自滅

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三井マリ子さんが松浦大悟元参議院議員たちを提訴した裁判が、秋田地裁でありました。

昨年1月に第1回裁判があってから、今回で第9回だそうです。三井さん側が、3月に出した松浦被告の書面に反論しました。法廷は非公開でした。

松浦被告の言い分を読むと、なんで今更、という感がありました。

松浦被告は、まず「民主党が交付した公認料から出した供託金を自己の私物という原告は民主党の候補者としてふさわしくない」と、むしかえしてきました。

それに対して三井さんは、「党の公認候補の供託金は党が供託するものだ。公職選挙法に定められている。秋田1区の寺田学、2区の川口博の供託金も、支部の政党交付金で賄われた」と反論しました。

昨年、裁判が始まって間もない頃だったと思います。供託金は三井さん個人の通帳より支払われたのだから三井さんに返却せよとの指導が裁判所から出されました。それを被告側は認めて、三井さんに供託金を返却しました。その結果、供託金は裁判の争点から外されました。それなのに、1年経って、また、むしかえしてきたのです。とっても変です。

しかも三井さんは、返還された供託金は、私的には使用せず「秋田おばこのデモクラシーを考える会」を創設して、男女平等推進のために使用すると、記者会見をして発表しました。報道されたので、松浦側も知っているはずです。下に1年前の記事をかかげます。

次は、三井さんを追い出した行為について。

落選後、何が何でも三井さんを早期に追い出そうとした松浦被告の強引なやりかたは、これまでのやりとりで明らかです。選挙のどさくさに紛れて、選挙の収支を、代表である三井さんに知らせず、三井さんの人格否定をし、嘘をついてまで追い出しを図りました。

なぜそんなひどいことをしたか。それには理由があります。三井さんに出た政党交付金をできるだけ使わずに、貯め込んだからです。代表の三井さんがいては、残ったお金を自由に使えません。だから追い出したのです。

追い出し行為の中で、松浦秘書たちは、三井さんに、民主党党本部の特例措置(当落に関係なく衆院候補に翌夏の参院選まで月50万円支払うと決めたこと)を隠していたことが、今回、強調されました。

12月27日、三井さんが席を外したときに、松浦秘書らが、その特例措置をひそひそと話していた声がテープに残されていたのです。すごい証拠です

そのことに関して、松浦被告は、特例措置が決まったのは翌年1月だったなどと、開き直っています。重要なのは、三井さんの今後についての重要な情報を知っていながら三井さんに隠ぺいしていたことなのです。話題をそらしているのです。

さらに、松浦側は、「有権者の心をひきつける活動を先頭に立って行うことが候補者の使命」であるのに、「三井さんにはその気概が初めから最後までなかった」と、また三井さんの人格攻撃をしてきました。

その点に関して、有権者の心を三井さんに引き付けるようにしなかったのは松浦被告側だと三井さんは反論しています。例にあげたのは、ポスターです。

選挙当時、ポスター製作など必要なものはできるだけ地元で頼みたい、地元を大事にしたいと、三井さんは話していました。三井さんの選挙区は秋田3区ですから、3区で買い物をするのは候補者の選対を預かる人なら、当然です。しかし、地元ではポスター作成をせず、秋田市の会社を使っていました。

私は、4月に選挙があった秋田県会議員のポスターを掲示版で目にしましたが、それぞれ立派なポスターでした。ポスタ―の下に小さく印刷会社名が記載されていましたが、1人を除いて、全候補者が、地元の印刷会社でした。

三井さんの選挙で、自分たちに都合がいいと思われる秋田市の会社に発注していたのは、ポスターだけではありません。選挙カー備品や、看板など数多くありました。そういえば、選挙ポスターも上限よりずっと少なく作られて、ポスター貼りの人件費を浮かしたことは訴状にも書かれていましたね。ついでに言いますが、三井さんの事前ポスターも他の候補者に比べ極端に少なかったですね。

最後に、最もあきれたことを書きます。

被告側は三井さんに「政党交付金は選挙に使えない」と言ってだましてきました(録音証拠あり)。だからでしょうが、松浦側は、な、なんと「その当時は、政党交付金は選挙に使えないと思っていた」と言ってきたのです。

ところが、すぐ後に出した被告側準備書面で、松浦被告は、三井さんの政党交付金をため込む必要などなかった、なぜなら「(松浦の)選挙に必要な費用は政党交付金として交付されていたから」と言っているのです。松浦被告の嘘がばれました。自滅ですね。

大倉 由紀子 (さみどりの会 *)

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▲読売新聞 秋田版 2014/5/21

(*)2012年の衆院選で落選した三井候補は、松浦大悟議員らに不明朗な会計処理をされ心身ともに損害を受けたと提訴した。さみどりの会は三井裁判を支援する会の愛称。「産むならば 世界を産めよ ものの芽の 燃え立つ森の さみどりのなか」という阿木津英の歌がある。女性は子どもだけでなく、世界を産み出すのだという意味だ。三井さんは、選挙演説に引用しては「私は新しい秋田を産み出したいのです」と結んでいた。「さみどりの会」の由来だ。これまでの報道・報告は左下 Moreをクリックしを。c0166264_15134969.jpg





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by bekokuma321 | 2015-05-18 22:50 | 秋田