2014年 10月 29日
日本142カ国の中で104位
日本は142カ国中104位(→)。
大きな声では言えないが、昨年は105位だったから、1位上がった。
今年は、朝日新聞が1面に大きく報道した。そのため、「日本ってこんなにひどいんだ」と思った日本人が多少増えただろう。
なぜ日本は104位なのか。
その内訳は、経済活動参加と機会102位、教育93位、健康と生存37位、政治参画129位。政治の世界の著しい立ち遅れが、足をひっぱっている。これは昨年も同様。
日本は、この調査が始まったころの2006年には、115カ国中79位だった。分母も増えたから単純には言えないが、この進歩のなさに、愕然とする。今年の分析によると、2095年には働く場の男女平等がなしとげられそうだが、日本もそうなるのだろうか。
上位にはいつものように北欧の5カ国が並ぶ。
1 アイスランド
2 フィンランド
3 ノルウェー
4 スウェーデン
5 デンマーク
国連やEUなど国際機構は、北欧の男女平等政策をモデルとしているが、日本こそ、北欧の政策を学び、とりいれるべきだ。
えっ、”女性活用”大臣は日本会議メンバー? そりゃ、無理だわ。
■The Global Gender Gap Report 2014
■The Global Gender Gap Report 2013
■日本、世界131カ国中101位
■日本の女性議員率、世界163位
■1位アイスランド、98位日本
■男女平等世界1アイスランド、日本94位
■Analyse: Kvinner og menn blir likestilt i 2095