オーストリア、国会を男女半々にするために

c0166264_2394072.jpgオーストリアからおもしろいニュースが飛び込んできた。

緑の党の党首Eva Glawischnig は(写真)、オーストリア国会を50%50%にするために、政党の男性議員が50%を1人でも超えたら、その政党に罰金を科そう、と提案した。

男女平等の目標を掲げていても、実際になかなか進まないから業を煮やしたようだ。

オーストリアの国会は、183議席のうち女性議員は32.2%。下表を見るとわかるが、緑の党Grüneもなかなか元気で、24議席を有する。その性別は、女性13人、男性11人だ。50%を超えた政党は、緑の党しかいない。最大党の社民党SPÖは32.69%だ。

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国会議員のほぼ3人に1人が女性とは、うらやましい限りだ。でも、40%前後の女性議員がいる北欧諸国には相当見劣りがするし、隣国ドイツの36.6%にも負けている。

だから、緑の党の提案は本気だ。具体的に政党の大小にかかわらず、オーストリアの政党は国会議員1人つき年に500万円が議会関係予算から支払われるが、50%に1人少ないごとにそれと同額を減額したらどうかという。

ひるがえって日本の国会は、女性がほとんどいない。それにミニ政党の代表もいない。たとえば、日本の緑の党は、国会にまだ議席がない。小選挙区制という民意を反映しない日本の選挙制度が一因だ。

ちなみに、北欧諸国はもちろん、イギリスを除く多くの欧州諸国は比例制選挙が基本だ。多くの政党は、候補者リスト作成するとき、男、女、男、女・・・と並べるのだ。緑の党は、女、男、女・・・のことが多い。

もうじき、日本で、総選挙が公示される。

2年前の今頃、私は、秋田県第3区で衆院選に民主党から立候補した。女性議員を増やそうと運動してきた私が、2カ月にわたる立候補勧誘を固辞し続けるのは何かがおかしい。こう考えての決断だった。前代未聞の逆風下にあった民主党からの立候補、秋田への引越、突然の解散・・・そして落選。まだ“戦後処理”が終わらない。

さて、来る衆院選に立候補したなかに、女性は、見たところ数えるほどしかいない。自分の選挙区で、支持する政党からの候補となると、女性はいないに等しい。自ら立候補してわかったが、世襲候補の女性を除き、立候補は困難をきわめる。だからこそ、支持政党から立候補する女性(世襲を除く)がいたら、これからも応援したい。

今回は、女性の働く権利、男女同一賃金、福祉職場の人員増・賃金増を優先課題に掲げる政党に1票を投じるつもりだ。

Grüne: Bonus-Malus-System soll Frauen in der Politik stärken
Eva Glawischnig
レジスタンスに命をかけた女達
緑の党の全政策に女性の視点を
ドイツの町のジェンダー規定
日本の女性国会議員、189カ国中163位
男女平等なくして民主主義なし

追記:NHK調査によると、第47回衆院選の立候補者1191人。性別は、男993、女198。女性の割合は、わずか16%にすぎない。
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by bekokuma321 | 2014-11-30 23:12 | ヨーロッパ