セクハラ村長退陣後の村長選に女性立候補

c0166264_0243557.jpg宮城県大衡村(おおひらむら)の村長選に、赤間しづ江前議員(写真)が立候補する決意をした。

報道によると、3月13日、村長からセクハラやパワハラを繰り返されたとして、村役場の50代の女性職員が、村長に対して慰謝料など1000万円の損害賠償を求める訴えを仙台地裁に起こした。

提訴を受けて、村議会は3日後の16日、村長に対する不信任決議を賛成多数で可決。ところが、村長はその議会決議を受け入れず、17日に村議会を解散して、対抗した。議員が全員失職となったのだ。その2日後の19日、村長は退職届を提出した。

性暴力を繰り返したと報道されている宮城県大衡村(おおひらむら)の村長の名は、跡部昌洋。66歳。

女性職員の弁護士によると、始まったのは昨年4月。村長の東京出張に同行した彼女は、宿泊中のホテルで村長から性暴力を受けた。それから約半年間、村長は、さまざまな機会をとらえて、彼女に性的関係をくりかえし強要した(弁護士ドットコムニュース)。

セクハラは、卑劣な行為だ。上の地位にいる者が下にいる者に対して、その地位をかさにきて性的嫌がらせを行う。下にいる者は意に反してもはっきり拒否しにくい。それを知って上の者の行為はさらにエスカレートする。「このくらいどうってことない」と。また、セクハラは、最もプライバシーを尊重してほしい性的事件ゆえ、被害にあっても周囲に相談できないことが多い。労働意欲をそがれ、病気になるケースも。

大衡村の女性職員は、意を決して副村長と総務課長に相談したという。するとあろうことか2人は、彼女に「このことは聞かなかったことにする」と返事したという。

2人には職場からセクハラをなくすという重要な責務があるにもかかわらず、加害者が村長と知って火消しに回った。長いものにまかれろの典型だ。

3月13日、彼女は、ついに耐えかねて村長に対して損害賠償請求訴訟に踏み切った。それまでどれだけ怒り、苦しんだことだろう。現在、うつ病になって休職しているというが、泣き寝入りしなかったその勇気に感服する。

村長に立候補予定の赤間しづ江前議員は、3月議会で、跡部村長のセクハラ問題を追及した議員だという(毎日新聞)。

「村長室で性行為を迫られた」宮城・大衡村長をセクハラで訴えた女性の代理人に聞く
宮城県大衡村
宮城・大衡:「セクハラ」提訴の跡部村長が辞職申し出
全国フェミニスト議員連盟 リーフレット『議会でもセクハラ? とんでもない!』
都議へのセクハラ研修を
オスロ副市長「私は強姦されました」
ハラスメントをなくすために
4月6日 営業ウーマンの逆襲(添付:東京都セクハラ相談事例をもとにセクハラの違法性を記載した「東京高裁への上申書」)
里美さんの性暴力裁判

 
(▲クリックすると読みやすくなります。セクハラ村長は別件で書類送検されていた。これも赤間議員が議会で追及。「おおひら議会だより2015/1/29」)
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by bekokuma321 | 2015-03-22 00:56 | その他