2015年 02月 19日
林陽子さん女子差別撤廃委員会委員長へ
おめでとう林陽子さん!
林さんは、弁護士になる前から、女性解放運動に長くかかわってきた。弁護士としても、女性差別事件を数々手がけてきた。
私が覚えているのは、有期労働契約と育児休業申請拒否された女性が提訴した「日欧産業協力センター事件」だ。豊中市の男女共同参画センターを雇止めにあった時、参考にした。
難しい事件だったと思うが、弁護士林さんは、雇止めにあった原告女性を勝利に導いた。判決は、原告女性職員の雇止めは解雇回避努力がされたとはいえないから、・・・権利の濫用として雇止めは無効になるというものだった。
林さんの女子差別撤廃委員会委員長職は、2015年2月より2年間だという。以下、外務省Webより。
(参考1)委員長の選出
女子差別撤廃委員会委員長は,全ての委員(計23名)によるコンセンサスで行われる。
(参考2)女子差別撤廃委員会
女子差別撤廃条約の実施に関する進捗状況を検討するために設置。23名の委員(任期4年)は個人の資格で職務を遂行し,2年ごとに半数が改選される。
(参考3)女子差別撤廃条約(CEDAW)
正式名称は「女子に対するあらゆる形態の差別の撤廃に関する条約」(CEDAW:The Convention on the Elimination of all Forms of Discrimination against Women)。1979年の第34回国連総会で採択され,1981年に発効。我が国は1985年6月に批准(同年7月に発効)。締約国は188か国(本年2月現在)。
■林陽子弁護士の女子差別撤廃委員会委員長選出