ワールドカップとジェンダー:ドイツ首相のスピーチ

c0166264_10433237.jpg2014年ワールドカップは、ドイツ優勝で終わった。サッカー音痴の私だが、家族につられて見ていた。

ドイツ首相アンゲラ・メルケルは、ブラジルに飛んで熱烈応援をした。

このメルケル首相、だいぶ前のニュースだが、なかなか優勝にたどりつけないドイツ男性チームをこんなふうに励ましたことがあった。

「ドイツの女性サッカーはもう世界一になりました。女にできて男にできないわけなどありません」

さすが女性首相! メルケル首相のこのスピーチは、ドイツ開催が決まっていた2006 年の前年2005年末のことで、ドイツ女性チームが、2003年の女性ワールドカップで優勝したばかりだった。

首相メルケルは、2006年1月、ドイツ紙「Bild am Sonntag」のインタビューで、再びこう語った。

「私たちドイツ女性は、サッカーで世界のトップに立ちました。ヨーロッパ女性ワールドカップの最終戦は、ドイツの2つのチームで闘っています。なのにドイツ男性は、夢を見ているだけです」

しかし、2006年、開催国の首相の熱烈観戦にもかかわらず、ドイツ男性サッカーチームは、第3位に終わった。

というわけで、昨日、メルケルがドイツ初の女性首相に就任以来、ドイツ男性は初めて世界チャンピオンとなった。やっと、首相の期待どおり、ドイツ男性は、ドイツ女性の偉業に追いついたのだ。

さて忘れてならないのは、その強豪ドイツ女性チームを破って世界チャンピオンとなったのは日本の女性サッカーチームなでしこだ。世界が驚嘆し、ほめたたえた。一方、日本男性チームの惨めさは国内外の誰もが知っている。

「日本の女性にできて日本の男性にできないことはない」 とつぶやいてるのは、私だけではないだろう。

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by bekokuma321 | 2014-07-14 10:51 | ヨーロッパ