セシリア・ブレークフス、ボクシング世界4冠王

c0166264_14182638.jpgセシリア・ブレークフス。30歳。彼女は、ボクシング界の歴史を変えた。

ついに、今年、ボクシングの世界タイトルの4冠王を達成したのである。WBC女子世界チャンピオン、WBA女子世界チャンピオン、WBO女子世界チャンピン、IBF女子世界チャンピオン。いずれもウェルター級。

FEM-NEWSは、セシリア・ブレークフスを何度か紹介してきた。それには理由がある。

ボクシングは、女性には似合わないスポーツとみなされてきた典型的スポーツであること。また、セシリアは、ノルウェー人夫妻が、南米コロンビアからノルウェーのベルゲンに養子として迎え入れて育ててきた娘であること。

コロンビア生まれで、肌の色が違う小さな女の子が、ノルウェー、いや世界のチャンピオンになった。それまで、どんな道のりを歩んできたのだろう。ノルウェーにだっていじめは多いという。思春期、いじめにあって、ぐれたりしなかったのだろうか。

彼女は、コロンビアのカルタヘナ産まれ。2歳のとき、ノルウェー・ベルゲンに住む夫妻が彼女を養子にした。

両親が言うには、セシリアは子どものころからスポーツ万能だったが、ここまでの道は平たんではなかったらしい。

小さな頃からサッカーが得意で、地元のチームで試合をしていた。ところが、ある日、突然、「もうサッカ―はしたくない」と言いだした。何もしなくなり、両親は困り果てたという。

14歳のころ、キックボクシングを始め、15歳のころ、「格闘技を習ってもいいか」と尋ねられた。親は、しぶしぶ承諾したという。

その後、「ボクシングをしたい」と言いだしたときは、「バレ―(踊り)のほうがいいのでは」と思ったが、子どもの希望を押さえつけたことは一度もなかった、という。

ノルウェーの報道によると、両親そろって今、あちこちの国で行われる娘の試合の応援にかけつけている。世界的偉業をなしとげた娘を誇りに思い、感動を覚える、と語っている。

「女の子はそんなことしちゃダメ」と押さえつけたりしない家族、学校、地域社会の賜物かもしれない。肌の色や、養子であることで、差別を受けることの少ない環境だったのかもしれない。

とにかく、立派としかいいようがない! 

Undisputed champion Braekhus: I’ve been dreaming of this moment for a long time
Cecilias vei mot toppen
セシリア・ブレークフス 世界ボクシングチャンピオン
セシリア・ブレークフス、またも世界チャンピオン
オリンピック競技に女子ボクシング
JOC、女子ボクシング出場機会奪う
オリンピックの旗手
[PR]
by bekokuma321 | 2014-11-27 14:20 | ノルウェー