「経理は亡くなった妻が・・・」の環境大臣

c0166264_2054029.jpg昨夜、「環境大臣が緊急記者会見するみたいだよ」と、連れが言った。半分眠っていた私は、「夜中よ、明日の新聞見ればいいんじゃない」とそのまま朝までグーグー寝入ってしまった。

今朝、10月28日の新聞を見た。我が家の朝日新聞朝刊には、それらしき記事はなかった。そこでネットを開いた。あった、あった。額に汗をびっしょりかいて、望月義夫環境相が記者会見をしている動画が。

ネットには静止画も載っていて、毎日新聞の撮影時刻は10月28日午前0時13分だった。ほんとに望月環境大臣は真夜中に記者会見したのだ。

毎日新聞は10月28日1時15分付けで、こう報道する。深夜会見の1時間後に記事を配信した記者魂に感銘をうけつつ、紹介したい。

「2008年と09年の後援会の政治資金収支報告書に、新年の『賀詞交歓会』にかかった経費として約305万円と359万円をそれぞれ計上したにも関わらず、収入が記載されていなかったと発表した」

つまり、新年会を開くために664万円の経費を使ったが、その一方、参加費など収入の記載が何もないというのだ。

毎日は、続けて、「(望月大臣は)賀詞交歓会は実行委員会形式で開いており、後援会に経費を記載したのは誤りだったと説明した」と書いている。これって、政治資金収支報告書の虚偽記載ではないか。

後援会ではなく実行委員会が主催したのだから、後援会(=政治資金団体)の収支報告書に、新年会の支出を書く必要はなかった、と彼は言いたいらしい。これを言い逃れと言わずして何という。

どこが主催したにせよ、新年会(=賀詞交歓会)をやったことは否定できない。その収入は、「参加者は1800人程度で、1人2000円の参加費を受け取っていた」ので、「ほぼ過不足ない状態で運営されている」という。あらら、うまく辻褄あわせをしたのね。

そして、ほら、来た、収支報告を担当した人の記載ミスだというのだ。環境大臣の場合、経理は、妻がしていたらしい。しかも、、妻は「2010年に死去」したという。

毎日は、さらに今日の11時53分(最終更新 13時04分)に、続きを配信している。望月環境大臣は、深夜の会見後に妻の献身ぶりを書いた資料を配ったのだというのだ。

「望月氏は(午前0時からの)記者会見を20分ほどで打ち切り、その後に説明資料を報道陣に配った。資料では、2010年末に亡くなった妻真由美さん(当時62歳)について『(旧清水)市議に当選して以来35年あまり、ずっと私の政治活動を支えてくれた』『(09年の落選後も)私の再起を信じてくれた』と感謝をつづっている。」

ウッ、35間年も、大変だったろうねぇ、望月真由美さん。私は思わずホロリ。しかし、私のこのシンパシーは、「まじめで献身的な妻は、後援会の金を(適正に)使ってくれていたと確信している」との大臣発言でシラけとんだ。

なんだ、「死人に口なし」、亡くなった妻に己の全責任をなすりつけただけじゃないか。

生前は議員の夫をかげにひなたに支え続け、死後は夫の疑惑隠しに”女性活用”されて。これでは安らかに休めやしない。ですよね、望月真由美さん。


望月環境大臣が会見 収支報告に事実と異なる記載
望月環境相:別の会合に支出 賀詞交歓会収支で虚偽記載
望月氏「妻が付け替えた」 政治資金、660万円記載

【写真:望月義夫議員ホームページより】
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by bekokuma321 | 2014-10-28 21:11 | その他