2014年 07月 05日
死ね!すべての女たちよ、輝く日本のために命を捧げなさい
安倍首相がこんなことを言っているらしい。
よりによって政府の男女共同参画のブログで……。
「ついに本音が出たか」---とは、いくらこの私でも思えない。選挙目当てに、女性活用アドバルーンをあげている彼が、こんな暴言を発するはずはないからだ。
安倍首相の心の深層を、彼に批判的な誰かが書いたのだろうか。今、この安倍首相の言葉が、海外ニュースで話題になっているというので、ブログを見た。なるほど、本当だった!
彼は英語が好きだ。やたらとカタカナ英語をスピーチに入れる。輝けと言えばいいものを、Shine(シャイン)と言った。これはまずい。Shi-ne(シネ)と読める。それを「死ね=Die」と間違って英訳したらしい。
安倍首相は、改憲を狙う日本最大の右翼的政治勢力「日本会議」の幹部だ。解釈改憲してまで戦争に突入しようとしているこのタイミングだ。あまりにリアルなミステイクではないか。
「日本会議」は、男女平等を目の敵にしては男女平等推進政策つぶしをするバックラッシュの司令塔でもある。詳しくは三井マリ子+浅倉むつ子 編著『バックラッシュの生贄ーーフェミニスト館長解雇事件』。
■輝く女性応援会議
■Japanese Prime Minister Shinzo Abe accidentally tells all women to die
■Japanese Prime Minister accidentally tells all women to die on female-targeted blog
■Japan PM Abe Tells Women to ‘Shine,’ But Critics Find Unintended Meaning
■「体罰は愛、体罰は教育」だとさ