髭づらの女性歌手コンチータ、優勝

c0166264_1413213.jpgコンチータ!  コンチータ!

デンマークの「「ユーロビジョン・ソング・コンテスト」で優勝したオーストリア代表への大歓声だ。

BBCによると、優勝したコンチータ・ウルストは、スピーチでこう述べた。

「セクシャルティとか、誰を愛しているか、などをせんさくされない世界を私は夢見ています。今夜、ヨーロッパは、尊敬と忍耐に満ちた社会であることを見せてくれました」

彼女は、スリムなボディに魅惑的な目を持つ。他の誰もまねできない彼女の大きな特徴は、黒く濃い髭をつけている点だ。

彼女のサイトをのぞいた。1人の人間に、トム・ニューワースという男性とコンチータ・ウルストという女性の2人が混在して生きているという略歴が書かれている。

10代のころから、差別を受けてきた。それで、髭をつけた女性コンチータ・ウルストを誕生させ、「人を見かけで判断するな」というメッセ―ジを送る。「他人を傷つけたり、自分の生き方を束縛されたりせずに、誰もが自分の人生を生きるべきだ」という。

コンチータの歌「不死鳥のように」は、プロテストソングだ。彼女は、こう高らかに宣言する――

私は空に舞い上がる
押しつぶされても、高く飛ぶ
不死鳥のように舞い上がる
灰のなかから

欧州諸国は、90年代から同性どうしの結婚を認めてきた。ノルウェーでは、フォス前財務大臣(男性)、アンネ・ホルト前法務大臣(女性)が、それぞれ同性同士で結婚にふみきった。現政権でもベント・ホイエ保健・ケアサービス大臣(男性)は、ロシアのゲイ嫌いに抗議をするため、同性配偶者を冬のオリンピックの地・ソチに同伴させた。

しかし、世界には、まだ偏見に苦しみ、カムアウトできない人が多い。日本も結婚の自由はない。

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by bekokuma321 | 2014-05-11 14:31 | ヨーロッパ