2014年 12月 27日
スイス次期大統領はフェミニストでピアニスト
初の女性大統領は、シモネッタ・ソマルーガSimonetta Sommaruga。54歳。
シモネッタ・ソマルーガは、元ピアニスト、そして男女平等推進論者であり、社会民主主義者。男女同一労働同一賃金めざしてがんばってきたという。とっても、クール!
現在ディディエ・ブルカルテール大統領を支える副大統領であり、、司法・警察相だというから、大統領就任は当然と言えば当然だ。選挙によって圧倒的多数を獲得し信任された。
スイスの連邦内閣は閣僚7人。その7名の中から担当相を兼任する大統領が1年ごとに交代で任命されるらしい。1年とはいえ、フェミニストが国のかじ取りをするなんて、素敵だ。
スイスの女性が参政権を獲得したのは1971年だった。連邦憲法で男女同権が定められたのは1981年だというから驚きだ。
しかし、である。現在のスイスは、連邦、州レベルの議会で多くの女性議員が議席を占めている。2011年の総選挙で女性議員は国会で31%。3人に1人が女性となった。お見事。
あー、それにひきかえ、日本の女性が参政権を初めて行使したのは約70年も前だ。なのに、なのに、女性議員は国会議員のわずか10%以下(衆議院)。
なんとかしよう!
■High-stakes year ahead for Switzerland’s new president
■Sommaruga elected as next Swiss president
■女性の雇用率の高い国は
■スイスの内閣、女性過半数に