40%に満たない場合は、上位2つの政党で再投票される。

特筆すべきは、女性議員を増やすための積極策が、同時に明記されたことだ。

100選挙区ごとに、政党が決める候補者名簿(リスト)が投票用紙となる。有権者は、支持する政党のリストを選んで投票する。政党ごとの得票率に比例して議席数が決まり、リストの上から当選してゆく。

今回の改正では、各政党のリストのトップに登載される候補者は、少なくとも40%が女性となるよう、党中央が決定する。比例代表制選挙の場合、リストのトップの候補者は、ほぼ確実に当選する。つまり、女性議員が確実に増える。次のイタリア国会議員選挙が楽しみだ。

第2次大戦後、イタリアの内閣は63回も変わり、「回転ドア」と揶揄されてきた。政権の安定をどう確保するかが課題となっていた。しかし、この選挙改正案には、野党は政治権力を最大党に集中させると強く反対していた。

Major election reform in Italy as parliament approves new law
イタリアはパリタリア
アテネ宣言
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by bekokuma321 | 2015-05-21 16:55 | ヨーロッパ